道都大学短期大学部
道都大学短期大学部 | |
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札幌キャンパス 「ハマナス門 (正門)」 | |
大学設置 | 1966年 |
創立 | 1964年 |
廃止 | 2002年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人北海道櫻井産業学園 |
本部所在地 | 北海道北広島市中の沢149番地 |
学部 |
経営科 建設科 |
道都大学短期大学部︵どうとだいがくたんきだいがくぶ、英語: Dohto University Junior College Division[1]︶は、北海道北広島市中の沢149番地に本部を置いていた日本の私立大学である。1966年に設置され、2002年に廃止された。大学の略称は道短。
概要[編集]
大学全体[編集]
●北海道北広島市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人北海道櫻井産業学園[2]。 ●1966年、北海道産業短期大学として開学し[注 1]、当初より2学科体制。 ●2000年度の入学生を最後に[注釈 1]、2002年に短期大学としての使命を終える[6]。建学の精神︵校訓・理念・学是︶[編集]
●道都大学#概要を参照。教育および研究[編集]
●経営学および土木に関する専門教育が行われていた。前者では、﹁秘書・教養﹂、﹁経営管理﹂、﹁経営情報﹂、﹁経営観光﹂、﹁国際﹂、﹁生活環境﹂の各コースをおいていた。後者では、﹁建築デザイン﹂、﹁インテリアコーディネート﹂、﹁建築システムコース﹂、﹁建築設計﹂、﹁スペースデザイン﹂、﹁土木システム﹂の各コースを置いていた[7]。沿革[編集]
●1964年 ●12月15日 学校法人北海道産業学園の設置が認められる[8]。 ●1965年 北海道産業専門学校を設置。 ●1966年 ●1月25日 左記を以て文部省[注 3]より短期大学の設置が認可される[9]。 ●4月1日 北海道産業短期大学︵ほっかいどうさんぎょうたんきだいがく︶として以下の学科体制にて開学[10]。 ●経営科 入学定員150名 ●建設科 入学定員100名 ●5月1日 学生数[11]/定員[12] ●経営科92[注 4]/150 ●建設科 252人[注 5] ●1976年 ●4月1日 道都短期大学と改称[13]。 ●5月1日 学生数[14]/定員 ●経営科 197[注 6]/300 ●建設科 515[注 7]/200 ●1990年 ●4月1日 道都大学短期大学部と改称[15]。 ●1990年 ●5月1日 学生数[16]/定員 ●経営科 397[注 8]/300 ●建設科 283[注 9]/200 ●1991年 新キャンパスが完成する。 ●1999年 ●5月1日 学生数[17]/定員 ●経営科 228[注 10]/300 ●建設科 266[注 11]/200 ●2000年 ●4月1日 この年度をもって学生募集を終了[注釈 1]。 ●2002年 ●5月29日 左記を以て正式に廃止[6]。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●北海道北広島市中の沢149番地教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[注 12][編集]
●経営科 入学定員150名[注 13] ●建設科 入学定員100名[注 14]専攻科[編集]
●なし別科[編集]
●なし取得資格について[編集]
●測量士補[20] ●建設科 ●二級建築士[20] ●建設科 ●中学校教諭二級免許状[21]︵職業︶ ●経営科 ●建設科研究[編集]
●﹃北海道産業短期大学紀要﹄[22] ●﹃道都短期大学紀要﹄[23] ●﹃道都大学短期大学部紀要﹄[1]学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[24][編集]
●道都大学短期大学部のクラブ活動は体育系、文化系とも四大と合同。短期大学独自では、体操、チアリーディングがあった。学園祭[編集]
●道都短期大学の学園祭は、四大と合同。スポーツ[編集]
●柔道が強く、かつて関西学院大学と対戦したことがある[25]。関係者一覧[編集]
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歴代学長[編集]
●阿部利雄‥初代、1966年~1974年 ●櫻井淳‥2代目、1974年~1984年 ●川端清策[注 15]‥3代目、1984年~1985年 ●田治米鏡二[注 16]‥4代目、1985年~1986年 ●北村四郎[注 17]‥5代目、1986年~1989年 ●岡島秀夫‥6代目、1989年~1997年 ●櫻井政経‥7代目、1997年~1998年 ●宮台朝直‥8代目、1998年~2002年OB・OG[編集]
●中山俊之 - 元プロ野球選手 ●浅尾和信 - 元プロボクサー施設[編集]
キャンパス[編集]
●創立当初は独自の校舎を使用していたが、道都大学が札幌にキャンパスを移転した1996年以降は、道都大学札幌キャンパス内に置かれていた。1996年以降は短大独自の校舎は設けられていなかった。寮[編集]
●特になし。対外関係[編集]
他大学との協定[26][編集]
日本[編集]
●道都大学韓国[編集]
●慶熙大学校フィリピン[編集]
●マニラ大学アメリカ[編集]
●ハワイパシフィック大学 ●ラ・バーン大学 ●ベーカー大学 ●フランクリン大学 ●ガードナー・ウェッブ大学卒業後の進路について[編集]
編入学・進学実績[編集]
●経営科‥道都大学のほか北海道教育大学・札幌学院大学・北星学園大学などがある。 ●建設科‥道都大学のほか山形大学・北海道工業大学・福井工業大学などがある。注釈[編集]
注釈グループ[編集]
(一)^ ab平成13年度より学生募集停止[4][5][注 2]。補足[編集]
(一)^ なお、右記資料では昭和40年4月開学と表記している[3]
(二)^ 道都大学へ統合のため。
(三)^ 現在の文部科学省。
(四)^ うち女3
(五)^ うち女4
(六)^ うち女27
(七)^ うち女16
(八)^ うち女180。
(九)^ うち女71
(十)^ うち女61
(11)^ うち女66
(12)^ 最終募集となった2000年における体制[18]。
(13)^ 1968年度において、経営学専攻75名、女子経営学専攻75名に分離されている[19]。
(14)^ 1968年度において、建築学専攻50名、土木学専攻50名に分離されている[19]。
(15)^ 生物学者、北海道学芸大学名誉教授、元高崎経済大学学長。
(16)^ 物理学者、北海道大学名誉教授
(17)^ 教育者、元北海道立の高等学校校長。
出典[編集]
(一)^ ab道都大学短期大学部紀要より。
(二)^ 文部大臣所轄学校法人一覧 昭和60年版より。
(三)^ 測量 = The journal of survey : 地理空間情報の科学と技術 30(1)(346)より。
(四)^ 文教協会'2001.
(五)^ 大学資料 (146)より。
(六)^ ab文教協会'2003.
(七)^ 道都大学'1999, p. 48.
(八)^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
(九)^ 北海道教育史 資料編 第2巻 391コマ目より。
(十)^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
(11)^ 文部省'66, p. 28.
(12)^ 短期大学教育 (20)より。
(13)^ 北海道教育史 資料編 第2巻 363コマ目より。
(14)^ 文部省'76, p. 37.
(15)^ 文教協会'1990.
(16)^ 文部省'90, p. 53.
(17)^ 文部省'99, p. 60.
(18)^ 文教協会'2000.
(19)^ ab全国短大・高専職員録 昭和44年版より。
(20)^ ab道都大学'1999, p. 58.
(21)^ 晶文社'1989.4.
(22)^ 北海道産業短期大学紀要より。
(23)^ 道都短期大学紀要より。
(24)^ 道都大学'1999, p. 70-71.
(25)^ 柔道 41(8)より。
(26)^ 道都大学'1999, p. 72.