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陸軍機密費横領問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陸軍機密費横領問題
担当検事怪死事件
場所 日本の旗 日本東京都大田区 東海道線大森ー蒲田間の鉄橋下
日付 1926年10月30日
午後5時40分過ぎごろ
概要 同日、田中義一立憲政友会入りの際の持参金に関する陸軍機密費横領問題を担当し問題の追及を行なっていた石田基次席検事が東海道線大森ー蒲田間の鉄橋下の小川のような所で変死体となっているのを保線工夫の男が発見。
死亡者 石田基(東京地裁検事局次席検事)
犯人 不明
動機 不明
対処 同日午後1時、吉松検事正は記者会見し検視の結果「断じて他殺ではなく過失であった」として処理し遺族からの司法解剖の要請を拒否、その日の内に遺体を火葬場へと送り処理した。
影響 担当検事の死亡により『陸軍機密費横領問題』の問題追及は終了された。
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19253001000

192615341030 - 1227[1]




脚注[編集]

  1. ^ 機密費事件は証拠不十分で不起訴に決定『東京朝日新聞』昭和元年12月28日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p380-381 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)

参考文献[編集]