玉
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たま[編集]
●丸い物。パチンコ玉・ビー玉・ボールなど。球も参照。 ●日本の硬貨を指す時、末尾につくことがある言葉。︵例‥1円硬貨→1円玉︶ ●神社の御霊代に用いるもの。著名なのは宗像大社で、その沖津宮は青玉を、中津宮は紫玉を以て御霊代としている[1]。 ●献上や儀式の玉。出雲大社の宮司である出雲国造は新任すると皇居に参上し、天皇に白玉・赤玉・青玉などを献上する。また出雲大社ではこの他の神事でも﹁玉﹂を用いることがある[2]。 日本の地名 ●岐阜県不破郡関ケ原町玉。 ●東京都多摩地方。 ●岡山県玉野市玉。﹁玉野﹂という地名は﹁玉﹂と﹁宇野﹂の合成地名。 日本語の名 ●明智光秀の三女で細川忠興の妻、細川ガラシャの名。玉子・玉姫など。 ●日本人の姓︵名字︶のひとつ。玉真之介︵農業経済学者︶・玉遥香︵お笑い芸人・ターリーターキー︶など。ぎょく[編集]
●宝石のこと。主にヒスイを指す。玉石混淆の玉はこの意。﹁たま﹂とも。 ●玉璽のこと。 ●将棋の駒の1つ、玉将のこと︵王将と同一)詳しくは玉将の項を参照
・投資用語のひとつ。玉 (投資用語)を参照。
・﹁美しい﹂を意味する接頭辞。
・天子︵天皇・皇帝︶の身の周りのものを尊称するための接頭辞。玉体・玉音など
・天皇のこと。江戸時代末、薩摩藩・長州藩藩士が隠語として用いたといわれる。
・漢姓の1つ。玉 (姓)を参照。
・メセン︵Mesembryanthemaメセンブリアンテマ亜科群︶、就中﹁玉型メセン﹂の品種名に多く用いられる接尾辞。日輪玉・花・紋玉・琅干玉など。
・玉代のこと。転じて娼妓芸妓のこと。
・販売用の商品、商材の俗語。
・︵おもに﹁ギョク﹂の表記で︶鶏卵あるいは卵焼きの口語表現。寿司屋などで使われる。
上記どちらにも当てはまらないもの[編集]
●江戸時代において、数を数える、統計を取る時など勘定する場合に使用した漢字。これは、現在は﹁正﹂にあたる。脚注[編集]
関連項目[編集]
- Unicode康煕部首(Unicode Kangxi Radicals) の「⽟」(U+2F5F; 玉部)に酷似する。
- タマ (曖昧さ回避)
- Tama (曖昧さ回避)
- 玉ちゃん (曖昧さ回避)
- 魂 (曖昧さ回避)
- ボール (曖昧さ回避)
- オーブ (曖昧さ回避)