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祇園甲部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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日本 > 近畿地方 > 京都府 > 京都市 > 東山区 > 祇園甲部
花見小路

祇園甲部(ぎおんこうぶ)は、京都市東山区にある京都で最大の花街

歴史

祇園甲部組合
祇園甲部 紋章
設立 1872年(組織化)
種類 花街
目的 遊興、芸能
本部 日本の旗 日本 京都市東山区
所在地 京都市東山区祇園町南側570-2
重要人物
ウェブサイト https://miyako-odori.jp
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教育、稽古

人物

祇園は数多くの人物で彩られ、また名妓を輩出してきた。江戸初期には大石内蔵助一力亭で遊んでいた話は歌舞伎などでも知られ、江戸末期には後の新政府を樹立する多くの志士らによって利用され続けた。高杉晋作は「井筒屋」の芸妓、小梨花を贔屓にして都々逸「なによくよくよ川端柳、水のながれを見て暮らす」と歌っている。また、大和大路通に営業していた「魚品」の芸妓、君尾は志士らを新選組の目から逃れさせたことで有名。時は下り、明治期に「加藤楼」のお雪(雪香)はアメリカの財閥であるモルガンと結婚して、後に「モルガンお雪」と呼ばれた。吉井勇の「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」の歌で有名なお茶屋「大友」の女将で芸妓である磯田多佳女や、井上流の名手として、また後輩の育成に努めた松本佐多女、ほかに早崎春勇三宅小まめ玉木里春藤本竹葉上羽秀(現役当時の芸名そめ、小説『夜の蝶』のモデル)、安藤孝子(現役当時の芸名は孝千代、後に11PMに出演)、岩崎峰子高田真知子佳つ乃など京都のみならず、世間に花を添えてきた芸妓が数多くいる。最近では芸妓としては初のジャズシンガーの真箏、お見世出し(デビュー)2年目から売花奨励賞第1位を連続受賞した紗月は、舞妓の頃からケーブルテレビ番組にレギュラー出演したり、TV、雑誌、メディアに度々とりあげられ、芸妓になってからは自らのインスタグラムで発信し多くのフォロワーを獲得し、平成令和の全国の現役の芸舞妓や芸舞妓を志す人たちの憧れと目標であり続けた。現在、祇園甲部芸妓組合の会長に就任しているのは芸妓で井上流名取であるまめ鶴で、ほかに小富美斗美千代小萬豆弘豆花小喜美照古満豆爾など代表的な芸妓らがいる。

主な行事

関連項目

街について

神社

寺院

人物

漫画

外部リンク