ラヴ (ジョン・レノンの曲)
「ラヴ」 | ||||
---|---|---|---|---|
ジョン・レノンの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『ジョンの魂』 | |||
リリース | 1970年12月11日 | |||
規格 | LP | |||
録音 | 1970年9月26日 - 10月9日 EMIレコーディング・スタジオ、アスコット・サウンド・スタジオ | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | 3分24秒 | |||
レーベル | Apple(オリジナル) EMI(リイシュー) | |||
作詞者 | ジョン・レノン | |||
作曲者 | ジョン・レノン | |||
プロデュース | ジョン・レノン オノ・ヨーコ フィル・スペクター | |||
#カバー参照
| ||||
『ジョンの魂』収録順 | ||||
|
「ラヴ Love」 | ||||
---|---|---|---|---|
ジョン・レノン の シングル | ||||
初出アルバム『ジョン・レノン・コレクション』 | ||||
B面 | 真実が欲しい | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1970年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
パーロフォン/EMI オデオン/東芝EMI | |||
作詞・作曲 | ジョン・レノン | |||
プロデュース |
ジョン・レノン オノ・ヨーコ フィル・スペクター | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ジョン・レノン シングル 年表 | ||||
| ||||
﹁ラヴ﹂(英語: Love) は、ジョン・レノンの楽曲。1970年に発表されたアルバム﹃ジョンの魂﹄に収録された。のち、1982年、1998年にシングルが発売された。
概要[ソースを編集]
ジョン・レノンは﹁ラブ﹂をシングルとしてリリースすることも検討、結果として﹁マザー﹂のシングルカットを支持したが、ラジオ局の中には﹁マザー﹂を敬遠し、﹁ラブ﹂をオンエアする局も見られた[1]。 歌詞は、﹁アクロス・ザ・ユニバース﹂と同様に松尾芭蕉の句集からインスパイヤされて作ったといわれ、愛の概念について短くシンプルに書き連ねられている。演奏も、ジョンのアコースティック・ギターとフィル・スペクターのピアノだけである。 この曲は、ジョンの生前にはシングル・カットされなかった。1982年に初のベスト・アルバム﹃ジョン・レノン・コレクション﹄に収録された際、このアルバムからのカット曲として初めてシングル・カットされている︵B面は﹃イマジン﹄の収録曲﹁真実が欲しい﹂︶。しかしこのヴァージョンは、ラジオでのオンエアを考慮し、冒頭とラストのピアノ・ソロパートが歌の部分と同じリミックスがなされたものである。ちなみに、オリジナルは前曲の﹁思い出すんだ﹂のラストである爆発音とクロスフェードする流れになっているため、フェードインで始まるイントロとなっている。カバー[ソースを編集]
●日本では、レターメンによるカバー・ヴァージョンが、1971年にオリコンで最高19位を記録し、オール・ジャパン・ポップ20︵文化放送︶でも上位に食い込むヒットになった。 ●尾崎紀世彦は、1972年にカバーし、アルバム﹃尾崎紀世彦 アルバムNo.5﹄﹃尾崎紀世彦の世界﹄に収録された。 ●ヴィッキー、シャーリー・バッシー、バーブラ・ストイライサンド、ザ・キュア、ケニー・ロギンス、モーガン・フィッシャー、ザ・ミッション、ベックらもカバーしている。 ●和田アキ子、1974年に﹁ふれあう愛︵ラブ︶﹂というタイトルで日本語カバーした。 ●西城秀樹、1974年の﹁西城秀樹リサイタル/ヒデキ・愛・絶叫!﹂︵SIDE A1︶でカバー。 ●イギリスのバンド・ドリーム・アカデミーは、1990年にアルバム﹃A Different Kind Of Weather﹄でカバー。リカット・シングルにもなった[2]。 ●フジファブリックは、2005年に発売したジョン・レノンのトリビュート・アルバム﹃HAPPY BIRTHDAY, JOHN﹄でカバーした[3]。授賞など[ソースを編集]
●1998年に日本テレビ系テレビドラマ﹃世紀末の詩﹄でエンディング・テーマとして使用され、再びシングル・カットされ、翌1999年には日本ゴールドディスク大賞で﹁ソング・オブ・ザ・イヤー﹂を受賞した。 ●桑田佳祐は、ジョン・レノンの楽曲で一番好きな曲と公言しており、自身のラジオ番組﹃桑田佳祐のやさしい夜遊び﹄では何度か生唄で披露している。脚注[ソースを編集]
(一)^ “Love” (英語). The Beatles Bible. (2010年8月2日) 2017年7月21日閲覧。
(二)^ “The Dream Academy - A Different Kind of Weather”. Allmusic. 2018年3月29日閲覧。
(三)^ “大物日本人アーティストが参加!レノン・トリビュート”. ORICON NEWS (2005年9月16日). 2021年2月10日閲覧。
外部リンク[ソースを編集]
- John Lennon