雲助(読み)クモスケ

デジタル大辞泉 「雲助」の意味・読み・例文・類語

くも‐すけ【雲助/蜘蛛助】

 

1 宿()()宿
2   

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精選版 日本国語大辞典 「雲助」の意味・読み・例文・類語

くも‐すけ【雲助】

 

(一)  
(二) 宿宿()使
(一)[]︿ ()︿(1678)
(三) 
(一)[](1953︿)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「雲助」の意味・わかりやすい解説

雲助 (くもすけ)


宿宿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「雲助」の意味・わかりやすい解説

雲助
くもすけ


宿()

 ()()宿16863()宿()()宿宿()


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百科事典マイペディア 「雲助」の意味・わかりやすい解説

雲助【くもすけ】

 
()宿宿宿宿
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雲助」の意味・わかりやすい解説

雲助
くもすけ

江戸時代中期以降,交通労働にたずさわった住所不定の人足をさす。名称の由来は,雲のごとく行くえ定めぬという意からとも,網を張って客を待つのがクモに似ているからともいわれる。江戸時代中期,街道沿いの村が助郷役を銭で代納するようになると,宿場では浮浪人を伝馬人足や宿場人足などに使用しはじめた。彼らは,のちには旅人から酒手をねだったり,また取締りの目をくぐって悪事を働く者も多く,道中の「護摩の灰」と併称されるようになった。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「雲助」の解説

雲助
くもすけ


宿()()()宿調宿17

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旺文社日本史事典 三訂版 「雲助」の解説

雲助
くもすけ

 
宿
宿宿  

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世界大百科事典(旧版)内の雲助の言及

【籠】より

…竹,蔓,木の小枝,針金などを編んでつくった入れ物。語源は定かではないが,上代に〈こ〉と呼ばれていたことを考えれば,〈か〉の由来する言葉との合成語であることがわかる。すなわち〈か〉は竹の意とも堅の意ともいわれ,〈こ〉に形容的に冠している。あるいはまた,構籠(かきご)や囲むの略義であろうとする説もある。籠の文献上の用例としては,まず鎌倉時代に書かれた《名語記》の〈こころ流浪の行人のせなかに負たる籠をかこおひとなつけたり〉をあげることができる。…

※「雲助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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