千葉市動物公園
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千葉市動物公園 Chiba Zoological Park | |
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施設情報 | |
正式名称 | 千葉市動物公園 |
愛称 | 動物公園 |
専門分野 | 総合 |
管理運営 | 千葉市 |
園長 | 鏑木一誠 |
面積 | 339,722m2 |
頭数 | 701頭 |
種数 | 159種 |
来園者数 | 約697,120人(2016年度) |
主な飼育動物 | レッサーパンダなど |
開園 | 1985年(昭和60年)4月28日 |
所在地 |
〒264-0037 千葉県千葉市若葉区源町280 |
位置 | 北緯35度38分40秒 東経140度7分31.8秒 / 北緯35.64444度 東経140.125500度座標: 北緯35度38分40秒 東経140度7分31.8秒 / 北緯35.64444度 東経140.125500度 |
アクセス | 千葉都市モノレール 動物公園駅徒歩1分 |
公式サイト | 千葉動物公園公式ホームページ |
千葉市動物公園︵ちばしどうぶつこうえん、英:Chiba Zoological Park︶は、千葉県千葉市若葉区源町280番地にある動物公園である。立ち姿で有名なレッサーパンダの﹁風太﹂を飼育することで知られる。房総の魅力500選に選定されている。
開園当初から、世界の霊長類の飼育、特に絶滅が危惧される希少種の繁殖に力を入れるとともに、猛獣を避け、小動物や草食動物、鳥類などの動物を飼育する傾向にあったが、2016年にライオンが、2020年にチーター、ブチハイエナの展示エリアが整備された。
小動物ゾーンのレッサーパンダ﹁風太﹂︶
千葉市都市局公園緑地部が運営する。公園面積 339,722平方メートル。
飼育動物数は149種701点︵2004年12月末時点︶、哺乳類67種389点、鳥類76種287点、爬虫類5種24点、両生類1種1点を飼育している。都市部にあり脱走すると危険なことから、猛獣をなるべく避けている。ただし、ライオンは飼育されており、自然に近い採食ができるように、千葉県内で農業害獣として捕獲されるイノシシを食べさせる屠体︵とたい︶給餌の導入を準備している[1]。
1991年から2014年まで、遊園地の﹁ドリームワールド﹂併設していた。
水系ゾーンの動物︵キングペンギン︶
●カリフォルニアアシカ
●ケープペンギン
●タンチョウ
●ハシビロコウ
●コサンケイ
●ハワイガン
●オジロワシ
●エジプトハゲワシ
●ヘビクイワシ
●カラフトフクロウ
草原ゾーンの動物︵キリンとシマウマ︶
●アジアゾウ
●オオカンガルー
●アミメキリン
●シタツンガ
●グレビーシマウマ
●マレーバク
●ダチョウ
●エミュー
●ベニイロフラミンゴ
●ハゴロモヅル
●ホオジロカンムリヅル
●アフリカハゲコウ
●ミーアキャット
●ライオン
●チーター
●ブチハイエナ
かつて存在していた動物公園内遊園地﹁ドリームワールド﹂の観覧車
●1985年4月 - 開園︵動物科学館・モンキーゾーン・子ども動物園・家畜の原種ゾーン︶[2]。
●1987年 - モウコノウマ、セスジクスクス、オウギアイサ、アンデスイワドリの繁殖に国内初成功。
●1988年
●2月 - 千葉県内初の﹁公共の色彩賞﹂を受賞[3]。
●4月 - 草原ゾーン・鳥類水系ゾーン完成[2]。
●1989年 - アメリカアカリス、ハシビロガモ、セイロンヤケイの国内初の繁殖に成功。
●1990年 - ボンテボック、キバシハイイロガンの繁殖に国内初成功。
●1991年6月 - 遊園地﹁ドリームワールド﹂開園。
●1992年4月 - 入園者500万人、クロツメバガンとヒメマガンの繁殖に国内初成功。
●1993年 - ヒオドシジュケイの繁殖に国内初成功。
●1998年4月 - 入園者1,000万人。
●1999年 - カオムラサキラングールの繁殖に国内初成功。
●2001年10月 - 子ども動物園をリニューアル。
●2002年 - ゴリラ﹁モモコ﹂と上野動物園で生まれた﹁モモタロウ﹂が里帰り。
●2003年4月 - オランウータン舎を新築。
●2005年
●4月 - 入園者1,500万人。
●5月 - レッサーパンダ﹁風太﹂ブーム始まる。
●2006年 - ﹁風太﹂の子が初めて誕生。
●2008年 - ナマケモノの人工保育開始。
●2009年4月 - アフリカハゲコウが脱走。約72時間後に捕獲[4]。
●2011年3月 - 東日本大震災が発生し、保育園1団体が帰宅できず園内泊。
●2012年2月 - 入園者2,000万人。
●2013年6月 - 観覧車の運営休止。
●2014年
●2月 - 平成26年豪雪により、水禽池ネット破損や倒木など多数の被害。
●4月 - 子ども動物園と動物科学館の運営を民間事業者︵株式会社自然教育研究センター︶へ委託[5]。
●5月 - 遊園地﹁ドリームワールド﹂営業終了。
●2016年4月 - 千葉県内唯一のライオン展示場を公開[6]。﹁ドリームワールド﹂跡地に株式会社ファーム運営の﹁ふれあい動物の里﹂がオープン[7]。
●2018年
●3月 - ふれあい動物の里︵西口ゲート横︶と展望デッキを結ぶ﹁ぐるっとライナー﹂が混雑時を除く土・日・祝に運行開始[8]。
●6月 - 家畜の原種ゾーンの動物展示が終了。
●7月 - ﹁風太﹂15歳の誕生日記念式典、写真展開催。
概要[編集]
園内[編集]
園内は、モンキーゾーン、動物科学館、子ども動物園、小動物ゾーン、家畜の原種ゾーン、草原ゾーン、鳥類・水系ゾーン、大池の各エリアからなる。中央の噴水広場を中心とし、各エリアが放射状に隣接する構造とし、移動に配慮する。 モンキーゾーン ワオキツネザルやゴリラなどが見られる。 動物科学館 夜行性小獣や小型猿の展示施設がある、温室のバードホールなどもある。ナマケモノが見られるときもある。 子ども動物園 ヤギやヒツジなどの動物に直接触れることができる。大きな馬やロバ、牛、カピバラ、プレーリードッグ、オウム、フンボルトペンギンなどの動物を近くから見ることができる。 家畜の原種ゾーン モウコノウマやアメリカバイソン、ラクダ、ラマ、ヤク、スイギュウなどがいて、国内最大級のムフロンの施設も存在していた。園内整備のため、2018年6月をもって動物展示を終了した。跡地は2020年度にチーター・ハイエナの展示場にリニューアルされる予定。 小動物ゾーン 2005年、オスのレッサーパンダの﹁風太﹂が30秒以上二足で直立する姿がテレビなどで取り上げられる。2006年には風太に双子の子供が生まれる。他に、コツメカワウソやビーバーなどがいる。 鳥類・水系ゾーン カリフォルニアアシカとペンギンの大型水槽がある。ハシビロコウ、エジプトハゲワシ、フラミンゴやタンチョウなどの鳥がいる。 草原ゾーン ゾウやキリンなどの大きな動物がいる。ダチョウ、ミーアキャット、マレーバクもいる。2016年4月末からは、ライオンが新たに仲間入りした。動物一覧[編集]
各ゾーンごとに飼育している動物を列挙。鳥類・水系ゾーン[編集]
モンキーゾーン[編集]
●ワオキツネザル ●エリマキキツネザル ●ニホンザル ●マンドリル ●クロザル ●カオムラサキラングール ●アビシニアコロブス ●フクロテナガザル ●チンパンジー ●ニシローランドゴリラ動物科学館[編集]
●キンカジュー ●エンペラータマリン ●ワタボウシタマリン ●ムツオビアルマジロ ●フタユビナマケモノ ●ショウガラゴ ●ピグミーマーモセット ●オウギバト ●オニオオハシ ●パラワンコクジャク ●キンムネオナガテリムク子ども動物園[編集]
●ヤギ ●ヒツジ ●オグロプレーリードッグ ●カピバラ ●フンボルトペンギン ●スミレコンゴウインコ ●ケヅメリクガメ ●アルダブラゾウガメ小動物ゾーン[編集]
●レッサーパンダ ●アカハナグマ ●コツメカワウソ ●アメリカビーバー草原ゾーン[編集]
歴史[編集]
施設情報[編集]
基本情報[編集]
●所在地 - 千葉県千葉市若葉区源町280 ●開園時間 - 午前9:30 - 午後4:30、入園は午後4時まで[9] ●休園日 - 毎週水曜日︵水曜日が休日の時は翌日︶と、12月29日 - 1月1日 ●入園料 - 大人700円︵千葉都市モノレールの各種フリーきっぷ提示で560円に割引[10]︶、中学生以下無料 年間パスポート 2,500円 ●駐車場 - 普通車 700円 大型車 2,800円︵開門時間 午前9:00 - 午後5:00︶ ●公園面積 339,722平方メートル ●年間入園者数 676,899人︵2016年度︶[11] ●飼育動物数 - 124種781点︵2019年5月末時点︶ ●哺乳類56種504点、鳥類59種230点、爬虫類7種42点、両生類1種2点、魚類1種3点バリアフリー[編集]
園内はバリアフリー化されており、トイレを含め車椅子での単独利用が可能[12]。交通[編集]
公共交通機関[編集]
- 千葉都市モノレール動物公園駅下車すぐ
自動車[編集]
- 首都高速7号小松川線・京葉道路穴川ICより市街方面に約3km
- 首都高速7号小松川線・京葉道路穴川東ICより市街方面に約2km
- 首都高速湾岸線・東関東自動車道千葉北ICより千葉方面へ約7km
- 駐車場収容可能台数 普通車1,569台 大型車49台
出典[編集]
(一)^ ﹁屠体給餌 満足じゃ﹂千葉の動物園 資金募る/肉食獣の飼育環境向上/農作物に被害 捕獲イノシシ活用﹃日本農業新聞﹄2021年6月18日13面
(二)^ ab千葉市﹁千葉市動物公園の歴史﹂﹃﹄。2018年10月15日閲覧。
(三)^ “千葉市動物公園“輝き”増す ﹁公共の色彩賞﹂県内で初の受賞”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 29. (1988年2月28日)
(四)^ “大脱走の果てに アフリカハゲコウ、約72時間ぶり捕獲”. アサヒ・コム. 2016年4月6日閲覧。
(五)^ “千葉市動物公園 動物科学館・こども動物園 | 自然教育研究センター”. www.ces-net.jp. 2018年10月15日閲覧。
(六)^ 千葉市﹁千葉市動物公園 ライオン展示場﹁京葉学院ライオン校﹂オープン!﹂﹃千葉市﹄。2018年10月15日閲覧。
(七)^ “千葉市動物公園にライオンがやってきた!ふれあい動物の里もついにオープン!<4/28(木)> - 千葉市観光協会公式サイト / 千葉市観光ガイド” (日本語). 千葉市観光協会公式サイト / 千葉市観光ガイド 2018年10月15日閲覧。
(八)^ “ちばZOOどうぶつこうえんニュース No.105”. 2018年10月15日閲覧。
(九)^ 千葉市﹁開園時間・お問合わせ先等﹂﹃千葉市﹄。2018年10月15日閲覧。
(十)^ “フリーきっぷ|千葉モノレール”. 千葉都市モノレール. 2018年10月15日閲覧。
(11)^ 千葉市﹁園の概要﹂﹃千葉市﹄。2018年10月15日閲覧。
(12)^ “千葉市動物公園 - バリアフリーマップ -”. barrier-free-map.com. 2019年2月25日閲覧。
外部リンク[編集]
- 千葉市動物公園 - 公式サイト
- 千葉市動物公園 (@ChibaZoo) - X(旧Twitter)
- 【千葉市動物公園】ふれあい動物の里 (@chibazoo_fureaidoubutu.no.sato) - Instagram
- 千葉市動物公園【公式】 - YouTubeチャンネル
- 財団法人千葉市動物公園協会
- 千葉市動物公園公式 動物図鑑アプリ(Google Play) - ウェイバックマシン(2017年1月13日アーカイブ分)
- 千葉市動物公園公式 動物図鑑アプリ(APP STORE)