NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
出演者 |
マーク・ハーモン ポーリー・ペレット ショーン・マーレイ サッシャ・アレクサンダー マイケル・ウェザリー ウィルマー・バルデラマ マリア・ベロ エミリー・ウィッカーシャム ブライアン・ディーツェン デュアン・ヘンリー ロッキー・キャロル デヴィッド・マッカラム カトリーナ・ロウ ゲイリー・コール |
シーズン数 | 19 |
話数 | 414(各話リスト) |
製作 | |
制作 | CBS |
放送 | |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
放送期間 | 2003年 - 放送中 |
放送時間 | 火曜日 19:00 - 20:00(ET) 43分 |
公式ウェブサイト |
解説[編集]
アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱う海軍犯罪捜査局(Naval Criminal Investigative Service,略称NCIS)ワシントンD.C.本部を舞台にした犯罪捜査ドラマである。他の映画やドラマ、また実在の事件などをネタにしたパロディ的な要素も多い。 2008年6月に実施されたCS専門チャンネルを対象にした視聴率調査において、日本のCSチャンネルで放送されている全てのアメリカドラマの中で視聴率No.1を獲得した。 一方で長寿ドラマの宿命として、中盤以降レギュラーの降板が頻発しており、主演のハーモンの他、2023年にマッカラムが死去したことによりオリジナルのレギュラーメンバーが全員降板したほか、シーズンごとにレギュラーが交代する事態になっている[注 3]。 2024年2月、降板したマイケル・ウェザリーとコート・デ・パブロを主役にしたスピンオフ作品の制作が発表された[7]。キャスト[編集]
主要登場人物[編集]
※日本語吹替キャストはパラマウントDVD版シーズン1、2 / Dlife版の順。三人の場合は一番左がパイロット版。シーズン3以降のDVDにはDlife版がそのまま収録されている。過去の主要レギュラー[編集]
アンソニー・“トニー”・ディノッゾ (英: Anthony D. "Tony" DiNozzo Jr.) 演 - マイケル・ウェザリー、日本語吹替 - 桐本琢也 / 居谷四郎 / 森宮隆 出演 - パイロット、シーズン1第1話~シーズン13第24話︵最終回︶ NCIS特別捜査官、現場対応チーム上級捜査官。 ギブスの部下。皆からはトニーと呼ばれている。NCISに入る前はフィラデルフィア市警とボルティモア市警の殺人課にいた。ボルティモアの刑事時代に、ある事件の捜査でギブスと顔を合わせ、その事件で相棒の汚職が判明したことからギブスのスカウトに応じてNCISに入局した。 ジョークを言ったりいたずらをしたりするのが好きな陽気なイタリア系青年で、チームのメンバー︵ギブスを除く︶には毎日のようにちょっかいを出すなど、おちゃらけたお調子者である。そのやんちゃな素行から同僚のケイト、マクギーからはしばしばガキと評されており、ギブスにはよく後頭部を叩かれているが実はそのことを喜んでいる。 仕事への評価は高く、前任のバーリー捜査官曰くギブスにも早くから見込まれており、作中で一流の捜査官へと成長した。ギブスがNCISを引退していた間[注 22]、ギブスの真似事[注 23]ではあるがリーダーシップを発揮してチームを牽引した。スペイン・ロタ支局のチーム主任への昇進の話もあったが、これは断っている︵s4e3︶。ジェニー局長のもとでグルヌイユへの潜入捜査の任務を与えられたが、グルヌイユの娘ジャンヌに接近して本気の恋愛に落ちてしまい、互いに傷つく手酷い別れ方を経験した。その後、一時的に局内のモグラ狩りを指揮するヴァンス局長の命令で空母ロナルド・レーガン駐在の捜査官に転属させられていた。 職務では命の危機に晒されることも少なくない。NCISに届いた宛名なしのキスマーク付きの封筒を自分宛てと思い込んで開封し、生物兵器で肺ペストに感染し生死の境をさまよったことある[17]。この体験はその後も注射恐怖症などで後を引いているが、肺の病痕の有無が彼の死体の真偽の鍵になったこともある。また、モサドのリフキンとは死闘を演じ、ジヴァの救出作戦ではテロリスト組織に拉致されたこともある。自分の愛車が爆破されたこともあった。 厳しいギブスを好み、深く信頼している。初めてギブスに﹁上級捜査官﹂と呼ばれたときには、頭を叩かれたことよりそのことを喜んでいた。同僚への思いも大きく、いたずらや軽口で彼なりの親愛を表現している。 映画や車が大好きで、特に映画についての造詣が深く、捜査の度に似たシチュエーションの映画の話をしたがるため、同僚に若干鬱陶しがられている。80年代のテレビドラマ﹁私立探偵マグナム﹂の大ファンである。車好きではあるが、車運がないのか最初のコルベットは盗まれたあげく窃盗犯が警察によるカーチェース中の事故で大破、次のマスタングは爆破され、3台目は激突されやはり大破の運命を遂げる。結果、保険会社から契約解除されマクギーとジヴァからは﹁カー・キラー﹂とからかわれた。 ハイテクはあまり得意ではなく当初はブラインドタッチを覚えられないことをケイトに責められ、返信メールを全局員に一斉送信することをジヴァに注意され﹁ハイテクのスキルはギブス並﹂と揶揄されることもあった。しかしマクギーの真似事ではあるがハッキングに成功したことがある。 女性に目がなく、美女を見掛けるとナンパをせずにはいられない。日頃は美男子ぶりを鼻にかけ、モテ自慢を披露することも多く、作中でも多くの女性と関係を持っているが、一方で女性との真剣な交際はあまり得意では無い様子。また自信家であり、自分の肩書きを﹁“超”特別捜査官﹂と呼んでいる。 実家は資産家だが8歳のときに母親を失い、11歳のときに寄宿学校入り、12歳のときに勘当されている[18] 勝ち組を気取っているが、自身の過去に関しては誇張している点も多い。寄宿学校時代の少年期の風貌︵度の強い眼鏡とブレザーといった地味なもの︶は現在とはかけ離れていたため、マクギーにネタにされている。また、高校時代にはいじめられていたが自分自身を守るために記憶を捻じ曲げ信じ込み、いつしか﹁いじめていた﹂と吹聴していた。 家では金魚を2匹飼っており、過去の同僚であるケイト、ジヴァと名付けている。元々、子供と動物は苦手な様子であったが、ジヴァが去った後の寂しさを埋めるため、猫を飼おうとするが1日で逃げられてしまった。トニーの住む部屋が彼には分不相応に豪華なことを、不審に思ったマクギー、エリーに問い詰められ、前の住人がこの部屋で3人を殺していた為、事故物件として格安であったことを白状した。その後はシニアが管理しており後年、この部屋にマクギーとデライラが住みだしてから更にもう一人が殺害されて、寝室の床下に隠されていたことが判明しておりその犯人︵ポート・トリフ︶から変な好意まで持たれてしまっている。 同僚のジヴァとは頻繁に軽口や口喧嘩を交わしつつも、互いに意識し合う微妙な関係を続けていた[注 24]。シーズン11第1話~第2話にて彼女をNCISに連れ帰るためにイスラエルを訪れるが、現地に残る決意を固めたジヴァと互いの思いを確かめ合い、別れ際にキスを交わした。 シーズン13第24話で、何者かの迫撃砲による襲撃でジヴァが亡くなった知らせを受けて動揺する。だが、テレビが報じていた襲撃の唯一の生存者が、ジヴァが密かに出産していた自分の娘・タリであることを知る。コルトへの復讐を果たし一連の事件が解決した後、シングルファーザーとして娘・タリを育てていく決意を固め、NCISを辞職した。ジヴァが亡くなったイスラエルに行って、それから彼女が愛した街フランスのパリに行くことを語った[注 25]。また、シーズン14第7話にてシニアが﹁ジュニアはパリに住むことを決めた﹂と語っている。シーズン17ではNCIS退職後もジヴァの生存を信じてカイロまで追いかけ、それ以降は必要最低限だが連絡を取り合っていたことがジヴァから語られる。その後ジヴァと再会し、シニアとタリの4人で暮らしている内容の手紙がシニアからパーマーに送られギブスやマクギーに報告している。[注 26] なお、ジヴァはシーズン16にて生存していることが明かされたが、これに先んじて、演じているマイケル・ウェザリーはジヴァが生きているかというファンからの質問に、﹁生きていると思っている。もし生きていたらディノッゾとしてまた出たい。﹂とTwitterで話している。 ﹃犯罪捜査官ネイビーファイル﹄︵パイロット版出演︶、本作品、﹃NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班﹄︵ゲスト出演︶[19]﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄の4作品とも出演しているキャラクターである。﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄はクロスオーバーの回[12]以外に出演した。 ケイトリン・“ケイト”・トッド (英: Caitlin Todd) 演 - サッシャ・アレクサンダー、日本語吹替 - 佐古真弓 / 斎藤恵理 出演 - シーズン1第1話~シーズン3第2話 NCIS特別捜査官 元はシークレットサービスに所属し、大統領の警護官の1人として任務に就いていたが、テロリストの仕込んだ毒により死亡した海兵隊の将校との交際が発覚してしまい辞職。その後、ギブスに誘われNCISへ。プロファイリングと似顔絵を得意としており、捜査に役立てていた。アビーに影響されてお尻にタトゥーを入れている。 兄が3人と姉がおり、そのような家庭環境から男勝りの格闘力と負けん気を持っている。敬虔なカトリックで育ちがよいが、言動の端々にプライベートでは奔放であることがうかがえ、短期間で交際している男性が変わる。大学時代にハメを外していた写真をトニーに見つかり、弱みを握られていたこともある。トニーとは恋人未満で姉弟のように親しい関係で、トニーが肺ペストで死にかけたときは感染を偽ってまで側に付き添った︵s2e22︶。 シーズン2最終話において、国内に潜入したハマスのテロリストとの銃撃戦からギブスを守った直後、遠距離からアリに眉間を狙撃され即死、殉職した。彼女の死後、大統領自由勲章を授与される。 ケイトの姉レイチェル・クランストンはシーズン8第14話以降、NCIS捜査官に精神鑑定を行うカウンセラーとして数回登場する。ギブスらがケイトの死を引きずっていることは同エピソードなど作中で度々触れられており、200回記念回︵s9e14︶では、ケイトの生死が大きな分岐であったことが、ギブスの想像上の別世界として描かれている。 ジェニー・シェパード (英: Jenny Shepard) 演 - ローレン・ホリー、日本語吹替 - 野沢由香里 出演 - シーズン3第1話~シーズン5第18話 NCIS局長︵シーズン3第1話~シーズン5第18話︶ 武装政府機関初の女性局長。過去にはギブスの下で学んだ経験があり、共にヨーロッパ潜入捜査員だった時代に肉体関係を持っていた。NCISで再会してから死別するまで、ギブスへは特別な感情を抱き続けていた。ジヴァとは海外の任務で旧知であり、彼女に命を救われた経験からジヴァを買っている。 立場上現場には出ないが、ギブス曰く﹁現場向き﹂で、局長の仕事をしながらもギブス担当の事件の情報を短時間で調べ上げたことがある。 シーズン5第18話にて、自分とギブスが9年前に携わった、ロシア人諜報員アナトリー・ズコフの暗殺任務が元で、命を狙われていることに気づく︵後述のライリー・マカリスターの項参照︶。ギブスの元上司のマイク・フランクスに協力をあおぎ、ギブスらには内緒にしたまま自分で決着を付けようと暗殺者と対峙。4名を相手にしながらも全て射殺したが彼女も命を落とした。殉職した形となったが実はすでに重い病いを患っていたため、余命幾許もなかった。密かに彼女から血液検査を頼まれそのことを知っていたダッキーは、検死台の上に横たわる彼女を見て﹁この方が楽だったかもしれない﹂と語っている。 アレクサンドラ・“アレックス”・クイン (英: Alexandra "Alex" Quinn) 演 - ジェニファー・エスポジート、日本語吹替 - 五十嵐麗 出演 - シーズン14第1話~第24話 NCIS特別捜査官。 現場から退いて訓練センターの指導官を務めマクギー、ビショップ、トーレスを訓練した。教え子はきちんと覚えているが、ビショップのことは覚えていないふりをしていた。それは、ビショップが少し堅くリラックスさせるためである︵面白がっていた部分もある︶。鋭い知性と頭の回転の速さを持ち合わせるやり手の捜査官である。 シーズン14第2話にて席が決まる。そこはギブスの昔のデスクだった。プライベートでは料理教室に通っている。 シーズン14第4話にて、海上勤務をしていた際のあだ名が﹁小悪魔(Heart Breaker)﹂だったことが明らかになる。第5話では、フィラデルフィアで起きた出来事がトラウマになっていたこと、婚約者がいたことが判明する。 母親が認知症になり、その介護のためNCISを辞職。 クレイトン・ダンテ・“クレイ”・リーヴス (英: Clayton Dante "Clay" Reeves) 演 - デュアン・ヘンリー、日本語吹替 - 北田理道 出演 - シーズン13第23話、第24話、シーズン14第5話~15第22話 SIS(MI6)のエージェント。NCIS本部の国際デスクに配属される。海軍の特攻任務のような﹃ウィロビー作戦﹄に、なんらかの理由により志願している。クインによると、この作戦は延期され訓練センターで人材を募ってたが、誰も志願しなかった。 トーレスとは同じ肉体派ということで競い合うこともある。 アルコール依存症になり、教会で開かれている自立者の会に参加している。 シーズン14第11話にて、緊急連絡先に自分の名前を書いていたことが明らかになる。 シーズン14第15話にて、ダッキーと会話をしている際にリーヴスの訛りからダッキーは﹁バーミンガムの出身?﹂と訊ねると﹁悪いか﹂と答えていることからバーミンガムの出身であることがわかる。また、オードリー・ヘプバーンが好きだと言っている。 シーズン15第21話にて、アビーが抽選で当たった店でアビーと食事をし、一緒に歩いて帰ってる際に男から銃を向けられ金銭を要求される。 シーズン15第22話にて、第21話の男が銃を発砲したことによりアビーとともに撃たれ、致命傷を負い亡くなる。 一命をとりとめたアビーの手配で、ロンドンにある実母の墓の隣に埋葬されることがアビーによって明らかにされている。 また、生前︵第21話にて︶慈善団体を設立するつもりであることを語っており、アビーが意志を継いで慈善団体を設立する決意をしている。 アビゲイル・“アビー”・シュート (英: Abigail "Abby" Sciuto) 演 - ポーリー・ペレット、日本語吹替 - 杉本ゆう / 葛城七穂 / 愛河里花子 出演 - パイロット、シーズン1第1話~シーズン15第22話︵第23話および第24話はクレジットのみ︶ NCIS科学捜査分析官。 ツインテールの黒髪、ゴシック系の服装を好み、自宅には棺[注 27]がありその中で眠り、刺青を9か所に入れている。助手も持たず、様々な分野の科学捜査を1人でこなすマルチな才能溢れる人物。その実力は数々の研究機関からの分析依頼や引き抜きの話もあるほど。職場にカバのぬいぐるみのバートをはじめ、色んな物を飾っている。ギブスと同じくカフェイン好きであり、﹃カフ-パウ(Caf-Pow!)﹄[注 28]というカフェイン入りの炭酸飲料を常飲している。一時期カフェイン断ちしようとしたが、あえなく挫折した。コンピュータを使った分析はマクギー並の腕前で、劇中では二人そろって高度なオペレーションをこなすことも多い。仕事中は好みの音楽をかけっぱなしにしてテンションをあげている。現場には滅多に出ないものの護身術の心得と度胸があり、単独で犯人を縛り上げたこともある︵シーズン3第9話︶。 仲間への思いは強く、ケイトやジェニーを失ったときは激しく動揺し落ち込んでいた。その一方で同僚による裏切りへの怒りは強く、スパイ行為を犯したリーには冷淡に接し、ジヴァがリフキンの一件でトニーを信じなかったことは厳しく罵った。 ハグが大好きで嬉しいことなどがあるとしょっちゅう仲間に抱き着いている。両親が聾唖者だったため読唇術と手話が使える。 ルカ・シュート︵演‥タイラー・リッター︶とカイル・デイヴィス︵演‥ダニエル・ルイス・リヴァス︶という名前の弟が2人いる。 実は、アビーはシュート家の養子であり、血の繋がったカイルとは幼い頃に生き別れており、シーズン9第4話にて、その事実が発覚する。発覚後トリマーをしているカイルに会いに行った際に姉とは名乗らなかったが、シーズン10第2話で再会したときに姉であることを打ち明ける。カイルもデイヴィス家の養子の模様。 カイルもアビー同様ハグしたがるところがある。アビーいわく﹁血筋﹂とのこと。 シーズン13第12話にて、ギブスに対して、﹁家族の身に何かあればフォースの乱れを感じることができる家族﹂と話しており、ギブスはアビーに対して﹁知っている﹂と言う。 ルカはシェフとして成功している。性格はアビーいわく気弱で、ひたすら能天気。だから女性関係でトラブル続きとのこと。また、ルカもシュート家の養子であることがルカの口からシーズン13第12話にて語られている。 ﹁疑わしきは罰せず﹂がシュート家の教えとのこと。 シーズン15第21話にて、抽選で当たった店でリーヴスと食事をしリーヴスと歩いて帰ってる際に、男から銃を向けられ金銭を要求される。 シーズン15第22話にて、第21話の男が銃を発砲したことによりリーヴスとともに撃たれ病院へ搬送される。手術を受けるが予断を許さない状態に陥る。その後、一命をとりとめ目覚めてリーヴスが亡くなったことを知る。退院し、自宅にて独自に犯人を突き止める。 自身に生物兵器を作る手伝いをさせ自身に追い詰められ、ギブスらに逮捕された元海兵隊のロバート・キング最上級曹長 (Sergeant Major, SgtMaj) ︵演‥ピーター・ジェイソン︶︵s6e21︶が刑務所を脱獄し、今回の事件の犯人であることが判明するとアビーは再びロバート・キングと対決、キングはギブスらに再び逮捕された。 事件解決後、リーヴスの葬儀をロンドンで執り行うと、リーヴスの遺志を継いで慈善団体を設立するためにロンドンに旅立つことを決意し、NCISを辞職した。 ﹃犯罪捜査官ネイビーファイル﹄︵パイロット版出演︶、本作品、﹃NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班﹄︵ゲスト出演︶﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄の4作品とも出演しているキャラクターであった。﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄はクロスオーバーの回[12]以外にも出演した。 ジャクリーン・“ジャック”・スローン (英: Jacqueline "Jack" Sloane) 演 - マリア・ベロ、日本語吹替 - 未定 出演 - シーズン15第4話〜シーズン18第8話 NCIS上級捜査官で犯罪心理学者。 西海岸︵カリフォルニア州︶から本部がある東海岸へ移って来た。 NCISの捜査官ということを隠して、ハリケーンの夜にギブスの自宅にノックをし続けドアチャイムも鳴らして訪ねてきた。ギブスは自己紹介の際に財布に入れている免許証の見せ方で捜査官だと見抜いていた。 ギブスに﹁誰かを理解するには、その人のホームに乗り込む﹂と言っている。 以前は陸軍の心理戦部隊にいた。︵シーズン15第6話︶ 普段はNCIS内の個人オフィスにいる。 陸軍にいた時に任務先のアフガニスタンでテロリストのマサウーンに長期間に渡って仲間と共に拷問され、仲間を亡くした過去を持つ。シーズン16第1話にて、因縁の相手であるマサウーンとの決着がついた。 シーズン16第10話にて、事件の捜査の過程で過去に子供を出産し、養子に出したことがあるようなニュアンスで話しており、自身のオフィスでパソコンを開いて子供の成長した様子を見ていた。同シーズン第13話にて、過去に女児を出産し、その子を心から愛していたからこそ手放したと語っている。シーズン16第19話で、看護師をしている娘(フェイス・トリヴァー)と対面したが、娘もジャックの存在を知っていた。妊娠がレイプによるものであり、娘を安全に育てるために、養子に出したことを娘に伝えた。(s17e19) アフガニスタンにてタリバンから村民を守ることを手伝うためアフガニスタンに残り、チームを離れた︵s18e7︶。 エレノア・レイ・“エリー”・ビショップ (英: Eleanor Raye "Ellie" Bishop) 演 - エミリー・ウィッカーシャム、日本語吹替 - 恒松あゆみ 出演 - シーズン11第9話~シーズン18第16話 オクラホマ州出身で、NSA︵アメリカ国家安全保障局︶より出向してきた分析官。ギブスとの合同捜査の際、ギブスにスカウトされてそのままチームに加わる。集中して仕事に取り組む場合はデスクに座らず、床に座ってパソコンやファイルが散乱した状態で仕事をするのが特徴。彼女がリーディングして捜査するときは、床の上でミーティングを開いていた。(s15e1,2)上記の行動から一見がさつに見えるが、作戦立案能力と行動力はNSA同僚の認めるところである。 チームに加わった当初はNSAとの兼任だったが、現在は専属のNCIS捜査官である。 トニーの下ネタ、猥談などに、動ずることなく、逆に既婚者である自分の方がセックスについて経験豊富で詳しいと挑発することもある。﹁会話のテンポが早い﹂とトニーに指摘されたこともあった。 見かけによらず大食いの食いしん坊で、聞き込み先で菓子などを勧められた際には遠慮なく手を伸ばすので、トニーらに度々止められている。 シーズン13第9話で、NSAの弁護士で夫のジェイク・マロイ︵演‥ジェイミー・バンバー︶から不倫を打ち明けられ、故郷であるオクラホマの実家へ車で帰る。母親のバーバラ︵演‥リンゼイ・ワグナー︶と3人いる兄の1人ジョージ︵演‥ライアン・ドゥーム︶が登場している。10話のラストで捜査の関係でオクラホマに来ていたギブスとともにDCへ飛行機で戻る。11話では結婚指輪を外しており、ジェイクには関係の修復は不可能と言い離婚の意志を明らかにし、離婚する。 シーズン14第1話にて、2年前にクインに訓練してもらっていることを語っている。 シーズン14第8話で、感謝祭を理由に3人の兄、ジョージ、ジョン︵演‥ジェシー・ブラッドフォード︶、ロバート︵演‥ジェシー・ジョンソン︵英語版︶︶が家に押し掛けてくる。ロバートが妹がデート用の香水をつけていることに気づく。相手が誰なのかエリーに聞くと﹁NCISが身元調査をしている﹂と言い、同僚であることが判明したため誰が妹の恋人なのかを知るために妹に内緒で、ギブスからNCIS見学の許可を貰いNCISに訪ねてくると恋人探しを始める。エリーは事件の捜査を終えて帰宅すると兄たちに﹁会わせたい人がいる﹂と言い彼氏でNCISに勤務しているカシーム・ナシル︵演‥ラフィ・シルバー︶を紹介した。カシームは、シーズン12第21話に初登場。 シーズン14第11話にて、恋人のカシームは緊急連絡先にビショップの名前を書いていることを明らかにした。ビショップが提案していた図書館で捜査に関する資料を見直していたカシームのところへビショップが訪れ、話をしていた際に図書館の外から銃撃されカシームは被弾する。手術にて出血は止まったものの長い時間、酸欠状態であったため脳の機能が停止し、亡くなる。 シーズン14第15話にてミドルネームが判明する。 シーズン14第16話にて亡き恋人カシームが生きていたときに、彼からプロポーズをされるもビショップ自身の覚悟が決まらず婚約を保留にし、覚悟が決まったときに婚約することをカシームと約束する。そして覚悟が決まったことを伝えようとした日が、図書館の外から銃撃された日だったことが明らかになる。 スピンオフ作品である﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄には2016年のクロスオーバーの回に出演している。 同僚のニック・トーレスとはただならぬ関係に少しずつ進んでいったようで、お互いの異性関係に神経質になったり、一緒にジョギングしたりしていた。 シーズン18 最終16話にて、古巣NSA在籍時に情報を漏洩させたスパイ容疑を掛けられ、停職ののち容疑を認めて辞職する。しかしそれは全く別の組織でエージェントとして働くための隠れ蓑であり、ジヴァの潜伏をサポートしたオデットが彼女をリクルートした。仲間の誰にも言わず去ろうとするが、ニックには見破られており、オデットとの待ち合わせ場所(ジヴァの隠れ家)に現れた彼に﹁一言何か言ってくれ﹂と詰問され、﹁さよなら、ニック﹂と告げて、感傷的なキスを交わして去る。海軍犯罪捜査局︵NCIS︶関係[編集]
トーマス・モロー (英: Thomas Morrow) 演 - アラン・デイル、日本語吹替 - 浦山迅 / 石川英郎 / 有本欽隆︵シーズン1 - 3︶→秋元羊介︵シーズン10 - ︶ 出演 - パイロット、シーズン1第1話~シーズン3第1話、シーズン10第20話 -第24話、シーズン13第21話 NCIS局長→国土安全保障省副局長 パイロット版からのドラマ当初の局長。政治的手腕にも長けておりFBIの折衝なども自ら行っていた。 ジェニーに職を譲り、国土安全保障省副局長に就任、シーズン10終盤で国土安全保障省の副局長として再登場する。 シーズン13第21話にて、﹁ジュニパー作戦﹂が関係した事件において、自宅の書斎で射殺されている姿をギブス達に発見される。 ヴィヴィアン・ブラックアダー (英: Vivian Blackadder) 演 - ロビン・ライヴリー、日本語吹替 - 湯屋敦子 出演 - パイロット NCIS特別捜査官。 元FBI捜査官。米艦コール襲撃事件で兄を亡くし、その捜査の機会を得ようとNCIS捜査官に転職。死体に対する耐性がなく、死体に関する話になると気分を悪くする。 捜査活動で度々兄の事件にとらわれた言動があり、ギブスに叱責されていた。 ジェラルド・ジャクソン (英: Gerald Jackson) 演 - パンチョ・デミングス、日本語吹替 - / 三宅貴洋 出演 - シーズン1第1話~シーズン1第16話、シーズン3第2話 NCIS検視官助手。 ダッキーのアシスタント。アフリカ系アメリカ人。アリに左肩を撃たれ、負傷により休職。休職中にアリに拉致された経験がある。マニュアル車の運転ができない。 率直な性格で、ダッキーの蘊蓄には耳栓で対抗していた。 スタンリー・“スタン”・バーリー (英: Stanley "Stan" Burley) 演 - ジョエル・グレッチ、日本語吹替 - / 小形満 出演 - シーズン1第6話、シーズン9第22話、シーズン10第19話、シーズン13第8話 NCIS特別捜査官。 トニーの前任の捜査官で、登場当初は空母エンタープライズ勤務。エンタープライズで起こった事件の応援を、ギブスのチームに要請した。今でこそギブスからは﹁気が利く﹂という評価を受けているが、共に働いていた最初の2年間は目を見て話してもらえなかった、自分の名前を正確に覚えてもらうまでに4週間かかった、などという扱いを受けていた。ギブスに認められていないと落胆するトニーにそのことを明かし、﹁見込まれている﹂と激励する。シーズン9では空母ブルワーがテロ攻撃の対象となっていることをチームに報告し、トニーとジヴァを交えて捜査するが、潜んでいたテロリストの攻撃によって負傷してしまう。ギブス曰く、捜査官になる前は上院議員の補佐官をしていたらしい。 シーズン10でのトニーとの会話で婚約者がいることを明らかにしている。 シーズン13では、アフリカ北東部のジブチ共和国の基地からMTACに連絡を入れている。 ポーラ・キャシディ (英: Paula Cassidy) 演 - ジェシカ・スティーン、日本語吹替 - 中友子 / MAI 出演 - シーズン1第8話、第16話、第23話、シーズン2第3話、第8話、シーズン3第3話、シーズン4第19話 NCIS特別捜査官。 トニーと交際していたこともある女性捜査官。ケイト殉職後、ギブスのチームに一時在籍。 昇進し自分のチームを持つが、捜査中に部下2人を失う。事件を引き継いだギブスの捜査に加わるも、追悼儀式の警護任務中に現れた自爆犯に飛びかかり、自らを犠牲にして皆を守った。 クリストファー・“クリス”・パッチ (英: Christopher Pacci) 演 - ティム・ケルファー 出演 - シーズン1第16話、第18話、第19話、シーズン2第22話︵回想︶、シーズン8第22話、シーズン9第14話 NCIS特別捜査官。 シーズン1にて、ケイトの真後ろのデスクで勤務していた男性捜査官。独自に捜査していた未解決事件についてギブスに相談しようとしたが、ギブスが多忙だったため﹁明日にします﹂と伝えた翌朝、頸部を撃たれた上に腹部を切り裂かれ、内臓が飛び出した惨殺死体となって発見された。 撃たれてから絶命するまでのわずかな間に、自身の検死解剖で発見されることを予想して証拠のメモリーチップを飲み込んでおり、パッチの目論見どおりこれをダッキーが発見したことから事件の真相[注 29]が明らかになった。 ギブスの口からはっきりと﹁友人﹂と呼ばれている、数少ない人物である。なおシーズン1第19話で殉職した後も回想シーン等で何度か登場している。 キャシー・イエーツ (英: Cassie Yates) 演 - タマラ・テイラー、日本語吹替 - 仲村かおり 出演 - シーズン2第22話、シーズン3第22話 NCIS特別捜査官。 ノーフォーク駐在の麻薬取締班。ノーフォーク時代のマクギーとは駐車場が隣で面識があった。 新人時代にはパッチについており、ギブス、アビー、ダッキーとは旧知の仲。 チャールズ・“チップ”・スターリング (英: Charles "Chip" Sterling) 演 - マイケル・ベリサリオ、日本語吹替 - 荻沢俊彦 出演 - シーズン3第6話 -第9話 NCIS科学捜査分析官。 多忙なアビーのアシスタントとして採用される。しかし刑事時代のトニーによって以前の職場を解雇された過去があり、その復讐目的でNCISへもぐりこんだことが判明。 トニーを殺人犯に仕立て上げて逮捕直前という状況まで追い詰め、最終的にアビーに襲い掛かるが逆に捕まってしまう。 ミシェル・リー (英: Michelle Lee) 演 - ライザ・ラピラ、日本語吹替 - 的場加恵 出演 - シーズン4第1話、第2話、第5話、第8話、第10話、第15話、第16話、第24話、シーズン6第1話、第7話~第9話 NCIS特別捜査官。 ギブスの引退中にトニーのチームで働いていた、アジア系アメリカ人の女性捜査官。ギブスの復帰後は元々所属していた法務部に戻った。 軍事計画の奪取を目的とした犯罪者に妹のアマンダ[注 30]を人質に取られ、NCIS内の内通者として活動していた。一時期、パーマーと付き合っていたが、これも内通者としての活動に彼を利用していたためであった。結局はヴァンスをはじめとするNCIS側に活動がばれ、ギブス達と共に犯人を追うが、追いつめられた犯人に今度は彼女自身が盾にされてしまう。事態の収拾のため彼女はギブスに自分ごと犯人を撃つように願い、ギブスもそれに応え、犯人と共に死亡した[注 31]。彼女のバッジはギブスによってアマンダに渡された。 ニッキー・ジャーディン (英: Nikki Jardine) 演 - スーザン・ケレチ・ワトソン、日本語吹替 - 兼田奈緒子 出演 - シーズン5第5話 -第15話 NCIS情報分析官。 中東専門で、アラビア語とクルド語が堪能。 手で触れるところは予め除菌シートで拭いておかなければ気が済まない程極端な潔癖性だが、人目を気にせず大胆なシャツ姿で屋内を歩き回るがさつな面もある。 バグダッドでの海兵隊予備役大尉殺人事件にて、自ら現地行きを志願しトニーと共に捜査を行った。 バグダッドで負傷した海兵隊員の兄がいる。 ブレント・ランガー (英: Brent Langer) 演 - ジョナサン・ラパーリア 出演 - シーズン5第11話、シーズン6第1話 FBI捜査官。後にNCIS特別捜査官。 元々はNCISでギブスの部下だったがFBIに転職していた。その後NCISに復帰し、情報漏洩事件を捜査するヴァンス局長の思惑で再びギブスの部下に戻る。 情報漏洩の犯人がリーであることに気付き、銃を向けようとするが逆に撃たれ死亡。リーによって犯人の濡れ衣を着せられたが、ギブスは直感でランガーの犯行ではないと気づいていて、リーを疑っていた。 ララ・メイシー (英: Lara Macy) 演 - ルイーズ・ロンバード、日本語吹替 - 塩田朋子 出演 - シーズン6第22話、第23話、シーズン7第23話 OSP (英: Office of Special Projects) 管理部長。 ロサンゼルスを拠点に覆面捜査や偵察を専門とする潜入捜査班・OSPの管理部長。 元海兵隊MP中尉で、当時同じ基地の一等軍曹だったギブスが妻子を殺害した麻薬カルテルへの報復殺人を行った際、その容疑で取り調べていたことがある。その経緯もあってギブスとはやや険悪な間柄だったが、ギブスに同情した彼女は秘かに事件の証拠を握りつぶしていた。 その後OSPからNCISのマルセイユ防衛部門に異動。空母勤務の女性軍人の事件を追ってマルセイユからワシントンD.C.に来ていたところ、メキシコの麻薬カルテルに雇われた元特殊部隊員によって殺害され、焼死体として発見された。彼女の死は、アビーがギブスの報復殺人を再調査するきっかけになった。 エリカ・ジェーン・“E.J.”・バレット (英: Erica Jane "E. J." Barrett) 演 - サラ・ジェーン・モリス 出演 - シーズン8第17話~第20話、第22話~シーズン9第1話、第12話 NCIS特別捜査官。 ロタ、グアム、佐世保での水兵連続殺人犯・ポートキラー (英: Port-to-Port Killer) 捜査のため、スペインのロタ支局より本部に異動。部下2人とのチームでこの捜査を担当した。勝ち気な性格であり、D.C.でも事件を起こしていたポートキラーの捜査を巡り、ギブスと幾度となく衝突した。 実はフィリップ・ダベンポート海軍長官の姪であり、ポートキラーも彼女を利用して長官殺害を図ろうとしていた。事件終結後、特別捜査官の職を一旦離れる。 ロタ支局長はs4でかつてトニーがジェニーから提示されたポストだった。そのこともあり、本部に異動して間もなくふたりは惹かれ合い、深い関係になったが、事件終了後、バレットが本部を離れたことで関係は終わった。 ネッド・“ドーニー”・ドーニゲット (英: Ned Dorneget) 演 - マット・ジョーンズ 出演 - シーズン9第10話、第17話、第23話、シーズン10第17話、シーズン12第22話、第23話 NCIS捜査官。 若い見習い男性捜査官で、マクギー、ジヴァに続く新たな﹁プロビー﹂。初登場時は殺人容疑をかけられNCISに身柄を拘束されたディノッゾ・シニアの監視役であったが、彼に言われるがまま愚直に世話係をこなし、気に入られた。その後は証拠保管室の記録係をしていたが、ギブス率いる現場対応チームに憧れており、何とかチームの一員になれないかと試行錯誤している。 ズボンのチャックを閉め忘れたままトイレから出てくる、臨時に現場へ出動した際に銃の携帯を忘れる、相手に掲示した身分証明書が上下逆さま、など間抜けな行動が目立つ。 ゲイであるため女スパイが使う色気は通用しないが、自身がドーニゲットのタイプであることを知らされたディノッゾは閉口していた。 シーズン12にて特別捜査官に昇進。本部のサイバー犯罪班に所属していたが、テロ組織“コーリング”の爆弾テロに巻き込まれて殉職。死後に母親はCIA職員のジョアンナ・ティーグ︵演‥ミミ・ロジャース︶であることと祖母に育てられていたことがわかった。父親は警察官で若くして事故で亡くなっている[注 32]。その他準レギュラー出演者[編集]
トバイアス・C・フォーネル (英: Tobias C. Fornell) 演 - ジョー・スパーノ、日本語吹替 - 斎藤志郎 / 後藤哲夫︵シーズン1 - 10︶→島田敏︵シーズン11 - ︶ 出演 - シーズン1第1話~ FBI特別捜査官→私立探偵 FBI内では怒らせると怖い強面で通っている。ギブスとは似た者同士であり、お互い認め合っている関係で、数少ないギブスの親友。事件の管轄や捜査などで度々関わってきて、時には協力したり、時にはNCISを捜査したりする。そういった立場から、NCISに対するFBIの窓口的役割もしている。一時は国土安全保障省に出向していた。 しばしばギブスとはNCISのエレベーターの中を﹁会議室﹂として使い、本音をぶつけ合う密談を交わす。そこで事件捜査を巡るFBIとNCISの立場や都合を調整することで、円滑に連携する事も多い。 ギブスの二番目の元妻・ダイアンと結婚し娘のエミリーをもうけたが後に離婚した。離婚の際にはギブスの警告通り、ダイアンには財産を持ち逃げされたらしい︵s2e23︶。恐妻ダイアンを巡っては元夫同士のギブスと通じるものがあるらしく、コンビのように行動するエピソードが多い。その後、ダイアンは国土安全保障省の男性と再婚し、その結婚式に招待されていたがギブスと一緒に欠席を決め込んでいる︵s8e19︶。そのダイアンの三番目の夫が事件に巻き込まれたときは、ダイアンによって強引にギブスと共に捜査を依頼され、さらに成り行きでヴァンスに事件捜査の主任者にされてしまい、かなり困惑していた︵s9e7︶。その後、ダイアンとよりを戻し再婚する予定であったが、その前にダイアンが凶弾に倒れてしまう。 ダイアンの死のショックから中々立ち直れず、ギブスの家に居候していた。 スピンオフ作品である﹃NCIS:ニューオリンズ﹄にもゲスト出演している。 過去のNCISとの合同捜査で刑務所送りにしたガブリエル・ヒックスが無罪を勝ち取り、その責任で職を追われ私立探偵となる。その後ヒックスの無罪が無効となり再び刑務所送りになったことでFBIに復帰の話も有ったが、それを蹴って探偵を続けている。 娘のエミリーを薬物中毒で亡くす︵s18e9︶。 マイク・フランクス (英: Mike Franks) 演 - ミューズ・ワトソン、日本語吹替 - 西村知道 出演 - シーズン3第24話~ シーズン8第24話 NIS︵現NCIS︶元捜査官。ギブスを捜査官にスカウトした張本人であり、元上司。ギブスをプロビー呼ばわりできる唯一の男で、現在のギブスに大きな影響を与えた。後頭部をはたく癖、ギブスの信条である﹁謝罪は弱さの表れ﹂も元を辿ればフランクスに行き着く。優秀な捜査官だったが、それ故に知り得たテロ︵1995年のオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件と思しき事件︶の警告を上に聞き入れてもらえず、組織に失望し1996年にNCISを辞職した。ギブスが重傷を負い、一時的に記憶を失ったのを機にシェパードに呼び出されるまでは、NCISの捜査活動とは縁を断っていた︵s3e24︶。 洞察力に優れ経験も豊富。ギブスから連絡が来た時などは事件に関わり、捜査や尋問に協力する。だが、事件の解決に手段を選ばない荒々しい一面があり、犯人を暗殺するような非合法な手段も辞さない。ダッキーはギブスを﹁カウボーイ﹂と評する一方で、マイクのことは﹁アウトロー﹂と評している︵s7e6︶。 湾岸戦争中に発生したギブスの最初の妻子が殺害された事件の捜査を担当。しかし既に犯人が国外逃亡しておりNISには手出しが出来なかったため、ギブスの前でわざと捜査ファイルを置き忘れたまま席をはずして彼に犯人の居場所を伝え、彼の報復殺人に協力した。これをきっかけにギブスをNISにスカウトした。 辞職後はメキシコで隠遁し、年金で悠々自適に暮らしている。自分と同様の理由で組織に失望したギブスがNCISの職を辞していた間は、彼を快く迎え入れていた。重度のヘビースモーカーであり、所構わずタバコを吸っている。 独り身だが、かつて半年だけ交際した女性がマイクの知らぬ間に産んだ海兵隊員の息子、リアムがいた。リアムは派遣先のバグダッドに婚約者レイラがいたが、妊娠したために親族から勘当された。リアムがレイラをアメリカに逃す際に取引業者とのトラブルにより殺害されたため、マイクは息子の志を継いでレイラを引き取った︵s4e18︶。レイラはリアムの遺児を出産しており、名付け親となったギブスによりアミラと命名された。以後、マイクは義娘と孫娘を家族として暮らした。一度、レイラの母親で有力部族を率いる女族長シャダ・シャカルジから娘と孫を誘拐するために傭兵が送り込まれたが、マイクに銃撃を教わっていたレイラが彼らを返り討ちにした。シャダは多くの親族、血族を失っており、ために娘との和解を望んでの行為だったが、マイクとシャダの直接の話し合いにより、マイクがより安全なメキシコでふたりを引き取ることで和解を果たしている︵s7e6︶。 シーズン5第18話~第19話、シェパードより連絡を受け、彼女が暗殺者と対峙するための助力を求められて応じた。彼女とともに郊外の廃屋で暗殺者たちをおびき寄せ待ち伏せるが、彼が水を汲みに外出している隙に襲撃が発生したため、シェパードを守ることはできなかった。しかし最後は一連の事件の黒幕を彼の手で殺害している。 シーズン7e23-24では、ギブスの報復殺人への報復を行うレイノサファミリーから派遣された傭兵部隊に襲撃され、銃撃戦で右の人差し指を失っている。 シーズン8第23話にて、連続殺人犯ポートキラーと格闘の末、死亡。同第24話で、肺がんで数ヶ月の命であったことが明かされた。それを知っていたギブスはマイクのために︵数話前から︶棺のレリーフを制作しており、その棺に納められ海軍による葬儀が行われた。それ以降は幽霊や回想として毎シーズン1〜2回登場する。なお、レイラとアミラはアメリカに移住し、ギブスの目の届くところで暮らしているらしいことが描かれている。その他の登場人物[編集]
バド・ロバーツ海軍少佐 (英: Lieutenant Commander Bud Roberts) 演 - パトリック・ラビオートー、日本語吹替 - 古田信幸︵シーズン1︶→不明︵シーズン15︶ JAG (英: Judge Advocate General's Corps) 法務官 ﹃犯罪捜査官ネイビーファイル﹄のレギュラー出演者。シーズン1第2話にゲスト出演する。シーズン14第1話では大佐となって再出演。 フェイス・コールマン海軍少佐 (英: Lieutenant Commander Faith Coleman) 演 - アリシア・コッポラ 出演 - パイロット、シーズン1第18話、シーズン2第7話、第21話 JAG法務官 職務でも私生活でも隙のない几帳面な性格の女性法務官。パイロット版ではギブスが逮捕したハーモン・ラブ・ジュニア海軍中佐︵﹃犯罪捜査官ネイビーファイル﹄の主人公︶の弁護を担当。 その後もギブスチームの捜査に対しJAGが絡むエピソードに登場。 NCIS本部を訪れた時、休日返上の捜査でケイトとアビーが行けずじまいだったスパの話をして、二人から羨ましがられるエピソードもあった。 “A・J” アルバート・ジェスロ・チェグウィデン (英: Albert Jethro "A.J." Chegwidden) 演 - ジョン・M・ジャクソン、日本語吹替 - 金尾哲夫 出演 - パイロット、シーズン10第24話 海軍上級少将→弁護士 元JAGの法務部長で有り海軍上級少将。退官後は法務部長の経験を活かし弁護士になった様子。ギブスがパーソンズによって拘束された時ヴァンスの依頼によりギブスの弁護人となる。ディノッゾは本作で顔を合わせていたはずだが誰だか覚えていなかった。 弁護の腕は相当らしく、弁護士嫌いなギブスがすんなり弁護を受けた程である。 ホリス・マン陸軍中佐 (英: Lieutenant Colonel Hollis Mann) 演 - スザンナ・トンプソン、日本語吹替 - 安藤麻吹 出演 - シーズン4第7話、第13話、第17話、第19話、シーズン5第3話、シーズン11第12話、シーズン12第13話 CID︵アメリカ陸軍犯罪捜査司令部、英: criminal investigation command︶中佐。 CIDとNCISの合同捜査でNCIS本部を訪れるようになる。﹁謝罪は弱さの表れだ﹂とするギブスに対し﹁強くなければ謝れない﹂と返した女性。BZガスのテロ事件でギブスの命を助けてからは、彼と深い関係になった。またシェパード局長からは退役後にNCISへと誘われていた。 何度かの合同捜査や私生活でのギブスとの関係は続いていたが、彼が今でも元妻シャノンと娘ケリーを想い続けていることを知って身を引いた。22年間の軍務を勤めて、退役後はハワイ島に移住︵s5e10︶。 シーズン11にて、国防総省の幹部として本土へ帰ってきている。その際に別の男性と結婚していることを明かした。度々ギブスと合同で捜査に参加したり国防総省の使いでNCIS本部に来たりしている。 フィリップ・ダベンポート(英: Phillip Davenport) 海軍長官→辞任 演 - ジュード・チコレッラ、日本語吹替 - 石塚運昇 出演 - シーズン6第8話、第24話、シーズン8第24話 NCISを含め海軍組織を統率する立場にある海軍長官。キューバ産の禁制品葉巻を嗜み、ロシア演劇を好む大物。ヴァンスの過去と人柄をよく把握している。ヴァンスを局長にしたのはNCIS内で自身の影響力をもたせる目的だったが上手くいかなかった。 連続殺人犯ポートキラーを生み出したフランケンシュタイン作戦の責任者で、その事実を長く隠蔽していたがポートキラーの犯行についてヴァンスの糾弾を受け、責任を取る形で自ら海軍長官の任を辞した。 ジャクソン・ギブス (英: Jackson Gibbs) 演 - ラルフ・ウェイト、日本語吹替 - 羽佐間道夫 雑貨店オーナー ギブスの父親。ペンシルベニア州スティルウォーターで雑貨屋を営む。一人息子につけたリロイ・ジェスロという名前は、高校の同級生で親友だった黒人の名前からで、雑貨屋は彼と始めたものである。リロイの実母アンとは別れた後に先立たれたが、その葬式には別の恋人を連れて現れたためにリロイとの関係が険悪になった[注 33]。リロイが海兵隊に入隊した以降、NCISの任務でスティルウォーターを訪れるまで長らく再会することはなかった。わだかまりが解消した後の親子関係は概ね良好だが、息子が仕事に没頭しているせいでやや疎遠になっている。第二次大戦を経験した元戦闘機︵ギブスによるとP51︶パイロットだが、暴漢を射殺したときは殺人の苦悩をリロイに打ち明けもした︵s7e10︶。麻薬カルテルのパロマ・レイノサがリロイに復讐しようとジャクソンの雑貨屋を襲撃した際には、一時的だがウィンチェスター銃で追い返すなど豪胆な一面もある[注 34]。アナログな息子と違い、ハイテクは得意で店にはネット回線を引いている。 演じているラルフ・ウェイトが死去した際には追悼エピソードが放映され︵シーズン11第24話︶、エピソード終盤には追悼メッセージが載せられた。 ケリー・ギブス(英: Kelly Gibbs) 演 - メアリー・マウサー 出演 - シーズン3第7話 ギブスの娘。 イーライ・ダヴィード (英: Ely David) 演 - マイケル・ヌーリー、日本語吹替 - 世古陽丸 モサド局長→死亡 ジヴァやアリの父。良くも悪くも冷徹で、目的のためなら手段を選ばない。モサドの作戦には表裏があり、謀略もあるが、いずれも彼の指示によるものである。現役諜報員時代に任務のことを第一に考えて家族のことを顧みなかったため、妻や娘タリ、ジヴァとの普通の繋がりを失った[15]。モサド長官になった後は国防を担う仕事の重責からますますジヴァとの関係がこじれていたが、シーズン8にて一応の和解を見る。 ヴァンス局長とは俊英の工作員だった頃にアムステルダムで出会い、まだ駆け出しだったヴァンスを謀殺する企みを未然に防いだ。以来友誼を続け、互いに地位を築いた後もホームパーティーに招かれる程の仲である。仕事では利害関係で揉めることもあるが基本的に関係は良好だった。 イランの諜報員と非公式に会見したことにより、ヴァンス局長宅に会食にきていたところを暗殺者に襲撃され[注 35]、ヴァンスの妻とともに死亡した。 リチャード・パーソンズ (英: Richard Parsons) 演 - コリン・ハンクス 出演 - シーズン10第23話-シーズン11第2話 国防省直属独立法務官 過去にギブスが関わったある未解決事件やボドナーを殺害したジヴァに関して、司法妨害や証拠捏造の疑いでギブスのチームに対して取り調べを行なう。法律こそが正義だと考え、自分の考える正義の達成については手段を選ばない。自身のキャリアアップのために大物に関する事件のみを担当することから目立ちたがり屋という印象を受けがちだが、それらの事件を利用して大物との関係を構築するなど世渡り上手な一面がある。NCISの中でも検挙率の高いギブスを拘束することでキャリアアップを狙うが、後に﹁疑いの同胞団﹂に自分が利用されていることに気付き、ギブスに協力する。 風貌がシェイプアップ後のマクギーに似ているため、トニーに﹁悪いマクギー﹂と揶揄された。さらにNCISの元局長モローからは﹁(FBI初代長官の)エドガー・フーバーのような奴﹂と呼ばれ、ギブスを除くチーム全員から蛇蝎の如く嫌われた。 アビゲイル・ボーリン (英: Abigail Borin) 演 - ダイアン・ニール、日本語吹替 - 加藤有生子 出演 - シーズン7第18話、シーズン8第11話、シーズン9第5話、シーズン10第4話、シーズン11第6話、シーズン12第5話 CGIS︵アメリカ沿岸警備隊犯罪捜査局)捜査官。 女ギブスと呼ばれる程、ギブスに似た性格。 キャストは﹃LAW & ORDER:性犯罪特捜班﹄のケイシー・ノバク役で知られるダイアン・ニールを起用した。 初登場のシーズン7第18話﹁縄張り争い﹂以降、シーズン12まで毎シーズン1話ゲスト出演している。その後、ワシントンから異動になったのかスピンオフ作品である﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄にゲスト出演している。 デイモン・ワース︵英: Damon Werth︶ 演 - ポール・テルファー 出演 - シーズン5第10話、シーズン7第6話、第15話 元海兵隊伍長。イラクで活躍し、シルバースター︵銀星章︶授与候補の英雄だったが、ドーピングによる錯乱、記憶障害と暴力衝動からPTSDで収容中の病院から逃走、NCISによって確保された。かつて彼は重度の貧血症のために海兵隊の入隊に落第し、海兵隊員になる夢を叶えるため、先端企業で開発中の兵士用のステロイド剤を入手、自分に投与して海兵隊員となっていた。事件の全貌が発覚したことでシルバースター授与は見送りとなり、海兵隊も除隊となるが、ギブスは自分のシルバースターを彼に譲った。これがきっかけでギブスに強い信頼感を抱くようになった。また、確保の際にジヴァと激しい格闘となり、互いに気持ちが通じ合ったらしい。 除隊後、ベル大佐の経営する民間軍事会社の傭兵となり、任務として知らずギブスの自宅に匿われていたレイラ・シャカルジの確保に送り込まれるが、戦っている相手がレイラを守るジヴァたちと知ると、仕事を放棄してNCISに協力した。 その後、戦友の殺害事件に巻き込まれたことからギブス宅を訪問、殺害された戦友が引き受ける予定だったトラックによる乗っ取り︵強奪︶の代理ドライバーとなり、ジヴァと組んで潜入捜査に協力した。 チャック・エリソン海兵隊大将 (英: General Charles T. Ellison) 演 - ジョン・フィン、日本語吹替 - 長克巳 出演 - シーズン9第8話、第9話、シーズン14第18話 海兵隊総司令官で、ギブスの海兵隊時代の元上官にして友人。 シーズン9第8話にて、アフガニスタンから戦死者の遺体が入った棺を運んでいた輸送機が墜落した事故を捜査する過程で、棺に遺体が入っていなかったガブリエラ・フローレス中尉の行方を巡り、彼女が以前司令部で広報官を務めていたことから、話を聞きにギブスが彼の元を訪れる。 この際、ギブスに対して﹁フローレス中尉が生きているのであれば、必ず見つけて連れ帰れ﹂と命じる。 シーズン14第18話にも登場し、既に海兵隊を退役しているが、がんを患い入院中の娘ローラに会って欲しいとギブスの元を訪れる。 クレイトン・ジャーヴィス(英: Clayton Jarvis) 演 - マット・クレイヴン、日本語吹替 - 大塚芳忠 出演 - シーズン8第24話~シーズン11第1話 海軍長官→死亡 ダベンポートの後任。後に疑いの同胞団の爆破テロにより死亡する。 元はロビイストで前任者とは違いギブスやヴァンスに親しく接していた。 サラ・ポーター(英: Sarah Porter) 演 - レスリー・ホープ、日本語吹替 - [[]] 出演 - シーズン11第2話~シーズン13第15話 海軍長官→辞職 死亡したクレイトンの後任。女性で民間出身の為保守的な海軍将校や軍事企業からは嫌悪されているのに悩む。 クレイトン同様NCISのメンバーには親しく接しておりマクギーとはゲームの話で盛り上がっていた。海軍長官の娘という理由で娘が誘拐されギブスに救い出されるが、その後娘の安全を第一として長官を辞任する。 アンソニー・ディノッゾ・シニア(英: Anthony DiNozzo Senior) 演 - ロバート・ワグナー、日本語吹替 - 土師孝也︵シーズン11まで︶→向井修︵シーズン12 - 14︶ 出演 - シーズン7第12話~ 実業家 トニーの実父。浪費家であるがアラブの王子からあのドナルド・トランプも知人という幅広い人脈を持つ。パーマーの義父エドとも面識がある。 シーズン7より毎シーズン登場しておりトニーが退職した後もギブスたちの捜査に協力したりNCIS本部に遊びに来ている。ギブスを大変気に入っており親友と呼んでいる。 登場当時トニーとはすれ違いを続けていたがシーズン10で和解する。その後は良好な関係を続け後にトニーのフランスでの住宅の世話やアメリカの住居の管理などもしている。 トニーからは詐欺師と言われているが本人は怪しい連中とは付き合いはあるが、商売のためと否定している。 トニーの母親の親友リンダと再婚するつもりだったが、破談する。 シーズン17ではパーマーにトニーとジヴァとタリと4人で暮らし、タリに﹁じいじ﹂と言われて凄く嬉しかったという旨の手紙を送っている。 サマンサ・ライアン(英: Samantha Ryan) 演 - ジェイミー・リー・カーティス、日本語吹替 - 安達忍 出演 - シーズン9 国防総省に勤務する心理学者 ギブスと協力しつつ、お互い心のうちをさらさないため、表面的な関係に終わる。 ウィン・クロフォード(英: Wynn Crawford) 演 - ミッチ・ピレッジ 出演 - シーズン16第11話~ 国防長官 マクギーが国防総省にハッキングした事に激怒しNCISに直接乗り込んでくる。 最初は好き勝手やるNCISを嫌悪していたが後に国防の機密費が犯罪に使われていたことが判明し、自身の進退に関わる窮地を招くがギブスによって解決される。ギブスの捜査能力の高さとヴァンスの指揮能力に感服し、信頼の証である酒場の酒がタダになるというコインをヴァンスに譲渡する。 ポール・トリフ(英: Paul Triff) 演 - フレンチ・スチュワート 出演 - シーズン14第17話、シーズン15第15話 元密輸業者→受刑者 密輸ダイヤの分配で揉め仲間4人を殺しその内3人の死体を電動カッターで切り刻んだサイコパス。 現マクギーの家の前々の居住者であり、密輸ダイヤがしまってある貸し金庫の鍵を飲み込んだ元仲間の死体を隠していた。ダイヤを諦めきれないのか刑務所仲間を使って死体を探させるが、帰宅したマクギーと鉢合わせし銃撃戦となる。 マクギーやギブスに情報提供の見返りに刑務所内での便宜を要求したが尽く蹴られる。 後にガブリエル・ヒックスの有罪証拠の提供する代わりにマクギー同伴の上で元住居に48時間滞在させる事を条件に司法取引を持ちかける。最初は連続殺人犯でサイコパスという事もありメンバーやヴァンスは難色を示すが、スローンはヒックスを追い詰められると説得する。 余程マクギーが気にいったのか彼に家族という認識を持つ。 フィル・ブルックス(英: Phillip "Phill" Brooks) 演 - ドン・レイク 出演 - シーズン15第23話、シーズン16第4話、シーズン17第15話 海軍大佐→海軍専属会計士 ギブスの数少ない親友の一人。現役の海軍大佐だが軍人とは思えない見た目でかなり頼りなさげだが軍部では信用と実績が高い。 日曜大工が得意でギブスと一緒に船を作ったりもしており、その船でギブスと釣りをしていた。 長い付き合いだが同じ親友のフォーネルは顔を合わせるまで互いに全く知らなかった。 シーズン17で会計士に転職していたが海軍専用の出会い系アプリを使っていた事からまだ海軍の関係部署に所属していると思われる。 マーガレット・アリソン・ハート(英: Margaret Allison Hart) 演 - Rena Sofer 出演 - シーズン7、シーズン8 弁護士登場する敵[編集]
アリ・ハスワリ (英: Ari Haswari) 演 - ルドルフ・マーティン、日本語吹替 - / 菊本平 出演 - シーズン1第16話~シーズン3第2話 イスラエル諜報特務庁︵モサド︶局員 父親はイスラエル諜報特務庁局長のイーライ・ダヴィードであり、ジヴァの異母兄。母親はアラブ系で、ハマスに潜入させる人材として作られた子供だったことが本人からほのめかされている。幼い頃からスパイ養成訓練を受け、母親と共にガザの医療キャンプで働くために、英国エジンバラの医学部にも留学させられて医学知識と技術にも精通している。そのような生い立ちから父親への憎悪を抱き、母の死をきっかけにモサドを裏切ってハマスに参加、表向きはハマスに潜入したモサドとして活動する二重スパイになっていた。 ギブスは早くからアリの素行に疑念を抱いていたが、アリもまたギブスに父親を重ね合わせて敵視し、ハマスのテロ作戦の最中、ギブスを精神的に追い込むことを目的にケイトを射殺し、アビーの命を狙った。 ギブスにケイト殺害犯と睨まれるも一貫して犯行を否認。ギブスを挑発する一方で二重スパイの立場を使って捜査を翻弄した。やがて自分の命を賭けたギブスの罠にあえて乗り、ギブスを殺害しようと姿を現すが、そのことが彼の有罪を証明し、その場で自身の異母妹であるジヴァに射殺された。 なお、留学した医学部はダッキーと同じであるため、数十年の差はあるもののダッキーの後輩にあたる。 ラ・グルヌイユ (仏: La Grenouille) 演 - アーマンド・アサンテ、日本語吹替 - 金尾哲夫 出演 - シーズン4第14話〜シーズン5第1話、第14話︵不定期︶ ﹁カエル﹂のコードネームを持つフランスの武器商人[注 36]。本名はレネ・ブノワ (Rune Benoit)。ジャンヌという娘がいる。シェパードは彼を父親の死の原因と考え、その逮捕に10年以上に渡る強い執着を持っていた。その一環としてトニーをジャンヌへ接近させたが、実は彼がCIAの協力者であったため、作戦はCIAに妨害されて確保には至らなかった。この作戦をきっかけに、ダッキーはグルヌイユの人柄に強い興味を抱いていた。 その後、運河で射殺体として見つかった。NCISとシェパードが容疑者とされ、フォーネルの指揮でFBIによる捜査が行われるが、最終的にはコルトが現れ、グルヌイユが引退をほのめかしていたため、CIAにより暗殺されたものと結論付けられた。ただし、彼を殺害した拳銃はシェパードのものであったことが作中でほのめかされており、ギブスはシェパードが死ぬ直前まで真相に疑念を抱いていた。 マイケル・リフキン (英: Michael Rivkin) 演 - メリク・タドロス 出演 - シーズン6第1話 -第25話 イスラエル諜報特務庁︵モサド︶局員。モサドでも暗殺部門・キドンに所属する局員で凄腕の暗殺者。ジヴァとは幼なじみであり、同僚であり、深い関係でもあった。一時モサドに復帰したジヴァとモロッコの潜入捜査を担当。 その後、アメリカ国内に潜伏するテロ組織を壊滅するべく、ロサンゼルスにてOSPの潜入捜査に割り込みG・カレン︵﹃NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班﹄の主人公︶達と対峙。ワシントンD.C.ではダベンポート海軍長官宅の会合に潜入を試み、警護の捜査官を死亡させた。これらの独断的な行動にメイシー、ギブス、トニーから帰国するよう忠告を受けるが聞き入れなかったばかりか、トニーのことはジヴァを巡る恋敵と考え挑発していた。 ジヴァの自宅に潜伏していたところ、テロリストの物証を辿って来訪したトニーと遭遇。確保を試みたトニーと乱闘になった。辛くも銃を手にしたトニーの警告にも関わらず襲いかかったため4発被弾、病院に搬送されるも死亡した。トニーがキドンのリフキンとの戦いに生き残ったのは、たまたまリフキンが深酒をしていたためだったことが判明している。リフキンの死はジヴァにトニーへの不信を抱かせ、彼女の二度目のイスラエル帰国のきっかけとなった。 テッド・バンクストン (英: Ted Bankston) 演 - デビッド・エイゲンバーグ、日本語吹替 - 中博史 出演 - シーズン6第9話 元NSAの分析官。シーズン6の鍵となる軍事機密、ドミノ計画︵イスラエルが攻撃された場合の軍事行動、経済状況を予測するもの︶の管理を担当していた。リー捜査官が義妹のアマンダを人質にとられていたのと同様に、バンクストンも1年前に妻を人質にとられ、スパイ行為に加担させられていた。ドミノ計画が流出した際に発生する軍事的、経済的なあらゆる被害をNCISに説明し、協力を申し出た。 正体はドミノ計画に関する一連の事件の黒幕であり、ドミノ計画によって発生する大金がねらいだった。妻は人質にとられたと思われていたが、実は計画のために既に殺害されていた。ドミノ計画の受け渡し場所で自身の計画が露見したと分かると、リー捜査官を人質にして立てこもった。その後ギブスによってリーごと射殺された。シーズン中に登場する強敵の中で、テロなどではなく純粋に大金目当てで犯行に及んだ珍しい人物。 パロマ・レイノサ (西: Paloma Reynosa) 演 - ジャクリーン・オブラドース 出演 - シーズン7第22話〜シーズン8第1話 メキシコの麻薬カルテルのボスで、ギブスの妻と娘を殺し、その後ギブスによって殺害されたペドロ・ヘルナンデスの娘。父親を殺したギブスを憎み、ベル大佐とマイク・フランクスを囮にメキシコにギブスをおびき寄せて軟禁する。ギブスに同じ思いをさせるために彼の父ジャクソンを襲撃するが、思わぬ迎撃にあって失敗する。その後アメリカに勢力を拡げながらギブスを徐々に追い詰めるが、最後はギブスとヴァンスの策により自身の弟アレハンドロ・リヴェラによって射殺された。 アレハンドロ・リヴェラ (西: Alejandro Rivera) 演 - マルコ・サンチェス日本語吹替 - 山路和弘 出演 - シーズン7第22話〜シーズン8第1話、シーズン11第24話 メキシコの司法省の高官だが、姉のパロマ・レイノサによって政府内部に送り込まれた麻薬カルテルのシンパ。姉と違い短慮。父親を殺したギブスをすぐに殺すべきだと主張するが、姉に反対される。シーズン8の第1話にて、ギブスと思って発砲した相手が実は姉のパロマであり、自身が殺害してしまったことを後悔していた。その後収監されていたが、シーズン11にて父と姉が築き上げたカルテルの遺産を使い、ギブスに恨みを持つ疑いの同胞団の残党と共にギブスへの復讐を試みるが、僅か数日で露見し更には疑いの同胞団の残党まで一掃され、自分の立場を更に悪化させる結果となってしまった。 ライリー・マカリスター(英: Riley McCallister) 演 - マイケル・オニール、日本語吹替 - 沢木郁也 出演 - シーズン8第8話、第9話、シーズン9第14話 NCIS局員。サンディエゴ支局時代のギブスの上司。出世欲が強く、91年にアムステルダムでロシア人諜報員アナトリー・ズコフに接触するというヴァンスの初任務︵コード名﹁トライデント﹂︶の直属の上司となったが、実はヴァンスをズコフに殺させて米ロ間の緊張関係を捏造し、自らの出世の材料にしようとするものだった。しかしイーライの助けを得たヴァンスが暗殺チームへの反撃に成功して計画は失敗。逆にヴァンスを後々自分より出世させる契機となり、以後ヴァンスを排除する機会を狙っていた。またその後始末として、99年にギブスとシェパードにパリでのズコフらの暗殺を命令した人物でもある。だが、以上の﹁アムステルダム事件﹂の黒幕を暴こうとヴァンスとイーライが企画したNCIS元高官らが集う会合に脅威を覚え、イーライを狙った暗殺者の存在を利用してふたりの爆殺を企てた。さらに捜査で陰謀の全容が知られたことで、入院中のヴァンスの暗殺を自ら実行するが、ギブスにナイフを渡されていたヴァンスの逆襲により刺殺された。 200話記念回では、ギブスの回想シーンに上司として登場し、アドバイスを送った。 ポートキラー / ジョナス・コッブ (英: The Port to Port Killer/Jonas Cobb) 演 - カー・スミス 出演 - シーズン8第23話、第24話 佐世保、ロタ、ハワイなどの軍港で海兵を殺害していた連続殺人鬼。正体はジョナス・コッブ海軍大尉で、CIAやヴァンス局長などがアルカイダの撲滅のため、軍人を過酷な訓練で冷徹な殺人マシーンへと訓練し、海外での工作活動に利用するために立案した﹁フランケンシュタイン作戦﹂の被験者。訓練後はコルトやダベンポート海軍長官の秘密作戦や暗殺工作に使役されていた。本人は正義を信じていたが、作戦を通して人格が破壊され、殺人鬼に変貌した。 シーズン8の終盤、フランケンシュタイン作戦によって人格、人生を歪められたポートキラーは、作戦関係者[注 37]に復讐を開始。ロタから海兵を殺害し始めたのも、当時ロタで勤務していたダベンポート海軍長官の姪であるバレットを誘き出すためであった 。犯行の過程でギブスに興味を持ちその自宅を訪れるが、その際にフランクスと格闘になり、彼を殺害する。 拉致したジヴァを取引材料に自らNCISに出頭したが、それは陽動で、隙を見てバレットとパーマーを拉致して逃亡。CIA工作員のコルトまでも拉致して、ダベンポート海軍長官をフランケンシュタイン作戦に使われていた施設に誘い出すが、海軍長官に随行していたギブスとヴァンスによって射殺された。 ハーパー・ディアリング (英: Harper Dearing) 演 - リチャード・シフ、日本語吹替 - 千葉繁 出演 - シーズン9第23話~シーズン10第1話 ドナルドヒルズ・インベストメント社の前CEO。シーズン9、10での最大の敵。海軍にいた息子をテロ攻撃で亡くし、その攻撃を予測できなかったことや息子を攻撃のあった空母に配属したことから、海軍を逆恨みしている。自身の会社の欠陥ケーブルが採用されている海軍の船に目を付け、部下に次々と破壊工作を仕掛けさせた。 ギブスが一連の事件の黒幕が彼だと知ると、最重要指名手配犯の壁にディアリングの顔写真を貼付け、NCIS職員に彼を徹底マークするように呼びかける。一見すると初老の男性だが、自分の正義︵息子の復讐︶のためなら手段を選ばない危険人物で、シーズン9最終話ではヴァンス局長の車に強力な爆弾を仕掛けてNCIS本部を爆破し、多数の死傷者を出す。逃亡したがギブスとの一騎討ちの末、刺殺された。 イラン・ボドナー (英: Ilan Bodnar) 演 - オデッド・フェール 出演 - シーズン10第12話、第21話、第22話 モサドに所属するイーライが最も信頼している副官。イスラエルと対立しているイランと平和的に関係を築きたいイーライとは違い、イランに対しては戦争による解決を主張するなど、強硬的な姿勢を示している。イーライがイランの諜報員と非公式に会合を行っていたことを受け、イスラエル本国の強硬派からイーライを排除したらモサド局長にすると約束され、傭兵を使いイーライをヴァンスの妻ごと殺害する。ジヴァによってイーライ殺害の黒幕がボドナーということが裏付けられるとベルリンへ逃亡、NCISを撹乱しながら追跡を振り切っていく。逃亡資金であるダイヤモンドをドイツで奪われるが、奪還するためにジヴァとトニーをアメリカで襲撃した。 アフリカ行きの船に乗り込み潜伏していたが、後を追ってきたジヴァによって船から突き落とされ、死亡する。この一件は正当防衛として処理されたが、ギブスのチームに新たな危機をもたらすことになった。イーライ殺害の疑惑がかかったことで、あてにしていたイスラエル政府の強行派からも見放され、CIAにはイランの上級工作員暗殺の犯人にまで仕立てあげられる、という不遇な扱いを受けた。 ベンサム・パーサ (英: Benham Parsa) 演 - カラン・オベロイ 出演 - シーズン11第1話、第14話 パキスタン・ミンゴラ生まれのテロリストで、反米テロ組織﹁疑いの同胞団﹂のリーダー。ジャーヴィス海軍長官をワシントンD.C.で爆殺し、別の爆弾でマクギーの恋人であるデライラを下半身不随になるほどの重傷を負わせた。その他にもカイロやバーレーンなどの爆弾テロに関与していたとされ、NCISの指名手配者リストの中でも上位にランクづけされている。それだけでなくギブスが司法妨害になるきっかけを作った遠因の事件の首謀者でもあった。 少年時代にアメリカ軍のUAVで家族を殺されている。ビショップはNSA時代から彼を追跡しており、パーサとは何かの因縁がある様子。パキスタンに潜伏していたところを急襲されて捕まり、その際に負傷、艦内で取り調べを受けていたが脱走し、ギブスに射殺された。 マシュー・ルソー (英: Mathew Rousseau) インターネットを利用して自爆テロ犯にするために少年をリクルートするイラクの過激派組織“コーリング”の通信担当。S-マイン︵対人地雷︶を調達し、ドーニゲットを殉職させる爆弾テロを起こす。 セルゲイ・ミシュネフ (英: Sergei Mishnev) 出演 - シーズン12第1話、シーズン12第4話、シーズン12第11話、シーズン12第15話 ロシアのテロリストでアリ・ハスワリの異父兄弟。 ロシアの参事官のアントン・パブレンコとは大学の同期で手を組んでお互い私服を肥やしていた。バブレンコからはギブスに近づくなと警告されるがアリの報復の為アメリカに来る。 ギブスの親しい者の最期を真似たり、元妻のダイアンを射殺し追い詰める。しかしギブスに弱みを握られたパブレンコに裏切られ、ギブスの元におびき寄せられ、最後は弾が空の銃をフォーネルに向け、フォーネルに射殺される。 トレント・コルト (英: Trent Kort) 演 - デヴィッド・ダヤン・フィッシャー 出演 - シーズン4第15話、シーズン5第14話、シーズン6第13話、第20話、シーズン8第21-24話、シーズン13第23話、第24話 CIA職員→元CIA職員。陰気で非人間的、狡猾怜悧で信用ならない人物で、当初はCIA職員として度々登場してはギブスのチームと敵対、あるいは協力していた。ギブスとは友人の風を装いつつも互いに決して信用せず、緊張感を持った関係だった。グルヌイユに関連するCIAの作戦の一環としてトニーを殺しかけており、またグルヌイユ暗殺に関してはCIAの犯行を否定せず、トニーに殴られてもいる。以来、彼からは露骨に嫌われており、関係は最悪だった。またギブスに秘かにCIAによるヴァンスの個人調査資料を渡し、恩を売り揺さぶりをかけたこともある︵s6e13︶。CIAとしてフランケンシュタイン作戦にも関与しており、その被験者ジョナス・コッブスの訓練教官だった。彼を非合法な任務に使い私腹を蓄えていたが、コッブスがポートキラー事件を起こした︵s8︶ことで失脚し、CIAを辞職した。またコッブスにより左眼球を奪われ、義眼を入れている。 その後、ロシアに核の情報を売り渡しており、それを知りえたトーマス・モローや関係者を殺し、その罪を元MI-6のスコットになすりつけていた。遂には自身の脅威となる情報を持っているジヴァを人を使って迫撃砲で小屋ごと吹き飛ばし暗殺したが、ジヴァの死の真相を突き止めたトニーとギブスにより報復され、射殺された。 ガブリエル・ヒックス (英: Gabriel Hicks ) 演 - グラハム・ハミルトン 出演 - シーズン15第7話、シーズン15第15話 元海兵隊員でサイコパス。10年前に大尉殺害の容疑でフォーネルとMCISにより死刑判決を受けていたが、フォーネルが法を曲げて弁護士に情報を漏らしていた事を突き止めギブスやダッキーを騙し逆転無罪を勝ち取りフォーネルを失職に追い込む。 その後事情を知った弁護士を爆殺し刑務所送りにしたフォーネルに報復を企てる。調査の手が回ってると気付きフォーネルを拉致し逃走するが、フォーネルが抵抗し車は大破、その後ギブスに逮捕される。 同じ独房に居て司法取引に応じたポール・トリフの情報により、大尉と他5人の血痕の付いた指紋付きの鉄パイプが昔乗っていた車から発見される。それが決定的な証拠となり、無罪判決が取り消され再び死刑が確定する。出演シーズン[編集]
シーズン | S1 | S2 | S3 | S4 | S5 | S6 | S7 | S8 | S9 | S10 | S11 | S12 | S13 | S14 | S15 | S16 | S17 | S18 | S19 |
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03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | |
リロイ・ジェスロ・ギブス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
ドナルド・“ダッキー”・マラード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | |
アンソニー・“トニー”・ディノッゾ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
アビゲイル・“アビー”・シュート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ||||
ケイトリン・“ケイト”・トッド | ○ | ○ | △* | ||||||||||||||||
ティモシー・ファラガット・“ティム”・マクギー | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジミー・パーマー | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジェニー・シェパード | △ | ○ | △* | ||||||||||||||||
ジヴァ・ダヴィード | 〇 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | ||||||||
レオン・ヴァンス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
エレノア・レイ・“エリー”・ビショップ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | |||||||||||
ニコラス・“ニック”・トーレス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||
アレクサンドラ・“アレックス”・クイン | ○ | ||||||||||||||||||
クレイトン・ダンテ・“クレイ”・リーヴス | △ | ○ | △* | ||||||||||||||||
ジャクリーン・“ジャック”・スローン | △ | 〇 | 〇 | △ | |||||||||||||||
ケイシー・ハインズ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | ○ | ||||||||||||||
ジェシカ・ナイト | △ | ○ | |||||||||||||||||
アルデン・パーカー | △ |
○ - 全出演 △ - 一部出演 * - 死亡
スタッフ[編集]
- 製作総指揮/企画 - ドナルド・P・ベリサリオ、マーク・ハーモン(一部エピソードを製作総指揮として)
- 企画 - ドン・マギル (Don McGill)
エピソード[編集]
シーズン | 放送期間 | 放送時間(ET) | 話数(シーズン) | 話数(通算) | 平均視聴者数 | ランキング |
---|---|---|---|---|---|---|
シーズン1 | 2003年 | 9月23日 - 2004年 5月25日木曜20時台 | 23 | 1 - 23話 | 1184万人 | 26位 |
シーズン2 | 2004年 | 9月28日 - 2005年 5月24日23 | 24 - 46話 | 1363万人 | 22位 | |
シーズン3 | 2005年 | 9月20日 - 2006年 5月16日24 | 47 - 70話 | 1530万人 | 16位 | |
シーズン4 | 2006年 | 9月19日 - 2007年 5月22日24 | 71 - 94話 | 1450万人 | 20位 | |
シーズン5 | 2007年 | 9月25日 - 2008年 5月20日19 | 95 - 113話 | 1565万人 | 14位 | |
シーズン6 | 2008年 | 9月23日 - 2009年 5月19日25 | 114 - 138話 | 1789万人 | 5位 | |
シーズン7 | 2009年 | 9月22日 - 2010年 5月25日24 | 139 - 162話 | 1933万人 | 4位 | |
シーズン8 | 2010年 | 9月21日 - 2011年 5月17日24 | 163 - 186話 | 1946万人 | 5位 | |
シーズン9 | 2011年 | 9月20日 - 2012年 5月15日24 | 187 - 210話 | 1949万人 | 3位 | |
シーズン10 | 2012年 | 9月25日 - 2013年 5月14日24 | 211 - 234話 | 2134万人 | 1位 | |
シーズン11 | 2013年 | 9月24日 - 2014年 5月13日24 | 235 - 258話 | 1977万人 | 3位 | |
シーズン12 | 2014年 | 9月23日 - 2015年 5月12日24 | 259 - 282話 | 1825万人 | 3位 | |
シーズン13 | 2015年 | 9月22日 - 2016年 5月17日24 | 283 - 306話 | 1661万人 | 3位 | |
シーズン14 | 2016年 | 9月20日 - 2017年 5月16日24 | 307 - 330話 | 1463万人 | 3位 | |
シーズン15 | 2017年 | 9月26日 - 2018年 5月22日24 | 331 - 354話 | 1702万人 | 5位 | |
シーズン16 | 2018年 | 9月25日 - 2019年 5月21日24 | 355 - 378話 | 1557万人 | 3位 | |
シーズン17 | 2019年 | 9月24日 - 2020年 4月14日20 | 379 - 398話 | 1533万人 | 2位 | |
シーズン18 | 2020年11月17日 - 2021年 | 5月25日16 | 399話 - 414話 | 1258万人 | 3位 | |
シーズン19 | 2021年 | 9月20日 -木曜20時台 |
※アメリカのテレビドラマのシーズンは、おおむね9月下旬にスタートし、翌年の5月上旬に終了する(一部の例外を除く)。
日本国内での放送[編集]
- サスペンスシアター FOXCRIME
- シーズン1
- シーズン3
- FOXチャンネル
- シーズン1(吹替版,字幕版)
- シーズン2(吹替版,字幕版)
- シーズン3
- シーズン4
- シーズン5
- シーズン6
- シーズン7
- シーズン8
- シーズン9
- シーズン10
- シーズン11
- シーズン12
- シーズン13
- シーズン14(2016年12月6日 - )
- シーズン15(2018年1月25日 - )
- シーズン16(2019年1月5日1話先行放送、1月24日より本放送開始 )
- テレビ東京
- シーズン1 - 2010年2月7日(2月6日深夜)から9月5日(9月4日深夜)まで吹替版を放送。
- シーズン2 - 2013年11月18日から12月26日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜枠)にて吹替版を放送。
- シーズン3 - 2014年8月19日から10月1日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜粋)にて吹替版を放送。
- シーズン4 - 2015年2月23日から4月2日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜粋)にて吹替版を放送。
- シーズン5 - 2017年4月27日から5月26日まで『ランチチャンネル』(月 - 金曜粋)にて吹替版を放送。
- シーズン6 - 2017年7月6日から8月10日まで『ランチチャンネル』(月 - 金曜粋)にて吹替版を放送。
- シーズン7 - 2019年4月3日(4月2日深夜)から9月27日(9月26日深夜)まで『海外ドラマセレクション』にて吹替版を放送。
- Dlife
- シーズン1(吹替版,字幕版)
- シーズン2(吹替版,字幕版)
- シーズン3(吹替版,字幕版)
- シーズン4(吹替版,字幕版)
- シーズン5(吹替版,字幕版)
- シーズン6(吹替版,字幕版)
- シーズン7(吹替版,字幕版)
- シーズン8(吹替版,字幕版)
- シーズン9(吹替版,字幕版)
- シーズン10(吹替版,字幕版)
- シーズン11(吹替版,字幕版)
スーパー!ドラマTV
- シーズン1(吹替版)
- シーズン1
- シーズン2(吹替版)
- シーズン2
- シーズン3(吹替版)
- シーズン3
- シーズン4(吹替版)
- シーズン4
- シーズン5(吹替版)
- シーズン5
- シーズン6(吹替版)
- シーズン6
- シーズン7(吹替版)
- シーズン7
- シーズン8(吹替版)
- シーズン8
- シーズン9(吹替版)
- シーズン9
- シーズン10(吹替版)
- シーズン10
- シーズン11(吹替版)
- シーズン11
- シーズン12(吹替版)
- シーズン12
- シーズン13(吹替版)
- シーズン13
- Hulu
- シーズン1(吹替版,字幕版)
- シーズン2(吹替版,字幕版)
- シーズン3(吹替版,字幕版)
- シーズン4(吹替版,字幕版)
- シーズン5(吹替版,字幕版)
- シーズン6(吹替版,字幕版)
- シーズン7(吹替版,字幕版)
- シーズン8(吹替版,字幕版)
- シーズン9(吹替版,字幕版)
- シーズン10(吹替版,字幕版)
- シーズン11(吹替版,字幕版)
- シーズン12(吹替版,字幕版)
- シーズン13(吹替版,字幕版)
- シーズン14(吹替版,字幕版)
- シーズン15(吹替版,字幕版)
- シーズン16(吹替版,字幕版)
- シーズン17(字幕版)
- シーズン18(字幕版)
- シーズン19(字幕版)
- Amazon prime
- シーズン1(吹替版)
- シーズン1
- シーズン2(吹替版)
- シーズン2
- シーズン3(吹替版)
- シーズン3
- シーズン4(吹替版)
- シーズン4
- シーズン5(吹替版)
- シーズン5
- シーズン6(吹替版)
- シーズン6
- シーズン7(吹替版)
- シーズン7
- シーズン8(吹替版)
- シーズン8
- シーズン9(吹替版)
- シーズン9
- シーズン10(吹替版)
- シーズン10
- シーズン11(吹替版)
- シーズン11
- シーズン12
- シーズン13
- シーズン14
- シーズン15
- シーズン16
- シーズン17
- Netflix
- シーズン7 (吹替版・字幕版)
- シーズン8 (吹替版・字幕版)
- シーズン9 (吹替版・字幕版)
- シーズン10(吹替版・字幕版)
テレビ東京 土曜27:20枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
コールドケース 迷宮事件簿 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
コールドケース 迷宮事件簿 |
ランチチャンネル(月 - 木曜) | ||
NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
CSI:マイアミ |
CSI:科学捜査班 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
WHITE COLLAR |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
CSI:ニューヨーク |
|
ランチチャンネル(月 - 金曜) | ||
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
Hawaii Five-0 |
|
Hawaii Five-0 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
NUMBERS/ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル |
海外ドラマセレクション | ||
私はラブ・リーガル |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 |
廃枠 |
日本語版DVDリリース[編集]
- 「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン1 コンプリートBOX」 2009年12月18日発売
- 「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン2 コンプリートBOX」 2010年4月9日発売
スピンオフ[編集]
2009年9月22日より、スピンオフ作品『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のシーズン1の放送がアメリカで開始された。本放送に先駆け、『NCIS』シーズン6の第22話と第23話(2009年4月28日と同5月5日放送)でパイロット版が放送された。
2014年9月23日より、スピンオフ作品『NCIS: ニューオーリンズ』シーズン1の放送がアメリカで開始された。本放送に先駆けて、『NCIS』シーズン11の第18話と第19話(2014年3月25日と同年4月1日放送)でパイロット版が放送された。
ゲーム[編集]
●NCIS:The Game (PC/Xbox 360/PS3/Wii/3DS) ●NCIS:Hidden Crimes (iOS/Android)トリビア[編集]
●本物のNCISが制作に協力しており、現役捜査官が脚本家にアドバイスを行っている。 ●初代ヒロインを演じたサッシャ・アレクサンダーは、あまりのスケジュールの過酷さから、2シーズンで降板を直訴した。もっとも、降板が殉職になるとは思わなかったと後に回顧している。アレクサンダーは降板後、﹃リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線﹄で主役を担当した。 ●主演のマーク・ハーモンは製作に協力しているNCIS捜査官からまるで本物の捜査官のようだと高い評価を得ている。その評価を証明するエピソードとして以下のような出来事があった。シーズン1の撮影中、NCISロサンゼルス支局に海軍本部から審査官が来る事となった。この際、ハーモンはイタズラを思いついたリチャード・W・ワーマック特別捜査官の依頼でNCISロサンゼルス支局に赴き、NCIS捜査官のフリをして審査官に支局の運営管理報告を行ったところ、審査官はハーモンを本物のNCIS捜査官だと信じて疑わなかったという[22]。 ●イスラエル人のジヴァを演じるコート・デ・パブロはチリ出身であり、ヘブライ語は全く話せない。またシーズン6第1話でジヴァが歌手に扮して歌う場面があるが、これは彼女自身が歌っている。 ●総合プロデューサーのベリサリオはマクギー役のショーン・マーレイの母親と再婚しており、ショーンは義理の息子である。 ●マクギーの妹のサラを演じるトローヤン・ベリサリオ、アビーの助手のチップを演じるマイケル・ベリサリオはプロデューサの実子。 ●第1話はベリサリオが自ら監督を務めた。 ●初期設定ではFBIのフォーネルとNCISの面々はシーズン1の第1話で初対面という設定であったが、後に元々面識があったという設定に変更された。 ●若い頃のギブスを演じているのは、マーク・ハーモンの実子ショーン・ハーモン。 ●トニーの父親役としてハリウッドの大御所俳優であるロバート・ワグナーを起用し大きな話題となったが、トニー役のマイケル・ウェザリーは2004年のテレビ映画"The Mystery of Natalie Wood"(ナタリー・ウッドの謎︶で、ウッドの夫であったワグナーを演じたことがある。 ●映画オタクのトニーが﹃ターミネーター2﹄のT-1000をネタにしたことがあるが、演者のロバート・パトリックは当番組にゲスト出演している︵S7E6︶。 ●オープニングテーマはニューメリックラボ[23]というグループによる作品である。 ●2012年10月1日、シーズン10で10周年を迎えるこの番組の主演として、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにマーク・ハーモンの星形プレートが埋め込まれた[24]。当日のセレモニーにはハーモンを始め、マイケル・ウェザリー、ショーン・マーレイ、コート・デ・パブロ、ポーリー・ペレット、デヴィッド・マッカラム、ロッキー・キャロル、ブライアン・ディーツェンらのメインキャストが勢揃いした。 ●スピンオフ作品﹃NCIS:ニューオーリンズ﹄は同じ曜日に放送されている[25]。さらに、トニー役のマイケル・ウェザリーが番組降板後に立ち上げた﹃BULL / ブル 法廷を操る男﹄は両番組の間に放送されている。 ●ハーモンは契約が切れるシーズン18での降板を決めており、シーズン最終回で死亡︵殉職︶する案も検討されていた[26]。しかし、その場合番組自体の更新がキャンセルされる可能性があったために契約を更新したとのことである[27]。実際、シーズン19は降板後も最終回まで出演者としてクレジットされた[28]。ハーモンは降板後もプロデューサーとしての契約は継続している。なお、こうした経緯によりハーモンの妻であるパム・ドーバーがシーズン18および19のハーモン降板まで複数回にわたってゲスト出演している。脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
関連項目[編集]
- アメリカ合衆国のテレビドラマ一覧 (年代順)
- FOXチャンネル
外部リンク[編集]
- NCIS Database(英語)
- テレビ東京