安来駅
島根県安来市安来町にある西日本旅客鉄道の駅
安来駅(やすぎえき)は、島根県安来市安来町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
安来駅 | |
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駅舎(2008年4月) | |
やすぎ Yasugi | |
◄米子 (8.8 km) (4.8 km) 荒島► | |
所在地 |
島根県安来市安来町2136 北緯35度25分41.51秒 東経133度15分32.81秒 / 北緯35.4281972度 東経133.2591139度座標: 北緯35度25分41.51秒 東経133度15分32.81秒 / 北緯35.4281972度 東経133.2591139度 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 山陰本線 |
キロ程 | 331.8 km(京都起点) |
電報略号 | スキ |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
654人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1908年(明治41年)4月5日[1] |
備考 |
直営駅[2] みどりの券売機プラス設置駅 |
歴史
編集
●1908年︵明治41年︶
●4月5日‥官設鉄道米子駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。旅客・貨物取扱開始[1]。開業当初から7ヶ月余りは島根県内として唯一の駅であった。
●11月8日‥官設鉄道当駅 - 松江駅間延伸、途中駅となる。
●1909年︵明治42年︶10月12日‥線路名称制定、山陰本線所属となる。
●1942年︵昭和17年︶‥駅舎改築︵木造︶[4]。
●1977年︵昭和52年︶4月6日‥総工費1億3600万円のうち1億2000万円を安来市が負担して、鉄筋2階建て駅舎に改築[4]。
●1983年︵昭和58年︶12月31日‥貨物取扱廃止[1]。日立金属安来工場︵現・プロテリアル安来工場︶へ続く専用線が存在した。
●1986年︵昭和61年︶11月1日‥荷物扱い廃止[1]。
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道︵JR西日本︶の駅となる。
●2008年︵平成20年︶4月10日‥観光交流プラザが合築された木造2階建て駅舎が完成[5]。
●2013年︵平成25年︶3月16日‥ダイヤ改正に伴い、これまで通過していたやくも1・30号が新たに停車となり、全列車が停車するようになる。
●2016年︵平成28年︶12月17日‥ICカード﹁ICOCA﹂の利用が可能となる[6][広報1]。ICカード専用簡易改札機で対応。
●2018年︵平成30年︶
●11月30日‥みどりの窓口営業終了[7]。
●12月1日‥みどりの券売機プラス営業開始[8]。
駅構造
編集
単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅。米子方面は複線︵伯耆大山駅まで︶・松江方面は単線の交換駅でもある。単式の1番のりばに面して駅舎があり、両ホームは跨線橋で連絡している。直営駅である[2]が、無人となる時間帯がある。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 山陰本線 | 上り | 米子・鳥取・新見方面 | 一部2番のりば |
2・3 | 下り | 松江・出雲市・浜田方面 |
付記事項
●上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばであり、特急は全てこの2線を経由する。
●2番のりばは上下共用の待避線︵中線︶である。上り列車は特急待ち合わせの場合のみ2番のりばを使う。なお、下り列車では待ち合わせは設定されていない。
●以前当駅 - 米子駅間に、清水寺信号所が存在したが、複線化に伴い廃止された。
利用状況
編集2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は654人である[統計 1]。2004年度は867人、1994年度は1,229人、1984年度は1,302人だった。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 947 |
2000 | 904 |
2001 | 875 |
2002 | 852 |
2003 | 876 |
2004 | 867 |
2005 | 854 |
2006 | 848 |
2007 | 884 |
2008 | 887 |
2009 | 851 |
2010 | 872 |
2011 | 882 |
2012 | 884 |
2013 | 967 |
2014 | 896 |
2015 | 859 |
2016 | 860 |
2017 | 908 |
2018 | 921 |
2019 | 903 |
2020 | 661 |
2021 | 654 |
駅周辺
編集バス路線
編集- 一般
- 安来市広域生活バス (イエローバス)
- 特定
- 足立美術館(無料シャトルバス)
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、308-309頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、166頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b 「安来駅の新駅舎が竣工」『交通新聞』交通協力会、1977年4月7日、1面。
- ^ 斉藤智子 (2015年4月5日). “10日間 JR山陰線 春:10日目 安来駅舎骨組み、専門家も感心”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版
- ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
- ^ “対話型券売機設置へ JR出雲市駅と益田駅に 3月中旬ごろ /島根”. 毎日新聞 朝刊 島根版. (2020年1月21日)
- ^ “島根県安来市:しごと:JR安来駅へ「みどりの券売機プラス」が導入されました”. www.city.yasugi.shimane.jp. 2021年11月14日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ 山陰線(出雲市~伯耆大山駅間)、伯備線(根雨駅、生山駅、新見駅)ICOCAご利用開始日・自動改札機ご利用開始日決定! - 西日本旅客鉄道(2016年10月18日付)
統計資料
編集- ^ 島根県統計書
関連項目
編集外部リンク
編集- 安来駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道