ラトルズのディスコグラフィ
表示
ラトルズのディスコグラフィは、ラトルズの音楽作品の一覧。
THE RUTLAND WEEKEND SONGBOOK[編集]
『THE RUTLAND WEEKEND SONGBOOK』 | |
---|---|
エリック・アイドル&ニール・イネス の サウンドトラック | |
リリース | |
録音 |
1975年-1976年 イギリス |
ジャンル | コメディ音楽,パロディ |
レーベル | BBC |
プロデュース |
エリック・アイドル &ニール・イネス |
専門評論家によるレビュー | |
イギリスBBC2で放送されたテレビ番組﹃ラトランド・ウィークエンド・テレビジョン﹄︵RUTLAND WEEKEND TELEVISION︶での楽曲を集めたエリック・アイドル&ニール・イネス名義のサウンドトラック・アルバム。ジャケットは番組の設定である﹁ラトランド﹂地方で発行されている﹁ラトランド・タイムズ﹂︵Rutland Times︶新聞風、曲目はテレビ番組欄風になっている。内容は番組で放送された人気アーティストのパロディ楽曲やコミック・ソングで構成されており、ザ・ビートルズのパロディであるザ・ラトルズの "I Must Be In Love" とジョン・レノンのパロディであるロン・レノンの "The Children of Rock-N-Roll" が収録されている。この2曲は後にラトルズの楽曲としてリメイクされた原曲で、歌詞も少し異なる。
LPの "I Must Be In Love" には、ライブ会場の歓声がミックスされているが、1995年日本でのみ発売されたCDには、ボーナストラックとして歓声が入っていない﹁クリア・ミックス﹂が収録された。
収録曲[編集]
- SIDE1: RTV1 (Saturday)
- 5.00 The Rutles in "Rutles for Sale"
- I Must Be in Love (Is All You Need the Money Which Can't Buy Everything) 恋してるみたい
- 9.00 Ron Lennon
- The Children of Rock-N-Roll チルドレン・オブ・ロックン・ロール
- 5.00 The Rutles in "Rutles for Sale"
- ボーナス・トラック(日本盤CD)
- 23. The Rutles
- I Must Be In Love (Clear Mix) 恋してるみたい(クリア・ミックス)
- 23. The Rutles
各国リリース[編集]
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 イギリス THE RUTLAND WEEKEND SONGBOOK BBC LP REB 233 1976年10月 カセット RMC 4039 1976年 アメリカ BBC/ABC/Passport LP PPSD-98018 オーストラリア Aust BBC 2964 055 日本 ラトランド・ウィークエンド・ソングブック MSI CD MSI 10079 1995年9月25日
THE RUTLES(ワーナー・ブラザース盤)[編集]
『THE RUTLES』 | ||||
---|---|---|---|---|
ザ・ラトルズ の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
録音 |
1977年 イギリスロンドン Chappell Studios | |||
ジャンル | コメディ音楽,パロディ | |||
レーベル | Warner Bros. | |||
プロデュース | ニール・イネス | |||
チャート最高順位 | ||||
ザ・ラトルズ アルバム 年表 | ||||
|
1978年アメリカ NBC のテレビ番組﹃サタデー・ナイト・ライブ﹄の特別番組として制作されたテレビ映画﹃オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ﹄︵THE RUTLES in ALL YOU NEED IS CASH︶のサウンドトラック・アルバム。ビートルズを彷彿とさせるすべての曲をニール・イネスが作詞・作曲。その秀逸な出来は、その年のグラミー賞コメディ音楽録音部門にもノミネートされている。
架空のバンドであるため、実際にレコーディングしたメンバーと映像のメンバーは異なっている。エリック・アイドルが演じた左利きベーシストのダークは、映像ではすべて口パクのアテレコで、エリックはレコーディングには参加していない。
1曲目の﹁ホールド・マイ・ハンド﹂を除き、ラトルズの足跡を追う番組の流れに添った曲順となっている。﹁ホールド・マイ・ハンド﹂のイントロに飛行機の効果音とカウントの声が挿入されているが、これは現在までCDには収録されたことがない。
収録曲[編集]
※︵︶内は元ネタとなったビートルズの楽曲 SIDE1 (一)Hold My Hand ホールド・マイ・ハンド︵抱きしめたい、シー・ラヴズ・ユー、オール・マイ・ラヴィング、エイト・デイズ・ア・ウィーク︶ (二)Number One ナンバー・ワン︵ツイスト・アンド・シャウト︶ (三)With A Girl Like You 恋にあきたら︵恋におちたら︶ (四)I Must Be In Love 恋の乗車券︵ひとりぼっちのあいつ、他︶ (五)Ouch! アウチ!︵ヘルプ!︶ (六)Living In Hope リヴィング・イン・ホープ︵アクト・ナチュラリー、ドント・パス・ミー・バイ︶ (七)Love Life ラヴ・ライフ︵愛こそはすべて︶ (八)Nevertheless ネヴァーザレス︵ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー、ジ・インナー・ライト︶ SIDE2 (一)Good Times Roll グッド・タイムス・ロール︵ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ︶ (二)Doubleback Alley ダブルバック・アレイ︵ペニー・レイン︶ (三)Cheese And Onions チーズ・アンド・オニオン︵ア・デイ・イン・ザ・ライフ︶ (四)Another Day アナザー・デイ︵マーサ・マイ・ディア︶ (五)Piggy In The Middle ピギー・イン・ザ・ミドル︵アイ・アム・ザ・ウォルラス︶ (六)Let's Be Natural レッツ・ビー・ナチュラル︵ジュリア、ディア・プルーデンス︶各国リリース[編集]
国 | タイトル | レーベル | フォーマット | カタログ番号 | リリース日 |
---|---|---|---|---|---|
アメリカ | THE RUTLES | Warner Bros. | LP | HS 3151 | 1978年2月24日 |
カセット | W5 3151 | 1978年 | |||
8 トラック | W8 3151 | ||||
カナダ | MEET THE RUTLES | LP | HS 3151 | ||
カセット | W5 3151 | ||||
8 トラック | W8 3151 | ||||
イギリス | THE RUTLES | LP | K 56459 | 1978年4月7日 | |
カセット | K4 56459 | 1978年 | |||
日本 | ラトルズがやってきた「オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ」(四人もアイドル) | ワーナー・パイオニア | LP | P-10534W | 1978年7月25日 |
シングル[編集]
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 アメリカ I Must Be In Love / Doubleback Alley Warner Bros. シングル WBS 8560 1978年 カナダ I Must Be In Love / Doubleback Alley WBS 8560 イギリス I Must Be In Love c/w Cheese & Onions / With A Girl Like You K 17125 Let's Be Natural / Piggy In The Middle K 17180 1978年5月 日本 恋の乗車券/ダブルバック・アレイ ワーナー・パイオニア P-298W 1978年
プロモ[編集]
33 1/3 RPM 12インチ5曲入りのプロモーション用レコード。バナナをデザインした Rutle Corps のレコードレーベル。黄色のカラーレコード︵イエローヴァイナル︶。
- Side 1
- I Must Be In Love - 2:04
- Doubleback Alley" - 2:54
- With A Girl Like You" - 1:50
- Side 2
- Another Day" - 2:09
- Let's Be Natural" - 3:23
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 アメリカ THE RUTLES Rutle Corps/Warner Bros. 12" EP PRO-E-723 1978年
THE RUTLES(ライノ盤)[編集]
『THE RUTLES』 | ||||
---|---|---|---|---|
ザ・ラトルズ の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
録音 |
1977年 イギリス ロンドン Chappell Studios | |||
ジャンル | パロディ音楽, コメディ | |||
時間 | ||||
レーベル | Rhino/Warner Bros. | |||
プロデュース | Bill Inglot | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・ラトルズ アルバム 年表 | ||||
|
以前のサウンドトラックに未収録だった曲を加えたアメリカのライノ社編集による「完全版」CD。ザ・ラトルズの足跡を順に追ったストーリーに沿った曲順となっている。「ホールド・マイ・ハンド」は、飛行機の効果音のイントロがないバージョン。
収録曲[編集]
- Goose-Step Mama グース・ステップ・ママ(LP未収録)
- Number One ナンバー・ワン
- Baby Let Me Be ベイビー・レット・ミー・ビー(LP未収録)
- Hold My Hand ホールド・マイ・ハンド
- Blue Suede Schubert ブルー・スエード・シューベルト(LP未収録)
- I Must Be In Love 恋の乗車券
- With A Girl Like You 恋にあきたら
- Between Us ビトウィーン・アス(LP未収録)
- Living In Hope リヴィング・イン・ホープ
- Ouch! アウチ!
- It's Looking Good イッツ・ルッキング・グッド(LP未収録)
- Doubleback Alley ダブルバック・アレイ
- Good Times Roll グッド・タイムス・ロール
- Nevertheless ネヴァーザレス
- Love Life ラヴ・ライフ
- Piggy In The Middle ピギー・イン・ザ・ミドル
- Another Day アナザー・デイ
- Cheese And Onions チーズ・アンド・オニオン
- Get Up And Go ゲット・アップ・アンド・ゴー(LP未収録)
- Let's Be Natural レッツ・ビー・ナチュラル
各国リリース[編集]
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 アメリカ THE RUTLES Rhino CD R2 75760 1990年7月16日 初期はロング・トール・ボックス入り。 日本 ザ・ラトルズ(1962〜1970) Rhino/MSI MSIF 2083 1993年10月25日 アメリカ盤にライナー・ノーツと帯をつけたもの。 MSIG 0047 2003年7月25日 上記の再発盤。 四人もアイドル WEA/MSI CD 紙ジャケ MSIG 0342 2007年1月25日 LP 盤を忠実に再現した紙ジャケCD。限定盤。 EU THE RUTLES Rhino/Warner Bros. 8122-79968-9 2007年8月13日 イギリスで初めて発売されたラトルズのCD。紙ジャケだがジャケット・カバーはLPやRhino盤とは異なる。限定盤。
ARCHAEOLOGY[編集]
『ARCHAEOLOGY』 | ||||
---|---|---|---|---|
ザ・ラトルズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | パロディ音楽,ロック | |||
レーベル | Virgin | |||
プロデュース |
ニール・イネス Steve James Martin Lewis | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・ラトルズ アルバム 年表 | ||||
|
ビートルズのアンソロジープロジェクトに呼応し、1996年エリック・アイドルを除くニール・イネス、ジョン・ハルシー、リッキー・ファターの3人によりラトルズは再結成し、ニュー・アルバム『アーキオロジー』("ARCHAEOLOGY")をリリースし、シングル「シャングリラ」のプロモーションビデオを制作した。2007年、EUではジャケットカバーを変更し、ボーナストラックが加えられ再発された。
収録曲[編集]
- Major Happy's Up-And-Coming Once Upon A Good Time Band メイジャー・ハッピーズ・アップ・アンド・カミング・ワンス・アオン・ア・グッド・タイム・バンド
- Rendezvous ランデヴー
- Questionnaire クエスチョネア
- We've Arrived! (And To Prove It We're Here) ラトルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
- Lonely-Phobia ロンリー・フォビア
- Unfinished Words アンフィニッシュト・ワーズ
- Hey Mister! ヘイ・ミスター!
- Easy Listening イージー・リスニング
- Now She's Left You ナウ・シーズ・レフト・ユー
- The Knicker Elastic King ザ・ニッカー・エラスティク・キング
- I Love You アイ・ラヴ・ユー
- Eine Kleine Middle Klasse Musik 中産階級音楽
- Joe Public ジョー・パブリック
- Shangri-La シャングリラ
- Don't Know Why ドント・ノウ・ホワイ
- Back In '64 バック・イン '64
- ボーナス・トラック(日本盤CD)
- 17. Lullaby ララバイ
- 18. Baby S'il Vous Plait ベイビー・シル・ヴ・プレ
- 19. It's Looking Good イッツ・ルッキング・グッド
- 20. My Little Ukelele マイ・リトル・ウクレレ
- ボーナス・トラック(EU盤CD)
- 17. Lullaby
- 18. Baby S'il Vous Plait
- 19. My Little Ukelele
- 20. Under My Skin
- 21. Rut A Lot
各国リリース[編集]
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 アメリカ ARCHAEOLOGY Virgin Records America CD 42200 2 1996年 イギリス Virgin CDVUSX 119 1996年10月29日 LP VUSLP 119 日本 アーキオロジー ヴァージン・レコード・アメリカ/東芝EMI CD VJCP-25277 1996年12月4日 EU ARCHAEOLOGY Virgin/EMI 2007年2月19日
シングル[編集]
国 タイトル レーベル フォーマット カタログ番号 リリース日 イギリス Shangri-la / Joe Public / Baby S'il Vous Plait / It's Looking Good Virgin 5' CD シングル VUSCD 117 1996年11月4日 10' シングル VUSA 117 1996年
RUTLES HIGHWAY REVISITED[編集]
『RUTLES HIGHWAY REVISITED』 | |
---|---|
トリビュート・アルバム | |
リリース | |
録音 | アメリカ合衆国 |
レーベル | Shimmy Disc |
専門評論家によるレビュー | |
All Music Guide link |
アメリカのガレージバンドが集まって制作されたラトルズへのトリビュートアルバム。日本からも少年ナイフが参加している。ライナーノーツにニール・イネスが書いたロン・ナスティのインタビューが掲載されている。アルバムタイトルはボブ・ディランの "Highway 61 Revisited" ︵邦題﹃追憶のハイウェイ61﹄︶のパロディ、ジャケット写真はローリング・ストーンズの﹃サタニック・マジェスティーズ﹄のパロディになっている。
収録曲[編集]
- Cheese & Onions - Galaxie 500
- Hold My Hand - The Pussywillows
- Number One - Bongos, Bass & Bob
- Good Times Roll - Lida Husik
- Another Day - Dogbowl
- Piggy In The Middle - Das Damen
- I Must Be In Love - Syd Straw & Marc Ribot
- Nevertheless - Joey Arias
- Let's Be Natural - When People Were Shorter & Lived Near The Water
- Between Us - Unrest
- Ouch! - Peter Stampfel & The Bottlecaps
- Blue Suede Schubert - The Timelers
- Living In Hope - Tuli Kupferberg
- Baby Let Me Be - Daniel Johnston
- It's Looking Good - Uncle Wiggly
- Goose Step Mama - Shonen Knife
- Get Up And Go - Jellyfish Kiss
- Doubleback Alley - King Missile
- With A Girl Like You - Paleface
- Love Life - Bongwater
ERIC IDLE SINGS MONTY PYTHON[編集]
『ERIC IDLE SINGS MONTY PYTHON』 | |
---|---|
エリック・アイドル の ライブ・アルバム | |
リリース | |
録音 | アメリカ合衆国 |
レーベル | Restless Records |
エリック・アイドルは演技だけで、実際に楽曲を歌うことがなかったが、このアルバムではラトルズの「サー・ダーク・マックイックリー」として紹介され、初めて歌う I Must Be In Love が収録されている。
収録曲[編集]
- 16. I Must Be In Love