「トヨタ・タコマ」の版間の差分
→モータースポーツ: どちらも実際のタコマとは無関係 |
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== モータースポーツ == |
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[[:en:Championship Off-Road Racing|CORR]]にて、トヨタはプロライト(小型二輪駆動)クラス向けの車両を「トヨタ・タコマ」の名で供給。1998年には[[:en:Johnny Greaves (racing driver)|Johnny Greaves]]とJeff Kincaidのチームが20戦中19勝を上げて総合優勝している<ref>[http://www.2000gt.net/Competition/OffRoad/CORR/corr.php Palmarès - Shelby - Records - Courses au Japon - Toyota en compétition - Toyota 7 OFF ROAD CORR]</ref>。 |
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1998年の[[パイクスピーク・ヒルクライム]]アンリミテッドクラスでは、[[:en:Rod Millen|Rod Millen]]向けに開発された車両が「トヨタ・タコマ」の名で出走し、総合優勝を果たした<ref>[https://www.ultimatecarpage.com/car/3266/Toyota-Tacoma--Pikes-Peak--Special.html 1998 Toyota Tacoma 'Pikes Peak' Special - Images, Specifications and Information]</ref>。 |
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1998年には[[パイクスピーク・ヒルクライム]]のアンリミテッドクラスに、[[TRD|TRD USA]]が開発したタコマが登場。ロッド・ミレンのドライブで1998年・1999年とスズキの[[田嶋伸博]]を破って総合優勝を果たし、ミレンも1996年・1997年の[[トヨタ・セリカ|セリカ]]と合わせて4連覇を達成した。 |
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File:Tc tacoma 4.jpg|ラリーレイド仕様 |
File:Tc tacoma 4.jpg|ラリーレイド仕様 |
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File:Pikes Peak Toyota Takoma 709762748.jpg|パイクスピーク |
File:Pikes Peak Toyota Takoma 709762748.jpg|パイクスピーク向けに作られた「トヨタ・タコマ」 |
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2020年4月17日 (金) 16:29時点における版
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概要
元々ハイラックスの北米仕様で、1995年にタコマとして登場して以来年間販売10万台を切ったことが無い、北米におけるトヨタの稼ぎ頭のひとつである。 大半のグレードにV6ガソリンエンジンが設定される一方、ディーゼルエンジンは無い。装備を抑えた実用仕様から、スーパーチャージャーを搭載したスポーツモデルまであり、北米市場の嗜好に合わせたものとなっている。2ドア2人乗りのレギュラーキャブ、観音開き4ドアのアクセスキャブ︵4人乗りでありながら後席は補助席程度︶、4ドアのダブルキャブ、スポーツタイプのSランナー︵初代︶・Xランナー︵2代目︶がある。西海岸ではオプションのFRP製トノカバーを装着してサーフボードを積載する車両も多い。 同じく北米向けピックアップトラックのトヨタ・タンドラ同様、リアエンブレムにトヨタマークが使われておらず、﹁TOYOTA﹂のアルファベットが入る。トヨタ・トラック︵ハイラックス︶時代は日野自動車羽村工場で製造されていたが、タコマからはアメリカのNUMMIも加わった後、全てがNUMMIに製に切り替えられた。NUMMIが閉鎖された後は、テキサス州サンアントニオ及びカリフォルニア州バハ、メキシコ・ティファナの工場で生産されている。 日本では正規販売されていないが、少数が並行輸入されている。海外専売車の中ではトヨタ・シエナ、トヨタ・タンドラ、トヨタ・4ランナー、トヨタ・FJクルーザーに並んで人気車種となっている。歴史
初代(1995年-2004年)
トヨタ・タコマ(初代) | |
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![]() 前期型・アクセスキャブ | |
![]() 後期型・ダブルキャブ | |
概要 | |
販売期間 | 1995年 - 2004年 |
デザイン | CALTY |
ボディ | |
ボディタイプ |
2ドアピックアップトラック 4ドアピックアップトラック |
駆動方式 | FR、4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
2.4L 直4 2.7L 直4 3.4L V6 |
変速機 |
5MT 4AT |
車両寸法 | |
ホイールベース |
2824mm 3096mm(ダブルキャブ) |
系譜 | |
先代 | トヨタ・トラック |
2代目(2004年-)
トヨタ・タコマ(2代目) | |
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![]() 2005年レギュラーキャブ | |
![]() 2005年アクセスキャブ(Xランナー) | |
![]() 2009年ダブルキャブ(TRD仕様) | |
概要 | |
販売期間 | 2005年 - |
ボディ | |
ボディタイプ |
2ドアピックアップトラック 4ドアピックアップトラック |
駆動方式 | FR、4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
2.7L 直4 4.0L V6 |
変速機 |
5MT 6MT 4AT 5AT |
前 |
前輪・ストラット式 後輪・リーフスプリング式 |
後 |
前輪・ストラット式 後輪・リーフスプリング式 |
3代目(2016年-)
トヨタ・タコマ(3代目) | |
---|---|
![]() | |
概要 | |
販売期間 | 2016年 - |
ボディ | |
ボディタイプ |
2ドアピックアップトラック 4ドアピックアップトラック |
駆動方式 | FR、4WD(パートタイム式) |
パワートレイン | |
エンジン |
2.7L 直4 3.5L V6 |
変速機 |
5MT 6MT 6AT |
前 |
前輪・ストラット式 後輪・リーフスプリング式 |
後 |
前輪・ストラット式 後輪・リーフスプリング式 |
車両寸法 | |
全長 | 5392mm |
全幅 | 1910mm |
全高 | 1792mm |
モータースポーツ
CORRにて、トヨタはプロライト︵小型二輪駆動︶クラス向けの車両を﹁トヨタ・タコマ﹂の名で供給。1998年にはJohnny GreavesとJeff Kincaidのチームが20戦中19勝を上げて総合優勝している[1]。 1998年のパイクスピーク・ヒルクライムアンリミテッドクラスでは、Rod Millen向けに開発された車両が﹁トヨタ・タコマ﹂の名で出走し、総合優勝を果たした[2]。-
ラリーレイド仕様
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パイクスピーク向けに作られた「トヨタ・タコマ」