Su-30 (航空機)
Su-30︵スホーイ30、スホイ30‥ロシア語:Су-30スー・トリーッツァチ︶は、Su-27UBを発展させた複座多用途戦闘機。ロシアのスホーイが設計し、インドなどでもライセンス生産されている。
Su-30のNATOコードネームはフランカーC (Flanker-C)。Su-30MKIはフランカーH (Flanker-H)、Su-30MKKはフランカーG (Flanker-G)と呼称される。
Su-30LL
Su-30に3次元推力偏向ノズルを装備した試験機。
ノズル周りにはMiG-29OVT同様に3箇所のフェアリングが付いている。IRSTは取り外されている。後に推力偏向ノズルは外され、IRSTが装備された。色も塗り替えられた。
Su-30K
インド空軍のSu-30K。主翼の前にカナード翼が無い点や、前脚が シングルタイヤ︵Su-30MKIはダブルタイヤ︶であることが、外見上のSu-30MKIとの相違点。
輸出型。Su-30MKIが開発されるまでの繋ぎとして、18機がインド空軍に売却された。当初の計画ではSu-30MKIに改修する予定だったが、コスト等の問題から断念され、後にSu-30MKIの生産配備が進むとロシアに売却︵=返却︶された。返却後はベラルーシの第558航空機修理工場で保管され、近代化改修後に12機がアンゴラ、6機がエチオピアに売却された。
Su-30KI
インドネシア向け生産型。Su-30ファミリーにおいて唯一の単座型。
Su-30KN
Su-27UB、Su-30、Su-30Kに対して提案された対艦・対地攻撃能力を追加する改修型だったが後にSu-30M2に変更される。
Su-30M
Su-30M
複座多用途戦術機型
Su-30M2
Su-30の2番目の改良型を示す名称で、Su-37で実用化されたカナード翼とTVCを搭載。1997年に初飛行している。
Su-30MK
Su-30MK
Su-30Mの輸出型。
概要[編集]
1986年にソビエト連邦では防空軍向けの長距離迎撃機の開発を開始し、1988年に試作機Su-27PUを初飛行させた。S-27PUは、量産化に伴ってSu-30と名称変更された。 Su-30の機体形状は基本的に複座型のSu-27UBと同じであるが、キャノピー前部のIRSTは右側にオフセットされ、機首の左側には伸縮式の空中給油用プローブが追加された[注 1][注 2]、レーダーは改良型のN001Vメーチを搭載している[注 3]。また、Su-30は、指揮官機としての役目ももちTKS-2と呼ばれる編隊内データリンクを通じて4-5機のSu-27の管制を行うことができる。 Su-30を複座多用途戦術機としたのがSu-30Mで、本来の運用目的である長距離迎撃機から、テレビ指令誘導システムや対レーダーミサイル誘導システムなどの対地攻撃兵装用システムを装備したマルチロール機へと変貌した[注 4]。 Su-30Mの輸出基本型Su-30MKでは、冷戦終結にともない搭載電子機器をオプションで西側製に変更可能で、フランスのセクスタン・アビオニク社製パッケージを装備できるほか、インド向けのSu-30MKIはイスラエル製の電子戦システムを、マレーシア向けのSu-30MKMは南アフリカ製の警戒システムを装備している。 Su-37にて研究されたカナード翼と推力偏向ノズルを装備したSu-30M2が1997年7月1日、Su-27UB改造機が1998年3月23日にそれぞれ初飛行した。1998年6月15日にはインド軍関係者へ披露され、これらの要素がSu-30MKIに取り入れられている。 1999年8月には中国人民解放軍空軍がSu-30MKKの採用を決定し、2000年12月から引き渡しが開始された。Su-30MKK系列はSu-30系の中では﹁クラシック﹂と呼ばれるバージョンに当たり[注 5]、2016年10月にロールアウトしたベトナム向けの2機をもって生産が終了され、KnAAZはSu-35とSu-57の生産に集中することとなる[2]。 本国ロシアでは長らく少数のSu-30M2[注 6]が訓練用として使われていたのみだったが、2010年代からSu-30MKIに準じたSu-30SMの配備を開始。なおシリーズとしては第4世代++戦闘機のSu-30SMの生産が少なくとも2020年まで続けられる見込みである[3]。型式[編集]
初期型[編集]
Su-30 複座長距離戦闘機型 Su-30LLSu-30MKI系列[編集]
カナード翼を追加した三翼機となっているのが外見上の最大の特徴。このほかにもパッシブ・フェイズドアレイ式のN011M﹁バルス﹂系列の火器管制レーダーや推力偏向ノズルなど、Su-35︵Su-27M︶やSu-37で実用化された技術がふんだんに取り入れられている。垂直尾翼は翼端部が斜めに切り落とされた従来型のままであるが、方向舵はMiG-29フルクラムと同様に垂直尾翼後縁から少し後方にはみ出す形で舵面積を拡大している。
Su-30MKI
Su-30MKI
ヒンドスタン航空機にてライセンス生産されている、インド向けの派生型。NATOコードネームはフランカーH (Flanker-H)。カナード翼とTVC搭載型。
エルビット社製の967型HUD、タレス社製のMFD-55/66液晶ディスプレイ、DARE社とHAL社製のミッションコンピュータ、イスラエル製の電子戦システムを装備している。また、ライトニング照準ポッドの運用能力が付与されているなど、インド国産品やフランス製・イスラエル製のアビオニクスが使われている。
また、アストラ BVRAAMやブラモス 巡航ミサイルなど、インドが独自に開発した兵装の運用能力も付与されている。
詳細は「Su-30MKI」を参照
- Su-30MKA
詳細は「Su-30MKA」を参照
アルジェリア向け生産型。基本的にSu-30MKIと同じであるが、イスラエル製の電子機器はロシア製ないしフランス製のものに換装されている。SAP-518とSAP-14電子妨害ポッドの搭載が確認されている[4]。
Su-30MKR
偵察型[5]。
Su-30MKM
Su-30MKM
マレーシア向け生産型。基本的にSu-30MKIと同じだが、各部に西側仕様のアンテナが追加され、警戒システムが南アフリカ製のものとなっている。AIM-120に有効とされているSAP-518電子妨害ポッドの搭載が可能である[6]。また、照準ポッドはフランス製のダモクルを搭載する。
詳細は「Su-30MKM」を参照
Su-30MKT
タイ向けの輸出型。性能はSu-30MKMに準ずる。
2005年12月19日の報道によれば、5億ドルで12機のSu-30MKTの購入を契約したがクーデターにより実現しなかった[7]。
Su-30MKL
リビア向けの輸出型。計画のみ。
Su-30SM
Su-30SM
Su-30SMのNATOコードネームはフランカーH (Flanker-H)。Su-30MKI/MKMをベースとしたロシア国内向けの機体で、ベース機に搭載されていたアビオニクス類 (射出座席、通信/航法システム、IFF等) などの外国製機材がロシア製の最新のものに変更されている[8][9]。ロシア以外にも、旧ソビエト連邦構成国の中でも親露政策を取るカザフスタンやベラルーシ、アルメニアにも輸出されている。
タレス製の"3022"大型広角HUDを装備しているのが特徴[10][11]。レーダーは改良型のBars-R[12]、電子戦装備はヒービヌィ-Uがそれぞれ搭載され[13]、兵装類も最新のものが統合されている[8]。新しいシステムアビオニクスや武器の統合を簡素化するためアビオニクスにはオープンアーキテクチャ概念が導入されている[14]。HUDについては、2014年ウクライナ騒乱に関連した制裁により輸入できなくなったため、2015年よりSu-35に搭載されているIKSh-1Mで代替されることとなった[11]。レーダーについてはアップグレードも検討されている[12]。
Su-30SME
2016年のシンガポール・エアショーで発表された輸出型[15]。2022年にミャンマーが6機発注し、翌2023年に最初の2機が引き渡された。
Su-30SM2
当初はSM1と呼ばれていた[16]。Su-35Sのものと同じN035﹁イールビス﹂レーダーの搭載などによりアビオニクスを強化、エンジンも同様にAL-41F1Sを搭載する。両機の共通化により、運用コストの削減を図っている。また、KAB-250爆弾やKh-59MK2ステルス巡航ミサイルといった最新の精密誘導兵器の運用を可能とした[17][18][19][16]。主翼前縁に追加されたIFF/ESM装置、機首下面とコクピットの後方に追加されたアンテナなどで既存機体と区別ができる。またSu-35Sと同様、キャノピーには電波反射コーティングが確認できる。2022年1月、4機がバルチック艦隊の第4独立親衛海軍攻撃機航空連隊(4-й ОГвМШАП)へ納入されたが[20]、現段階ではアビオニクス類の試験段階にあり、AL-41F1Sを搭載した試験は2023年度から開始される[21][22]。
Su-30SMD
エンジンをAL-41F1Sに換装した改良型[23]。
Su-30MKK系列[編集]
Su-35︵Su-27M︶で使用された、翼端部が水平になっている大型の垂直尾翼︵炭素繊維複合材製で、インテグラルタンクにもなっている︶以外は従来のSu-27UB/Su-30との外見上の差異は少なく、カナード翼や推力偏向ノズルも搭載していない。火器管制レーダーもSu-27に搭載されたN001﹁メーチ﹂の発展型である。
Su-30MKK
Su-30MKK
中国向け生産型。NATOコードネームはフランカーG (Flanker-G)。中国空軍で運用中。
マッピング機能を含む空対地モードを拡張したN001VEレーダーを装備し、Su-35︵Su-27M︶の垂直尾翼を組み合わせている。コックピット前席にはMFI-9カラー液晶多機能表示装置2基、後席にもMFI-9表示装置1基とMFI-10表示装置1基を装備している。
詳細は「Su-30MKK」を参照
Su-30MK2
ウガンダ空軍のSu-30MK2
Su-30MKKの能力向上型。レーダーをN001VEPに換装、サプサンE照準ポッドやM400偵察ポッドの搭載を可能とし、Kh-59などの空対艦ミサイルを運用可能。C4ISTAR能力も強化された。
Su-30MKV
ベネズエラ向け生産型。
Su-30MK2V
ベトナム向け生産型。
Su-30M2
ロシア航空宇宙軍のSu-30M2
ロシア航空宇宙軍向け仕様[24]。IFF及びデータリンクのモードが異なる[25]。Su-27SM3と多くの共通性を有する[26]。Su-27UBの不足に伴いSu-27SMの任務を支援するために訓練機として配備されている[27]。20機が生産された。
Su-30MK3
Su-30MK2のバージョンアップ型。エンジンやアビオニクスが強化されている。MK2に続いて中国海軍に納入されるとされた[28] が実現していない。
殲撃16型(J-16)
中国がJ-11Bの複座型であるJ-11BSをベースに中国海軍のSu-30MK2と同仕様に改修して開発した機体。
YJ-91などの空対艦ミサイルを運用可能。中国海軍で運用中。国産のWS-10Aエンジンを搭載。カナード翼とTVCは非搭載。
詳細は「J-16 (航空機)」を参照
運用国[編集]
現役[編集]
アルメニア
●アルメニア空軍
2019年2月、アルメニアはロシアにSu-30SMを発注したことを公式に認めた[29]。
ベラルーシ
●ベラルーシ空軍及び防空軍
MiG-29BMの後継機として2020年以降にSu-30SMの購入を検討中[30]。
ベラルーシは2016年にロシアから12機のSu-30SMを購入することを合意した[31]。正式な発注契約は翌2017年に交わされ、2019年に最初の2機がバラーナヴィチの第61戦闘航空基地に到着した[32]。
アルジェリア
●アルジェリア空軍
2006年2月にSu-30MKA 28機の購入を決定し、2009年後半に全機が納入された。2010年には16機の追加購入を決定した[33]。2015年にはさらに14機の購入を決定した[34]。
アンゴラ
●アンゴラ空軍
2013年10月16日に18機のSu-30K戦闘機を発注。機体は元インド空軍機でベラルーシの第558航空機修理工場で修理・アップグレード改修中。2015年11月に2機、2015年12月に2機、2016年中にさらに10機を受領する予定[35][36]。
インド
●インド空軍
1996年11月30日にSu-30計50機︵MK8機、K10機、MKI32機︶の購入契約を交わし、1997年3月からSu-30MK及びKがSu-30MKI完成までの繋ぎとして引き渡しが開始された。のちにこの18機はロシアに返却され、KN仕様へと改修されておりベラルーシが取得を検討していたが[37]、最終的にアンゴラが取得した[38]。
2002年からはSu-30MKIの引き渡しが開始され、さらに222機がインドでライセンス生産されつつある。
2014年の段階でSu-30MKIを200機運用中であり[39]、2018年までに272機を導入予定[40]。
インドネシア
●インドネシア空軍
2機のSu-30MKと9機のSu-30MK2を運用中[41]。
ウガンダ
●ウガンダ人民防衛軍
6機のSu-30MK2を運用中[42]。
エチオピア
●エチオピア空軍
旧インド空軍機のSu-30Kを6機発注。2024年1月17日には最初の2機がエチオピアに引き渡されたことが、ロシアのソーシャルメディアにより報じられた[43]。
カザフスタン
●カザフスタン防空軍
2015年2月4日に購入を発表︵機数は不明︶[44]。2015年初めに最初の4機が納入された[45]。
中国
●中国人民解放軍空軍
1996年からロシアとの間で購入に関する協議をはじめ、1999年8月に38機を20億ドルで購入する事に合意。2001年7月には38機を追加購入する事が決まり、2000〜2003年の間に第1期分と第2期分合わせて76機のSu-30MKKがロシアから送られた。
●中国人民解放軍海軍
2004年8月にSu-30MK2を24機導入。
ベネズエラ
●ベネズエラ空軍
2006年6月14日にSu-30MK2の24機の購入を発表し、運用中である[46]。
ベトナム
●ベトナム人民空軍
2009年1月には12機のSu-30MK2供給のための契約を締結したが[47]、後に8機に減少した[48]。2010年2月には12機[49]、同年7月には、20機の供給契約を結んだ[33]。2013年8月21日には新たに12機の供給契約を結んだ[50]。
マレーシア
●マレーシア空軍
18機のSu-30MKMを運用中[51]。
ミャンマー
●ミャンマー空軍
2022年9月にSu-30SMKを6機発注する契約を交わし、2023年11月に最初の2機を受領したことがRIAノーボスチより発表された[52]。
ロシア
●ロシア空軍
2009年にSu-30M2を4機契約し、2010年には試験飛行を終了した[53]。2012年には16機が発注された[54]。Su-30M2はSu-27UBの不足を補いSu-27SM/SM3の訓練機としても用いられる[55]。
2012年には2008年のグルジア紛争の際にSu-30MKI/MKMの試作機が投入されて良好な成果を収めたことから[56]、Su-30SMを3月に30機、12月にさらに30機を契約した。これらは2016年までに納入予定である[57]。2016年にはさらに30機以上の調達契約を結んだ。これらは2018年までに納入予定である[58]。Su-30SMは通常任務のほか、複座型が存在しないSu-35Sの訓練用としても用いられる[55]。
●ロシア海軍
海軍航空隊が運用するSu-24の後継としてSu-30SM 50機の納入が決まっている[59]。最初の契約は2013年12月に結ばれ[60]、2014年7月22日に最初の3機が引き渡された[61]。運用は2015年1月より開始された[62]。
2016年12月12日には1個飛行隊(合計12機)分のSu-30SMが黒海艦隊航空隊へ配備[63]、2016年12月28日には北方艦隊海軍航空隊へ2機のSu-30SMが配備されている[64]。2018年7月2日には合計8機のSu-30SMがバルト艦隊航空隊へ配備[65]。
検討中[編集]
イラン ●イラン空軍 MiG-29やF-14といった旧式の航空機の代替用に60機のSu-30MKの購入を検討中[66][67]。仕様︵Su-27PU/Su-30︶[編集]
出典: スホーイ[68] 諸元 ●乗員:2名 ●全長: 21.94m︵機首プローブ除く︶ ●全高: 6.35m ●翼幅: 14.70m ●翼面積: 62.0m2(C) ●空虚重量: 17,700kg ●最大離陸重量: 34,500kg ●動力: リューリカ設計局製AL-31FP ●ドライ推力: 74.5 kN ︵16,754 lbf︶ ×2 ●アフターバーナー使用時推力: 122.6 kN ︵27,557 lbf︶ ×2 ●海面上昇率‥13,800m/min ●最大兵装搭載量‥8,000kg 性能 ●最大速度: M2.3 ●航続距離: 3,000 km 1,620NM︵機内燃料のみ︶ ●実用上昇限度: 17,300m ●上昇率: 230 m/s ︵45,275 ft/min︶ ●翼面荷重: 401 kg/m2 ︵82.3 lb/ft2︶ ●推力重量比: 0.86-1 ●最大推力重量比:1 ●* 最大耐G値‥9G+武装[編集]
- ミサイル
登場作品[編集]
詳細は「Su-27とその派生型に関連する作品の一覧」を参照
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
(一)^ Su-27では単座型・複座型を問わずIRSTは風防付け根の中央部に位置していたほか、空中給油プローブは設置されていなかった。
(二)^ この2つの改良点は、Su-30以前に開発されていた艦上戦闘機型のSu-33を筆頭に、以降のSu-30系列機のほか、単座型の改良型であるSu-27M︵Su-35︶およびSu-37、Su-35Sでも同様になっている。
またIRSTの右側へのオフセットは既存の単座型Su-27をロシア空軍が近代化改修したSu-27SM/SM3に、機首左側の空中給油用プローブは並列複座型の戦闘爆撃機Su-34フルバックにもそれぞれ受け継がれている。
(三)^ 後にSu-27も、同様のレーダーに換装。
(四)^ これが結果として輸出販路の拡大と、ひいてはSu-30SMとしてロシア航空宇宙軍およびロシア海軍航空隊の主力の一角を成す転機となる。
(五)^ Su-30MKI系列と異なり、カナード翼や推力偏向ノズルを装備してない。
(六)^ 前述のSu-30M2とは異なりカナード翼と推力偏向ノズルは装備しておらず、Su-30MK2︵中国向けのSu-30MKKの能力向上型︶に準じた機体である。
出典[編集]
(一)^ https://www.rbth.com/science-and-tech/332129-what-military-equipment-russia-sold-lately
(二)^ The final Su-30 to roll out from KnAAPO
(三)^ Vietnam To Receive the Last ‘Classic’ Flankers | Defense News: Aviation International News
(四)^ New Photos of SU-30 MKA with pod SAP-518 and KH-31P
(五)^ Algerian Air Force Sukhoi Su-30MKA/MKR?
(六)^ The US military has acknowledged the superiority of KRET jamming stations
(七)^ Thailand Inks Deal for 12 Fighters
(八)^ abIrkut Delivers First Su-30SM Fighters to Russian Air Force
(九)^ Russian air force orders thrust-vectoring Su-30SM fighters
(十)^ Su-30SM makes public debut at MAKS 2013
(11)^ abСу-30СМ оснастят российскими индикаторами на фоне лобового стекла
(12)^ abRussian air forces are going to upgrade radar control system of Su-30SM fighters
(13)^ Уникальный комплекс радиоэлектронной борьбы создадут для ВВС РФ
(14)^ Новый истребитель для ВВС России
(15)^ Россия представила в Сингапуре экспортную модификацию истребителя Су-30СМ
(16)^ ab“Russian Aerospace Forces to receive upgraded Su-30SM1 fighters”. airrecognition.com (2019年8月8日). 2022年1月27日閲覧。
(17)^ «Тридцатка» вышла на следующий уровень
(18)^ “Су-30СМ с изделием 117С станет Су-30СМД”. lenta.ru (2019年7月15日). 2022年1月27日閲覧。
(19)^ “Су-30СМ и Су-35 унифицируют”. lenta.ru (2019年2月26日). 2022年1月27日閲覧。
(20)^ “UAC﹁フランカー﹂シリーズの最新型 Su-30SM2戦闘爆撃機をロシア軍へ納入開始”. 乗り物ニュース (2022年1月27日). 2022年1月27日閲覧。
(21)^ bmpd (2022年1月3日). “Поставки модернизированных истребителей Су-30СМ2 могут быть начаты в 2023 году”. bmpd. 2022年8月9日閲覧。
(22)^ “Су-30СМ2 «Супер Сухой» Многоцелевой истребитель - RedStar”. www.redstar.gr. 2022年8月9日閲覧。
(23)^ В России создадут новую версию истребителя Су-30СМ
(24)^ 航空ファン2014年6月号
(25)^ combat aircraft magagine april 2018 P.89 the CHINESE CONNECTION
(26)^ Су-30М2
(27)^ Главный конструктор: создание двухместной версии истребителя Су-35 не предусматривается - Политика - ТАСС
(28)^ New Su-30MK3 flight tested
(29)^ “Armenia Orders Su-30, India Seeks Additional Kits” (英語). ainonline.com. (2019年2月8日) 2021年5月23日閲覧。
(30)^ Belarus to buy new Russian Su-30SM fighter jets after 2020
(31)^ “Belarus To Receive Sukhoi Su-30SM Fighters” (英語). ainonline.com. (2016年7月10日) 2021年5月23日閲覧。
(32)^ “Belarus Receives First Two Su-30SMs” (英語). ainonline.com. (2019年11月20日) 2021年5月23日閲覧。
(33)^ abВьетнам и Алжир купили 36 российских истребителей
(34)^ Russia, Algeria sign contract for 14 Su-30MKA aircraft
(35)^ Ангола получит 12 модернизированных истребителей Су-30К до конца 2016 года
(36)^ Angola To Receive Four Modernized Su-30MK Fighters From Russia This Year
(37)^ Belarus may buy outdated Su-30 fighters from Russia
(38)^ Барановичские Су-30К уйдут в Анголу
(39)^ Engine rejig to cut Su-30 burnouts
(40)^ India hopes to put 272 Russia’s Su-30MKI fighters into service by 2018
(41)^ Indonesia’s Air Force Adds More Flankers
(42)^ Russia signs $1.2 bln contract for jet fighter delivery to Algeria, Uganda
(43)^ “Ethiopia receives two ex-Indian Su-30K fighter jets from Russia” (英語). AIR FORCES & INDUSTRY NEWS. (2023年9月10日) 2024年1月19日閲覧。
(44)^ Kazakhstan to acquire Su-30SM fighters - IHS Jane's 360
(45)^ Kazakhstan Has Received Four Russian SU-30SM Fighters
(46)^ Chavez warns U.S. after getting Russian warplanes
(47)^ Парк «сушек» расширяется
(48)^ Vietnam reportedly buys 12 more Sukhoi Su-30MK2 fighters
(49)^ Вьетнам купил у России 12 истребителей Су-30МК2
(50)^ Вьетнам купит у России 12 истребителей Су-30МК на $450 млн
(51)^ Sukhoi, Malaysia Sign $100 Mln Deal on Fighters' Maintenance
(52)^ REUTERS (2023年9月10日). “Myanmar receives first shipment of Russia's Su-30 fighter jets - RIA” (英語). ロイター 2024年1月21日閲覧。
(53)^ First serial Su-30M2 completed test flights
(54)^ Новые Су-30М2
(55)^ abГлавный конструктор: создание двухместной версии истребителя Су-35 не предусматривается
(56)^ Russian air force orders thrust-vectoring Su-30SM fighters
(57)^ Russian Military to Get 30 More Su-30SM Fighter Jets
(58)^ Минобороны России и Корпорация «Иркут» заключили новый контракт на поставку самолетов Су-30СМ
(59)^ инобороны и «Иркут» подписали контракт на поставку первых истребителей Су-30СМ для ВМФ
(60)^ ﹁海外艦艇ニュース ロシア海軍航空隊向けにSu-30SM戦闘爆撃機を導入﹂ ﹃世界の艦船﹄第795集︵2014年4月号︶ 海人社
(61)^ Три новых самолета Су-30СМ переданы Черноморскому флоту
(62)^ Летчики морской авиации Черноморского флота приступили к эксплуатации истребителей Су-30
(63)^ В Крыму сформировали полноценную эскадрилью из 12 истребителей Су-30СМ - РИА Новости, 14.12.2016 ria.ru |2016年12月14日閲覧
(64)^ Су-30 закроют Баренцево море Статьи Известия iz.ru |2016年12月6日閲覧
(65)^ Два новых Су-30СМ прибыли на Балтийский флот - bmpd bmpd.livejournal.com |2018年7月2日閲覧
(66)^ Иран проявил интерес к российским истребителям Су-30
(67)^ イラン国防相、﹁Su-30戦闘機購入契約を締結﹂
(68)^ Su-30MK: Aircraft performance
参考文献[編集]
- 青木謙知編、2007年、「Jwings戦闘機年鑑 2007-2008」、イカロス出版 ISBN 4-87149-939-1