大阪府立吹田高等学校
| 大阪府立吹田高等学校 | |
|---|---|
 | |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 |
 大阪府 |
| 設立年月日 | 1950年（昭和25年） |
| 創立記念日 | 10月17日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 | 全日制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 高校コード | 27118H |
| 所在地 | 〒564-0004 |
 北緯34度46分40秒 東経135度31分42秒 / 北緯34.77778度 東経135.52833度座標: 北緯34度46分40秒 東経135度31分42秒 / 北緯34.77778度 東経135.52833度 | |
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大阪府立吹田高等学校︵おおさかふりつ すいた こうとうがっこう︶は、大阪府吹田市原町にある公立の高等学校。戦後の1950年︵昭和25年︶大阪府立で初の新制高校として新設された。
概要
全日制普通科を設置。愛称は﹁吹高︵すいこう︶﹂。 1952年︵昭和27年︶﹁大阪府立春日丘高等学校定時制吹田分校﹂を移管する形で定時制課程を併設していたが、2008年︵平成20年︶3月、大阪府の定時制高校の統廃合の対象校として廃止︵閉課程︶となっている。 2013年度の大学︵4年制︶進学率は約20%[1]のため、同年4月﹁進学クラス﹂を新設した[2]。教育目標
以下の3点を＜３つの柱＞に掲げている。 ●自己を理解し、他者を認め、社会の中で望ましい人間関係を構築する力 ●確かな知識や技能をもとにして自ら考え、判断・表現し、主体的に学び続ける力 ●心身ともに健康であり続ける力[3]沿革
太平洋戦争後1948年︵昭和23年︶の学制改革による新制の高校制度の発足に伴い、吹田市が府に陳情を重ねた結果、1950年に旧﹁吹田市立千里山高等学校﹂︵吹田市千里山6丁目︶を仮校舎として設置された[4]。 新制の高校制度の発足後では、大阪府立として初めて新設された高等学校[5][2]。吹田市立千里山高等学校
吹田市立千里山高等学校の前身は1940年︵昭和15年︶三島郡千里村に開校した私立︵旧制︶﹁千里山中学校﹂。設置者は、船場の商人・島安兵衛を理事長とする﹁財団法人島学園千里山中学校﹂で、同年3月20日付で文部省告示242号により認可された[6]。 募集人員250名で、入学願書を3月26日まで受付け、27日から人物考査・身体検査︵3日間︶、31日に合格者を発表。4月10日に仮校舎で開校したが、太平洋戦争後に経営難を理由として、学校の譲渡を吹田市に申し出。学制改革後の1949年に吹田市に移管されて﹁吹田市立千里山高等学校﹂となったが、わずか1年後の1950年3月で廃校となった[4]。 なお校地と校舎は、吹田高校の使用後に吹田市立第一中学校にも使用され、跡地は現在イオン南千里店となっている。年表
●1950年︵昭和25年︶ - 4月、旧・吹田市立千里山高等学校の校舎を使い、﹁大阪府立吹田高等学校﹂として開校︵全日制普通科︶ ●1951年 - 1月、新校舎竣工し移転︵現在地︶ ●1952年 - 4月1日 - 大阪府立春日丘高等学校定時制吹田分校を移管し、定時制課程を併設。10月17日、開校記念式典を実施。この日を創立記念日とする ●1957年 - 3月22日、校舎火災により、木造校舎1棟焼失 ●2008年︵平成20年︶ - 3月31日、定時制課程を廃止︵閉課程︶ ●2011年 - 大阪府教育委員会﹁使える英語プロジェクト事業﹂イングリッシュフロンティアハイスクールズ事業に指定︵G1、2013年度まで[7]︶ ●2013年 - 4月、大学︵4年制︶進学をめざす﹁進学クラス﹂新設[2]基礎データ
交通アクセス
鉄道
●東海道本線 岸辺駅 北西へ約1.5km。バス
●東海道本線 吹田駅、阪急千里線 吹田駅から阪急バス乗車、吹田高校前バス停または吹高口バス停下車象徴
制服
制服は2017年︵平成29年︶リニューアルされた[3]。授業
英語科や数学科で少人数授業などを実施している。部活動
運動部
●陸上 ●水泳 ●男子バスケット ●女子バスケット ●バレーボール ●野球︵硬式野球︶ - 2016年︵平成28年︶夏の大阪大会ベスト8、2017年夏の大阪大会ベスト16。過去に1989年︵平成元年︶春の近畿地区大会の大阪予選でPL学園に完封勝ち︵5-0︶ ●サッカー ●ソフトテニス ●剣道部︵同好会︶ ●バドミントン ●硬式テニス ●ハンドボール ●柔道 ●空手道 ●卓球文化部
●イラスト ●茶道 ●家庭科 ●軽音楽 ●パソコン ●園芸 ●写真 ●放送 ●吹奏楽 ●美術 ●演劇 ●ダンス - 2016年﹃春の日本高校ダンス部選手権﹄西日本大会で入賞 ●天文部周辺施設
●吹田市立博物館 ●吹田市立岸部保育園 ●吹田市立岸部第一小学校 ●吹田市立第二中学校 ●吹田警察署 ●市立吹田市民病院不祥事
2017年︵平成29年︶7月、29歳の女性教諭が、会計を担当する大阪高等学校体育連盟︵高体連︶ソフトボール専門部の運営費1200万円を着服。懲戒免職となった[8]。著名な出身者
経済
芸能
スポーツ
教職員
脚注
(一)^ “吹田高校進路状況”. 大阪府立吹田高等学校. 2020年9月24日閲覧。
(二)^ abc“吹田高校沿革”. 大阪府立吹田高等学校. 2020年9月24日閲覧。
(三)^ ab吹田高校教育目標・制服・校歌
(四)^ ab“千里山に私立中学校旧制があった - 千里山会”. 千里山会. 2020年9月24日閲覧。
(五)^ ただし、大阪府立貝塚高等学校︵1949年貝塚市から移管︶・大阪府立鳳高等学校横山分校︵1950年横山村から移管︶の2校は、吹田高校開校の前に移管されて府立高校となっている。
(六)^ 官報昭和15年︵1940年︶3月26日
(七)^ [1]
(八)^ “女性教諭１２００万円着服で免職 夫にせがまれ 親の医療費のはずが競馬代に 大阪府” (日本語). 産経新聞. (2017年7月28日) 2020年9月24日閲覧。
(九)^ “プレジデントFamilyClub関西 eo special edition”. 2020年9月24日閲覧。
(十)^ “部落問題入門●出逢い” (日本語). 部落解放・人権研究所. (2008年1月25日) 2020年9月24日閲覧。
(11)^ “元フジアナの長谷川豊氏が差別発言 参院選擁立予定の維新は処分検討” (日本語). 毎日新聞. (2019年5月22日) 2020年9月24日閲覧。
関連文献
- 創立60周年記念事業実行委員会「大阪府立吹田高等学校創立60周年記念誌」（2010年10月）
