プロメテ - 火の詩
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(交響曲第5番 (スクリャービン)から転送)
﹃プロメテ - 火の詩﹄︵プロメテ - ひのし、フランス語: Promethée, ou le Poème du Feu、ラテン語でプロメテウス Prometheus とも呼ぶ︶は、1910年にアレクサンドル・スクリャービンが︽交響曲第5番︾作品60として完成させた作品。スクリャービンの最後の交響曲。
スクリャービンの神秘和音
いわゆる﹁スクリャービン後期﹂の作品の常として、無調できわめて不協和である。神秘和音を軸に作曲されているが、終止和音はスクリャービン好みの、嬰ヘ長調の主和音によっている。自由に変形したソナタ形式によって構成されている。