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{{Infobox 作家 |
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| name = 国枝 史郎 |
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==経歴== |
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1914年に大学を中退して[[大阪朝日新聞]]に入社し、新聞記者となる。1917年、[[松竹]]座に入社、同社専属の脚本家となる。この年、第二戯曲集﹃黒い外套の男﹄を自費出版。
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1914年に大学を中退して[[大阪朝日新聞]]に入社し、新聞記者となる。1917年、[[松竹]]座に入社、同社専属の脚本家となる。この年、第二戯曲集﹃黒い外套の男﹄を自費出版。
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1920年[[バセドウ病]]を患い、松竹座を退社。茅野の実家に戻る。1921年[[木曽福島町]]に移住、この頃から[[大衆文学]]の執筆を始め、『[[講談倶楽部]]』『[[講談雑誌]]』『[[少年倶楽部]]』などに執筆。1922年 [[岐阜県]][[中津川市|中津川]]に移住するが、すぐに[[徳島県]][[相生町]]に移る。青い鳥会のメンバーだった[[生田蝶介]]の求めで9月から『講談雑誌』誌上で『蔦葛木曽桟』の連載を開始、一躍人気作家となる。1923年に市川すゑと結婚。同年『[[新趣味]]』に探偵小説「砂漠の古都』を、イー・ドム・ムニエ作の翻訳として発表。翌年『[[文芸倶楽部]]』に「八ヶ嶽の魔神」を連載。この頃、'''鎌倉彦郎'''、'''宮川茅野雄'''、'''西井菊次郎'''のペンネームも用いた。翌年には『[[苦楽]]』で「神州纐纈城」、『[[サンデー毎日]]』で「名人地獄」も連載開始し、4本の長編連載をかかえることになった。また白井喬二の「二十一日会」に参加、1926年創刊された『大衆文芸』にも執筆した。 |
1920年[[バセドウ病]]を患い、松竹座を退社。茅野の実家に戻る。1921年[[木曽福島町]]に移住、この頃から[[大衆文学]]の執筆を始め、『[[講談倶楽部]]』『[[講談雑誌]]』『[[少年倶楽部]]』などに執筆。1922年 [[岐阜県]][[中津川市|中津川]]に移住するが、すぐに[[徳島県]][[相生町]]に移る。青い鳥会のメンバーだった[[生田蝶介]]の求めで9月から『講談雑誌』誌上で『蔦葛木曽桟』の連載を開始、一躍人気作家となる。1923年に市川すゑと結婚。同年『[[新趣味]]』に探偵小説「砂漠の古都』を、イー・ドム・ムニエ作の翻訳として発表。翌年『[[文芸倶楽部]]』に「八ヶ嶽の魔神」を連載。この頃、'''鎌倉彦郎'''、'''宮川茅野雄'''、'''西井菊次郎'''のペンネームも用いた。翌年には『[[苦楽]]』で「[[神州纐纈城]]」、『[[サンデー毎日]]』で「名人地獄」も連載開始し、4本の長編連載をかかえることになった。また白井喬二の「二十一日会」に参加、1926年創刊された『大衆文芸』にも執筆した。 |
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1927年[[小酒井不木]]らとともに合作組合「耽奇社」を結成、「飛機脾睨」「白頭の巨人」などに参加、『講談倶楽部』に「神秘昆虫館」、『[[文藝春秋]]』に「暁の鐘は西北より」執筆。 |
1927年[[小酒井不木]]らとともに合作組合「耽奇社」を結成、「飛機脾睨」「白頭の巨人」などに参加、『講談倶楽部』に「神秘昆虫館」、『[[文藝春秋]]』に「暁の鐘は西北より」執筆。 |
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1929年[[愛知県]][[知多市]]新舞子に転居。1935年頃から現代小説を書き始めるが成功せず、ダンス教習所や喫茶店などの経営に手を染め、執筆からは遠ざかる。1943年[[喉頭癌]]のため[[聖路加国際病院|聖路加病院]]で死去。戒名は恭徳院文峰史乗居士<ref>[[工藤寛正|岩井寛]]﹃作家の臨終・墓碑事典﹄︵東京堂出版、1997年︶128頁</ref>。茅野市の[[宗湖寺]]に葬られる。
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1929年[[愛知県]][[知多市]]新舞子に転居。1935年頃から現代小説を書き始めるが成功せず、ダンス教習所や喫茶店などの経営に手を染め、執筆からは遠ざかる。1943年[[喉頭癌]]のため[[聖路加国際病院|聖路加病院]]で死去。戒名は恭徳院文峰史乗居士<ref>[[工藤寛正|岩井寛]]﹃作家の臨終・墓碑事典﹄︵東京堂出版、1997年︶128頁</ref>。茅野市の[[宗湖寺]]<ref>[[諏訪氏]]の[[菩提寺]] [https://chinonet.net/soukoji/index.html 円通山宗湖寺ホームページ]</ref>
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に葬られる。 |
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1968年『神州纐纈城』復刊により再評価され、[[三島由紀夫]]にも「文藻のゆたかさと、部分的ながら幻想美の高さと、その文章のみごとさと、今読んでも少しも古くならぬ現代性に驚いた」(「小説とは何か」1972年)と評される。またこれに続く[[小栗虫太郎]]、[[江戸川乱歩]]、[[夢野久作]]、[[久生十蘭]]など怪奇幻想ものブームのさきがけとなった<ref>八木昇「<大ロマン・シリーズ>回想」(『幻想文学』30号、1990年)</ref>。 |
1968年『神州纐纈城』復刊により再評価され、[[三島由紀夫]]にも「文藻のゆたかさと、部分的ながら幻想美の高さと、その文章のみごとさと、今読んでも少しも古くならぬ現代性に驚いた」(「小説とは何か」1972年)と評される。またこれに続く[[小栗虫太郎]]、[[江戸川乱歩]]、[[夢野久作]]、[[久生十蘭]]など怪奇幻想ものブームのさきがけとなった<ref>八木昇「<大ロマン・シリーズ>回想」(『幻想文学』30号、1990年)</ref>。 |
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===作品集・出版物=== |
===作品集・出版物=== |
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*『国枝史郎伝奇文庫』[[講談社]]、1976年 |
*『国枝史郎伝奇文庫』[[講談社]]、1976年 |
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*『国枝史郎伝奇全集』[[未知谷]]、1992年 |
*『国枝史郎伝奇全集一巻』[[未知谷]]、1992年 |
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**蔦葛木曽桟 |
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**天守閣の音 |
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*『国枝史郎伝奇全集五巻』{{ISBN2|978-4915841095}} |
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*講談社大衆文学館文庫 |
*講談社大衆文学館文庫 |
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**『神州纐纈城』1995年 |
**『神州纐纈城』1995年 |
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**『八ヶ嶽の魔神』1996年 |
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**『蔦葛木曽桟』1996年 |
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*『国枝史郎ベスト・セレクション 伝奇ノ匣1』[[学研ホールディングス|学習研究社]]〈学研M文庫〉、2001年 |
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*『国枝史郎探偵小説全集』[[作品社]]、2005年 |
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*『国枝史郎歴史小説傑作選』[[作品社]]、2006年 |
*『国枝史郎歴史小説傑作選』[[作品社]]、2006年{{ISBN2|978-4861820724}} |
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*『国枝史郎伝奇短篇小説集成』[[作品社]]、2007年 |
*『国枝史郎伝奇短篇小説集成』[[作品社]]、2007年 |
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**第1巻{{ISBN2|978-4861820939}} |
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**第2巻{{ISBN2|978-4861820977}} |
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==原作作品== |
==原作作品== |
2022年11月23日 (水) 02:45時点における最新版
国枝 史郎 | |
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誕生 |
1887年10月4日 長野県 |
死没 | 1943年4月8日(55歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 伝奇小説 |
ウィキポータル 文学 |
経歴[編集]
長野県諏訪郡宮川村︵現在の茅野市︶に、県庁・郡役所勤めの父の四男に生まれる。父の仕事の都合で小学校を点々とし、旧制長野中学に入学、剣道に熱中する。しかし蛮勇が元で放校処分を受け、海軍士官の兄により東京に引き取られ、郁文館中学校入学。 1908年中学卒業後、海軍兵学校を受験するが失敗し、早稲田大学英文科に入学。詩や演劇などの創作活動に熱中し、﹃文庫﹄﹃三田文学﹄﹃太陽﹄などに小説を寄稿、大学の先輩小川未明の主宰した青鳥会にも参加。1910年にフォン・ショルツ、ダヌンツィオ、ワイルド、メーテルリンクなどの影響を受けた戯曲集﹃レモンの花の咲く丘へ﹄を自費出版し、高い評価を受けた。1911年頃から演劇活動に打ち込み、東京俳優座や川村花菱の活動に参加、また﹃劇と詩﹄﹃早稲田文学﹄に詩や戯曲を執筆した。 1914年に大学を中退して大阪朝日新聞に入社し、新聞記者となる。1917年、松竹座に入社、同社専属の脚本家となる。この年、第二戯曲集﹃黒い外套の男﹄を自費出版。 1920年バセドウ病を患い、松竹座を退社。茅野の実家に戻る。1921年木曽福島町に移住、この頃から大衆文学の執筆を始め、﹃講談倶楽部﹄﹃講談雑誌﹄﹃少年倶楽部﹄などに執筆。1922年 岐阜県中津川に移住するが、すぐに徳島県相生町に移る。青い鳥会のメンバーだった生田蝶介の求めで9月から﹃講談雑誌﹄誌上で﹃蔦葛木曽桟﹄の連載を開始、一躍人気作家となる。1923年に市川すゑと結婚。同年﹃新趣味﹄に探偵小説﹁砂漠の古都﹄を、イー・ドム・ムニエ作の翻訳として発表。翌年﹃文芸倶楽部﹄に﹁八ヶ嶽の魔神﹂を連載。この頃、鎌倉彦郎、宮川茅野雄、西井菊次郎のペンネームも用いた。翌年には﹃苦楽﹄で﹁神州纐纈城﹂、﹃サンデー毎日﹄で﹁名人地獄﹂も連載開始し、4本の長編連載をかかえることになった。また白井喬二の﹁二十一日会﹂に参加、1926年創刊された﹃大衆文芸﹄にも執筆した。 1927年小酒井不木らとともに合作組合﹁耽奇社﹂を結成、﹁飛機脾睨﹂﹁白頭の巨人﹂などに参加、﹃講談倶楽部﹄に﹁神秘昆虫館﹂、﹃文藝春秋﹄に﹁暁の鐘は西北より﹂執筆。 1929年愛知県知多市新舞子に転居。1935年頃から現代小説を書き始めるが成功せず、ダンス教習所や喫茶店などの経営に手を染め、執筆からは遠ざかる。1943年喉頭癌のため聖路加病院で死去。戒名は恭徳院文峰史乗居士[1]。茅野市の宗湖寺[2] に葬られる。 1968年﹃神州纐纈城﹄復刊により再評価され、三島由紀夫にも﹁文藻のゆたかさと、部分的ながら幻想美の高さと、その文章のみごとさと、今読んでも少しも古くならぬ現代性に驚いた﹂︵﹁小説とは何か﹂1972年︶と評される。またこれに続く小栗虫太郎、江戸川乱歩、夢野久作、久生十蘭など怪奇幻想ものブームのさきがけとなった[3]。作品[編集]
﹃蔦葛木曽桟﹄﹃八ヶ嶽の魔神﹄﹃神州纐纈城﹄が三大傑作とされる。作品リスト[編集]
●﹃レモンの花咲く丘へ﹄東京堂書店 1910年︵戯曲集︶ ●﹃蔦葛木曽桟﹄聚芳閣 1926年︵1922-26年﹃講談雑誌﹄に連載︶ ●﹃沙漠の古都﹄︵1923年﹃新趣味﹄にイー・ドニ・ムニエ作、国枝史郎訳として発表︶ ●﹃八ヶ嶽の魔神﹄︵1924-26年﹃文芸倶楽部﹄に連載︶ ●﹃神州纐纈城﹄︵1925-26年﹃苦楽﹄に連載、未完︶ ●﹃暁の鐘は西北より﹄︵1927年﹃文藝春秋﹄に連載、未完︶ ●﹃神秘昆虫館﹄1940年 ●﹃名人地獄﹄聚芳閣 1925年 ●﹃銀三十枚﹄ ●﹃建設者﹄平凡社 1929年 ●﹃南蛮秘話森右近丸﹄ ●﹃娘煙術師﹄︵1928-29年﹃朝日新聞﹄に連載︶ ●﹃生死卍巴﹄ ●﹃十二神貝十郎手柄話﹄ ●﹃血煙天明陣﹄︵1933-34年﹃東京日日新聞﹄に連載︶ ●﹃ダンサー﹄春陽堂 1933年︵1932年﹃婦人公論﹄に連載した現代もの、出版直後に発禁︶ ●﹃あさひの鎧﹄一誠社 1936年 ●﹃剣侠﹄ ●﹃血曼陀羅紙帳武士﹄ ●﹃哥老会事変﹄ 三杏書院 1942年 ●﹃犯罪列車﹄未知谷 2013年作品集・出版物[編集]
●﹃国枝史郎伝奇文庫﹄講談社、1976年 . NCID BA87757738 ●﹃国枝史郎伝奇全集一巻﹄未知谷、1992年 ISBN 978-4915841057- 蔦葛木曽桟
- 砂漠の古都
- 八ケ獄の魔神
- 大捕物仙人壷
- 『国枝史郎伝奇全集二巻』ISBN 978-4915841064
- 神州纐纈城
- 名人地獄
- 任侠二刀流
- 哥老会事変
- 『国枝史郎伝奇全集三巻』ISBN 978-4915841071
- 娘煙術師
- 剣侠受難
- 神秘昆虫館
- 加利福尼亜の宝島
- 南蛮秘話森右近丸
- 『国枝史郎伝奇全集四巻』ISBN 978-4915841088
- 剣侠
- 暁の鐘は西北より
- 生死卍巴
- 明暗二道
- 十二神貝十郎手柄話
- 天守閣の音
- 大鵬のゆくえ
- 『国枝史郎伝奇全集五巻』ISBN 978-4915841095
- 血煙天明陣
- 猫の蚤とり武士
- 前記天満焼
- 血ぬられた懐刀
- 短篇I
- 『国枝史郎伝奇全集六巻』ISBN 978-4915841101
- あさひの鎧
- 血曼陀羅紙帳武士
- 仇討姉妹笠
- 銅銭会事変
- 銀三十枚
- 短篇II
- 『国枝史郎伝奇全集補巻』ISBN 978-4915841187
- 煉獄二道
- 東亜の謎
- ダンサー
- 講談社大衆文学館文庫
- 『神州纐纈城』1995年
- 『八ヶ嶽の魔神』1996年
- 『蔦葛木曽桟』1996年
- 『国枝史郎ベスト・セレクション 伝奇ノ匣1』学習研究社〈学研M文庫〉、2001年)ISBN 978-4059000679
- 『国枝史郎探偵小説全集』作品社、2005年ISBN 978-4861820489
- 『国枝史郎歴史小説傑作選』作品社、2006年ISBN 978-4861820724
- 『国枝史郎伝奇短篇小説集成』作品社、2007年
- 第1巻ISBN 978-4861820939
- 第2巻ISBN 978-4861820977
- 『神州纐纈城』河出書房新社〈河出文庫〉、2008年ISBN 978-4309408750
- 『沙漠の古都』河出書房新社、2018ISBN 978-4309026916
原作作品[編集]
- 石川賢『神州纐纈城』講談社 2004-05年ISBN 978-4-06-364531-6
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 国枝 史郎:作家別作品リスト - 青空文庫
- 『国枝史郎氏の人物と作品』:新字新仮名 - 青空文庫(小酒井不木著)
- 早稲田と文学(国枝史郎) - ウェイバックマシン(2016年6月6日アーカイブ分)