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ザ・タワー (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

The TowerOPeNBooK9003()2019

[]


THE Tower

1477[1]

SimTower

1995Codies[1]

基本ルール[編集]

  • ゲーム内の時間経過は1年を四半期に分けた1Q(クォーター)と呼ばれる単位で進行し、1Qは平日2日と休日1日の合計3日間で構成される。休日はオフィスが稼働しない代わりに、商業テナントの来客数が多くなる。
  • ビル内にテナントを建設すると、利用客(住人と呼ばれる)がやってきて目的のテナントを目指し移動する。住人は移動時にかかるストレス等によって利用テナントへ評価を下し、評価が良ければそのテナントの利用客が増え、評価が悪い場合は利用客が減少する。
  • ビル内の移動手段には階段、エスカレーターエレベーターがあり、それぞれ利用する住人に与えるストレスが異なる。移動設備の効率的な配置がゲームを進めるためのポイントとなる。
    • エレベーターによる移動では、待ち時間が増えるにつれてストレスも増加する。表示上は住人のシルエットが黒からピンク、赤へと変化し、現在のストレス度合いを示す。
  • 騒音の発生源が近隣にある場合、そのテナントの評価に悪影響を及ぼす。
  • 建設資金はゲーム開始時に一定の額が与えられ、その後はテナントの売り上げや賃料で賄う。
  • 特定の条件を満たすとグレード(星)が上がり、より多くの種類のテナントを建設できるようになる。5つ星になると「ファイナルアイテム」が登場し、これを建設して特定の条件を満たすと最高グレードである「TOWER」の称号を得られる。
  • ビル内では時として火災テロリストによる脅迫などのイベントが発生し、対処する必要が生じる。

作品一覧[編集]

オープンブック版Tower
  • 『Tower』(Classic Mac OS版)発売 1994年 
    • SimTower (※「Tower」海外版)』(Classic Mac OS版)発売 1994年
  • 『Tower 1.2J』(Classic Mac OS、Windows版)発売 1995年
  • 『The Tower』(セガサターン版)発売 1996年3月1日
  • 『The Tower』(3DO版)発売 1996年3月29日
  • 『The Tower 1.3J』(Classic Mac OS、Windows版)発売 1996年
  • 『The Tower BONUS edition』(PlayStation版)発売 1996年11月1日
Tower II
  • 『The Tower II』(Classic Mac OS、Windows版)発売 1998年
    • Yoot Tower (※「The Tower II」海外版)』(Classic Mac OS、Windows版)発売 1998年
ビバリウム版Tower

オープンブック版[編集]

Tower / The Tower
ジャンル シミュレーションゲーム
対応機種 Classic Mac OS[MAC]
Windows[WIN]
セガサターン[SS]
3DO
PlayStation[PS]
開発元 OPeNBooK→オープンブック9003
発売元 日本OPeNBooK→オープンブック9003
北米Maxis
人数 1人
発売日

日本 1994年4月(初代)
日本 1995年(1.2J)
日本 1996年(1.3J)
日本 1996年3月(SS、3DO)
日本 1996年11月(BONUS edition)

北米 1994年11月(初代)
対象年齢 全年齢
テンプレートを表示

Tower[編集]


19947TowerClassic Mac OS11MaxisSimTower

1995Tower 1.2JWindows

The Tower[]


1996The Tower 1.3J1.2JCMTowerThe Tower

19963313DO3865BONUS editionPCThe Tower II

The Tower BONUS edition[]


1996111PlayStationThe Tower BONUS edition 

3DCG













便

























1Tower5


The Tower II[]

The Tower II
ジャンル シミュレーションゲーム
対応機種 Classic Mac OS[MAC]
Windows[WIN]
開発元 オープンブック9003
発売元 日本オープンブック9003
北米セガ
人数 1人
発売日 日本 1998年
北米 1998年11月
対象年齢 全年齢
テンプレートを表示

19989003Yoot TowerSEGAVIP


[]








PC

PC


[]


宿西

1010010

1

VIP





1

VIP





宿


[]


 

1



 GIII

3α-STATION





 

使





宿

使使

VIP

4

Christmas Story 





The Tower 1.3JCMThe Tower 2.0"II""2.0"

ビバリウム版[編集]

The Tower SP / The Tower DS
ジャンル シミュレーションゲーム
対応機種 SP:ゲームボーイアドバンス[GBA]
DS:ニンテンドーDS[DS]
開発元 ビバリウム
発売元 [GBA]任天堂
[DS]デジトイズ
人数 1人
発売日 [GBA]2005年4月28日
[DS]2008年6月26日
対象年齢 全年齢
テンプレートを表示

The Tower SP[編集]


2005428Tower 1.2J[]

[]








使





A

503530





14TOWER5TOWER2,000

The Tower DS[]


2008626DS

SPDS使姿

4



11521

1LDK2LDK3LDK31LDK

803LDK



11631

2

1305VIP



21422

3使使

SPA1



25752

2

2,00041

DSi2009

The Tower DS Classic20098261,000 - 

The Tower DS !!2009930500 - 

The Tower DS !!20091021500- 


The Tower for iPad[]


201085iPadThe Tower 1.3J

The Tower for iPhone[]


20111014OPeNBooKiPhone / iPod touchiPad

[]

[]


The Tower ISBN 978-4584160480

The Tower II ISBN 978-4584160862

The Tower  ISBN 978-4766924442

The Tower  ISBN 978-4890529452

The Tower  ISBN 978-4895637244

The Tower  ISBN 978-4881353844

The Tower BONUS edition ISBN 978-4889914092

The Tower SP   ISBN 978-4091062420

CD[]


Sound of Tower - 1996313

CD-ROM[]


Tower / CD LIMITED EDITION1.2J
1996CD-ROM

Brand New Season







1)

The Tower / CD WINTER EDITION1.3J
1997

CD-ROMLIMITED EDITION

[]




65退1Q



3宿



3退II宿西1



1



1Q退











II

[]








退

[]

1996年、本シリーズの開発および販売を手がけていたOPeNBooKと、アクアゾーンの開発および販売を手がけていた9003,incが合併してオープンブック9003が設立されたが、2000年に再分離し、本シリーズの著作権は旧OPeNBooKのスタッフを中心に設立された新会社のオープンブックに継承された。一方でアクアゾーンの著作権は9003,incのスタッフを中心にオープンブック9003より改称したシノミクスに留まり、タイアップ関連の著作権の問題が発生したことから、当時販売されていた『The Tower II』は生産終了となり入手困難となった。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『Tower 公式パーフェクトガイド』ソフトバンク、1995年、ISBN 4890527079

外部リンク[編集]