「007/私を愛したスパイ」の版間の差分
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* ゴーゴル将軍はMを﹁マイルズ﹂<ref>しかし、日本語は字幕、吹替共にこの箇所が翻訳されていない</ref>と呼び、アニヤはQを﹁ブースロイド少佐﹂と呼ぶなど、KGBがイギリス情報部の事情に精通していることを表している。初代Mの本名が登場する最初で最後の映画である。また、Qの本名が劇中で呼称された最初の作品でもある。<ref>﹃ドクター・ノオ﹄と﹃ロシアより愛をこめて﹄ではエンドクレジットでの表記のみ</ref>
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* ゴーゴル将軍はMを﹁マイルズ﹂<ref>しかし、日本語は字幕、吹替共にこの箇所が翻訳されていない</ref>と呼び、アニヤはQを﹁ブースロイド少佐﹂と呼ぶなど、KGBがイギリス情報部の事情に精通していることを表している。初代Mの本名が登場する最初で最後の映画である。また、Qの本名が劇中で呼称された最初の作品でもある。<ref>﹃ドクター・ノオ﹄と﹃ロシアより愛をこめて﹄ではエンドクレジットでの表記のみ</ref>
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* 本作は当初[[ガイ・ハミルトン]]監督が担当する予定で、[[ジョン・ランディス]]、[[スターリング・シリファント]]、キャリー・ベイツ、アンソニー・バーウィック、[[アンソニー・バージェス]]、ロナルド・ハーディ、デレク・マーローをはじめ12人の脚本家が15の草案を作成した<ref>[https://www.imdb.com/title/tt0076752/trivia]</ref><ref>[https://www.hollywoodreporter.com/features/superman-inside-story-director-richard-879894]</ref>。 |
* 本作は当初[[ガイ・ハミルトン]]監督が担当する予定で、[[ジョン・ランディス]]、[[スターリング・シリファント]]、キャリー・ベイツ、アンソニー・バーウィック、[[アンソニー・バージェス]]、ロナルド・ハーディ、デレク・マーローをはじめ12人の脚本家が15の草案を作成した<ref>[https://www.imdb.com/title/tt0076752/trivia]</ref><ref>[https://www.hollywoodreporter.com/features/superman-inside-story-director-richard-879894]</ref>。 |
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* 公開時のキャッチコピーは、It's the biggest. It's the best. It's BOND. and beyond.(史上最大、最高のボンドが、全てを超えた)<ref>[https://br.ifunny.co/picture/its-the-biggest-its-the-best-its-bond-and-b-qmEXd0RN9 Its the BIGGEST Its the BEST Its BOND. And B-E-Y-O-N-D. Al ALBERT TAN FLEMING'S JAMES "THE SUM ring BARBARA BACH and CURT by ALBERT by LEIS LBERT by CHRISTOPHER WOOD & RICHARD MAIBAUM N United Artists - iFunny Brazil]</ref> |
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== 日本語吹替 == |
== 日本語吹替 == |
2024年5月27日 (月) 06:56時点における最新版
007/私を愛したスパイ | |
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The Spy Who Loved Me | |
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監督 | ルイス・ギルバート |
脚本 |
クリストファー・ウッド リチャード・メイボーム |
原作 | イアン・フレミング |
製作 | アルバート・R・ブロッコリ |
出演者 |
ロジャー・ムーア バーバラ・バック クルト・ユルゲンス リチャード・キール キャロライン・マンロー バーナード・リー デスモンド・リュウェリン ロイス・マクスウェル ジョフリー・キーン |
音楽 | マーヴィン・ハムリッシュ |
撮影 | クロード・ルノワール |
編集 | ジョン・グレン |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 |
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上映時間 | 125分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $14,000,000[1] |
興行収入 |
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配給収入 |
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前作 | 007/黄金銃を持つ男 |
次作 | 007/ムーンレイカー |
概要
[編集]ストーリー
[編集]キャスト
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7d/Sir_Roger_Moore_3.jpg/200px-Sir_Roger_Moore_3.jpg)
- ジェームズ・ボンド - ロジャー・ムーア
- アニヤ・アマソワ - バーバラ・バック
- カール・ストロンバーグ - クルト・ユルゲンス
- ジョーズ - リチャード・キール
- M - バーナード・リー
- Q - デスモンド・リュウェリン
- マネーペニー - ロイス・マクスウェル
- ナオミ - キャロライン・マンロー
- ゴーゴル将軍(ソ連) - ウォルター・ゴテル
- カーター艦長(米海軍) - シェーン・リマー
- リパラス号艦長 - シドニー・タフラー
- グレイ国防相 - ジョフリー・キーン
- ハーグリーブズ海軍中将 - ロバート・ブラウン
- ベンソン海軍大佐 - ジョージ・ベイカー
- セルゲイ・バルソフ - マイケル・ビリントン
- ホセイン - エドワード・デ・ソウザ
- マックス・カルバ - ヴァーノン・ドブチェフ
- ファケシュ - ナディム・サワラ
- サンドア - ミルトン・リード
- フェリカ - オルガ・ビゼラ
ボンドガール
[編集]本作のボンドガールはバーバラ・バック。彼女は60年代からモデル事務所のアイリーン・フォード・エージェンシーに所属し、セブンティーンなどのいくつかの国際ファッション雑誌の表紙に登場した。例としてはRichard Avedon、ELLE France(1966年)、Gioia Italy(1967年–1970年)、およびFigurino Brazil(1970年)などがある。
1977年、バックはこの映画でロシアのスパイ、アーニャ・アマソワを演じた。彼女は映画の後で、ボンドは「女の子を使って、自分を弾丸から守るブタ」であると述べた。
スタッフ
[編集]- 監督 - ルイス・ギルバート
- 製作 - アルバート・R・ブロッコリ
- 脚本 - クリストファー・ウッド、リチャード・メイボーム
- 音楽 - マーヴィン・ハムリッシュ
- 主題歌 - 「007 私を愛したスパイ のテーマ」(Nobody Does It Better)
- 作詞 - キャロル・ベイヤー・セイガー
- 作曲 - マーヴィン・ハムリッシュ
- 唄 - カーリー・サイモン
- 撮影 - クロード・ルノワール
- 編集 - ジョン・グレン
- プロダクション・デザイン - ケン・アダム
- 美術 - ピーター・ラモント
- 特殊効果 - ジョン・エヴァンス
- 視覚効果 - デレク・メディングス
- メインタイトル・デザイン - モーリス・ビンダー
興行成績
[編集]主題歌
[編集]エピソード
[編集]日本語吹替
[編集]役名 | 俳優 | TBS版1[12] | TBS版2[13] | DVD/BD版 |
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ボンド | ロジャー・ムーア | 広川太一郎 | ||
アマソワ | バーバラ・バック | 小原乃梨子 | 弥永和子 | 安藤麻吹 |
ストロンバーグ | クルト・ユルゲンス | 鈴木瑞穂 | 大塚周夫 | 麦人 |
M | バーナード・リー | 今西正男 | 石森達幸 | 藤本譲 |
Q | デスモンド・リュウェリン | 田中康郎 | 丸山詠二 | 白熊寛嗣 |
マネーペニー | ロイス・マクスウェル | 花形恵子 | 竹口安芸子 | 泉裕子 |
ナオミ | キャロライン・マンロー | 高島雅羅 | 高橋ひろ子 | 松下こみな |
ゴーゴル | ウォルター・ゴテル | 大木民夫 | 加藤精三 | 島香裕 |
カーター | シェーン・リマー | 加藤正之 | 仁内建之 | |
グレイ | ジェフリー・キーン | 藤本譲 | ||
ハーグリーブズ | ロバート・ブラウン | 緑川稔 | 上田敏也 | |
ベンソン | ジョージ・ベイカー | 村松康雄 | ||
タルボット | ブライアン・マーシャル | 嶋俊介 | 筈見純 | |
セルゲイ・バルゾフ | マイケル・ビリントン | 平林尚三 | 有本欽隆 | |
フェリカ | オルガ・ビセラ | 長島亮子 | 新田万紀子 | |
サンドア | ミルトン・リード | 長堀芳夫 | ||
丸太小屋の女性 | スー・ヴァナー | 榊原良子 | 横尾まり | |
リパラスの船長 | シドニー・タフラー | 峰恵研 | 上田敏也 | |
ホテルフロント係 | ヴァレリー・レオン | 尾崎桂子 | 岡のりこ | |
ウェイン艦船員 | クリストファー・マンク | 島香裕 | 稲葉実 | |
レンジャー艦船員 | キム・フォーチュン | 津田英三 | 小室正幸 | |
マーコビッツ教授 | マイロ・スパーバー | 小島敏彦 | 塚田正昭 | |
ストロンバーグの部下 | レニー・ラビン | 村松康雄 | ||
ストロンバーグの船員 | ヤーショウ・アデム | 島香裕 | ||
ウェイター | ラフィク・アンウォー | 伊井篤史 | 荒川太朗 |
ノベライズ
[編集]- クリストファー・ウッド 著、井上一夫 訳『新・私を愛したスパイ』早川書房、1986年6月15日。ISBN 9784150757526。
- Wood, Christopher (2003-9-2) (英語). James Bond, The Spy Who Loved Me. Triad Books. ISBN 9780586045091
秘密兵器など
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2d/Lotus_Esprit_02.jpg/200px-Lotus_Esprit_02.jpg)
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原作
[編集]あらすじ
[編集]出版
[編集]- イアン・フレミング 著、井上一夫 訳『007 わたしを愛したスパイ』早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉、1998年6月。ISBN 9784151713545。改訳版
- Fleming, Ian (1977-7-7) (英語). The Spy Who Loved Me. Penguin. ISBN 9780142003268