近衛兵 (イギリス)
近衛部隊の編制[編集]
王室騎兵[編集]
近衛歩兵[編集]
衛兵任務部隊[編集]
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バッキンガム宮殿の衛兵交代式に於けるロイヤル・フュージリアーズ連隊。
騎兵連隊[編集]
ライフガーズ[編集]
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正装用外套を着たライフガーズ連隊
ブルーズ・アンド・ロイヤルズ[編集]
1650年にオリバー・クロムウェルが創設し、1821年に王室騎兵隊 (Household Cavalry) の一員となったロイヤル・ホースガーズ(Royal Horse Guards / 通称: (Blues) )と1661年に旧王党派の兵士を集めて設立された第1ロイヤル竜騎兵連隊(1st The Royal Dragoons / 通称:ロイヤルズ (Royals) )が1969年に統合されてブルーズ・アンド・ロイヤルズ(Blues and Royals)となった。
統合後の初代副隊長は、アンドリュー・パーカー・ボウルズ大尉(当時)であった。 2006年4月にヘンリー王子が配属された。
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トゥルーピング・ザ・カラーのブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊ドラム手。
歩兵連隊[編集]
グレナディアガーズ[編集]
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バッキンガム宮殿の衛兵交代式におけるグレナディアガーズ連隊。2005年6月撮影。
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グレナディアガーズの制服を着たエジンバラ公。
コールドストリームガーズ[編集]
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コールドストリームガーズ連隊の創立者ジョージ・マンク。
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クリミア戦争の緒戦アルマ川の戦いで突撃するコールドストリームガーズ連隊。
スコッツガーズ[編集]
スコッツガーズ(Scots Guards)の起源はコールドストリームガーズより古く、1642年3月にチャールズ1世の命令により、アーガイル侯アーチボルド・キャンベルによって創設されたマークィーズ・オブ・アーガイルズ・ロイヤル連隊 (Marquis of Argyll's Royal Regiment) である。1650年、イングランドのチャールズ皇太子(後のイングランド王チャールズ2世)がピューリタン革命によりスコットランドへ逃れ、スコットランド王位に就いたため、チャールズ2世の護衛隊 (Lyfe Guard of Foot) となる。しかし、議会派との戦いに敗れたためチャールズ2世は大陸へ亡命し、1651年連隊は解散させられた。
王政復古後の1661年、チャールズ2世によって連隊は復興され、スコッツガーズ (Scots Guards) となった。しかし、連隊の創立者アーガイル侯は議会派に与したとして同年に処刑された。この事件においては、議会派に属していたマンク将軍(後に王党派へ転向したコールドストリームガーズ連隊の創立者)に送った手紙が重要な証拠となった。
1712年に近衛歩兵第3連隊 (3rd Regiment of Foot Guards) 、1831年にスコッツ・フュージリアガーズ (Scots Fusilier Guards) と改名された後、1877年に再びスコッツガーズ (Scots Guards) となった。
ワーテルローの戦いでは、コールドストリームガーズ連隊と共に敵中に孤立しながらも、重要拠点であるウーグモン館 (Château d'Hougoumont) を守り抜いた。
正装の上着のボタンは3個ずつ3組で計9個、帽子には羽根飾りが無い。ドラム隊の他にバグパイプを演奏するパイプ隊を擁する。
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アーガイル侯アーチボルド・キャンベル
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スコッツガーズパイプ隊。
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スコッツガーズのパイプ隊とドラム隊。
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スコッツガーズのドラムメジャー。
アイリッシュガーズ[編集]
ウェルシュガーズ[編集]
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トゥルーピング・ザ・カラーのウェルシュガーズ連隊
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ウェルシュガーズドラム隊
王立騎馬砲兵[編集]
王立騎馬砲兵(Royal Horse Artillery)は1793年、軽竜騎兵部隊と行動を共にする砲兵として、王立砲兵(Royal Artillery)麾下に2個中隊で編成された。ナポレオン戦争時にはロケット中隊等が増設されたが、これらの部隊は戦後の1816年に廃止された。1855年に騎馬旅団へ再編された。現在は実戦部隊3個連隊と乗馬部隊の王立騎馬砲兵・国王中隊から成る。
王立騎馬砲兵・国王中隊[編集]
王立騎馬砲兵・国王中隊 (King's Troop, Royal Horse Artillery) は王室騎兵に代わって乗馬による衛兵勤務をする他、国葬の際には棺を乗せた馬車を引くというこの部隊独自の任務もある。(en:State funeral#United Kingdomを参照)
使用する馬はアイルランド輓馬 (Irish Draught) の鹿毛、青鹿毛あるいは青毛であり、国葬の際には青毛が使用される。
実戦部隊[編集]
- 第1騎馬砲兵連隊(1st Regiment Royal Horse Artillery)
- 第3騎馬砲兵連隊(3rd Regiment Royal Horse Artillery)
- 第7落下傘騎馬砲兵連隊(7th Parachute Regiment Royal Horse Artillery)
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ウェールズ大公妃ダイアナの棺を護衛するウェルシュガーズ連隊と王立騎馬砲兵・国王中隊
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第3騎馬砲兵連隊のAS-90。
ソブリンズボディーガード[編集]
君主の︵Sovereign's︶直接の警護をおこなう︵en:Sovereign's Bodyguard︶。現在ではイギリス軍のなかでも実績のある退役軍人等が任命される名誉職であり、任務は純粋な儀仗のみで実戦配備されることはない。ヨーマン・オブ・ザ・ガード[編集]
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国会の衛視を務めるヨーマン・オブ・ザ・ガード
ジェントルマン・アット・アームス[編集]
ジェントルマン・アット・アームス (His Majesty's Bodyguard of the Honourable Corps of Gentlemen at Arms)は功績のあった軍人が任命され、儀式の際に国王・女王を護衛する名誉職。ヨーマン・オブ・ザ・ガードが海軍以外の下士官から選抜されるのに対し、海軍を含む将校から任命される。
1509年ヘンリー8世 により創立。正装は19世紀初めの竜騎兵将校の服装に準じたものが使用されている。
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ジェントルマン・アット・アームス
ロイヤル・カンパニー・オブ・アーチャーズ[編集]
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ロイヤル・カンパニー・オブ・アーチャーズ
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “軍旗敬礼分列式(Trooping the Colour)とは何ですか?”. 駐日英国大使館. 2010年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月3日閲覧。