離島 (沖縄県)
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離島 | |
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所在地 | 日本(沖縄県島尻郡渡嘉敷村) |
所在海域 | 東シナ海 |
所属諸島 | 慶良間諸島 |
座標 | 北緯26度9分41.0秒 東経127度20分19.0秒 / 北緯26.161389度 東経127.338611度座標: 北緯26度9分41.0秒 東経127度20分19.0秒 / 北緯26.161389度 東経127.338611度 |
面積 | 0.10 km² |
最高標高 | 59.4 m |
プロジェクト 地形 |
離島︵はなりじま[1]、はなれじま[2]︶は、沖縄県島尻郡渡嘉敷村に属する慶良間諸島の無人島である。
地理[編集]
阿波連ビーチの南西約800mに位置する[1]。南北約600m、東西約250mで[3]、面積は0.1km2[2]。全島が沖縄海岸国定公園に含まれる[1]。 陸繋砂州で繋がれた南北2つの丘陵からなり、南側の丘陵にある最高点は59.4m。地質的には、丘陵は古第三紀から中生代白亜紀にかけての砂岩からなり、陸繋砂州は第四紀完新世の沖積層で形成されている[1]。 1988年にアイドルグループシブがき隊が解散した際に、この島にシブがき隊の銅像を建てて﹁シブがき島﹂と命名した[4]。行事[編集]
旧暦3月3日には、阿波連集落の浜下り︵はまうり︶がこの島で行われる。住民らは船で島に渡り航海の安全を祈るとともに、潮干狩りを楽しみ祝宴を催す[5]。 浜下りがこの島で行われるようになったのは、かつて久米島のノロ君南風が首里から久米島に戻る途中で嵐に遭い、この島に避難してガマ︵洞窟︶で天候の回復を待った時に、住民が飲食を用意して毛遊びで君南風を慰めたことが始まりとされる[5]。島には、君南風が滞在したとされるガマが残っており、君南風窟︵ちんべーやや︶と呼ばれている[6]。交通[編集]
阿波連ビーチから渡し船で約10分[3][7]。脚注[編集]
(一)^ abcd日本歴史地名大系︵オンライン版︶ ジャパンナレッジ︵﹃日本歴史地名大系﹄ 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース︶
(二)^ ab﹁離島関係資料︵令和5年3月︶ 第1指定離島・島しょ・人口 (PDF)﹂沖縄県、2023年3月。2023年11月7日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2023年11月7日閲覧。
(三)^ ab“渡し船10分﹁ハナリ島﹂体験人気 渡嘉敷・阿波連ビーチ沖 手つかず自然と砲弾と”. 琉球新報. (2020年7月12日). オリジナルの2020年8月5日時点におけるアーカイブ。
(四)^ “﹃沖縄・渡嘉敷島の旅﹄ ゲスト‥布川敏和”. 朝だ!生です旅サラダ. 朝日放送. 2023年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月7日閲覧。
(五)^ ab“﹁女の正月﹂伝統の浜下り 住民と観光客ら150人がハナリ島に渡る 阿波連区﹁心をつなぐ大事な行事﹂ 沖縄・渡嘉敷”. 琉球新報. (2023年5月1日). オリジナルの2023年5月1日時点におけるアーカイブ。
(六)^ “君南風と浜下り”. 渡嘉敷村. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月11日閲覧。
(七)^ “渡嘉敷島アクティビティマップ” (PDF). 渡嘉敷村. 2021年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月11日閲覧。