出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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フランス新古典主義の建築家。マルヌ県ドルマンに生まれる。パリに出てフランソア・ブロンデルのもとで修業。一度もイタリアを訪れたことがなかったが、イタリア建築に深く影響され、とくに古代ローマの遺構を題材にしたピラネージの版画は、彼の建築イメージの供給源となった。1771年以降ルイ15世の寵姫(ちょうき)デュ・バリー夫人から設計を委嘱されるようになり、ルーブシェンヌの別邸を建てたが、この建物はフランス新古典主義の標本といわれるほど多彩なモチーフで装われている。そのほかパリのオテル・テリュッソン(1780)など多数の邸館を設計したが、独自の構想による建築スケッチを集めた『美術、風俗、法規の諸点からみた建築』(1804)によって近年彼の評価が高められた。
[濱谷勝也]
国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...
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