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「ローガン・オンドルーセック」の版間の差分

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{{表記揺れ案内|表記1=ローガン・オンドルセク|表記2=ローガン・オンドリューセク|表記3=ローガン・オンドルセック|表記4=ローガン・オンドルーセック|表記5=ローガン・オンドリューセック}}

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{{Infobox baseball player

{{Infobox baseball player

|選手名 = ローガン・オンドルセク

|選手名 = ローガン・オンドルセク

|英語表記 = Logan Ondrusek

|英語表記 = Logan Ondrusek

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|所属球団 = 統一ライオンズ

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|背番号 = 44

|選手写真ファイル名 = Logan Ondrusek on August 4, 2016.jpg

|選手写真ファイル名 = Logan Ondrusek on August 4, 2016.jpg

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|写真のコメント = 2016年8月4日

|写真のコメント = ボルチモア・オリオールズ時代<br>(2016年8月4日)

|国籍 = {{USA}}

|国籍 = {{USA}}

|出身地 = [[テキサス州]][[ラバカ郡 (テキサス州)|ラバカ郡]]{{仮リンク|ハレッツビル (テキサス州)|en|Hallettsville, Texas|label=ハレッツビル}}

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|生年月日 = {{生年月日と年齢|1985|2|13}}

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|没年月日 =

|身長 = {{フィートとcm (身長用変換)|6|8}}

|身長 = 203

|体重 = {{ポンドとkg (体重用変換)|230}}

|体重 = 111

|利き腕 = 右

|利き腕 = 右

|打席 = 右

|打席 = 右

|守備位置 = [[投手]]

|守備位置 = [[投手]]

|プロ入り年度 = 2005年

|プロ入り年度 = 2005年

|ドラフト順位 = MLBドラフト13巡目(全体392位)で[[シンシナティ・レッズ]]から指名

|ドラフト順位 = MLBドラフト13巡目(全体392位)

|初出場 = MLB / 2010年4月5日 <br/> NPB / 2015年3月27日

|初出場 = MLB / 2010年4月5日 <br/> NPB / 2015年3月27日<br>CPBL / 2022年4月16日

|最終出場 = NPB / 2016年6月26日

|最終出場 = <!-- MLB /<br>NPB / 2016年6月26日<br>CPBL / -->

|年俸 = $1,800,000（2016年）

|年俸 =

|経歴 =

|経歴 =

* セントポール高等学校

* セントポール高等学校
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* [[東京ヤクルトスワローズ]] (2015 - 2016)

* [[東京ヤクルトスワローズ]] (2015 - 2016)

* [[ボルチモア・オリオールズ]] (2016)

* [[ボルチモア・オリオールズ]] (2016)

* [[ロングアイランド・ダックス]] (2018)

* [[ユカタン・ライオンズ]] (2021)

* [[統一ライオンズ]] (2022 - )

|代表チーム =

|代表チーム =

|五輪 =

|五輪 =

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|選出方法 =

|選出方法 =

}}

}}

'''ローガン・ジャレッド・オンドルーセック'''︵'''Logan Jared Ondrusek''' , [[1985年]][[2月13日]] - ︶は、[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[ボルチモア・オリオールズ]]に所属する[[アメリカ合衆国]]・[[テキサス州]][[ラバカ郡 (テキサス州)|ラバカ郡]]{{仮リンク|ハレッツビル (テキサス州)|en|Hallettsville, Texas|label=ハレッツビル}}出身の[[プロ野球選手]]︵[[投手]]︶。右投右打。

'''ローガン・ジャレッド・オンドルーセック'''（Logan Jared Ondrusek、[[1985年]][[2月13日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]][[テキサス州]][[ラバカ郡 (テキサス州)|ラバカ郡]]{{仮リンク|ハレッツビル (テキサス州)|en|Hallettsville, Texas|label=ハレッツビル}}出身の[[プロ野球選手]]（[[投手]]）。右投右打。[[中華職業棒球大聯盟|CPBL]]の[[統一ライオンズ]]所属。[[日本プロ野球|NPB]]での[[登録名]]は'''L.オンドルセク'''<ref>[http://bis.npb.or.jp/players/23125130.html 個人年度別成績 L.オンドルセク （東京ヤクルトスワローズ）]. 日本野球機構. </ref>。



愛称は﹁'''ダウンヒル'''︵長身から投げ込む姿から︶﹂<ref>{{Cite web |title=203センチ！ヤ新外国人オンドルセク来日 - プロ野球ニュース |url=https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/f-bb-tp0-20150127-1427115_m.html?mode=all |website=nikkansports.com |access-date=2023-12-17 |language=ja}}</ref>。

[[NPB]]の[[東京ヤクルトスワローズ]]に所属していた時期には、'''ローガン・オンドルセク'''という登録名を用いていた<ref>[http://bis.npb.or.jp/players/23125130.html 個人年度別成績 【オンドルセク （東京ヤクルトスワローズ）】]. 日本野球機構. </ref><ref>[http://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1500003 オンドルセク]. 東京ヤクルトスワローズ. </ref>。ただし、名前の発音記号が「on-DREW-sek」であることから、「'''オンドルーセク'''」という表記が原音に近い。


== 経歴 ==

== 経歴 ==
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=== プロ入りとレッズ時代 ===

=== プロ入りとレッズ時代 ===

{{by|2005年}}の[[2005年のMLBドラフト|MLBドラフト]]13巡目（全体392位）で[[シンシナティ・レッズ]]から指名され、プロ入り。

{{by|2005年}}の[[2005年のMLBドラフト|MLBドラフト]]13巡目（全体392位）で[[シンシナティ・レッズ]]から指名され<ref name="MLBstats" />、プロ入り。


{{by|2009年}}5月19日に傘下A-{{仮リンク|サラソタ・レッズ|en|Sarasota Reds}}から傘下AA級[[カロライナ・マドキャッツ]]へ昇格した<ref name="MLBstats" />。7月26日に傘下AAA級[[ルイビル・バッツ]]へ昇格した<ref name="MLBstats" />。オフの11月20日にメジャー契約を結び、[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|40人枠]]に登録された<ref name="MLBstats" />。
⚫

{{by|2010年}}には、[[4月5日]]の[[セントルイス・カージナルス]]戦に4番手投手として[[メジャーリーグベースボール|MLB]]デビューを果たすと、MLB公式戦60試合に登板した。


⚫

{{by|2010年}}には、4月5日の[[セントルイス・カージナルス]]戦に4番手投手として[[メジャーリーグベースボール|MLB]]デビューを果たす<ref name="MLBstats" />。4月22日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した<ref name="MLBstats" />。6月1日にメジャーに昇格した<ref name="MLBstats" />。最終的にMLB公式戦60試合に登板した<ref name="MLBstats" />。
⚫

{{by|2012年}}までは、3年連続でMLB公式戦60試合以上に登板。ただし、同年は[[DIPS (野球)|FIP]]が5点台を記録するなど、投球内容が安定しなかった。

[[File:IMG_4041_Logan_Ondrusek.jpg|left|thumb|シンシナティ・レッズ時代<br>(2011年7月28日)]]

{{by|2011年}}8月9日に右前腕部を痛め、前日に遡って15日間の[[故障者リスト]]入りとなった<ref name="MLBstats" />。8月26日に復帰した<ref name="MLBstats" />。

⚫

{{by|2012年}}8月21日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した<ref name="MLBstats" />。9月1日にメジャーに昇格した<ref name="MLBstats" />。3年連続でMLB公式戦60試合以上に登板<ref name="MLBstats" />。ただし、同年は[[DIPS (野球)|FIP]]が5点台を記録するなど、投球内容が安定しなかった。

{{by|2013年}}3月31日に傘下AA級[[ペンサコーラ・ブルーワフーズ]]へ配属された<ref name="MLBstats" />。4月10日にメジャーに復帰した<ref name="MLBstats" />。6月8日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した<ref name="MLBstats" />。6月29日にメジャーに昇格した<ref name="MLBstats" />。

{{by|2014年}}7月22日に右肩を痛め、7月13日に遡って15日間の故障者リスト入りとなった<ref name="MLBstats" />。8月15日にリハビリのため、傘下AAA級ルイビルへ配属された<ref name="MLBstats" />。8月18日にメジャーに復帰した<ref name="MLBstats" />。オフの12月2日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。


=== ヤクルト時代 ===

=== ヤクルト時代 ===

{{by|2014年}}[[12月29日]]に、[[NPB]]の[[東京ヤクルトスワローズ]]と契約したことが球団から発表された。推定年俸120万ドルに出来高の条件を付けた1年契約で、[[野球の背番号|背番号]]は「'''58'''」。登録名は'''オンドルセク'''で、{{by|2016年}}の契約選択権を球団が保有していた。

{{by|2014年}}12月29日に、[[日本プロ野球|NPB]]の[[東京ヤクルトスワローズ]]と契約したことが球団から発表された。推定年俸120万ドルに出来高の条件を付けた1年契約で、[[野球の背番号|背番号]]は「'''58'''」。登録名は'''オンドルセク'''で、{{by|2016年}}の契約選択権を球団が保有していた。


{{by|2015年}}には、[[クローザー]]の[[トニー・バーネット]]につなぐセットアッパーとして、一軍公式戦72試合に登板。[[セントラル・リーグ]]1位タイの33[[ホールド]]と、リーグ2位の38[[ホールドポイント]]（5勝33ホールド）を記録するとともに、チームのリーグ優勝に貢献した。この活躍によって、シーズン終了後には、球団との間で新たに1年契約を結んだ。

{{by|2015年}}には、[[クローザー]]の[[トニー・バーネット]]につなぐセットアッパーとして、一軍公式戦72試合に登板。[[セントラル・リーグ]]1位タイの33[[ホールド]]と、リーグ2位の38[[ホールドポイント]]（5勝33ホールド）を記録するとともに、チームのリーグ優勝に貢献した。この活躍によって、シーズン終了後には、球団との間で新たに1年契約を結んだ。
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==== ヤクルト退団騒動 ====

==== ヤクルト退団騒動 ====

{{by|2016年}}[[6月26日]]の対[[中日ドラゴンズ]]戦︵[[神宮球場]]︶で、3点リードの9回表から登板したところ、中日打線の連打や[[左翼手]]・[[比屋根渉]]の失策などから同点に追い付かれて救援に失敗。この回限りで降板すると、首脳陣やチームメイトに対して、ベンチ内で悪態を付いたり暴言を吐いたりするなどの行為に及んだ。首脳陣が説得しても反抗的な態度を改めなかったため、試合中にもかかわらず、一軍監督の[[真中満]]からクラブハウスへの引き上げを命じられた︵試合は延長11回の末にヤクルトがサヨナラ勝利︶<ref name="trouble" />。

{{by|2016年}}6月26日の対[[中日ドラゴンズ]]戦︵[[明治神宮野球場|神宮球場]]︶で、3点リードの9回表から登板したところ、中日打線の連打や[[左翼手]]の[[比屋根渉]]の失策などから同点に追い付かれて救援に失敗。この回限りで降板すると、首脳陣やチームメイトに対して、ベンチ内で悪態を付いたり暴言を吐いたりするなどの行為に及んだ。そのため、試合中にもかかわらず、一軍監督の[[真中満]]からクラブハウスへの引き上げを命じられた︵試合は延長11回の末にヤクルトがサヨナラ勝利︶<ref name="trouble" />。



オンドルセクは、チームの外国人選手のリーダー格だったバーネットの退団を機に、﹁傍若無人﹂と受け取られかねないような振る舞いを露呈。以前にも、首脳陣に対して登板拒否を突然申し出たり、練習へ集中せずに話し込んだりしたことがあったという。球団では、以上の振る舞いが何度も見られたことも背景に、この試合におけるオンドルセクの態度を問題視<ref name="trouble">[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/06/28/kiji/K20160628012863220.html 首脳陣に暴力行為のオンドルセク追放も…過去には登板拒否に仲間批判 ]︵﹃[[スポーツニッポン]]﹄[[2016年]][[6月28日]]付記事︶</ref>。翌[[6月27日|27日]]には、オンドルセクの出場選手登録を抹消するとともに、オンドルセクを無期限の自宅謹慎に処した<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1669679.html ヤクルト・オンドルセク最悪退団も　代役は秋吉]︵﹃[[日刊スポーツ]]﹄[[2016年]][[6月28日]]付記事︶</ref><ref>[http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/558680/ ヤクルト・真中監督　大暴れのオンドルセクに言及﹁チームの士気に関わる﹂]︵﹃[[東京スポーツ]]﹄[[2016年]][[6月27日]]付記事︶</ref>。

オンドルセクは、チームの外国人選手のリーダー格だったバーネットの退団以降、﹁傍若無人﹂と受け取られかねないような振る舞いを度々示していた。球団は、そのことも背景に、この試合におけるオンドルセクの態度を問題視<ref name="trouble">[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/06/28/kiji/K20160628012863220.html 首脳陣に暴力行為のオンドルセク追放も…過去には登板拒否に仲間批判 ]︵﹃[[スポーツニッポン]]﹄[[2016年]][[6月28日]]付記事︶</ref>。翌6月27日には、オンドルセクの出場選手登録を抹消するとともに、オンドルセクを無期限の自宅謹慎に処した<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1669679.html ヤクルト・オンドルセク最悪退団も　代役は秋吉]︵﹃[[日刊スポーツ]]﹄[[2016年]][[6月28日]]付記事︶</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/147859 ヤクルト・真中監督　大暴れのオンドルセクに言及﹁チームの士気に関わる﹂]︵﹃[[東京スポーツ]]﹄[[2016年]][[6月27日]]付記事︶</ref>。


オンドルセクは、[[6月29日]]に球団幹部へ謝罪したことで、自宅謹慎処分を解除された。解除を機に二軍の練習へ合流した<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1670637.html ヤクルト・オンドルセクが謝罪、二軍練習に合流へ]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[6月30日]]付記事）</ref>が、球団から[[有給休暇]]を取得したうえで、[[7月17日]]に家族のアメリカ帰省へ同行<ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20160715-OHT1T50231.html 【ヤクルト】オンドルセク、有給休暇取得し帰国]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[7月15日]]付記事）</ref>。帰国後には、「首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難」という理由で、代理人を通じて球団に退団を申し出た。球団では、この申し出を受理したうえで、[[7月21日]]にオンドルセクとの契約を解除することを発表。同日付で[[ウェイバー公示]]の手続きに入る<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1682192.html オンドルセクがヤクルト退団「心の中では葛藤が…」]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[7月21日]]付記事）</ref>と、[[7月27日|27日]]に[[NPB]]から[[自由契約選手]]として公示された<ref>[http://npb.jp/announcement/2016/pn_released.html 2016年度自由契約選手]　NPB（日本野球機構）公式サイト（2016年7月27日閲覧）</ref>。

オンドルセクは、6月29日に球団幹部へ謝罪したことで、自宅謹慎処分を解除された。解除を機に二軍の練習へ合流した<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1670637.html ヤクルト・オンドルセクが謝罪、二軍練習に合流へ]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[6月30日]]付記事）</ref>が、球団から[[有給休暇]]を取得したうえで、7月17日に家族のアメリカ帰省へ同行<ref>[https://web.archive.org/web/20160816193941/http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20160715-OHT1T50231.html 【ヤクルト】オンドルセク、有給休暇取得し帰国]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[7月15日]]付記事）</ref>。帰国後には、「首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難」という理由で、代理人を通じて球団に退団を申し出た。球団では、この申し出を受理したうえで、7月21日にオンドルセクとの契約を解除することを発表。同日付で[[ウェイバー公示]]の手続きに入る<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1682192.html オンドルセクがヤクルト退団「心の中では葛藤が…」]（『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[7月21日]]付記事）</ref>と、[[7月27日|27日]]に[[NPB]]から[[自由契約選手]]として公示された<ref>[http://npb.jp/announcement/2016/pn_released.html 2016年度自由契約選手]　NPB（日本野球機構）公式サイト（2016年7月27日閲覧）</ref>。


=== オリオールズ時代 ===

=== オリオールズ時代 ===

{{by|2016年}}[[7月29日]]に、[[ボルチモア・オリオールズ]]との間で、単年のメジャー契約を結んだ。契約後には、救援投手としてMLB公式戦6試合に登板。しかし、防御率が6.75に達するなど振るわなかったため、[[8月11日]]に傘下AA級[[ボウイ・ベイソックス]]への降格を命じられた<ref>{{Cite web|url=http://full-count.jp/2016/08/12/post42052/ |title=元ヤクルト守護神オンドルセクが2Aに降格　オリオールズで防御率6.75|publisher=Full-Count|date=2016年8月12日|accessdate=2016年8月15日}}</ref>。[[8月25日]]にメジャー復帰を果たしたが、当日の対[[ワシントン・ナショナルズ]]戦で1回を投げて3失点を喫したことから、MLB公式戦での防御率が9.95にまで悪化し<ref>{{Cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/28/kiji/K20160828013247060.html |title=オリオールズ　元ヤクルト・オンドルセクを戦力外　防御率9点台|publisher=スポーツニッポン|date=2016年8月28日|accessdate=2016年8月28日}}</ref>、球団は[[故障者リスト]]に入っていた救援投手の[[T.J.マクファーランド]]を、[[8月26日]]付で[[ロースター (MLB)|MLB25人枠]]へ復帰させるため、[[戦力外通告#メジャーリーグにおける戦力外通告|DFA]]となった<ref>{{Cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/27/kiji/K20160827013243480.html |title=オンドルセク　オリオールズを戦力外に　メジャー25人枠から外れる|publisher=スポーツニッポン|date=2016年8月27日|accessdate=2016年8月27日}}</ref>。8月30日に40人枠から外れAA級ボウイに降格、11月4日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。[[12月13日]]には、メジャー契約で再び締結したことが球団から発表された。年俸65万5000ドルの単年契約で、20試合以上の登板で10試合ごとにつき10万ドルの出来高が盛り込まれる。さらに[[2018年]]の年俸150万ドルでの契約延長オプションを球団側が有する<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/12/13/kiji/K20161213013900310.html |title=オリオールズ　元ヤクルトのオンドルセクと再契約　18年のオプションも|publisher=スポーツニッポン|date=2016年12月13日|accessdate=2016年12月13日}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2016/12/14/post53436/ |title=元燕オンドルセクとオリオールズの再契約に地元メディア﹁奇妙に映る﹂|publisher=Full-Count|date=2016年12月14日|accessdate=2016年12月25日}}</ref>。

{{by|2016年}}7月29日に[[ボルチモア・オリオールズ]]との間で単年のメジャー契約を結び<ref name="MLBstats" />、契約後には救援投手としてMLB公式戦6試合に登板した。だが、防御率が6.75に達するなど振るわなかった。8月12日に傘下AA級[[ボウイ・ベイソックス]]へ降格した<ref name="MLBstats" />。8月25日にメジャーに復帰した<ref name="MLBstats" />。当日の対[[ワシントン・ナショナルズ]]戦で1回を投げて3失点を喫したことからMLB公式戦での防御率が9.95にまで悪化し<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/28/kiji/K20160828013247060.html |title=オリオールズ　元ヤクルト・オンドルセクを戦力外　防御率9点台|publisher=スポーツニッポン|date=2016年8月28日|accessdate=2016年8月28日}}</ref>、球団は故障者リストに入っていた救援投手の[[T.J.マクファーランド]]を8月26日付で[[ロースター (MLB)|MLB25人枠]]へ復帰させるため、DFAとなった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/27/kiji/K20160827013243480.html |title=オンドルセク　オリオールズを戦力外に　メジャー25人枠から外れる|publisher=スポーツニッポン|date=2016年8月27日|accessdate=2016年8月27日}}</ref>。8月30日に40人枠から外れAA級ボウイに降格した<ref name="MLBstats" />。オフの11月4日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。12月13日にメジャー契約で再契約を結んだ<ref name="MLBstats" />。年俸65万5000ドルの単年契約で20試合以上の登板で10試合ごとにつき10万ドルの出来高が盛り込まれた。さらに2018年の年俸150万ドルでの契約延長オプションを球団側が有することになった<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/12/13/kiji/K20161213013900310.html |title=オリオールズ　元ヤクルトのオンドルセクと再契約　18年のオプションも|publisher=スポーツニッポン|date=2016年12月13日|accessdate=2016年12月13日}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2016/12/14/post53436/ |title=元燕オンドルセクとオリオールズの再契約に地元メディア﹁奇妙に映る﹂|publisher=Full-Count|date=2016年12月14日|accessdate=2016年12月25日}}</ref>。


{{by|2017年}}3月15日に自由契約となった<ref name="MLBstats" />。

{{by|2017年}}3月15日に自由契約となった<ref name="MLBstats" />。

=== ドジャース傘下時代 ===

{{by|2018年}}3月27日に[[ロサンゼルス・ドジャース]]とマイナー契約を結ぶ<ref name="MLBstats" />。6月1日に傘下AA級[[タルサ・ドリラーズ]]へ配属された<ref name="MLBstats" />。6月7日に傘下AAA級[[オクラホマシティ・ドジャース]]へ配属された<ref name="MLBstats" />。7月17日に自由契約となった<ref name="MLBstats" />。

=== 独立リーグ時代 ===

2018年7月25日に独立リーグである[[アトランティックリーグ]]の[[ロングアイランド・ダックス]]と契約を結んだ。同年限りで退団。

=== ナショナルズ傘下時代 ===

{{by|2019年}}2月8日に[[ワシントン・ナショナルズ]]とマイナー契約を結んだ<ref name="MLBstats" />。4月2日に傘下AAA級[[フレズノ・グリズリーズ]]へ配属された<ref name="MLBstats" />。5月3日に傘下AA級[[ハリスバーグ・セネターズ]]へ降格した<ref name="MLBstats" />。5月19日に傘下AAA級フレズノへ昇格した<ref name="MLBstats" />。6月9日に傘下A-級[[オーバーン・ダブルデイズ]]へ降格した<ref name="MLBstats" />。6月14日に傘下AAA級フレズノへ昇格した<ref name="MLBstats" />。6月27日に前日に遡って、7日間の故障者リスト入りとなった<ref name="MLBstats" />。7月3日に復帰した<ref name="MLBstats" />。8月19日に8月16日に遡って、7日間の故障者リスト入りとなった<ref name="MLBstats" />。8月28日に復帰した<ref name="MLBstats" />。オフの11月4日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。

=== メキシカンリーグ時代 ===

{{by|2021年}}2月19日に[[メキシカンリーグ]]の[[ユカタン・ライオンズ]]と契約した<ref name="MLBstats" />。6月29日に15日間の故障者リスト入りとなった<ref name="MLBstats" />。7月14日に復帰した<ref name="MLBstats" />。7月25日に15日間の故障者リスト入りとなった<ref name="MLBstats" />。

=== ジャイアンツ傘下時代 ===

2021年8月7日に[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]とマイナー契約を結び、傘下AAA級[[サクラメント・リバーキャッツ]]へ配属された<ref name="MLBstats" />。オフには[[ドミニカ共和国]]の[[ウィンターリーグ]]である[[リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ]]の{{仮リンク|ヒガンテス・デル・シバオ|es|Gigantes del Cibao}}でプレーした。

=== 統一ライオンズ時代 ===

{{by|2022年}}1月13日に[[中華職業棒球大聯盟|台湾プロ野球]]の[[統一ライオンズ]]と契約した<ref>https://sports.ettoday.net/news/2168531</ref>。台湾球界での登録名は「'''羅昂'''」。


== 投球スタイル ==

== 投球スタイル ==
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* 2021年度シーズン終了時

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* 2016年度シーズン終了時

* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

* 各年度の'''太字'''はリーグ最高


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* 初奪三振：2010年4月13日、対[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]戦（[[サンライフ・スタジアム]]）、8回裏に[[ホルヘ・カントゥ]]から空振り三振

* 初奪三振：2010年4月13日、対[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]戦（[[サンライフ・スタジアム]]）、8回裏に[[ホルヘ・カントゥ]]から空振り三振

* 初ホールド：2010年4月17日、[[ピッツバーグ・パイレーツ]]戦（[[PNCパーク]]）、7回裏に3番手で救援登板、1回1/3を無失点

* 初ホールド：2010年4月17日、[[ピッツバーグ・パイレーツ]]戦（[[PNCパーク]]）、7回裏に3番手で救援登板、1回1/3を無失点

* 初勝利：2010年7月23日、対[[ヒューストン・アストロズ]]戦（[[ミニッツ・メイド・パーク]]）、7回裏に2番手で救援登板、1回無失点

* 初勝利：2010年7月23日、対[[ヒューストン・アストロズ]]戦（[[ミニッツメイド・パーク]]）、7回裏に2番手で救援登板、1回無失点

* 初セーブ：2012年5月9日、対[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]戦（[[ミラー・パーク]]）、9回裏2死に4番手で救援登板・完了、1/3回を無失点

* 初セーブ：2012年5月9日、対[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]戦（[[アメリカンファミリー・フィールド|ミラー・パーク]]）、9回裏2死に4番手で救援登板・完了、1/3回を無失点


;NPB

;NPB
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* '''66''' (2010年 - 2014年)

* '''66''' (2010年 - 2014年)

* '''58''' (2015年 - 2016年7月27日)

* '''58''' (2015年 - 2016年7月27日)

* '''51''' (2016年途中 - )

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== 脚注 ==

== 脚注 ==

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2024年1月16日 (火) 21:54時点における最新版

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  • ローガン・オンドルセク
  • ローガン・オンドルセック
  • ローガン・オンドリューセク
  • ローガン・オンドリューセック
ローガン・オンドルセク
Logan Ondrusek
統一ライオンズ #44
ボルチモア・オリオールズ時代
(2016年8月4日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ラバカ郡ハレッツビル（英語版）
生年月日 (1985-02-13) 1985年2月13日（39歳）
身長
体重		 203 cm
111 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 MLBドラフト13巡目(全体392位)
初出場 MLB / 2010年4月5日
NPB / 2015年3月27日
CPBL / 2022年4月16日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）

この表について

ローガン・ジャレッド・オンドルーセック︵Logan Jared Ondrusek、1985年2月13日 - ︶は、アメリカ合衆国テキサス州ラバカ郡ハレッツビル︵英語版︶出身のプロ野球選手︵投手︶。右投右打。CPBLの統一ライオンズ所属。NPBでの登録名はL.オンドルセク[1]。

愛称は﹁ダウンヒル︵長身から投げ込む姿から︶﹂[2]。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]


セントポール高校からマクレナン・コミュニティ大学︵英語版︶へ進学。

プロ入りとレッズ時代[編集]


2005年のMLBドラフト13巡目︵全体392位︶でシンシナティ・レッズから指名され[3]、プロ入り。

2009年5月19日に傘下A-サラソタ・レッズ︵英語版︶から傘下AA級カロライナ・マドキャッツへ昇格した[3]。7月26日に傘下AAA級ルイビル・バッツへ昇格した[3]。オフの11月20日にメジャー契約を結び、40人枠に登録された[3]。

2010年には、4月5日のセントルイス・カージナルス戦に4番手投手としてMLBデビューを果たす[3]。4月22日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した[3]。6月1日にメジャーに昇格した[3]。最終的にMLB公式戦60試合に登板した[3]。
シンシナティ・レッズ時代
(2011年7月28日)
2011年8月9日に右前腕部を痛め、前日に遡って15日間の故障者リスト入りとなった[3]。8月26日に復帰した[3]。

2012年8月21日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した[3]。9月1日にメジャーに昇格した[3]。3年連続でMLB公式戦60試合以上に登板[3]。ただし、同年はFIPが5点台を記録するなど、投球内容が安定しなかった。

2013年3月31日に傘下AA級ペンサコーラ・ブルーワフーズへ配属された[3]。4月10日にメジャーに復帰した[3]。6月8日にオプションで傘下AAA級ルイビルへ降格した[3]。6月29日にメジャーに昇格した[3]。

2014年7月22日に右肩を痛め、7月13日に遡って15日間の故障者リスト入りとなった[3]。8月15日にリハビリのため、傘下AAA級ルイビルへ配属された[3]。8月18日にメジャーに復帰した[3]。オフの12月2日にFAとなった[3]。

ヤクルト時代[編集]


2014年12月29日に、NPBの東京ヤクルトスワローズと契約したことが球団から発表された。推定年俸120万ドルに出来高の条件を付けた1年契約で、背番号は﹁58﹂。登録名はオンドルセクで、2016年の契約選択権を球団が保有していた。

2015年には、クローザーのトニー・バーネットにつなぐセットアッパーとして、一軍公式戦72試合に登板。セントラル・リーグ1位タイの33ホールドと、リーグ2位の38ホールドポイント︵5勝33ホールド︶を記録するとともに、チームのリーグ優勝に貢献した。この活躍によって、シーズン終了後には、球団との間で新たに1年契約を結んだ。

2016年には、バーネットの移籍を背景にクローザーへ転向。セ・パ交流戦が終了した6月下旬の時点で、3勝1敗2ホールド11セーブを記録していた。

ヤクルト退団騒動[編集]


2016年6月26日の対中日ドラゴンズ戦︵神宮球場︶で、3点リードの9回表から登板したところ、中日打線の連打や左翼手の比屋根渉の失策などから同点に追い付かれて救援に失敗。この回限りで降板すると、首脳陣やチームメイトに対して、ベンチ内で悪態を付いたり暴言を吐いたりするなどの行為に及んだ。そのため、試合中にもかかわらず、一軍監督の真中満からクラブハウスへの引き上げを命じられた︵試合は延長11回の末にヤクルトがサヨナラ勝利︶[4]。

オンドルセクは、チームの外国人選手のリーダー格だったバーネットの退団以降、﹁傍若無人﹂と受け取られかねないような振る舞いを度々示していた。球団は、そのことも背景に、この試合におけるオンドルセクの態度を問題視[4]。翌6月27日には、オンドルセクの出場選手登録を抹消するとともに、オンドルセクを無期限の自宅謹慎に処した[5][6]。

オンドルセクは、6月29日に球団幹部へ謝罪したことで、自宅謹慎処分を解除された。解除を機に二軍の練習へ合流した[7]が、球団から有給休暇を取得したうえで、7月17日に家族のアメリカ帰省へ同行[8]。帰国後には、﹁首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難﹂という理由で、代理人を通じて球団に退団を申し出た。球団では、この申し出を受理したうえで、7月21日にオンドルセクとの契約を解除することを発表。同日付でウェイバー公示の手続きに入る[9]と、27日にNPBから自由契約選手として公示された[10]。

オリオールズ時代[編集]


2016年7月29日にボルチモア・オリオールズとの間で単年のメジャー契約を結び[3]、契約後には救援投手としてMLB公式戦6試合に登板した。だが、防御率が6.75に達するなど振るわなかった。8月12日に傘下AA級ボウイ・ベイソックスへ降格した[3]。8月25日にメジャーに復帰した[3]。当日の対ワシントン・ナショナルズ戦で1回を投げて3失点を喫したことからMLB公式戦での防御率が9.95にまで悪化し[11]、球団は故障者リストに入っていた救援投手のT.J.マクファーランドを8月26日付でMLB25人枠へ復帰させるため、DFAとなった[12]。8月30日に40人枠から外れAA級ボウイに降格した[3]。オフの11月4日にFAとなった[3]。12月13日にメジャー契約で再契約を結んだ[3]。年俸65万5000ドルの単年契約で20試合以上の登板で10試合ごとにつき10万ドルの出来高が盛り込まれた。さらに2018年の年俸150万ドルでの契約延長オプションを球団側が有することになった[13][14]。

2017年3月15日に自由契約となった[3]。

ドジャース傘下時代[編集]


2018年3月27日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結ぶ[3]。6月1日に傘下AA級タルサ・ドリラーズへ配属された[3]。6月7日に傘下AAA級オクラホマシティ・ドジャースへ配属された[3]。7月17日に自由契約となった[3]。

独立リーグ時代[編集]


2018年7月25日に独立リーグであるアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約を結んだ。同年限りで退団。

ナショナルズ傘下時代[編集]


2019年2月8日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[3]。4月2日に傘下AAA級フレズノ・グリズリーズへ配属された[3]。5月3日に傘下AA級ハリスバーグ・セネターズへ降格した[3]。5月19日に傘下AAA級フレズノへ昇格した[3]。6月9日に傘下A-級オーバーン・ダブルデイズへ降格した[3]。6月14日に傘下AAA級フレズノへ昇格した[3]。6月27日に前日に遡って、7日間の故障者リスト入りとなった[3]。7月3日に復帰した[3]。8月19日に8月16日に遡って、7日間の故障者リスト入りとなった[3]。8月28日に復帰した[3]。オフの11月4日にFAとなった[3]。

メキシカンリーグ時代[編集]


2021年2月19日にメキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約した[3]。6月29日に15日間の故障者リスト入りとなった[3]。7月14日に復帰した[3]。7月25日に15日間の故障者リスト入りとなった[3]。

ジャイアンツ傘下時代[編集]


2021年8月7日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、傘下AAA級サクラメント・リバーキャッツへ配属された[3]。オフにはドミニカ共和国のウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナのヒガンテス・デル・シバオ︵スペイン語版︶でプレーした。

統一ライオンズ時代[編集]


2022年1月13日に台湾プロ野球の統一ライオンズと契約した[15]。台湾球界での登録名は﹁羅昂﹂。

投球スタイル[編集]


平均球速約149km/h、最速157km/hの速球を投げる[16]。93 - 96マイルのフォーシームとツーシーム、90 - 95マイルのカッター、77 - 82マイルのカーブの4球種がメインで、他にチェンジアップとスライダーとスプリットも投げることがある[17]。2013年頃からスプリットの投球割合が増えており、奪三振率、与四球率、FIP︵実際の防御率よりも投手本来の力を反映しているとされる疑似防御率︶等の各数値が大きく向上してきている[16]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年

度		 球

団		 登

板		 先

発		 完

投		 完

封		 無
四
球		 勝

利		 敗

戦		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝

率		 打

者		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 敬

遠		 与
死
球		 奪
三
振		 暴

投		 ボ
丨
ク		 失

点		 自
責
点		 防
御
率		 W
H
I
P
2010 CIN 60 0 0 0 0 5 0 0 6 1.000 240 58.2 49 7 20 1 0 39 2 0 25 24 3.68 1.18
2011 66 0 0 0 0 5 5 0 14 .500 268 61.1 55 6 28 7 2 41 6 0 25 22 3.23 1.35
2012 63 0 0 0 0 5 2 2 13 .714 243 54.2 51 8 31 4 3 39 5 0 23 21 3.46 1.50
2013 52 0 0 0 0 3 1 0 6 .750 233 55.0 53 8 16 1 1 53 5 1 26 25 4.09 1.25
2014 40 0 0 0 0 3 3 0 4 .500 189 41.0 50 5 16 1 1 42 3 0 26 25 5.49 1.61
2015 ヤクルト 72 0 0 0 0 5 2 0 33 .714 276 70.1 52 2 22 1 1 62 0 1 17 16 2.05 1.05
2016 30 0 0 0 0 3 1 11 2 .750 121 29.1 23 0 11 1 0 29 0 0 10 8 2.45 1.16
BAL 7 0 0 0 0 0 0 0 1 .000 29 6.1 9 1 3 0 0 4 0 0 7 7 9.95 1.89
MLB：6年 288 0 0 0 0 21 11 2 44 .656 1202 277.0 267 35 114 14 7 218 21 1 132 124 4.03 1.37
NPB：2年 102 0 0 0 0 8 3 11 35 .727 397 99.2 75 2 33 2 1 91 0 1 27 24 2.17 1.08
  • 2021年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録[編集]

MLB
NPB

背番号[編集]

  • 66 (2010年 - 2014年)
  • 58 (2015年 - 2016年7月27日)
  • 51 (2016年途中 - 同年終了)
  • 44 (2022年 - )

脚注[編集]

[脚注の使い方]


(一)^ 個人年度別成績 L.オンドルセク ︵東京ヤクルトスワローズ︶. 日本野球機構. 

(二)^ “203センチ！ヤ新外国人オンドルセク来日 - プロ野球ニュース”. nikkansports.com. 2023年12月17日閲覧。

(三)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeafagahaiajakalamanaoapaqarasatauavMLB公式プロフィール参照

(四)^ ab首脳陣に暴力行為のオンドルセク追放も…過去には登板拒否に仲間批判 ︵﹃スポーツニッポン﹄2016年6月28日付記事︶

(五)^ ヤクルト・オンドルセク最悪退団も　代役は秋吉︵﹃日刊スポーツ﹄2016年6月28日付記事︶

(六)^ ヤクルト・真中監督　大暴れのオンドルセクに言及﹁チームの士気に関わる﹂︵﹃東京スポーツ﹄2016年6月27日付記事︶

(七)^ ヤクルト・オンドルセクが謝罪、二軍練習に合流へ︵﹃日刊スポーツ﹄2016年6月30日付記事︶

(八)^ ︻ヤクルト︼オンドルセク、有給休暇取得し帰国︵﹃日刊スポーツ﹄2016年7月15日付記事︶

(九)^ オンドルセクがヤクルト退団﹁心の中では葛藤が…﹂︵﹃日刊スポーツ﹄2016年7月21日付記事︶

(十)^ 2016年度自由契約選手　NPB︵日本野球機構︶公式サイト︵2016年7月27日閲覧︶

(11)^ “オリオールズ　元ヤクルト・オンドルセクを戦力外　防御率9点台”.  スポーツニッポン (2016年8月28日). 2016年8月28日閲覧。

(12)^ “オンドルセク　オリオールズを戦力外に　メジャー25人枠から外れる”.  スポーツニッポン (2016年8月27日). 2016年8月27日閲覧。

(13)^ “オリオールズ　元ヤクルトのオンドルセクと再契約　18年のオプションも”. スポーツニッポン. (2016年12月13日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/12/13/kiji/K20161213013900310.html 2016年12月13日閲覧。 

(14)^ “元燕オンドルセクとオリオールズの再契約に地元メディア﹁奇妙に映る﹂”. Full-Count. (2016年12月14日). https://full-count.jp/2016/12/14/post53436/ 2016年12月25日閲覧。 

(15)^ https://sports.ettoday.net/news/2168531

(16)^ ab“スプリットで勝負！　ヤクルト待望の守護神候補・長身右腕オンドルセクの実力はいかに？”. ベースボールチャンネル. (2014年12月30日). http://www.baseballchannel.jp/npb/2405/ 2015年1月7日閲覧。 

(17)^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Logan Ondrusek

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ローガン・オンドルーセックに関連するカテゴリがあります。

ローガン・オンドルセクに関するカテゴリ:
監督

一軍コーチ

二軍監督・コーチ

投手

捕手

内野手

外野手

練習生

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