![ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた宙に浮かぶ「はてなマーク」。その正体は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00305f658b1682dece0328d6ebb5032ff0d148f3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2023%2F08%2F02%2F230802QuestionMark.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)
人類が宇宙に活動範囲を伸ばしてから半世紀が経ちますが、宇宙空間への長期滞在が人間の身体にどんな影響を与えるのかについてははっきりと解明されていません。フロリダ大学やNASA・ジョンソン宇宙センターの研究者らが宇宙滞在任務の長さが人間の脳にどのような影響を与えるかを調査しています。 Impacts of spaceflight experience on human brain structure | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-023-33331-8 Spaceflight Can Induce Long-Lasting Structural Changes in The Human Brain : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/spaceflight-can-in
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月27日、H3ロケット初号機の打ち上げ失敗原因について、調査状況を文部科学省の有識者会合にて報告した。まだ原因の特定には至っていないものの、第2段エンジンで短絡/地絡が発生した可能性が高いことを突き止めており、計17の故障シナリオを抽出、検証を進めていることが明らかにされた。 種子島宇宙センターより打ち上げられたH3ロケット初号機 短絡/地絡が発生したという推定の根拠は? H3ロケット初号機は、3月7日に打ち上げを実施。第1段の飛行に問題は無かったものの、第2段エンジンの着火が行われず、衛星の軌道投入に失敗していた。前回の報告では、着火やバルブ制御を行う「ニューマティックパッケージ」(PNP)で電流異常を検出、その結果として電源が遮断され、着火が行われなかったことまで分かっていた。 この異常を引き起こした要因として、前回は、以下の3つを推定。今回、3種類
家庭で用いられる天体望遠鏡は、鏡筒や荷台、三脚を備えた屈折望遠鏡や反射望遠鏡が一般的ですが、フランスに拠点を置く天体望遠鏡メーカーのVaonisがスマート天体望遠鏡「Hyperia」を発表しました。Hyperiaには天体自動追跡機能が搭載されており、専用アプリから観察したい天体を指定するだけで自動的に角度を調整したりピントを調整したりできます。 Hyperia - Beyond extraordinary - smart telescope https://vaonis.com/hyperia/en/ Vaonisが販売しているスマート天体望遠鏡「Hyperia」の外観を紹介した動画が以下。Hyperiaを展開した状態の高さは6.9フィート(約2.1m)で、閉じた状態の高さは5.6フィート(約1.7m)、重量は165ポンド(約75kg)、直径は15.7cmです。 Rise of a tit
ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、地球から200億km以上離れた星間空間を飛行していますが、現在も科学機器を用いて取得したデータを我々の元へ送り続けています。 しかし、45年を越えて続くミッションもそろそろ終わりが見えてきています。と言うのも、ボイジャーが搭載する放射性同位体熱電発電機(RTG)からの電源供給が終わりに近づいているから。 ボイジャー2号はすでに、消費電力を節約するため、飛行に不可欠ではないヒーターなどの一部システムをオフにしていますが、それでも早ければ2024年には5つある科学機器のうちひとつを停止しなければならない段階に達していました。 ボイジャーに搭載されるRTG (NASA/J
岡山大学は、JAXAの「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った粒子を調べたところ、遠い昔に小惑星でアミノ酸が生成されていたことを突き止めました。宇宙から地球にもたらされたアミノ酸が生命の起源になった可能性は以前から指摘されていましたが、今回の研究はその裏付けとなる大発見です。 岡山大学惑星物質研究所は、リュウグウが持ち帰った2つの粒子に含まれるアミノ酸を分析したところ、リュウグウの元の天体で有機物を含む水と反応して形成されたことがわかりました。地球が誕生して間もない溶岩の塊だったころ、水は太陽から遠く離れた小惑星にありました。太陽系が形成されたばかりのときは、小惑星も放射性物質の崩壊熱のために温度が高く、水は液体として存在していました。その流体の中でさまざまな有機物が反応して、アミノ酸や数多くの新しい有機物が生成されていったそうです。 小惑星リュウグウより回収された粒子 A0022
日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が7日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のロケットが点火せず、その後、指令破壊の信号が送られ、打ち上げは失敗しました。 これを受けてJAXA=宇宙航空研究開発機構が会見し、山川宏理事長は「ご期待に応えられず、深くおわびを申し上げます」と謝罪しました。 発射から13分55秒後に「指令破壊」 「H3」初号機の打ち上げは7日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、計画では、打ち上げからおよそ17分後に、搭載した地球観測衛星「だいち3号」を軌道に投入する予定でした。 ところが、発射から13分55秒後、ミッションを達成する見込みがないとして地上からの指令でロケットを爆破する「指令破壊」の信号が送られ打ち上げは失敗しました。 「H3」の打ち上げは当初、2020年度の予定でしたが、新型のメインエンジンの開
種子島宇宙センターから発射されたが、打ち上げに失敗した「H3ロケット初号機」=鹿児島県南種子町で2023年3月7日午前10時37分、平川義之撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射したが、2段目のエンジンが着火せず、発射から約14分後に指令破壊した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。 JAXAは2022年10月の小型主力機イプシロンロケット6号機にも失敗している。相次ぐ失敗で日本の宇宙開発への影響は不可避で、大きな痛手となる。 指令破壊は、機体が思わぬ場所に墜落して被害を及ぼさないよう、地上から指示を出して爆破する操作。機体はフィリピン東方沖の海上に落下したとみられ、被害は確認されていない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く