生山駅
鳥取県日野郡日南町生山にある西日本旅客鉄道の駅
生山駅︵しょうやまえき︶は、鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷にある西日本旅客鉄道︵JR西日本︶伯備線の駅である。特急﹁やくも﹂も約半数が停車する。基本的に当駅に停車する﹁やくも﹂は根雨駅を通過するが、下り最終列車は両駅共に通過する。事務管コードは▲640402[2]。
生山駅 | |
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![]() 駅舎(2023年7月) | |
しょうやま Shōyama | |
◄*上石見 (8.7 km) (3.5 km) 上菅► | |
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鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷153 北緯35度10分14.49秒 東経133度19分18.83秒 / 北緯35.1706917度 東経133.3218972度座標: 北緯35度10分14.49秒 東経133度19分18.83秒 / 北緯35.1706917度 東経133.3218972度 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
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キロ程 |
95.4km(倉敷起点) 岡山から111.3 km |
電報略号 | シマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
66人/日(降車客含まず) -2021年- |
乗降人員 -統計年度- |
132人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月28日[1] |
備考 |
無人駅(駅係員が巡回) みどりの券売機プラス 設置駅 |
* この間に下石見信号場有(当駅より3.8km先) |
歴史 編集
●1923年︵大正12年︶11月28日‥鉄道省伯備北線黒坂駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。 ●1924年︵大正13年︶12月6日‥伯備北線当駅 - 上石見駅間延伸、途中駅となる。 ●1928年︵昭和3年︶10月25日‥伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となる。 ●1982年︵昭和57年︶11月7日‥貨物取扱廃止[1]。 ●1985年︵昭和60年︶3月14日‥荷物扱い廃止[1]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。 ●2016年︵平成28年︶ ●9月25日‥構内にあったキヨスクが営業終了。 ●12月17日‥ICカード﹁ICOCA﹂の利用が可能となる[3][広報1]。ICカード専用簡易改札機で対応。 ●2021年︵令和3年︶ ●6月30日‥みどりの窓口営業終了[4]。 ●7月1日‥みどりの券売機プラス導入[4]。この日より終日無人駅化。駅構造 編集
単式・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換・待避可能な地上駅。米子駅管理の無人駅。単式1番のりば側に駅舎があり、島式2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
駅舎は開設当時からの物を長年使用していたが、駅周辺の整備に伴い、近年建て替えられた。現在の駅舎は地域間交流施設クローバと共同の建物を使用している。以前はみどりの窓口も設置されていたが、2021年7月1日よりはみどりの券売機プラスに置換わり、駅員による業務も週に2・3回程度の巡回業務となっている。便所は男女別の水洗式。
米子駅 - 当駅間列車が設定されている。このため当駅から芸備線合流駅である備中神代駅にかけては、伯備線の中でも特に普通列車本数が少ない区間となる。
のりば 編集
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 伯備線 | 上り | 新見・岡山方面 |
2・3 | 下り | 米子・出雲市方面 |
- 付記事項
- 上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは両方向の入線・発車に対応した上下副本線であるが、3番のりばから発車する旅客列車は当駅始発・米子方面行のみとなっている。
- 3番のりばに貨物列車が停車する設定がある。
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改札口(2023年7月)
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待合室(2023年7月)
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構内(2023年7月)
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跨線橋(2023年7月)
利用状況 編集
2008年度(平成20年度)の1日平均乗降人員は288人である[5]。
県道が島根県仁多郡奥出雲町の横田地区まで通じている。横田地区にはJR木次線出雲横田駅・八川駅・三井野原駅があるが、1日3往復(出雲横田駅の木次・宍道方面のみ10本)の普通列車のみで雲南・松江市に出る以外では利便性に乏しい上に、所要時間も長い。このため横田地区の住民が鉄道を利用する場合、当駅を利用することが多い。特急やくもが2時間に1本の割合で停車する。
1日乗降人員推移 [6] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2008年 | 288 |
2009年 | |
2010年 | |
2011年 | 245 |
2012年 | 224 |
2013年 | 219 |
2014年 | 198 |
2015年 | 216 |
2016年 | 224 |
2017年 | 219 |
2018年 | 194 |
2019年 | 160 |
2021年 | 132 |
駅周辺 編集
駅の北側を高速道路︵地域高規格道路︶である国道183号江府三次道路︵生山道路︶がオーバークロスしている。
●ステーションアベニューぷらら
●生山郵便局
●鳥取銀行
●山陰合同銀行
●国道183号江府三次道路︵生山道路︶
●鳥取県道8号新見日南線
●鳥取県道223号生山停車場線
●生山神社‥当駅近くにある。参道と線路が交差しているが、途中に踏切は存在しない。
日南町役場は当駅から離れているため、日南町営バスに乗り換えなければならない︵※以前は当駅近くにあったが、鳥取県西部地震により被災し、約3km西へ移転したため︶。
バス路線 編集
駅前ロータリー内に日南町営バスの﹁生山駅﹂停留所、日野町営バスの﹁生山駅前﹂があり、下記の各路線が発着する。なお、停留所名は事業者によって異なるが位置は全く同じである。 日南町営バス ●大宮線 ●下阿毘縁 / 日南中学校前 ●山上線 ●阿毘縁車庫前 / 日南病院︵※日南病院行きは朝1便のみ。他は全て当停留所止り︶ 平日はデマンドバス︵阿毘縁車庫前行︶運行あり。 ●多里線 ●新屋 平日はデマンドバス︵新屋行︶運行あり。 ●石見線 ●下花口 / 日南中学前 ●福栄線 ●上坂車庫前 / 日南中学校前 ※デマンドバス︵要予約︶は利用者登録を申込んだ人のみ乗車可能[広報2]。 日野町営バス ●菅福線 ●根雨駅前隣の駅 編集
※特急﹁やくも﹂︵当駅には一部のみ停車︶の隣の停車駅については、列車記事を参照のこと。脚注 編集
出典 編集
(一)^ abcde石野哲 編﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編II﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、262頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(二)^ 日本国有鉄道旅客局(1984)﹃鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行﹄。
(三)^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
(四)^ ab“生山駅|駅情報‥JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2021年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月11日閲覧。
(五)^ 鳥取県. “平成21年度県民の声”. とりネット県民の声公開用データベース. 2011年9月11日閲覧。
(六)^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月2日閲覧
広報資料・プレスリリースなど一次資料 編集
- ^ 山陰線(出雲市~伯耆大山駅間)、伯備線(根雨駅、生山駅、新見駅)ICOCAご利用開始日・自動改札機ご利用開始日決定! - 西日本旅客鉄道(2016年10月18日付)
- ^ “デマンドバスのご利用案内”. 日南町(鳥取県日南町). 2023年2月10日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 生山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道