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「千田稔 (歴史地理学者)」の版間の差分

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''' ''' [[1942]][[103]] - [[#|]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]1992[[]]

'''千田 稔'''(せんだ みのる、[[1942年]][[10月3日]] - )は、[[日本の地理学者の一覧#せ|日本の地理学者]]([[歴史地理学]])。


[[]][[]][[]][[]][[]][[]]1992


== 略歴 ==

== 略歴 ==

[[奈良県]]出身。

*1966年 - [[京都大学大学院文学研究科・文学部|京都大学文学部]]卒業

*1966年 - [[京都大学大学院文学研究科・文学部|京都大学文学部]]卒業

*1970年 - 京都大学[[大学院]]文学研究科地理学専攻博士課程中退

*1970年 - [[京都大学大学院文学研究科]]地理学専攻博士課程中退

*1970年 - [[追手門学院大学]]文学部[[講師 (教育)|講師]]

*1970年 - [[追手門学院大学]]文学部[[講師 (教育)|講師]]

*1975年 - 追手門学院大学文学部[[助教授]]

*1975年 - 追手門学院大学文学部[[助教授]]

*1976年 - [[奈良女子大学]]文学部助教授

*1976年 - [[奈良女子大学]]文学部助教授

*1989年 - 奈良女子大学文学部教授

*1989年 - 奈良女子大学文学部教授

*1992年 - [[博士(文学)|文学博士]]([[京都大学]])([[論文#学位請求論文|学位論文]]「古代日本の歴史地理学的研究」)

*1992年 - 博士(文学)(京都大学)([[論文#学位請求論文|学位論文]]「古代日本の歴史地理学的研究」)

*1995年 - [[国際日本文化研究センター]]教授

*1995年 - 国際日本文化研究センター教授

*2008年 - 同定年退職

*2008年 - 同定年退職

*2011年 - [[帝塚山大学]]特別客員教授

*2011年 - [[帝塚山大学]]特別客員教授

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== 受賞・栄典 ==

== 受賞・栄典 ==

*1994年:[[浜田青陵]]賞。古代日本の歴史地理学的研究についての業績により。

*1994年:[[浜田青陵]]賞。古代日本の歴史地理学的研究についての業績により。


*2007[[]]<ref>{{Cite web |url=https://www.mahoroba-kan.jp/upload/pdf/531676199.pdf |title= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210404063403/https://www.mahoroba-kan.jp/upload/pdf/531676199.pdf |archivedate=2021-04-04 |accessdate=2021-04-04}}</ref>

*2007[[]]<ref>{{Cite web||url=https://www.mahoroba-kan.jp/upload/pdf/531676199.pdf |title= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210404063403/https://www.mahoroba-kan.jp/upload/pdf/531676199.pdf |archivedate=2021-04-04 |accessdate=2021-04-04}}</ref>

*2021[[]]<ref>2503114</ref><ref>{{Cite web|url=https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r03aki/meibo_jokun/zuiho-chujusho.pdf|title=3 |publisher=|accessdate=2023-01-25|page=13}}</ref>

*2021[[]]<ref>2503114</ref><ref>{{Cite web||url=https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r03aki/meibo_jokun/zuiho-chujusho.pdf|title=3 |publisher=|accessdate=2023-01-25|page=13}}</ref>


== 著書 ==

== 著書 ==

=== 単著 ===

=== 単著 ===

*『埋れた港』([[学生社]]1974年『埋もれた港』[[小学館]]ライブラリー2001年

*『埋れた港』([[学生社]]1974年、のち改題『埋もれた港』[[小学館]]ライブラリー2001年

*『飛鳥への古道古景巡礼―(風土と歴史をあるく)』(そしえて、1984年

*『飛鳥への古道 - 古景巡礼』(そしえて、風土と歴史をあるく) 1984年

*『鬼神への鎮魂歌謎の[[藤ノ木古墳]]と聖徳太子―(古代を検証する)』([[学研ホールディングス|学習研究社]]、1990年)

*『鬼神への鎮魂歌 - 謎の[[藤ノ木古墳]]と聖徳太子』([[学研ホールディングス|学習研究社]]、古代を検証する) 1990年、のち改題『聖徳太子と[[斑鳩]]』([[学研M文庫]] 2001年

*『宮都の風光 - 唐文明の導入』([[角川書店]]) 1990年

**『[[聖徳太子]]と[[斑鳩]]』(学研M文庫、2001年)

*『宮風光―唐文明の導入―』([[角川書店]]、1990

*『うずまきは語る - 迷求心性』([[福武書店]]) 1991

*『うずまきは語る―迷宮へ求心性―』([[福武書店]]1991年

*『古代日本歴史地理学的研究』([[岩波書店]]1991年

*『古代日本歴史地理研究』([[岩波店]]、1991年

*『風景構図 - 地理的素描』(地人 1992年

*『風景構図―理的素描―』(地人房、1992

*『天平僧 [[行基]] - 異能僧をめぐる土と人』([[中公新]]) 1994

*『風景の考古学』(地人書房1996年

*『天平の僧 [[行基]]―異能僧をめぐる土地と人々―』([[中公新書]]、1994年)

*『[[平城京]]の風景 - 人物と史跡でたどる青丹よし奈良の都』([[文英堂]]、古代三都を歩く) 1997年

*『風景の考古学』(地人書房1996年

*『王権の海』(角川選書1998年

*『[[平城京]]の風景人物と史跡でたどる青丹よし奈良の都―(古代三都を歩く)』([[文英堂]]、1997年

*『高千穂幻想 - 「国家」を背負った背景』([[PHP新書]]1999年

*『王権の海』(角川選書1998年

*『[[邪馬台国]]と古代日本』([[日本放送出版協会|NHKブックス]]2000年

*『高千穂幻想「国家」を背負った背景』([[PHP新書]]1999年

*『飛鳥 - 水の王朝』(中公新書2001年

*『[[邪馬台国]]と古代日本』([[日本放送出版協会|NHKブックス]]2000年

*『地名の巨人[[吉田東伍]] - 大日本地名辞書の誕生』([[角川学芸出版|角川叢書]]2003年

*『[[飛鳥]]―水の王朝』(中公新書2001年

*『古代日本の王権空間』([[吉川弘文館]]2004年 ISBN 9784642024334 

*『地名の巨人[[吉田東伍]]大日本地名辞書の誕生』([[角川学芸出版|角川叢書]]2003年

*『[[伊勢神宮]] - 東アジアのアマテラス』(中公新書2005年、のち「読みなおす日本史」(吉川弘文館) 2022年 ISBN 9784642075206 

*『古代日本の王権空間』([[吉川弘文館]]2004年

*『[[地球儀]]の社会史 - 愛しくも、物憂げな球体』([[ナカニシヤ出版]]) 2005年

*『[[伊勢神宮]]東アジアのアマテラス』(中公新書2005年/吉川弘文館「読みなおす日本史」2022年

*『[[地球儀]]社会史―愛しくも、物憂げな球体』([[ナカニシヤ出版]]、2005

*『古代風景へ』([[東方出版]]) 2007

*『[[平城京]]遷都 女帝・皇后と「ヤマト」の時代』(中公新書) 2008年、のち「読みなおす日本史」(吉川弘文館) 2024年 ISBN 9784642075374

*『古代の風景へ』([[東方出版]]、2007年

*『平城京遷都 女帝・「ヤマト」の時代』(中公新書、2008年

*『飛鳥の覇者 - [[推古天|推古]]朝[[斉明天皇|斉明]]朝の時代』([[文英堂]] 2011年

*『こまやかな文明・日本』([[エヌ・ティ・ティ出版|NTT出版]]2011年

*『飛鳥の覇者-[[推古天皇|推古]]朝と[[斉明天皇|斉明]]朝の時代』([[文英堂]]、2011年)

*『まほろばの国から 1』(飛鳥書房) 2012年

*『こまやかな文明・日本』([[エヌ・ティ・ティ出版|NTT出版]]2011年

*『まほろば国から1』(飛鳥書房、2012年

*『[[古事記]]奈良大和路』(東方出版) 2012年

*『[[古事記]]奈良大和路』(東方出版、2012年

*『古事記の宇宙(コスモス)- 神と自然』(中公新書 2013年

*『古代天皇誌』(東方出版) 2016年

*『古事記の宇宙(コスモス)-神と自然-』(中公新書、2013年)

*『古代天皇誌』(東方出版、2016年

*『カラー版 古代飛鳥を歩く』(中公新書) 2016年

*『[[聖徳太子]]と斑鳩三寺』(吉川弘文館、人をあるく) 2016年 ISBN 9784642067928

*『カラー版 古代飛鳥を歩く』(中公新書、2016年)

*『奈良・大和を愛したあなたへ』(東方出版2017年

*『[[聖徳太子]]と斑鳩三寺 人をあるく』(吉川弘文館、2016年

*『奈良・大和を愛したあなたへ』(東方出版2017年



=== 共著 ===

=== 共著 ===

*([[福永光司]]高橋徹)『日本の[[道]]遺跡』(朝日新聞社、1987年

*『日本の[[道教]]遺跡』([[福永光司]], 高橋徹共著、朝日新聞社 1987年、のち改題『日本の道教遺跡を歩く - [[陰陽道]]・[[修験道]]のルーツもここにあった』([[朝日選書]] 2003年

** 『日本道教遺跡を歩く-[[陰陽道]][[修験]]ルーツもここにあった-』([[選書]]、2003年

*『日本史を彩る道教の謎 - 日本の習俗信仰に潜む中国痕跡』(高橋徹共著、[[日本文芸社]]) 1991年

*『[[三輪山]]の古代史』([[上野誠]], [[門脇禎二]], [[塚口義信]], [[和田萃]]共著、[[学生社]]2003年

*(高橋徹)『日本史を彩る道教の謎-日本の習俗・信仰に潜む中国道教の痕跡-』([[日本文芸社]]、1991年)

*『聖徳太子の歴史を読む』([[上田正昭]]共著、文英堂2008年

*([[上野誠]][[門脇禎二]][[塚口義信]][[和田萃]])『[[三輪山]]の古代史』([[学生社]]2003年

*『三輪山と[[卑弥呼]]・[[神武天皇]]』([[笠井敏光]], [[金関恕]], 塚口義信, [[前田晴人]], 和田萃共著、学生社2008年

*([[上田正昭]])『聖徳太子の歴史を読む』(文英堂2008年

*([[笠井敏光]][[金関恕]]塚口義信[[前田晴人]]和田萃)『三輪山と[[卑弥呼]]・[[神武天皇]]』(学生社2008年



=== 編著 ===

=== 編著 ===

*『環シナ海文化と古代日本』([[人文書院]]1990年

*『環シナ海文化と古代日本』([[人文書院]]1990年

*『海の古代史東アジア地中海考』(角川選書2002年

*『海の古代史 - 東アジア地中海考』(角川選書2002年

*『アジアの時代の地理学伝統と変革』([[古今書院]]2008年

*『アジアの時代の地理学 - 伝統と変革』([[古今書院]]2008年

*『関西を創造する』([[和泉書院]]2008年

*『関西を創造する』([[和泉書院]]2008年



=== 共編著 ===

=== 共編著 ===

*(金子裕之)『飛鳥・[[藤原京]]の謎を掘る』(文英堂2000年

*『飛鳥・[[藤原京]]の謎を掘る』(金子裕之、文英堂2000年

*([[宇野隆夫]])『[[亀]]の考古学』(東方出版2001年

*『[[亀]]の考古学』([[宇野隆夫]]、東方出版2001年

*(前田良一内田忠賢)『風景の辞典』(古今書院2001年

*『風景の辞典』(前田良一, 内田忠賢古今書院2001年

*(宇野隆夫)『東アジアと『半島空間』山東半島と遼東半島』(思文閣出版2003年

*『東アジアと『半島空間』 - [[山東半島]][[遼東半島]]』(宇野隆夫、思文閣出版2003年

*(本多健一、飯塚隆藤、鈴木耕太郎)『京都 まちかど遺産めぐり なにげない風景から歴史を読み取る』([[ナカニシヤ出版]]2014年

*『京都 まちかど遺産めぐり なにげない風景から歴史を読み取る』(本多健一, 飯塚隆藤, 鈴木耕太郎、[[ナカニシヤ出版]]2014年



=== 監修 ===

=== 監修 ===

*『別冊太陽日本のこころ 平城京』([[平凡社]]2009年12月

*『別冊太陽 日本のこころ 平城京』([[平凡社]]2009年12月

*『図説 地図とあらすじでわかる!邪馬台国』(青春新書INTELLIGENCE、2010年

*『図説 地図とあらすじでわかる! 邪馬台国』(青春新書INTELLIGENCE) 2010年

*『古代日本のルーツに迫る!聖徳太子』(青春新書INTELLIGENCE、2010年

*『古代日本のルーツに迫る! 聖徳太子』(青春新書INTELLIGENCE) 2010年

*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列にて放送された[[テレビドラマ]]『[[鹿男あをによし]]』の歴史監修を担当した。

*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列にて放送された[[テレビドラマ]]『[[鹿男あをによし]]』の歴史監修を担当した。



== その他 ==

== その他 ==

=== TVシンポジウム ===

=== TVシンポジウム ===

* TVシンポジウム「不比等が造る国のかたち~日本書紀1300年~」(2021年4月3日、[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]])<ref>{{Cite web |url=https://www.tvkingdom.jp/schedule/157352202104031400.action |title=TVシンポジウム「不比等が造る国のかたち~日本書紀1300年~」 |date=2021-04-03 |archiveurl=https://archive.ph/zYYOo |archivedate=2021-04-03 |accessdate=2021-04-03}}</ref>

* TVシンポジウム「[[藤原不比等|不比等]]が造る国のかたち~[[日本書紀]]1300年~」(2021年4月3日、[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]])<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tvkingdom.jp/schedule/157352202104031400.action |title=TVシンポジウム「不比等が造る国のかたち~日本書紀1300年~」 |date=2021-04-03 |archiveurl=https://archive.ph/zYYOo |archivedate=2021-04-03 |accessdate=2021-04-03}}</ref>



== 脚注 ==

== 脚注 ==

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{{DEFAULTSORT:せんた みのる}}

{{DEFAULTSORT:せんた みのる}}

[[Category:日本の地理学者]]

[[Category:20世紀日本の地理学者]]

[[Category:21世紀日本の地理学者]]

[[Category:日本古代史学者]]

[[Category:日本古代史学者]]

[[Category:日本の歴史学者]]

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[[Category:奈良女子大学の教員]]

[[Category:奈良女子大学の教員]]

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[[Category:追手門学院大学の教員]]

[[Category:追手門学院大学の教員]]

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[[Category:瑞宝中綬章受章者]]

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[[Category:奈良県出身の人物]]

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千田 稔
人物情報
生誕 (1942-10-03) 1942年10月3日
日本の旗 日本奈良県
出身校 京都大学
学問
研究分野 地理学(歴史地理学)
研究機関 追手門学院大学奈良女子大学帝塚山大学
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  1942103 -  1992

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1966 - 

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 - PHP 1999

NHK 2000

 -  2001

 -  2003

 2004 ISBN 9784642024334 

 -  2005 2022 ISBN 9784642075206 

 -  2005

 2007

  2008 2024 ISBN 9784642075374

 -  2011

NTT 2011

1 2012

 2012

-  2013

 2016

  2016

 2016 ISBN 9784642067928

 2017

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,  1987 -  2003

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 2008

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 1990

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西 2008

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 2000

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,  2001

 -  2003

  , ,  2014

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   200912

 !INTELLIGENCE 2010

!INTELLIGENCE 2010

鹿

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TV[]


TV1300202143NHK E[4]

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(一)^ . 202144202144

(二)^ 2503114

(三)^ 3 .  . p. 13. 2023125

(四)^ TV1300 (202143). 202143202143

関連項目[編集]

先代
石原潤
人文地理学会会長
2002年 - 2006年
次代
山野正彦