金田一温泉
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金田一温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 岩手県二戸市 |
座標 |
北緯40度19分14秒 東経141度18分30秒 / 北緯40.3206515度 東経141.3082102度座標: 北緯40度19分14秒 東経141度18分30秒 / 北緯40.3206515度 東経141.3082102度 |
交通 |
鉄道:東北新幹線、いわて銀河鉄道線二戸駅よりJRバス東北で約20分 車:八戸自動車道一戸ICより約6km |
泉質 | 単純温泉 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 9 |
外部リンク | 金田一温泉郷 |
金田一温泉︵きんたいちおんせん︶は、岩手県二戸市︵旧国陸奥国︶にある温泉。馬淵川のほとりにあり、観光宣伝では温泉郷を名乗っている。
泉質[編集]
●単純温泉︵低張性弱アルカリ低温泉︶効能[編集]
神経痛、リューマチ、胃腸病、皮膚病、婦人病、痔疾[1]。温泉街[編集]
9軒の温泉宿が存在。日帰り入浴施設は数軒存在する。 温泉街最奥に座敷わらしで知られている緑風荘がある。2009年10月4日に起きた火災で、座敷わらしを祀る中庭の亀麿神社以外が全焼したが、2016年に再建され現在は復活している。歴史[編集]
以前は湯田温泉という名称であった︵田んぼから湯が沸いていたことに由来する︶。この温泉の起源は不明だが、一般的に開湯年代として紹介されるのは、寛永3年︵1626年︶である。江戸時代には盛岡南部藩の指定湯治場となり、﹃侍の湯﹄と呼ばれた。その時期から既に温泉街が形成されていたものと考えられる。 ちなみに、金田一を姓にする金田一氏は、南部氏の祖南部光行の第4子の四戸氏から出たとされる。 平成6年︵1994年︶4月28日 - 環境庁告示第40号により、国民保養温泉地に指定。アクセス[編集]
●車 : 八戸自動車道一戸ICより約6km。 ●鉄道 : ●東北新幹線、いわて銀河鉄道線二戸駅よりJRバス東北軽米線で約20分。 ●いわて銀河鉄道線金田一温泉駅より同じく約5分。その他[編集]
金田一温泉をモデル、舞台とする芸術作品[編集]
●小説 ●三浦哲郎の一連の作品 三浦哲郎は父方の実家のある金田一に疎開していた。 ●﹃ユタとふしぎな仲間たち﹄︵三浦哲郎︶ 1974年にNHKによりテレビドラマ化、また1977年に劇団四季によってミュージカル作品化。ミュージカルでのタイトルは、﹁ユタと不思議な仲間たち﹂。 ●﹃白夜を旅する人々﹄︵三浦哲郎︶ ●﹃盆土産﹄︵三浦哲郎︶ 中学校の国語の教科書︵中学校﹃国語2﹄光村図書出版︶で習ったと記憶している多くの人がいる。父の﹁エンビフライ﹂の盆土産にまつわる出稼ぎ家族の物語には、温泉郷の情景が描かれている。 ●エッセイ、随想 ●﹃時のせせらぎ―若き日の追想紀行﹄︵三浦哲郎︶ ●短歌 ●国語学、言語学者の金田一京助は、先祖が金田一周辺を領地にしていた関係で、たびたび来訪している。金田一京助はまた、歌人でもあり、金田一温泉を詠んだ歌も残している。緑風荘前に歌碑がある。脚注[編集]
- ^ ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』3、58頁
参考文献[編集]
- ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』3、人文社、1998年