六所神社 (市川市)
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六所神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 千葉県市川市須和田2丁目22-7 |
位置 | 北緯35度44分11.78秒 東経139度55分1.34秒 / 北緯35.7366056度 東経139.9170389度座標: 北緯35度44分11.78秒 東経139度55分1.34秒 / 北緯35.7366056度 東経139.9170389度 |
主祭神 |
大己貴尊 伊弉諾尊 素盞嗚尊 大宮売尊 布留之御魂 彦火瓊々杵尊 |
社格等 |
下総国総社 旧村社 |
別名 | 六所宮 |
例祭 | 10月20日 |
地図 |
六所神社︵ろくしょじんじゃ︶は、千葉県市川市須和田にある神社。下総国総社で、旧社格は村社。
概要[編集]
古代、国司は各国内の全ての神社を一宮から順に巡拝していた。これを効率化するため、各国の国府近くに国内の神を合祀した総社を設け、まとめて祭祀を行うようになった。当社はそのうちの下総国の総社に比定される。 この六所神社は、現在地に遷座するまでは国府台のスポーツセンターの位置に鎮座した。社伝では12代景行天皇の勅願による創建という[1]。国府台一帯は下総国府の推定地とされており、発掘調査も度々行われている。遷座は1886年︵明治19年︶の陸軍練兵場造成に伴うものであったが、現在地が選ばれたのは神主の屋敷地があった関係とされる[2]。祭神[編集]
祭神は次の6柱[1]。 ●大己貴尊︵おおなむちのみこと︶ ●伊弉諾尊︵いざなぎのみこと︶ ●素盞嗚尊︵すさのうのみこと︶ ●大宮売尊︵おおみやめのみこと︶ ●布留之御魂︵ふるのみたま︶ ●彦火瓊々杵尊︵ひこほににぎのみこと︶祭事[編集]
六所神社で年間に行われる祭事の一覧[1]。- 元旦祭 (1月1日)
- 節分祭 (2月)
- 祈年祭 (2月17日)
- 大祓式 (6月30日)
- 大祭 (10月20日)
- 勤労感謝祭 (11月23日)
- 七五三才祝 (11月15日前の日曜日)
- 大祓式 (12月31日)
関係地[編集]
下総総社跡(市川市国府台)
市川市指定史跡。
●下総総社跡︵市川市国府台、北緯35度44分38.48秒 東経139度54分26.77秒︶
現在の市川市スポーツセンターの位置にある六所神社旧鎮座地。一帯は大樹が多く﹁六所の森﹂の名があり、神社跡から南の地は﹁府中﹂と呼ばれていた[3]。当地では平安時代初期までの竪穴建物の遺構が見つかっており、それ以後に総社が設けられたと見られている[3]。この旧鎮座地は、現在では﹁下総総社跡﹂として市川市指定史跡に指定されている。