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ライブ動画配信サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、インターネット上で動画をライブ配信できるサービスについて説明しています。

ライブ動画配信サービス︵ライブどうがはいしんサービス、全称:インターネットライブ動画配信サービス︶は、ライブストリーミングによる、インターネット上でのリアルタイム動画配信サービス。PCやスマートフォンなどのデバイスから配信される事が多い。本稿では技術的な内容ではなく、サービス面の情報を記載する。

特に、私生活を長時間そのまま生放送するスタイルの配信をライフキャスティングと呼ぶ。

歴史[編集]


●1993年 - Severe Tire Damageがインターネット上でMboneを利用したライブ配信を行う[1]。
●1994年 - ローリング・ストーンズがインターネット上でMboneを利用したライブ配信を行う[2]。
●1995年 - Xing TechnologyとNBCがStreamWorksでインターネットを利用してテレビ番組を提供する公開実験を実施。﹁三菱電機 スーパーセレクション 坂本龍一 TOUR'95 D&L with 原田大三郎﹂をM-BoneとStreamWorksで生中継[3][4]。
●1996年 - Seth Warshavskyがライブストリップショーサイトを開始[5]。
●1997年 - Jストリームが設立され﹁SPEED INTERACTIVE LIVE in X'mas﹂等を実施[6]。X JAPANのhideがインターネットを使用した複数個所での同時ライブを行う[7]。
●1998年 - ﹁電波少年的懸賞生活﹂の有料インターネット中継を実施︵インターネット中継になすびがプレイステーションゲームソフト﹁電車でGO!﹂のゲーム動画配信を実施︶[8]
●2000年 - DMMがライブチャットサービスを開始。ソニーがVAIOに搭載されたソフトURecSightを利用し、個人でインターネット生放送を行える有料サービス﹁パーキャスTV﹂を開始[9]。インプレスコミュニケーションズがインターネット放送局﹁インプレスTV﹂を開局[10]。
●2001年 - ライコスジャパン﹁LYCOSマイブロードキャスター﹂を開始[11]。
●2002年 - ニフティ、P2P型ビデオチャットサービス﹁EyeballパティオLite﹂を開始[12]。
●2005年 - 2月Advanced Video Communications, Inc.が、Flash Playerベースの一般ユーザー向けライブストリーミングビデオチャットサービス﹁Stickam﹂を開始し、12月パーティチャット︵ビデオチャット︶機能を導入[13][14][15][16]。ComVu Media Inc.が携帯電話をライブブロードキャストデバイスに変えるツールを発表[17]。
●2007年 - ジャスティン・カンをフィーチャーしたライフキャスティングチャンネル﹁Justin.tv﹂を開始。11月AfreecaTVにてデジタルギフティングシステム﹁星風船﹂を開始。
●2012年 - YouTubeのRed Bullチャンネルにて、フェリックス・バウムガルトナーによるスカイダイビングのライブ中継を800万人が同時視聴[18][19]。
●2015年 - Dish Networkがインターネットを経由したライブTVの﹁Sling TV﹂を開始。YouTubeのライブストリーミングが、HTML5プレーヤーに対応[20]。
●2019年 - 5月、Hotstarにてクリケットプレミアリーグ決勝ムンバイ・インディアンズ対チェンナイ・スーパーキングスの映像ライブ中継を1,860万人が同時視聴[21]、7月Hotstarにてクリケット・ワールドカップ準決勝インド対ニュージーランドの映像ライブ中継を2,530万人が同時視聴[22]。
●2021年 - TwitchにてストリーマーのTheGrefgが1月11日のライブ配信で同時視聴者数2,468,668人を記録[23]。10月24日Disney+ HotstarにてT20ワールドカップインドVSパキスタンの有料映像ライブ中継を1,200万人が同時視聴[24]。
●2023年 - 5月29日JioCinemaにて第19回インディアン・プレミアリーグ決勝戦の映像ライブ中継を3,200万人が同時視聴[25]。10月14日Disney+ HotstarにてICCクリケット・ワールドカップインドVSパキスタンの映像ライブ中継を3,500万人が同時視聴[26]。11月6日Disney+ HotstarにてICCクリケット・ワールドカップインドVS南アフリカの映像ライブ中継を4,400万人が同時視聴[27]。11月15日Disney+ HotstarにてICCクリケット・ワールドカップインドVSニュージーランドの映像ライブ中継を5,300万人が同時視聴[28]。11月19日Disney+ HotstarにてICCクリケット・ワールドカップインドVSオーストラリアの映像ライブ中継を5,900万人が同時視聴[29]。

パーソナルライブ動画配信プラットフォーム[編集]


個人配信可能なライブ動画配信サービス
個人配信可能な日本の旗 日本のライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 運営会社/所有者 開始年 配信デバイス 閲覧デバイス ビデオ機能 備考
ニコニコ生放送[30] ドワンゴ/KADOKAWA 2007 PC・スマホアプリ 弾幕ビデオ 画面上にコメントが流れる弾幕ビデオサイトの祖
運営者公式番組のライブ動画配信サービスとして2007年12月に開始
ユーザーとチャンネル事業者の配信は2008年12月に開始
2020年5月スマホアプリ版にアバターライブ配信機能を実装
kukuluLIVE[30] 個人 2009 PC・スマホアプリ
ツイキャス[30] モイ（株） 2010 スマホアプリ・PC Twitterと連携したライブ配信サービス

2021年8月日本語版のサービス名を「TwitCasting」（ツイキャス）から「ツイキャス」に変更

ひまわりストリーム 個人 2010 PC・スマホアプリ かつて寄生型弾幕ビデオサイト「ひまわり動画」の関連サービスだった。HTML5プレーヤーより弾幕ビデオ廃止
SHOWROOM SHOWROOM（株） 2013 スマホアプリ・PC サービス開始から2015年8月までディー・エヌ・エーが運営
Mirrativ （株）ミラティブ 2015 スマホアプリ スマホアプリ・PC スマホゲームプレイ動画配信アプリ
2018年8月アバターライブ配信機能を実装。
サービス開始から2018年3月までディー・エヌ・エーが運営。
ふわっち[30] （株）A Inc./（株）jig.jp 2015 スマホアプリ・PC
OPENREC.tv[30] （株）OPENREC/（株）Donuts 2015 スマホアプリ・PC（審査制） スマホアプリ・PC 2014年スマホゲームプレイ動画共有サービスとして開始[31]。
2015年9月の東京ゲームショウ2015中継にてライブ動画配信開始し、その後ライブ動画配信サービスに業態転換。
サービス開始から2022年12月までサイバーエージェントグループCyberZが運営
2023年2月Donuts傘下となる
ミクチャ[30] （株）Donuts 2017 スマホアプリ スマホアプリ・PC 2013年12月に短尺動画投稿アプリとして開始。
2017年10月にはライブ配信機能を実装。
2020年7月にサービス名を「MixChannel」から「ミクチャ」へ変更。
DokiDoki Live 音娯時間エンターテインメント/中華人民共和国の旗北京音娱时光科技有限公司 2016 スマホアプリ・PC 本社は中国にあるが中国市場ではサービスを展開せず日本市場向けのサービスを行っている
Pococha[30] ディー・エヌ・エー 2017 スマホアプリ 完全ログイン制
Web版（PC視聴版）はLv20以上で、かつPocochaの各種規約への違反がないユーザーのみ利用可能
マシェLIVE（旧：マシェバラトーク、マシェトーク） （株）マシェバラトーク 2018 スマホアプリ・PC（女性限定） スマホアプリ・PC テレビチャット 完全ログイン制

1対1のビデオ通話（2ショットチャット）に対応
2020年6月ビデオチャットの「マシェリ」と統合

Mildom[30] （株）DouYu Japan/中華人民共和国の旗闘魚＆三井物産 2019 PC・スマホアプリ
HAKUNA Live[32] （株）MOVEFAST Company/大韓民国の旗HYPERCONNECT／アメリカ合衆国の旗Match Group, Inc. 2019 PC・スマホアプリ 音声ライブ配信機能の需要が高い
EVERY .LIVE[33] エブリライブ株式会社 2021 スマホアプリ スマホアプリ・PC 完全ログイン制

2022年にSTAGE株式会社からEVERY.LIVE株式会社に運営会社変更

21LIVE[34] （株）エムアンドティーティー 2021 スマホアプリ 完全ログイン制、スマートフォン専用ライブ配信アプリ
MuchU LIVE[35] （株）MuchU LIVE 2021 スマホアプリ
Replive[36] Replive（株） 2024 スマホアプリ 配信者のQ&AをLIVE配信とショート動画で、楽しめる「Q&A」に特化したライブ配信アプリ
個人配信可能な海外のライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 運営会社/所有者 開始年 国 言語 ビデオ機能 備考
AfreecaTV AfreecaTV Co Ltd 2005 大韓民国の旗 韓国
FC2 Live FC2, Inc. 2010 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 アダルトライブ動画配信に対応。
1対1のビデオ通話（2ショットチャット）に対応。
画面上の下にコメントが表示される機能がある
YouTube[30] Google LLC 2011 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 360度ビデオ

マルチカメラビデオ

YouTubeのライブ配信サービス、通称YouTube Live
YouTubeは2008年からサードパーティーのインフラを使ってライブ配信をしていた[37]。
2011年に自社プラットフォームでのライブ配信を開始した[38]。
Twitch[30] Twitch Interactive, Inc./Amazon.com 2011 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 Justin.tvから派生したサービス
YouNow YouNow, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 英語 完全ログイン制
Facebook Meta Platforms, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 Facebookのライブ配信機能、通称Facebook Live。
Facebook内とアプリでFacebook Gamingを展開
Instagram Meta Platforms, Inc. 2016 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 Instagramのライブ配信機能、通称Instagram Live
Instagramには他にビデオチャット機能もある
X X Corp. 2016 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 多言語 Xのライブ配信機能、通称X Live
2023年4月まではTwitter, Inc.が運営。
2023年7月まではTwitter、ライブ配信機能通称Twitter Live。
Steamブロードキャスト Valve Corporation アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 Steamコミュニティのブロードキャストから視聴可能
Tango TangoMe, Inc. 2017 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 メッセージングアプリケーションソフトウェアとして開始され、2017年にライブ動画配信機能を開始し業態転換
Caffeine Caffeine Inc. 2018 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
DLive DLive Inc./Rainberry, Inc. 2018 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
BIGO LIVE BIGO TECHNOLOGY PTE. LTD./JOYY Inc. 2016 シンガポールの旗 シンガポール 多言語 弾幕ビデオ 2019年にJOYY Inc.傘下となる
Nimo TV HUYA PTE. LTD./HUYA Inc. 2019 シンガポールの旗 シンガポール 多言語 弾幕ビデオ HUYAの世界版
TikTok TikTok Pte. Limited／TikTok Inc.／TikTok Technology Limited

ByteDance

2019 ケイマン諸島の旗 ケイマン諸島 多言語 TikTokのライブ配信サービス
2019年にライブ配信機能を開始（日本では2020年に開始）
Nonolive Doyu Hongkong Limited/DouYu International Holdings 2016 香港の旗 香港 多言語 弾幕ビデオ 2018年闘魚（DouYu）傘下となる
Trovo Live TLIVE LLC/ テンセント アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 英語
Liveme Hong Kong Live.Me Corporation Limited/Live.me Inc. 香港の旗 香港 多言語 2019年にCheetah Mobile Inc.の連結から除外
日本ではキングソフト[注 1]が展開
MICO Mico World Limited/北京米可世界科技有限公司/Newborn Town Inc. 香港の旗 香港
Uplive Asia Innovations HK Limited／亚洲创新集团竞品公司 香港の旗 香港
17LIVE（17直播） 17LIVE Inc. 2015 ケイマン諸島の旗 ケイマン諸島 多言語
Kumu KumuMedia Technologies Inc. 2018 フィリピンの旗 フィリピン
PopkonTV THE E&M Co Ltd 2012 大韓民国の旗 韓国
Panda TV DOUBLEMEDIA 2019 大韓民国の旗 韓国
FLEXTV FLEX ENM 2021 大韓民国の旗 韓国
kakaoTV Kakao Corp. 大韓民国の旗 韓国
CHZZK NAVER Corp. 2023 大韓民国の旗 韓国
VK Video
VK Play Live 		VK Company/МФ технологии ロシアの旗 ロシア VKの動画投稿機能「VK Video」にライブ動画配信機能が付随しているほか、ビデオゲームライブストリーミングに特化した「VK Play Live」も提供している。
GoodGame.ru ООО "Мидиан" ロシアの旗 ロシア
WASD.TV[39] MTC ロシアの旗 ロシア
LOCO Stoughton Street Tech Labs Private Limited 2017 インドの旗 インド
Owncast 2020 オープンソースのライブストリーミング配信ツール
Rumble Rumble Inc. 2021 カナダの旗 カナダ 英語 2022年クリエイター向けの無料ライブストリーミングを開始[40]
Kick Kick Streaming Pty Ltd 2022 オーストラリアの旗 オーストラリア

終了したパーソナルライブ動画配信プラットフォーム[編集]

終了したパーソナルライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 運営者 国 開始年 終了年 備考
Operator11[41] アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2007
Yahoo Live Yahoo! アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2008 2008
Qik[42] Skype Technologies アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2007 2014 携帯電話向けサービス、2011年にSkypeが買収
Kyte[42] decentral.tv corp. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2008 2011 携帯電話向けサービス、2011年KIT digitalが買収
Stickam Stickam Worldwide, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2005 2013 日本版のStickam JAPAN!のは存続[43]ビデオチャット機能があった。
Justin.tv Justin.tv、Inc.(Twitch Interactive, Inc.) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2007 2014 Twitchがスピンオフ
2008年時世界最大のライブ配信サイトだった[44]
LiveVideo.com[45] LiveUniverse[46] アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2006 2008
BlogTV BlogTV.com Inc. イスラエルの旗 イスラエル 2006 2013 Twitterと連携したライブ配信サービス
takusuta（旧：宅スタ） タクスタ（サイバーエージェント子会社）[47] 日本の旗 日本 2015 2016
FAN LIVE[48] jig.jp 日本の旗 日本 2016 2018
DMM LIVEcommune DMM.com[49] 日本の旗 日本 2017 2018
CHIPS[50] ピックアップ（DMMグループ） 日本の旗 日本 2017 2018 女性限定
Livetube 個人 日本の旗 日本 2018
Stager Live[51] Newestage 香港の旗 香港 2016 2018
Cavetube[30] 個人 日本の旗 日本 2011 2019
Mixer マイクロソフト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2016 2020
Smashcast.tv Azubu North America, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2017 2020 ビデオゲームライブストリーミングサービス
AzubuとHitboxの統合より発足。
FRESH LIVE サイバーエージェント 日本の旗 日本 2016 2020
Periscope Twitter アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2015 2021
Rakuten LIVE[52] 楽天 日本の旗 日本 2019 2021
OLiiVE[53] (株)MUSUBISM 日本の旗 日本 2021 2022 スマートフォン専用ライブ配信アプリ、1対1のビデオ通話に対応
LINE LIVE LINE株式会社/Zホールディングス 日本の旗 日本 2015 2023 LINE上で運営者公式番組を映像配信する「LINE LIVE CAST」の発展形として、運営者公式番組のライブ動画配信サービスとして2015年12月に開始[54][55][56]
LINEの動画配信機能「LINE VOOM」に経営資源を集中させる為、2023年3月にサービス終了。
THETA.tv Sliver VR Technologies, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2023 ライブ動画配信サービスを閉鎖し、Web3ブロックチェーンインフラストラクチャを提供する事業会社に変わった。
Stickam JAPAN! （株）E-Times Technologies

Advanced Video Communications, Inc.

日本の旗 日本

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2006 2023 米国「Stickam」日本版として開始[57]。
最大9人までの双方向ライブ配信（ビデオチャット）が使用可能だった。
OK Live[58] Odnoklassniki Ltd/VK Company/МФ технологии ロシアの旗 ロシア 2024 Odnoklassnikiのライブ配信機能

中国国内のライブ動画配信プラットフォーム[編集]

中華人民共和国の旗 中国国内のライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 運営会社/所有者 開始時期 ビデオ機能 備考
YY 广州津虹网络传媒有限公司 弾幕ビデオ 2008年ゲーマー向けPC用音声通信ソフトとして開始、機能拡張に動画に対応しライブ動画配信サイトに業態転換
虎牙（Huya.com） 广州虎牙信息科技有限公司/HUYA Inc./テンセント 弾幕ビデオ YY Inc.（JOYY Inc.）のeスポーツ動画配信部門から分離[59]。
2020年にテンセント傘下となる。
画面上にコメントが流れる機能がある。
斗魚（Douyu） 武漢闘魚網絡科技有限公司/DouYu International Holdings 2014 弾幕ビデオ 前身は弾幕ビデオサイトAcFunの「生放送」
テンセントの関連会社
企鵝体育 テンセント 弾幕ビデオ
酷狗直播 广州酷狗计算机科技有限公司／TME／テンセント
聚星直播 北京酷我科技有限公司／TME／テンセント
百度直播 百度
奇秀 上海众源网络有限公司/iQIYI/百度
抖音 北京微播视界科技有限公司／ByteDance 2017 弾幕ビデオ（中国版のみ） 2017年開始の抖音（TikTok）のライブ配信機能
快手直播 北京快手科技有限公司 弾幕ビデオ 親会社でショートビデオアプリ「快手」を運営する快手のライブ配信サービス
AcFun 北京弹幕网络科技有限公司／北京快手科技有限公司 弾幕ビデオ 2019年末に開始された弾幕ビデオサイトAcFunのライブ配信サービス
酷爱直播（9158.com） 金华就约我吧网络科技有限公司／Tian Ge Interactive Holdings Limited 2005 中国のライブビデオ配信の先駆者
日本にも進出したが撤退済み
六間房直播（6.cn） 北京花房科技有限公司／Huafang Group Inc. 2010 動画共有サイト（2006年）からライブ配信サイトに業態転換
配信者は募集によって集められる
映客 湖南映客互娱网络信息有限公司／Inke Ltd. 2016
bilibili直播 上海寛娯数碼科技有限公司＆上海幻電信息科技有限公司/Bilibili Inc. 弾幕ビデオ 弾幕ビデオサイトbilibiliのライブ配信サービス
花椒直播 北京密境和风科技有限公司/Huafang Group Inc. 2015 弾幕ビデオ
CC直播 網易 弾幕ビデオ
龍珠直播 太倉聚一堂網絡科技有限公司/PPTV/蘇寧 弾幕ビデオ
KK直播 杭州米絡文化伝播有限公司
来疯 杭州来疯科技有限公司/Youku/アリババグループ
陌陌 北京陌陌科技有限公司/Hello Group Inc. マッチングアプリのライブ動画配信機能
一直播 小咖秀（北京）科技有限公司／新浪
微信 テンセント チャットアプリのショート動画配信用機能のライブ動画配信機能[60]
終了した中国国内のライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 所有者 終了年 備考
熊猫直播（Panda TV）[61] 2019 弾幕ビデオ、ゲームプレイ動画配信プラットフォーム
触手直播[62] 杭州開迅科技有限公司 2020 弾幕ビデオ、ゲームプレイ動画配信プラットフォーム
企鹅电竞 テンセント[63] 2022 弾幕ビデオ、ゲームプレイ動画配信プラットフォーム
火猫直播（HuomaoTV） 無錫喬喜文化伝媒有限公司 ゲームプレイ動画配信プラットフォーム
西瓜视频 北京抖音信息服务有限公司／ByteDance 2023 弾幕ビデオ、終了後抖音のライブ配信へ誘導
戦旗直播 杭州辺鋒網絡技術有限公司 2023 弾幕ビデオ、ゲームプレイ動画配信プラットフォーム
腾讯NOW直播 テンセント[64] 2023 弾幕ビデオ

双方向ライブ動画配信プラットフォーム[編集]

双方向ライブ動画配信サービス（ビデオチャット、ビデオ通話、Web会議）

ビデオチャットサービス
サービス名 運営者 国 画面表示 最大人数 備考
Zoom Zoom Video Communications, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 49分割[65]
Cisco Webex シスコシステムズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 25分割[65] 1000人
Google Meet Google LLC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 16分割[66]
Microsoft Teams マイクロソフト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 9分割[65] 250人
Skype[67] マイクロソフト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ビデオチャット機能は2009年から
Messenger Rooms Facebook アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Facebook Messenger Facebook アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
FaceTime Apple アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Google Duo Google LLC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WhatsApp WhatsApp Inc./Facebook アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
LINE LINE株式会社/大韓民国の旗NAVER 日本の旗 日本
Snapchat Snap Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Houseparty Air Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

ライブチャット[編集]

ライブビデオにテキストチャットまたはボイスチャットを組み合わせたサービス。1対1のビデオチャットが行えるサービスもある。

主なライブチャットサービス
サービス名 運営者 国 開始年 チャットの種類 備考
BongaCams PROWEB PROGRESSIVE DEVELOPMENT LTD. オランダの旗 オランダ 2012 テキストチャット
LiveJasmin Duodecad IT Services Luxembourg ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク 2001 テキストチャット

ボイスチャット

チップと呼ばれる投げ銭（ギフティング）文化がある

オーナーのGyörgyGattyánは、ハンガリー第1位の富豪になったことがある[68]

Stripchat Technius ltd キプロスの旗 キプロス 2016 テキストチャット そのほかにxHamsterLiveと言う別サイトを運営
Chaturbate Multi Media LLC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2011 テキストチャット

ビデオチャット

DXLIVE DTI SERVICES アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2001 テキストチャット

ボイスチャット

ビデオチャット

Stickam関係サイト[69]
FANZAライブチャット デジタルコマース 日本の旗 日本 2000 ボイスチャット

ビデオチャット

エンジェルライブ リアズ 日本の旗 日本 2001 ボイスチャット

テキストチャット

ビデオチャット

ライブでゴーゴー リアズ 日本の旗 日本 2004 ボイスチャット

テキストチャット

ビデオチャット

ガールズチャット ブルージェイ株式会社 日本の旗 日本 2009 ボイスチャット

テキストチャット

ビデオチャット

ライブコマースサービス[編集]

ライブ動画を見ながら商品を買う、Eコマースとライブ動画配信を合わせたサービス

ライブコマースサービス
サービス名 運営事業者 国 販売店 配信者 備考
淘宝直播 アリババグループ 中華人民共和国の旗 中国 淘宝網 出店者 中国1位のライブコマースサービス
TAGsAPI 株式会社Moffly 日本の旗 日本 各ECサイト 運営事業者
楽天市場ショッピングチャンネル[70] 楽天グループ 日本の旗 日本 楽天市場 法人出店者
ライブTV auコマース&ライフ株式会社

KDDI株式会社

日本の旗 日本 au Wowma! 運営事業者

法人出店者[71]

Amazon Live[72] Amazon.com, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 Amazon.com 運営事業者

出店者

かつてAmazon「Style Code Live」と言う番組をやっていた[73]
POPO 株式会社ポポホールディングス[74] 日本の旗 日本

　　　　

終了したライブコマースサービス
サービス名 運営事業者 国 配信者 終了年 備考
Laffy（ラッフィー）[75] ディー・エヌ・エー 日本の旗 日本 2018
メルカリチャンネル[76] メルカリ 日本の旗 日本 有名人

一部一般ユーザー

2019
ヤフオク!ライブ ヤフー株式会社 日本の旗 日本 出品者 2020
Yahoo!ショッピング LIVE ヤフー株式会社 日本の旗 日本 法人出店者 2021[77]
BASE（BASEライブ） BASE株式会社 日本の旗 日本 出店者 2020 ショッピングアプリBASEのライブ機能[78]
Live Shop! 株式会社Candee 日本の旗 日本 運営事業者 2020 運営は動画・番組の制作会社

運営に選ばれたタレントが出演

自社ストア以外に提携ストアでも販売

LIVE812 [79] 株式会社MyStar 日本の旗 日本 公認配信者 2022

セレブリティライブ動画配信サービス[編集]

アイドル、モデル、タレント、インフルエンサー、アーティストなどのセレブリティ（有名人）のライブ動画配信サービス

サービス名 運営事業者 国 開始年 備考
マシェバラ （株）マシェバラ 日本の旗 日本 2010 かつてアイエヌネットワークが運営
SUGAR SUGAR株式会社 日本の旗 日本 2018[80]
.yell Live yell株式会社／株式会社イルカ 日本の旗 日本 2021[81]
MUSER 株式会社BEAMING 日本の旗 日本 2018 ライブ生配信と、デジタル投げ銭機能が強み。
METALIVE （株）ドリームキャスト 日本の旗 日本 2022

チケット制ライブ動画配信サービス[編集]

音楽イベントや演劇などの、チケット制による有料配信を中心としたライブ動画配信サービス

サービス名 運営事業者 国 開始年 備考
LINE LIVE-VIEWING LINE（株） 日本の旗 日本 2020
ZAIKO （株）ZAIKO 日本の旗 日本
Stagecrowd ソニー・ミュージックソリューションズ 日本の旗 日本 2020
ASOBISTAGE （株）バンダイナムコエンターテインメント 日本の旗 日本 2020
Thumva （株）フェイス 日本の旗 日本

企業向けライブ動画配信プラットフォーム[編集]

企業向けライブ動画配信プラットフォーム
サービス名 所有者 国 備考
Vimeo IAC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2017年10月にVimeoがLivestream（旧：Mogulus）を買収して統合[82]。

動画プレイヤーが違うVimeo LivestreamとVimeo Liveのブランド保有している

日本でもライブ中継で使用されている[83]

Dailymotion Dailymotion S.A./ヴィヴェンディ フランスの旗 フランス
IBM Watson Media IBM アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 Ustreamとして開始[84]、2017年にIBM Cloud Videoに変更、

2018年に無料プランを終了しIBM Watson Media（IBM Video Streaming）に変更[85]

Brightcove Live Brightcove, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 日本でもライブ中継で使用されている[86]
dacast Dacast, Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ULIZA 株式会社PLAY 日本の旗 日本
J-Stream quipmedia[87] Jストリーム 日本の旗 日本

ライブストリーミングTV[編集]

テレビ放送のようにチャンネルごとの番組を時間軸にそってリニアに配信していくリニア配信サービス

リニア配信サイト
サービス名 運営事業者 国 開始年 ch数 備考
ABEMA （株）AbemaTV/サイバーエージェント＆テレビ朝日 日本の旗 日本 2016 約20ch FAST・PPVライブ配信・SVOD・TVOD・AVOD
Rチャンネル 楽天グループ 日本の旗 日本 FAST・AVOD
スカパー!番組配信 スカパーJSAT（株） 日本の旗 日本 vMVPD
Hulu ライブTV HJホールディングス（株） 日本の旗 日本 約15ch vMVPD
NHK+ 日本放送協会 日本の旗 日本 2020 2ch
Hulu + Live TV Hulu, LLC/Walt Disney Direct-to-Consumer＆International アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2016 vMVPD
Sling TV Sling TV LLC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2015 vMVPD
YouTube TV Google LLC アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2017 約70ch vMVPD
fuboTV fuboTV Inc. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 vMVPD
DirecTV Stream DirecTV, LLC. アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 vMVPD
芒果TV 湖南快乐阳光互动娱乐传媒有限公司/芒果超媒/湖南广播电视台 中華人民共和国の旗 中国 VOD＋衛星・地方テレビとのサイマル放送＋ライブイベント配信

サービス終了[編集]

その他ライブ動画配信サービス[編集]

サービス名 運営事業者 国 分類 備考
DAZN DAZN Limited イギリスの旗 イギリス スポーツ生中継
ESPN+ Walt Disney Direct-to-Consumer＆International アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 スポーツ生中継
J SPORTSオンデマンド （株）ジェイ・スポーツ 日本の旗 日本 スポーツ生中継
TVer （株）TVer 日本の旗 日本 TVの見逃し配信（AVOD）＋非常時IPサイマル配信
エムキャス 東京メトロポリタンテレビジョン（株） 日本の旗 日本 非常時IPサイマル配信＋ライブ中継
DMM TV （同）DMM.com 日本の旗 日本 舞台の生中継・再ライブ配信・見逃し配信
DMM AKB48グループ （同）DMM.com 日本の旗 日本 劇場公演の生中継・再ライブ配信
U-NEXT （株）U-NEXT 日本の旗 日本 舞台・音楽ライブの生中継・見逃し配信
Lemino NTTドコモ 日本の旗 日本 舞台・音楽ライブの生中継・再ライブ配信
Rakuten TV 楽天グループ 日本の旗 日本 舞台・音楽・トークライブの生中継・見逃し配信

アバターライブ配信サービス[編集]

アバターでライブ配信サービスできるサービス。

サービス名 運営会社/所有者 国 アプリ形態
REALITY REALITY（株）／グリー 日本の旗 日本 スマートフォン専用アプリ
IRIAM （株）IRIAM／ディー・エヌ・エー 日本の旗 日本 スマートフォン専用アプリ
トピア(topia) （株）アンビリアル 日本の旗 日本 スマートフォン専用アプリ

配信者向けツール[編集]


各プラットフォームを利用するにあたり、ユーザや法人のニーズに沿った様々なツールが存在する。

●コメント管理ツール
●NiconamaCommentViewer
●やります！アンコちゃん
●マルチコメントビューア
●配信ツール
●Open Broadcaster Software
●Streamlabs OBS
●N Air
●XSplit
●Doner[91]u
●Wirecast︵英語: Wirecast︶ - Telestream︵英語: Telestream︶が運営
●TriCaster - NewTek︵英語: NewTek︶が運営
●Casttingo︵配信画面の背景を変更するツール︶[92]

評価[編集]

問題点[編集]


●サイバーセックス
●投げ銭︵類似[93]︶システムによるホストクラブ化︵キャバクラ化︶[94][95]
●配信者の過激的な行動

犯罪事例[編集]


●乞食行為[96]
●児童ポルノ製造[97]
●児童虐待[98]
●殺人事件[99][100][101]
●許諾のないゲーム実況による著作権侵害[102]。

コンテンツを検証する責任[編集]


2017年、中国の長沙市で高層ビル上からライブ配信を行っていた男性が転落して死亡。男性の母親は、動画配信サイトが危険な動画のチェックを怠っていたとして訴訟を起こした。2019年、裁判所は動画配信サイトに対し、ユーザーの安全確保に対して一定の義務があることを認め、コンテンツの検証や削除、遮断をしていなかったとして母親に対して3万元の賠償を命じた[103]。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ キングソフトはCheetah Mobile Inc.の子会社で、KINGSOFT Corporation孫会社。

出典[編集]



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関連項目[編集]

パーソナルライブストリーミング

弾幕ビデオ

ライブ機能付

セレブリティライブストリーミング

ビデオゲームライブストリーミング

弾幕ビデオ

エンタープライズライブストリーミング

ライブストリーミングTV

双方向ライブ動画配信サービス

公的機関のインターネット中継サービス

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