檀那(読み)ダンナ

デジタル大辞泉 「檀那」の意味・読み・例文・類語

だんな【×檀那/旦那】

 
︿dāna
1 ()()
2 
3 
4 
5 ()
[]14宿()()  

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精選版 日本国語大辞典 「檀那」の意味・読み・例文・類語

だんな【檀那・旦那】

 

(一)   ( [] dāna  )
(二) 
(一)[](1079)
(二)[]
(三) ( [] dāna pati  ) ()
(一)[](104044)
(二)[]
(四) 宿宿()宿
(一)[](1287)
(五) ()使
(一)[]()
(六) 
(一)[](164653)
(七) 
(一)[]()殿(1682)
(八) 
(一)[](183444)
(九) 
(一)[](17761801)
(十) 
(一)[](1216)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「檀那」の意味・わかりやすい解説

檀那 (だんな)


dānadāna-pati

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百科事典マイペディア 「檀那」の意味・わかりやすい解説

檀那【だんな】

サンスクリットのダーナの音写。布施(ふせ)と訳す。在家の修行徳目の重要な一つで,六波羅蜜の第1位。転じて檀越(だんおつ)の意味に混用される。
→関連項目御師

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「檀那」の意味・わかりやすい解説

檀那
だんな

サンスクリット語 dānaの音写で施すことを意味し,六波羅蜜の一つである。中国や日本では dānapatiの音写である檀越の略語として施主の意味で用いられる。ここから施す人である経済的な援護者をさし,さらに富裕な家の主人も意味するようになった。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「檀那」の解説

檀那
だんな

サンスクリットのダーナの音訳で,施し・布施を意味する。施主の意から転じて,寺院や僧侶に寄進する後援者を意味する檀越(だんおつ)・檀家と同義に用いられるようになった。寄進をうける寺を檀那寺という。保護者や恩恵を与える者の意から,夫や主人に対する敬称に転じ旦那とも書いた。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

普及版 字通 「檀那」の読み・字形・画数・意味

【檀那】だんな

布施する人。

字通「檀」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の檀那の言及

【布施】より

…サンスクリットdānaの訳で,音訳は檀那である。両語を合わせて檀施ということがあり,布施する者を檀那檀越(だんおつ),檀家ということもある。…

※「檀那」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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