Rockchip
表示
業種 |
半導体産業 ![]() |
---|---|
設立 | 2001年 |
本社 | 、 |
ウェブサイト | https://www.rock-chips.com/[3] |
Rockchipもしくは瑞芯微電子有限公司︵Rockchip Electronics Co., Ltd.︶は、中華人民共和国の半導体メーカー。
モバイル·エンターテイメント機器、スマートフォン、タブレット、電子書籍、ウェブTVボックス、パーソナルビデオ、MP3プレーヤーでの利用を目的としたRockchipブランドのマイクロプロセッサシリーズを開発している。
商品[編集]
Rockchipは、ARMのライセンスを持ち、そのプロジェクトの大半については、ARMアーキテクチャを採用している[1]。Rockchip RK26xxシリーズ[編集]
●RK2616 - 最大300MHz ●RK2618 - 最大300MHz ●RK2619 - 最大640MHzRockchip RK27xxシリーズ[編集]
Rockchip は最初 RK27xx シリーズで有名になり、MP3/MP4デコード時に非常に効率的であり、低コストのMP3/MP4製品の多くに採用された。 ●RK2718 - ARM9 (最大320MHz) ●RK2738 - ARM9 (最大600MHz) + DSP + 720p 動画デコーダRockchip RK28xx シリーズ[編集]
●RK2806 - ARM9 (最大560MHz) ●RK2808A - ARM9 (最大560MHz) ●RK2816 - ARM9 (最大560MHz) ●RK2818 - ARM9 (最大640MHz)Rockchip RK29xx シリーズ[編集]
Rockchip RK29xx シリーズは、Cortex A8ベースのSoC。CES 2011で初めて発表された。 2012年10月にCortex A9ベースの、Rockchip RK292xシリーズを発表。RK2918[編集]
RK2918はWebM VP8をハードウェアデコードする世界初のチップ。様々なコーデックを処理するために動的に構成可能なコンパニオン·コアを使用している。H.264を1080pでエンコードおよびデコードできるほか、Xvid, H263, AVS, MPEG4, RealVideo, WMV をサポートする。Vivante GC800 GPU は OpenGL ES 2.0 と OpenVG をサポートする。OSは Android 2.2〜4.0 をサポートし[2]、非公式に Ubuntu などの Linux をサポートする。 ●CPU‥1GHz (最大 1.2 GHz) の Cortex-A8 プロセッサ。L2キャッシュは512KB。NEON SIMD対応。 ●GPU‥Vivante GC800。最大60M tri/sec。 ●DRAM‥DDR、DDR2、DDR3のサポート ●動画‥デコードは H.264, Xvid, H263, AVS, MPEG4, RealVideo, WMV, VP8。エンコードは H.264。 ●Adobe Flash Player サポートRK2906[編集]
RK2906は基本的にRK2918からHDMIのサポートを省いたもの。RK2928[編集]
RK2928はシングルコアCortex-A9ベースの省電力向けSoCであり、RK2918/RK2906とは異なる系列のものである。 また製造プロセスはRK2918の55nmから40nmへと変更された。GPSのベースバンドを備えている。RK2926[編集]
RK2926は基本的にRK2928からHDMI,2画面出力のサポートを省いたものRockchip RK30xx シリーズ[編集]
Rockchip RK30xx シリーズは、2コアのCortex-A9[3]。RK3066[編集]
サムスン Exynos 42xx に似たデュアルコアのCortex-A9プロセッサ。パフォーマンスは、サムスン Exynos 4210とExynos 4212の間にある。2012年4月発表。 仕様‥ ●プロセスルール‥40nm ●CPU: 最大 1.6 GHz で動作するデュアルコアの Cortex-A9 プロセッサ。L2キャッシュは512KB。NEON SIMD対応。 ●GPU: 4コア Mali 400, 250 MHz, 9 GFLOPS。OpenGL ES 2.0, OpenVG 1.1対応。 ●DRAM: LPDDR2-800, DDR3-800, LVDDR3-800。︵最大2GB︶ ●HDMI 1.4 ●2チャネルTFT LCDインタフェース。5層と3Dディスプレイをサポート。︵1920×1080最大表示サイズ︶ ●USB 2.0 ●SD, MMC, SDIO, eMMC ●動画‥デコード︵多種フォーマット対応︶1080p@60fps、エンコード︵H.264/MVC, VP8︶1080p@30fps Android の他、Linux を使うこともでき、Ubuntu ベースの PicUntu[4] などがある。Rockchip RK31xxシリーズ[編集]
Rockchip RK31xx シリーズは、28nmHKMGで製造された4コアのCortex-A9。[5]。RK3168[編集]
2013年発表。 仕様‥ ●プロセスルール‥28nm ●CPU: 最大 1.2 GHz で動作する2コアの Cortex-A9 プロセッサ。 ●GPU: PowerVR SGX 540 (400MHz), 6.4 GFLOPS。OpenGL ES 2.0 対応。RK3188[編集]
2013年量産開始。中国で設計されたチップとしては初の28nmHKMGでの製造である。480MbpsのTD-LTE/LTE FDDにも対応している。性能は RK3188 ≧ NVIDIA Tegra 3, Exynos 4412 である。[6] 仕様‥ ●プロセスルール‥28nm ●CPU: 最大 1.6 GHz で動作する4コアの Cortex-A9 プロセッサ。 ●GPU: 4コア Mali 400, 533 MHz, 19.188 GFLOPS。OpenGL ES 2.0, OpenVG 1.1対応。 ●DRAM: LPDDR2, DDR3, DDR3L︵最大2GB︶ ●動画‥デコード︵多種フォーマット対応︶1080p@60fps、エンコード︵H.264/MVC, VP8︶1080p@30fpsRK3188T[編集]
2014年初頭にリリースされたRK3188の最大クロックを1.4GHzまで下げた低クロック版。[7]Rockchip RK32xxシリーズ[編集]
Rockchip RK32xx シリーズは現在のところ、RK3288チップのみが発売されている。RK3288[編集]
2014年量産開始。世界初の4コアCortex-A17プロセッサ搭載SoCである。 仕様‥ ●プロセスルール‥28nm ●CPU: 最大 1.8 GHz で動作する4コアの Cortex-A17 プロセッサ。 ●GPU: Mali T-764 。OpenGL ES 3.1, OpenVG 1.1, DirectX3D 11.1対応。[8] ●DRAM: 64bit幅 DDR3L, LPDDR2, LPDDR3 対応。RK3368[編集]
仕様 ●プロセスルール‥28nm ●CPU: Cortex-A53, 8コア, 1.5 GHz ●GPU: PowerVR G6110 ●DRAM: DDR3/3L-1600, LPDDR3-1600, LPDDR2-1066RK3399 aka OP1[編集]
RK3399は2016年2月に行われたMobile World Congressにおいて、ARMが発表した。2つのCortex-A72 および4つのCortex-A53による、合わせて6つの 64 bit CPUとなっている。このCPUは﹁OP1﹂という名称も持ち、Chromebookへの利用を想定したものとなっている。[9][10] コンシューマー用途として以下が含まれている。[11]
●Asus Chromebook Flip C101PA-DB02
●Asus Chromebook Tablet CT100
●Samsung Chromebook Plus