古典派経済学(読み)コテンハケイザイガク(英語表記)classical economics

デジタル大辞泉 「古典派経済学」の意味・読み・例文・類語

こてんは‐けいざいがく【古典派経済学】

古典学派

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改訂新版 世界大百科事典 「古典派経済学」の意味・わかりやすい解説

古典派経済学 (こてんはけいざいがく)
classical economics


1819J.S.D.19J.J.R.R.S.N.W.S.M.J.S.Henry Fawcett1833-84John Elliot Cairnes1823-75

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 E.︿67%J.F.

 Samuel Bailey1791-1870Nassau William Senior1790-1864Samuel Mountifort Longfield1802-84Samuel ReadGeorge Julius Poulett Scrope1797-1876

 J.S.J.S.J.N.J.M.




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日本大百科全書(ニッポニカ) 「古典派経済学」の意味・わかりやすい解説

古典派経済学
こてんはけいざいがく


JBJS


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旺文社世界史事典 三訂版 「古典派経済学」の解説

古典派経済学
こてんはけいざいがく
Classical School of Political Economy

スミスからマルサス・リカード・ミルに至る人びとによって説かれた自由主義経済学
経済に内在する法則性が説かれ,経済学が初めて体系的学問となった。資本主義社会の永遠性を唱えて,マルクスに批判された。

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世界大百科事典(旧版)内の古典派経済学の言及

【経済学説史】より




 使

【資本】より

…〈資本〉の語は経済学においてさまざまな意味に用いられるが,その用法になんらの統一もないというわけではない。この概念は資本主義経済あるいはその萌芽である経済組織を分析するための概念として発生したものであり,その意味は根本において二つに限定される。資本は第1に,個人にとって所得を得るための手段である資産の蓄積を意味し,第2に,社会にとって生産を行うための要件である実物の蓄積を意味する。日常の用法では,〈資本〉の語は元手,つまり貸付けを通じて利子を獲得するための元金,あるいは営業の成立に必要な資金を指すのが普通である。…

【資本論】より

…しかし《資本論》の体系の構成からいうと,このイデオロギーの面が,ネガティブに,裏面になっていて,イギリス古典学派の批判的展開としての経済学が,ポジティブに,表面に,出ている形になっている。
[イギリス古典派経済学]
 A.スミスの《国富論》や,D.リカードの《経済学および課税の原理》によって代表されるイギリス古典派経済学は,確立しつつあった資本制商品経済社会の基盤に立って,社会各層の生活の基礎である賃金や利潤,地代などの所得のカテゴリーを,商品価格の構成要素として取り出し,それらの相互関係や運動を,商品の売買(=価格)に働く交換価値法則(労働価値説)によって説明しようとした。こうして資本主義社会の経済的編成とその運動法則を明らかにしようとする経済学の古典的なパラダイムができあがった。…

【新古典派経済学】より


A.D.J.S.A.A.C.D.H. ()()(︿)

【マーシャル】より


J.S.(1848)1871(1868)(1871)(1871)()

【マルクス】より

…40年代後半以後の固有思想といっても,唯物史観ひいては世界観全般の基本的視座の確立が先鞭となり,それとほぼ並行して共産主義革命の理論が形成されたのち,経済学の体系がしだいに整うにつれて共産主義理論もさらに具体的に肉付けされるといった,かなり複雑な形成過程の所産である。が,達成された理論的地歩を思想史的に位置づけていうかぎり,マルクスの思想はいわゆる〈三つの源泉〉すなわち,第1にドイツ古典哲学,第2にフランスを中心に台頭した社会主義思想,第3にイギリスで完成された古典派経済学の学問的成果を,一種独特の仕方で総合的に統一したものということができよう。 しかし,マルクスの思想は,近代知の諸成果を単に総括したものではない。…

【ミル】より

…彼ほど世俗の利害や党派的な感情に惑わされない人物はまれであったといえよう。 経済学者としてのミルは古典派経済学の完成者と呼ばれ,同時にイギリス社会主義の父とも呼ばれたが,正確にいえば,古典派を頂点まで理解することによって,その限界をも知るに至り,体系を拡張したということである。そのことは彼の《経済学原理》の初版と第3版(1852)との差異に見ることができる。…

※「古典派経済学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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