札幌光星中学校・高等学校

札幌光星高等学校・中学校
過去の名称	財団法人札幌光星商業学校 財団法人光星商業学校 財団法人札幌光星学園
国公私立の別	私立学校
設置者	学校法人札幌光星学園
校訓	地の塩、世の光
設立年月日	1933年
創立記念日	11月1日
創立者	ヴェンセスラウス・キノルド司教
共学・別学	男女共学
中高一貫教育	併設型（外部混合無）
課程	全日制課程
単位制・学年制	学年制
設置学科	普通科
学科内専門コース	ステラコース 特進コース 文理コース
学期	2学期制
高校コード	01502E
所在地	〒065-0013
北海道札幌市東区北13条東9丁目1-1
外部リンク	公式サイト
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札幌光星高等学校・中学校︵さっぽろこうせいこうとうがっこう・ちゅうがっこう、Sapporo KOSEI Senior High School︶は、北海道札幌市東区にある私立高等学校・中学校。

概要

進学校であり、札幌市内では男子校として最も長い歴史を持っていたが、2008年春より、中・高ともに共学化。中学校および高校6カ年コースでは中高一貫教育が行われている。 また、中学生と高校生を区別するために高校1年生を4年生、高校2年生を5年生、高校3年生を6年生としている。

なお、青森県八戸市にある光星学院高等学校とは無関係である。

沿革

●1933年︵昭和8年︶7月 - 札幌光星商業学校︵中等教育︶設立認可。

●1934年︵昭和9年︶1月 - 校舎落成。

●1934年︵昭和9年︶4月 - 開校。

●1942年︵昭和27年︶9月 - 財団法人光星商業学校を財団法人札幌光星商業学校と改称。

●1944年︵昭和19年︶3月 - 財団法人札幌光星商業学校を財団法人札幌光星学園と改称。

●1944年︵昭和19年︶4月 - 実業学校︵札幌光星工業学校︶に転換する。

●1946年︵昭和21年︶4月 - 運営を財団法人日本マリア会本部に移管し、工業学校から中学校に転換。

●1947年︵昭和22年︶4月 - 新学制発足に伴い新制中学校となる︵旧制中学存置︶。

●1948年︵昭和23年︶4月 - 新制高等学校併置。

●1951年︵昭和26年︶3月 - 学校法人札幌光星学園に組織変更の認可を受ける。

●1952年︵昭和27年︶4月 - 新制高等学校に商業科を置く。

●1952年︵昭和27年︶5月 - 創立者キノルド司教帰天。

●1960年︵昭和35年︶3月 - 商業科募集停止。

●1964年︵昭和39年︶4月 - 3年次で一類︵私文・就職︶、二類︵国公立・私理︶のコース分け。

●1970年︵昭和45年︶3月 - 中学校募集停止。

●1970年︵昭和45年︶8月 - 第1回アメリカ語学研修旅行。

●1972年︵昭和47年︶3月 - 中学校3名で卒業式︵中学校休止︶。

●1973年︵昭和48年︶4月 - 3年次で私文・私理・国公立の3コース制を実施。

●1975年︵昭和50年︶4月 - 3年次で私文・私理・国文・国理の4コース制を実施。

●1983年︵昭和58年︶8月 - 初代校長武宮雷吾神父帰天。

●1988年︵昭和63年︶5月 - マリア会来日100周年記念感謝ミサ。

●1992年︵平成4年︶4月 - 文理・特進コース制導入。

●1994年︵平成6年︶3月 - 6カ年校舎落成、中学校再開。

●1994年︵平成6年︶10月 - 創立60周年記念式典。

●2000年︵平成12年︶3月 - 6カ年コース1期生卒業。

●2005年︵平成17年︶4月 - 新校舎着工開始︵順次新築︶。

●2008年︵平成20年︶4月 - 新校舎落成、中学校・高校を共学化。

●2009年︵平成21年︶1月 - 隔週6日制︵第1・第3土曜日︶を廃止し、次年度より完全週6日制に変更すると発表。

●2009年︵平成21年︶4月 - 完全週6日制開始。温習日︵例‥定期試験1日目→温習日・日曜日→2日目→日曜日・温習日→3日目︶追加。

●2011年︵平成23年︶4月 - ステラコース開設

教育方針

●カトリックのミッションスクールとして、人間の尊さや物事を深く広く考えることの意義を伝え、一人ひとりがより豊かな人生を歩んでいく人間教育を、情熱を持って実践する。

特色

●カトリック系のマリア会が母体であり、国内に同様の姉妹校として、暁星高等学校︵東京︶、明星高等学校︵大阪︶、海星高等学校︵長崎︶などがある。いずれも、地域の進学校として名高い。

進学

●ほぼ全員が大学に進学する。国公立大学は北海道大学を中心に全国に進学している。私立大学は地元をはじめ、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、同志社大学などの難関私大合格者も多い。中高一貫教育6ヵ年コース在籍者もさることながら、高校での入学者が多数を占める同校では、生徒個人の志向を尊重した進路指導が特徴である。

部活動・同好会

●現在、30の学校公認部活動が存在し、文武両道を掲げるだけあり活動も盛んである。なかでも、1966年インターハイで4位となったバスケットボール部、2006年夏の甲子園北海道大会決勝に進んだ︵駒澤大学附属苫小牧高等学校に敗れる︶野球部、インターハイで入賞経験の多いフェンシング部、サッカー部、卓球部などの活動が代表的である。文化系としては、各大会で受賞の多い吹奏楽部、クラシックギター部、新聞部の活躍が顕著である。又、以前は毎年全国大会で入賞していた放送部の活躍が華々しかった。

出身著名人

●青山剛︵室蘭市市長︶

●赤井秀一︵プロサッカー選手、愛媛FC︶

●浅利圭一郎︵ジャーナリスト︶

●唐沢俊一︵サブカルチャー評論家︶

●河島康一︵NHKアナウンサー︶

●菅野詩朗︵文化放送アナウンサー︶

●佐野正幸︵作家︶

●附田雄剛︵モーグル選手︶

●七月鏡一︵漫画原作者︶

●花田和明︵NHKアナウンサー︶

●牧泰昌︵STVラジオパーソナリティ︶

●松木謙公︵衆議院議員、民主党所属︶

●合田道人︵歌手︶

●宮本邦彦︵警視庁板橋署巡査部長︶ - 2007年2月6日東武東上線ときわ台駅踏切において自殺を図ろうとした女性を救助しようとして電車にはねられ殉職した︵二階級特進後警部︶同年3月1日、正七位・旭日双光章授与

●村田省︵フェンシング競技者、モスクワオリンピック日本代表︶

●目時春雄︵元プロ野球選手︶

●青山裕治︵元プロ野球選手︶

姉妹校

●暁星中学校・高等学校

●明星中学校・高等学校

●海星中学校・高等学校

かつて姉妹校関係にあった学校

●泰星中学校・高等学校︵1946年～1969年までマリア会が経営︶

●セント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジ︵廃校︶

関連項目

●北海道高等学校一覧

●北海道中学校一覧

●寮がある日本の中学校・高等学校の一覧

●実業学校

●旧制中学校