カトリック東京大司教区
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カトリック関口教会、通称「東京カテドラル聖マリア大聖堂」 | |
設立 | 1891年 |
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設立者 | ピエール・マリー・オズーフ |
種類 | カトリック教会大司教区 |
本部 | 日本 東京都文京区 |
ウェブサイト | カトリック東京大司教区 |
カトリック東京大司教区︵カトリックとうきょうだいしきょうく、︵羅: Archidioecesis Tokiensis、英: Roman Catholic Archdiocese of Tokyo︶は、東京都文京区に司教座を置くカトリック教会の司教区である。司教座聖堂は東京カテドラル聖マリア大聖堂。東京都と千葉県を管轄区域としており、日本では信者数が最も多い教区で、大司教が管理する大司教区である。東日本のカトリックの教区を統括する教会管区ともなっている。
概要[編集]
大司教館・教区事務所 ●〒112-0014 東京都文京区関口三丁目16番15号︵北緯35度42分50.9秒 東経139度43分33.7秒 / 北緯35.714139度 東経139.726028度︶ 司教座聖堂 ●関口教会 - 東京都文京区関口三丁目16番15号 教区長 ●タルチシオ菊地功大司教 管轄区域 ●東京都、千葉県沿革[編集]
●1846年︵弘化3年︶- 日本使徒座代理区が設立。パリ外国宣教会に委託される。 ●1876年︵明治9年︶ - 5月22日、日本代理区を日本北緯使徒座代理区、日本南緯使徒座代理区︵現在の長崎教区︶の2区に分割。北緯代理区は横浜に代理区長館を置き、北海道、東北、関東および中部の各地方を管轄区域とした。 ●1877年︵明治10年︶ - 7月、代理区長館を横浜から東京の築地教会へ移す。 ●1891年︵明治24年︶ - 4月17日、北海道と東北地方を分離し、新設の函館代理区に委譲︵現在の仙台教区︶。 ●1891年︵明治24年︶ - 6月15日、北緯代理区を東京大司教区とし、大司教区に昇格。 ●1912年︵大正元年︶ - 8月13日、富山、石川、福井の3県を新設の新潟使徒座知牧区︵現在の新潟教区︶に委譲。 ●1920年︵大正9年︶ - 司教座を築地教会から関口教会へ移す。 ●1922年︵大正11年︶ - 2月18日、愛知、岐阜の2県を新設の名古屋知牧区︵現在の名古屋教区︶に委譲。 ●1937年︵昭和12年︶ - 11月9日、パリ外国宣教会の手を離れて邦人教区となり、東京都と千葉県以外の地域は新設の横浜教区に委譲。 ●1945年︵昭和20年︶ - 5月25日、関口教会の司教座聖堂が戦災のために焼失。神田教会が仮の司教座聖堂となる。 ●1964年︵昭和39年︶ - 11月9日、現在の東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂が完成。 ●2019年︵令和元年︶ - 9月14日、現在の関口教会にて、カテキスタ任命式が行われ、菊地功大司教より、26名のカテキスタが任命された。2020年より教区の指定教会となった葛西教会、関町教会、西千葉教会、松原教会、松戸教会の5つの小教区で、教区の入門講座が行われる。[1]歴代教区長[編集]
日本代理区長 ●テオドール=オギュスタン・フォルカード︵パリ外国宣教会︶1846年 - 1852年 ●ベルナール・プティジャン︵パリ外国宣教会︶1866年 - 1876年 北緯代理区長 ●ピエール・マリー・オズーフ︵パリ外国宣教会︶ - 1891年 司教・大司教︵教区長︶ ●初代 - ピエール・マリー・オズーフ︵パリ外国宣教会︶1891年 - 1906年 ●2代 - ピエール・ザヴィエ・ミュガビュール︵パリ外国宣教会︶1906年 - 1910年 ●3代 - フランソワ・ボンヌ︵パリ外国宣教会︶1910年 - 1912年 ●4代 - ジャン・ピエール・レイ︵パリ外国宣教会︶1912年 - 1927年 ●5代 - ジャン・アレキシス・シャンボン︵パリ外国宣教会︶1927年 - 1937年 ●6代 - ペトロ 土井辰雄 1937年 - 1970年 ●7代 - ペトロ 白柳誠一 1970年 - 2000年 ●8代 - ペトロ 岡田武夫 2000年 - 2017年[2] ●9代 - タルチシオ 菊地功︵神言会︶[3] 2017年 - 補佐司教 ●パウロ 森一弘 1985年 – 2000年[4] ●ヤコブ 幸田和生 2005年 – 2018年[5] ●アンドレア・レンボ︵ミラノ外国宣教会︶ 2023年 – [6]現況[編集]
※2014年︵平成26年︶12月31日現在[7]- 信者数
- 信徒数:95,115人(人口あたりの信徒率:0.489%)
- 信者数[8]:97,005人
- 教会数
- 小教区:76
- 準小教区:3
- 集会所:1
教区の教会[編集]
- 東京教区では将来の小教区再編成を見据えた試みとして、2003年から近隣の3 - 4教会を単位とした宣教協力体を編成し、それぞれが協力して活動を行っている。(教区公式サイト掲載順)
- なお、●印がついている小教区で教区指定の入門講座が行われている。指定教会での入門講座を修了すれば、東京大司教区のどの小教区でも洗礼に与ることが出来る。
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交通アクセス[編集]
脚注[編集]
(一)^ カトリック東京大司教区 生涯育成委員会
(二)^ “訃報‥ペトロ岡田武夫名誉大司教”. カトリック東京大司教区 (2020年12月18日). 2020年12月18日閲覧。
(三)^ 菊地大司教、東京教区に就任 カトリック中央協議会2017年12月17日閲覧
(四)^ ﹃カトリック新聞﹄2023年9月17日。第4687号。1面。
(五)^ “人事‥教皇、東京大司教区の幸田和生補佐司教の引退を承認”. VaticanNews (2018年6月1日). 2023年9月17日閲覧。
(六)^ “東京教区に補佐司教任命”. カトリック東京大司教区 (2023年9月16日). 2023年9月16日閲覧。
(七)^ カトリック中央協議会﹁カトリック教会現勢2014年﹂(pdf)
(八)^ 信者数=信徒数︵一般信者︶に司祭・修道者・神学生などの人数を加えた数
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 一粒の麦 東京教区創立100周年記念誌(1991年)
外部リンク[編集]
- カトリック東京大司教区
- カトリック東京大司教区 (@catholictokyo) - X(旧Twitter)
- 生涯養成委員会 (@tokyo_catechist) - X(旧Twitter)