金沢美術工芸短期大学
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金沢美術工芸短期大学 | |
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大学設置 | 1950年 |
創立 | 1946年 |
廃止 | 1957年 |
学校種別 | 公立 |
本部所在地 | 石川県金沢市下本多町[注釈 1] |
学部 |
美術科 日本画専攻 油画専攻 彫刻専攻 工芸科 陶磁専攻 漆工専攻 金工専攻 |
研究科 |
美術専攻 工芸専攻 |
金沢美術工芸短期大学︵かなざわびじゅつこうげいたんきだいがく︶は、石川県金沢市下本多町[注釈 1] に本部を置いていた日本の公立大学である。1950年に設置され、1957年に廃止された。
概要[編集]
大学全体[編集]
●石川県金沢市に所在した日本の公立短期大学で[1]、設置主体は金沢市[2]。 ●2学科6専攻で入学総定員120名、修業年限3年制という内容で1950年に開学し[3][4][5]、さらに1953年には専攻科2専攻を置く。 ●設備‥敷地面積9,812.91坪、校舎2,495.75坪︵うち本館752坪、美術棟800坪、工芸棟800坪、窯場棟80.75坪、その他63坪︶[6] ●1954年度の入学生を最後に[注釈 2]、1957年に短期大学としての使命を終える[注釈 3]教育および研究[編集]
●美術家の養成機関の一つとして挙げられていた[9]。学風および特色[編集]
●金沢美術工芸短期大学は、設置されている学科・専攻すべて修業年限が3年制となっていた。沿革[編集]
●1946年 ●7月 源流とされる金沢美術工芸専門学校[10]が設置される[11][12]。 ●1949年 ●10月 文部省[注釈 4]に短期大学の設置認可に関する申請を行う[13][14]。内容は以下の通り[注 1][15][16]。 ●美術科 入学定員45[注釈 5] ●日本画専攻 入学定員15 ●油画専攻 入学定員20 ●彫刻専攻 入学定員10 ●工芸科 入学定員75[注釈 5] ●陶磁専攻 入学定員30 ●漆工専攻 入学定員30 ●金工専攻 入学定員15 ●3月14日 左記を以て短期大学の設置が文部省[注釈 4]より認可される。学科及び専攻の名称及び各入学定員は上記の通りと変更なし[6][18]。 ●4月1日 左記を以て金沢美術工芸短期大学が上記の学科体制にて開学する[19][20][注 2][注 4]。 ●1953年 ●4月1日 専攻科を設置。なお各専攻の各課程の入学定員は以下の通りとなっている[24]。 ●美術専攻 ●日本画6名 ●油画8名 ●彫塑3名 ●工芸専攻 ●陶磁5名 ●漆工5名 ●金工3名 ●1954年 ●4月1日 本年度をもって学生募集を終了[注釈 2][注 7][注釈 6]。 ●1957年 ●4月18日 左記を以て廃止となる[28][注釈 3]。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●石川県金沢市下本多町[注釈 1][29][30]教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[注 8][編集]
●美術科 ●日本画専攻 入学定員15名 ●油画専攻 入学定員20名 ●彫刻専攻 入学定員10名 ●工芸科 ●陶磁専攻 入学定員30名 ●漆工専攻 入学定員30名 ●金工専攻 入学定員15名専攻科[注 9][編集]
●美術専攻 ●日本画 入学定員6 ●油画 入学定員8 ●彫刻 入学定員3 ●工芸専攻 ●陶磁 入学定員5 ●漆工 入学定員5 ●金工 入学定員3別科[編集]
●なし取得資格について[編集]
●中学校教諭二級免許状︵図画工作︶、高等学校教諭免許状︵図画・工作︶教職課程が設けられていた[33][34]。大学関係者と組織[編集]
大学関係者[編集]
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注釈[編集]
注釈グループ[編集]
(一)^ ab現在は、石川県金沢市小立野5-11-1 (二)^ ab昭和30年度より学生募集停止と記載あり[7]。 (三)^ ab4月25日、文部省告示62号により廃止[8]。 (四)^ ab現在の文部科学省。 (五)^ ab下記3専攻の合算[17]。 (六)^ 四大へ転換のため[26][27]。補足[編集]
出典[編集]
(一)^ 大学志願者のために : その本質と内容についてより。
(二)^ 文部省d, p. 3.
(三)^ 日本職員録 昭和26年版より。
(四)^ 石川県商工総覧より。
(五)^ 日本美術年鑑 昭和22-26年版より。
(六)^ ab金沢美術工藝短期大学, p. 3.
(七)^ 学校案内 大学編 昭和32年版より。
(八)^ 現行法規総覧 第9編 教育・文化2より
(九)^ 高校卒業生のための女子の職業と就職案内 1955年版より。
(十)^ 金沢美術工藝短期大学, p. 2.
(11)^ 日本美術年鑑 昭和27年版より。
(12)^ 日本美術年鑑 昭和28年版より。
(13)^ 文部省a, p. 36.
(14)^ 文部省b, p. 2.
(15)^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
(16)^ 日本教育年鑑より。
(17)^ 旺文社1950-01, p. 88.
(18)^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
(19)^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
(20)^ 石川県統計書 昭和25年1月-12月版より。
(21)^ 金沢の市勢 昭和26年版より。
(22)^ 石川県統計書 昭和25年1月-12月版より。
(23)^ 石川県統計書 昭和26年1月-12月版より。
(24)^ 短期大学一覧 昭和28年度 (短期大学資料)より。
(25)^ 文部省'54, p. 1370.
(26)^ 北陸経済研究9月(28)より。
(27)^ 全国大学大観 昭和30年版より。
(28)^ 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)より。
(29)^ 教育年鑑 1954年版より。
(30)^ 北国年鑑 昭和29年版より。
(31)^ 短期大学一覧 昭和29年度 (短期大学資料)より。
(32)^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)より。
(33)^ 現行法規総覧 第9編 教育・文化1より。
(34)^ 文部省e, p. 33.