東京弁護士会に公開質問状を出してまいりました
すでにTwitterでは流れているが、﹁健全な法治国家のために声をあげる市民の会﹂から、東京弁護士会宛に公開質問状を提出した。
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というのも、補助弁護士を選任するのは、検察審査会ではなく、そのときの当番に当たっている弁護士会で、一名のみが推薦されてくるという。したがって、検察審査会はその人物を受け入れるだけというわけだ。 その時の当番弁護士会がどこかは、﹁会議内容の問題なので﹂と検察審査会の担当者自身は教えてくれなかったが、澤新弁護士が東京弁護士会所属なので、推薦したのは当然ながら、東京弁護士会ということになる。
さて、陸山会事件で最初に起訴議決が出たときの米沢弁護士も、東京弁護士会推薦だった。 この時のことに関して、同じ東京弁護士会の山下幸夫弁護士が 実は、私は、日弁連の中で︵検察審査会に関する︶ワーキンググループをやっていますので、指定弁護士や審査補助員になる人を研修する立場にいました。実際に研修をしています。 そして、東京弁護士会の中で、指定弁護士や審査補助員になる弁護士としての登録もしています。
で、弁護士会の内部では、︵制度改正後に︶一番最初に︵検察審査会に申し立てが︶来た場合は、名簿の一番上に山下先生を置いています、と言ってたわけです。
ところが、小沢事件で、まさに東京弁護士会にその順番が来たときに、私ではなく、米沢さんという別の弁護士が審査補助員になったわけです。
﹁一番最初は山下先生﹂と言われていたにもかかわらず、なぜか知らない間に、米沢さんという人が審査補助員になり、その人のもとで︵一回目の︶起訴相当議決が出たことを知って、非常にびっくりしたのです。
私はおそらく、米沢さんが自分で手を挙げたんだろうと思っています。 自分で手を挙げる人を弁護士会が認めてしまったんだろうと。 いろいろ弁護士会の中で調べたり聞いたりしても、なぜ、この人が選ばれたのかということがわからない。 http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-623.html と、一昨年12月のシンポジウムの公の場で述べておられる。その東京弁護士会が、またもや極めつけの不可解な人選を行ったようで、むろん、私の知る限り、山下弁護士はもちろん、補助員候補に登録してある弁護士の中で、他に打診を受けたという人物はいない。
だとすれば、東京弁護士会は、検察内部の不祥事の審査の助言をするべき審査員に、わざわざ、あえて元検察幹部であり、しかも身内の7億円近くもの遺産のうちの税金2億数千万円の脱税の摘発を、自分の職権を悪用して阻止しようとしたという、とんでもない不祥事を起こして検察を辞めた人物を選任したということだ。
Yahoo!ニュース 江川紹子﹁検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部﹂ http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130422-00024521/
いまにしのりゆきBLOG‥﹁検察審査会の補助弁護人はあきまへんで!﹂ http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27052931.html
まさに、民間人ならそれだけで起訴立件されても仕方がないほどの事件を起こしておいて、戒告処分にとどめられて検察を辞めたという、とんでもない不祥事を起こした人間を、あえて、検察の違法行為が裁かれる審査会の補助弁護士に選んだことになる。 知らなかったではすまされないことだ。 しかも、補助弁護士自体、高報酬の職でないうえ、まだ明かせないが、この澤弁護士自身、仮に打診を受けたとしても、他にもこの件については、関係者として忌避するだけの理由がある。にもかかわらず、受諾している。これはいったいどういうことか。明らかに、何らかの意図があって打診を受諾したか、自ら立候補したとしか考えられないのだ。
で、ある以上、東京弁護士会には、検察審査会で審査補助員の推薦の依頼を受けたときに、どういう基準で選任されるのか、審査補助員の推薦、選定の方法、不適任者を忌避する事由等について、どのような一般的な基準が設定されているか、お答えいただくことにした。
やましいことがなく、きちんと公明正大な基準をもって推薦をなさっているのであれば、速やかに回答が頂けるはずである。そうでなければ、東京弁護士会の推薦なるものは、検察審査会以上にたちの悪いブラックボックスということになる。
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というのも、補助弁護士を選任するのは、検察審査会ではなく、そのときの当番に当たっている弁護士会で、一名のみが推薦されてくるという。したがって、検察審査会はその人物を受け入れるだけというわけだ。 その時の当番弁護士会がどこかは、﹁会議内容の問題なので﹂と検察審査会の担当者自身は教えてくれなかったが、澤新弁護士が東京弁護士会所属なので、推薦したのは当然ながら、東京弁護士会ということになる。
さて、陸山会事件で最初に起訴議決が出たときの米沢弁護士も、東京弁護士会推薦だった。 この時のことに関して、同じ東京弁護士会の山下幸夫弁護士が 実は、私は、日弁連の中で︵検察審査会に関する︶ワーキンググループをやっていますので、指定弁護士や審査補助員になる人を研修する立場にいました。実際に研修をしています。 そして、東京弁護士会の中で、指定弁護士や審査補助員になる弁護士としての登録もしています。
で、弁護士会の内部では、︵制度改正後に︶一番最初に︵検察審査会に申し立てが︶来た場合は、名簿の一番上に山下先生を置いています、と言ってたわけです。
ところが、小沢事件で、まさに東京弁護士会にその順番が来たときに、私ではなく、米沢さんという別の弁護士が審査補助員になったわけです。
﹁一番最初は山下先生﹂と言われていたにもかかわらず、なぜか知らない間に、米沢さんという人が審査補助員になり、その人のもとで︵一回目の︶起訴相当議決が出たことを知って、非常にびっくりしたのです。
私はおそらく、米沢さんが自分で手を挙げたんだろうと思っています。 自分で手を挙げる人を弁護士会が認めてしまったんだろうと。 いろいろ弁護士会の中で調べたり聞いたりしても、なぜ、この人が選ばれたのかということがわからない。 http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-623.html と、一昨年12月のシンポジウムの公の場で述べておられる。その東京弁護士会が、またもや極めつけの不可解な人選を行ったようで、むろん、私の知る限り、山下弁護士はもちろん、補助員候補に登録してある弁護士の中で、他に打診を受けたという人物はいない。
だとすれば、東京弁護士会は、検察内部の不祥事の審査の助言をするべき審査員に、わざわざ、あえて元検察幹部であり、しかも身内の7億円近くもの遺産のうちの税金2億数千万円の脱税の摘発を、自分の職権を悪用して阻止しようとしたという、とんでもない不祥事を起こして検察を辞めた人物を選任したということだ。
Yahoo!ニュース 江川紹子﹁検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部﹂ http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130422-00024521/
いまにしのりゆきBLOG‥﹁検察審査会の補助弁護人はあきまへんで!﹂ http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27052931.html
まさに、民間人ならそれだけで起訴立件されても仕方がないほどの事件を起こしておいて、戒告処分にとどめられて検察を辞めたという、とんでもない不祥事を起こした人間を、あえて、検察の違法行為が裁かれる審査会の補助弁護士に選んだことになる。 知らなかったではすまされないことだ。 しかも、補助弁護士自体、高報酬の職でないうえ、まだ明かせないが、この澤弁護士自身、仮に打診を受けたとしても、他にもこの件については、関係者として忌避するだけの理由がある。にもかかわらず、受諾している。これはいったいどういうことか。明らかに、何らかの意図があって打診を受諾したか、自ら立候補したとしか考えられないのだ。
で、ある以上、東京弁護士会には、検察審査会で審査補助員の推薦の依頼を受けたときに、どういう基準で選任されるのか、審査補助員の推薦、選定の方法、不適任者を忌避する事由等について、どのような一般的な基準が設定されているか、お答えいただくことにした。
やましいことがなく、きちんと公明正大な基準をもって推薦をなさっているのであれば、速やかに回答が頂けるはずである。そうでなければ、東京弁護士会の推薦なるものは、検察審査会以上にたちの悪いブラックボックスということになる。
テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済
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検察審査会以上にたちの悪いブラックボックス
>検察審査会以上にたちの悪いブラックボックス
まさに、そういうたちの悪いものを容認するような仕組みを作らせた官僚にこそ責任がある。
いわゆる﹁官僚強盗団﹂の利益のためにあるようなしくみだ。小沢先生は官僚支配打破を目論む
数少ない実力派政治家なので、彼を失脚させるのは﹁官僚強盗団﹂の利益にかなうというわけだろう。