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* [[岩波ジュニア新書]] - 主に小中学生向けの叢書。一部高校生・大学生を対象とした著作もある。1979年創刊。
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* [[岩波ブックレット]] - 1982年(昭和57年)創刊。 |
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* [[岩波講座]] - [[1928年]](昭和3年)創刊。 |
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* 同時代ライブラリー - [[1990年]](平成2年)[[3月]]創刊、[[1998年]](平成10年)7月終刊。 |
* 同時代ライブラリー - [[1990年]](平成2年)[[3月]]創刊、[[1998年]](平成10年)7月終刊。 |
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* 岩波アクティブ新書<ref>[http://www.iwanami.co.jp/shoseki/active.html 岩波アクティブ新書]</ref> - [[2002年]](平成14年)[[1月]]創刊、[[2004年]](平成16年)[[12月]]終刊。 |
* 岩波アクティブ新書<ref>[http://www.iwanami.co.jp/shoseki/active.html 岩波アクティブ新書]</ref> - [[2002年]](平成14年)[[1月]]創刊、[[2004年]](平成16年)[[12月]]終刊。 |
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=== 社史・年史 === |
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*『岩波書店五十年』、1964年 |
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* [[広辞苑]] |
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*『岩波書店七十年史』、1988年 |
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*『写真でみる 岩波書店80年』、1993年 |
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*『岩波書店八十年史』、1996年 - 以上は岩波書店編集部編 |
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*『物語岩波書店百年史』全3冊、2013年 |
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== 「岩波ブックセンター」閉店と後継店 == |
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== 関連項目 == |
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* [[広辞苑]] - 岩波を代表する出版 |
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* [[岩波ホール]] - 創業家が運営する[[映画館]] |
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* [[NSPIXP]] -日本初の[[インターネットエクスチェンジ|IX]]は本社ビル地下に設置された。 |
* [[NSPIXP]] -日本初の[[インターネットエクスチェンジ|IX]]は本社ビル地下に設置された。 |
2024年5月20日 (月) 15:00時点における版
岩波書店 | |
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正式名称 | 株式会社岩波書店 |
英文名称 | Iwanami Shoten, Publishers. |
現況 | 事業継続中 |
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
出版者記号 | 00 |
取次コード | 0365 |
法人番号 | 6010001010826 |
設立日 |
1949年(昭和24年)4月25日 (創業は1913年(大正2年)8月5日) |
代表者 | 代表取締役社長:坂本政謙 |
本社郵便番号 | 〒101-8002 |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 |
資本金 | 9000万円 |
従業員数 | 135名 |
決算期 | 3月31日 |
ネット販売 | 自社サイト、オンライン書店 |
主要出版物 | 広辞苑、岩波文庫、岩波現代文庫、岩波新書、岩波ジュニア新書 ほか |
定期刊行物 | #雑誌を参照。 |
電子書籍 | 有り |
出版以外の事業 | 電子書籍 |
得意ジャンル | 学術書、自然科学書、全集、一般書、児童書、辞典 |
外部リンク |
www |
twitter |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 北緯35度41分41.0秒 東経139度45分27.3秒 / 北緯35.694722度 東経139.757583度座標: 北緯35度41分41.0秒 東経139度45分27.3秒 / 北緯35.694722度 東経139.757583度 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6010001010826 |
事業内容 | 出版事業 |
代表者 | 代表取締役社長 岡本 厚 |
資本金 | 9000万円 |
純利益 |
8724万1000円 (2023年3月期)[1] |
純資産 |
46億1631万2000円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
99億9983万円 (2023年3月期)[1] |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://www.iwanami.co.jp/ |
概要
1913年︵大正2年︶8月5日、岩波茂雄が東京市神田区南神保町16番地︵現・東京都千代田区神田神保町︶に開いた古書店として出発。正札販売方法を採用し、注目を集めた[2]。同年12月1日に蘆野敬三郎の﹃宇宙之進化﹄、翌1914年︵大正3年︶9月20日に夏目漱石の﹃こゝろ﹄を刊行し、出版業にも進出[2]。漱石没後に﹃夏目漱石全集﹄を刊行し、躍進する。看板は漱石の筆による[3]。 昭和時代にはしばしば、大衆的な路線を貫く講談社と対比された[要出典]。 創業以来岩波書店のマークは橋口五葉が描いた﹁甕︵かめ︶﹂を使用していたが、1933年︵昭和8年︶12月10日の岩波全書の創刊からミレーの絵画﹃種まく人﹄を題材にとったマークの使用を開始︵当初デザインを依頼された高村光太郎作のマークは帽子が鉄兜のようで軍国調だとして別人に依頼された。今日まで用いられているマークは児島喜久雄によるものといわれる[4]︶。 1949年︵昭和24年︶4月25日に株式会社に改組[5]。社長も岩波家の世襲から脱したが、戦後も羽仁五郎の著作を出版するなど講座派の影響は持続している[要出典]。 戦後は、日本の単巻辞書としては最大級の収録数である国語辞典[要出典]﹃広辞苑﹄︵新村出著・編︶を発行している。 本社の隣には一ツ橋グループの小学館、集英社があり、2017年︵平成29年︶には所有していた岩波書店一ツ橋別館を小学館に売却している[6][7]。沿革
●創業‥1913年8月5日[2] ●設立‥1949年4月25日︵株式会社に改組︶[5] ●歴代社長 ●- 1946年‥岩波茂雄 ●1946年 - 1978年5月30日[8]‥岩波雄二郎 ●1978年5月30日[8] - 1990年‥緑川亨 ●1990年 - 1998年‥安江良介 ●1998年 - 2003年‥大塚信一 ●2003年 - 2013年‥山口昭男 ●2013年 - ‥岡本厚 ●2021年6月 - ‥坂本政謙販売店での扱い
岩波書店は、多くの出版社が用いる委託・返品制を採用しておらず、全て書店側の買取という責任販売制の形を採っている[9]。また、比較的高正味︵=取次への書籍の卸値が高く、出版社側の取り分が多いこと︶である[9]。雇用における特徴
2013年度定期採用は、著作者等の﹁紹介﹂を応募条件とすることを発表した[10]。これは、事実上縁故採用に限定する方針であるとして批判を受けた。岩波書店はウェブサイト上で﹁あくまで応募の際の条件であり、採用の判断基準ではありません。採用予定人数が極めて少ないため、応募者数との大きな隔たりを少しでも少なくするためのものです。﹂とする謹告を出した[11]。出版物
雑誌
●図書 - 新刊案内・エッセイ雑誌。1936年︵昭和11年︶に﹃岩波書店新刊﹄として創刊。客に無料で配布する書店もある。岩波は﹁読書家の雑誌﹂と形容している。 ●世界 - 言論誌。1946年︵昭和21年︶創刊。 ●科学 - 自然科学雑誌。1931年︵昭和6年︶創刊。 ●思想 - 人文科学・社会科学雑誌。1921年︵大正10年︶創刊。かつて刊行されていた雑誌
●へるめす - 文化総合雑誌。1984年︵昭和59年︶創刊、1997年︵平成9年︶廃刊。 ●文学 - 文芸誌。1933年︵昭和8年︶創刊、2016年︵平成28年︶廃刊。 ●教育 - 教育雑誌。1933年創刊、1944年︵昭和19年︶廃刊。叢書
●岩波文庫 - 1927年︵昭和2年︶7月創刊。 ●岩波現代文庫 - 2000年︵平成12年︶創刊。 ●岩波少年文庫 - 児童文学の叢書。1950年創刊。 ●岩波新書 - 1938年︵昭和13年︶創刊。 ●岩波ジュニア新書 - 主に小中学生向けの叢書。一部高校生・大学生を対象とした著作もある。1979年創刊。 ●岩波ブックレット - 1982年︵昭和57年︶創刊。 ●岩波講座 - 1928年︵昭和3年︶創刊。 ●岩波のこどもの本 - 児童文学絵本の叢書。﹃ひとまねこざる﹄シリーズで知られる。1953年創刊。 ●岩波書店 世界の絵本 - 国内外の物語を扱う大型絵本の叢書。﹃犬になった王子 チベットの民話﹄など。 ●岩波科学ライブラリー[12] - 1993年創刊。 ●岩波ジュニアスタートブックス - 2021年︵令和3年︶3月26日創刊。かつて刊行されていた叢書
●岩波全書 - 1933年︵昭和8年︶創刊。 ●岩波現代叢書 - 1951年︵昭和26年︶創刊。 ●岩波写真文庫 ●岩波少年少女文学全集 - 全30巻。1960年 - 1963年。 ●同時代ライブラリー - 1990年︵平成2年︶3月創刊、1998年︵平成10年︶7月終刊。 ●岩波アクティブ新書[13] - 2002年︵平成14年︶1月創刊、2004年︵平成16年︶12月終刊。 ●岩波現代全書 - 2013年︵平成25年︶創刊。2018年3月に114冊目を刊行し休止した。社史・年史
●﹃岩波書店五十年﹄、1964年 ●﹃岩波書店七十年史﹄、1988年 ●﹃写真でみる 岩波書店80年﹄、1993年 ●﹃岩波書店八十年史﹄、1996年 - 以上は岩波書店編集部編 ●﹃物語岩波書店百年史﹄全3冊、2013年 順に、紅野謙介、佐藤卓己、苅部直が担当﹁岩波ブックセンター﹂閉店と後継店
神保町にある岩波書店所有のビルには、岩波の書籍を主体とする書店﹁岩波ブックセンター﹂があったが、運営していた信山社の倒産に伴い2016年に閉店した。その跡地には2018年4月、小田急グループ企業のUDS社が書店と共用オフィス︵コワーキングスペース︶などを組み合わせた施設﹁神保町ブックセンター with Iwanami Books﹂を開設した[14][15][16]。関連人物
●岩波茂雄︵創業者、初代店主︶ ●岩波雄二郎︵二代目店主、初代社長︶ ●吉野源三郎︵編集者、常務、﹁世界﹂初代編集長︶ ●小林勇︵支配人、岩波文庫創刊者︶ ●長田幹雄︵元専務、岩波新書の名付け人︶ ●緑川亨︵2代社長︶ ●安江良介︵3代社長、元﹁世界﹂編集長︶ ●大塚信一︵4代社長︶ ●山口昭男︵5代社長、元﹁世界﹂編集長︶ ●岡本厚 ︵6代社長、取締役編集局担当、元﹁世界﹂編集長︶ ●高野悦子︵﹁岩波ホール﹂総支配人︶ ●小熊英二︵元社員、社会学者︶ ●西島麦南︵校正者、俳人︶備考
●2017年4月9日、Story 〜長寿企業の知恵〜の#008において、7代目である岡本厚が取り上げられた[17] 。 ●夏目漱石に宛てて知人・門下生・読者から送られた絵葉書類312通が、岩波書店に保管されていることが判明した。保管に至る詳しい経緯は不明[18]。 ●吉本隆明は、﹁朝日新聞や岩波書店は、戦時中は戦争肯定の新書などを出していたのに、戦後、いつでも簡単に変われるといわんばかりにいとも簡単に変わったことを目にして、そういう戦後民主主義者や市民主義者とは思想的に一線を画する、こんなのと一緒にされちゃ困るとずっとやってきた﹂と述べている[19]。 ●黒田勝弘は岩波書店を朝日新聞と自身がかつて所属していた共同通信と共に日本の左派だけでなく、日本国内で﹁知識人﹂ならば﹁韓国開発独裁批判・北朝鮮独裁賛美﹂するという風潮を導いた、北朝鮮の拉致が提議された際には﹁拉致疑惑﹂は差別による嘘だとする意見を出版していた、など日本の世論を誤った方向に向けていたとし、未だに社として謝罪していないとして批判している[20]。 ●平川祐弘は、戦後に岩波書店がイデオロギーの旗振りを行ったのは、﹁岩波茂雄の創業の精神に悖ると思う﹂と述べている[21]。脚注
出典
関連項目
- 広辞苑 - 岩波を代表する出版
- 岩波ホール - 創業家が運営する映画館
- NSPIXP -日本初のIXは本社ビル地下に設置された。
- 進歩的文化人 - 岩波的文化人
- マンション管理センター - 一ツ橋ビル7階に入居している。
- 諏訪市立信州風樹文庫 - 岩波書店が出版する図書を、1947年出版分以降、すべて所蔵。
外部リンク
- 岩波書店
- 岩波書店 (@Iwanamishoten) - X(旧Twitter)
- 岩波書店 - YouTubeチャンネル
- 岩波書店 - メディア芸術データベース
- 岩波書店 (@iwanami.co.jp) - Bluesky