千葉県立千葉女子高等学校
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千葉県立千葉女子高等学校 | |
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北緯35度38分26.9秒 東経140度6分2.5秒 / 北緯35.640806度 東経140.100694度座標: 北緯35度38分26.9秒 東経140度6分2.5秒 / 北緯35.640806度 東経140.100694度 | |
過去の名称 |
千葉県高等女学校 千葉県立千葉高等女学校 千葉県立千葉第二高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 千葉県 |
学区 | 全県学区 |
設立年月日 | 1900年4月 |
創立記念日 | 5月1日 |
共学・別学 | 男女別学(女子のみ) |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 家政科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D112210000020 |
高校コード | 12102K |
所在地 | 〒263-0043 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
千葉県立千葉女子高等学校︵ちばけんりつ ちばじょしこうとうがっこう︶は、千葉県千葉市稲毛区小仲台五丁目にある県立高等学校。旧称は千葉県立千葉高等女学校。
交通[編集]
●JR稲毛駅より徒歩13分 ●JR稲毛駅より京成バス草野車庫行・こてはし団地行・ファミールハイツ行・さつきが丘団地行にて﹁女子高校﹂下車すぐ ●京成稲毛駅よりちばシティバスJR千葉駅行にて﹁女子高校﹂下車すぐ沿革[編集]
●1900年︵明治33年︶4月 - 千葉県初の女学校として千葉郡千葉町大字千葉西谷︵現在の教育会館隣︶に創設、千葉県高等女学校と称す。 ●1901年︵明治34年︶5月 - 校名を千葉県立千葉高等女学校と改称。 ●1926年︵大正15年︶5月 - 新校歌を制定︵﹁松の操﹂を改作。高野辰之作詞、岡野貞一作曲︶。 ●1932年︵昭和7年︶6月 - 校章を制定。 ●1945年︵昭和20年︶6月 - 千葉空襲によって校舎が被災。教師、生徒に死傷者がでる。 ●1948年︵昭和23年︶4月 - 千葉陸軍高射学校跡地に移転(現在地)。校名を千葉県立千葉女子高等学校と改称。通信教育課程を設置。 ●1950年︵昭和25年︶4月 - 高等学校再編成により、校名を千葉県立千葉第二高等学校と改称。 ●1951年︵昭和26年︶2月 - 創立50周年記念式典を挙行。 ●1954年︵昭和29年︶4月 - 通信教育課程を千葉県立千葉第三高等学校︵現千葉東高︶へ移転。 ●1961年︵昭和36年︶4月 - 校名を千葉県立千葉女子高等学校と改称。 ●1975年︵昭和50年︶ - 学校群制度導入。県立千葉、千葉東、千葉南、千葉市立の各校と共に第1学校群に属す。 ●1978年︵昭和53年︶ - 再び単独選抜となる。 ●1988年︵昭和63年︶1月 - 文化ホール︵490人収容︶が完成[1]。 ●2000年︵平成12年︶ - 11月 創立100周年記念式典を挙行。 ●2011年︵平成23年︶ - 受験可能な地域を県内全域に広げる。概要[編集]
通称﹁千葉女︵ちばじょ︶﹂、﹁女子高︵じょしこう︶﹂。最寄り駅はJR稲毛駅および京成稲毛駅。戦後の一時期男女共学となるが、現在は男女別学︵女子校︶。JR稲毛駅から直線の閑静な住宅街の路地は、通称﹁女子高通り﹂と呼ばれる。 千葉県内では学区制度が設けられており、居住地域によって受験・通学可能な高等学校︵普通科のみ︶に制約が設けられている。しかし、本高等学校と千葉県立木更津東高等学校については女子校という性質から、この制度の対象外となっており、千葉県内居住者であれば学区に関係なく、本高等学校に受験・通学が可能である[2]。教育[編集]
教育目標[編集]
●自敬 ●精思 ●清純基本事項[編集]
普通科 2年次までは文理の区別無く学び、3年次から進学する大学に合わせたコース別指導。 家政科 普通科とは違うカリキュラムで、衣食住を基軸とした教科指導。学校行事[編集]
●4月 - 新入生歓迎会 ●5月 - 定期演奏会 ●6月 - 船の旅 ●9月 - 松籟祭︵文化祭︶、体育祭 ●11月 - 修学旅行︵2年︶学校施設[編集]
施設・設備[編集]
●勉学 コンピュータ室、図書館、視聴覚室、LL教室、国語科室、数学科室、社会科室、物理講義室、物理実習室、化学講義室、化学実習室、生物講義実習室、地学講義実習室 ●芸術 美術室、書道室、音楽室、文化ホール、松籟会館(茶室) ●運動 水泳プール、旧体育館、新体育館︵講堂兼体育館︶、グラウンド、ソフトボール場、テニスコート︵7面︶、弓道場 ●家政 調理講義室、調理実習室、被服講義室、被服実習室特徴[編集]
●校舎は中庭を囲み﹁ロの字﹂型に配置されているのが特徴的。 ●中庭には、噴水のある泉と女性の像︵精思の像︶が建てられ、エントランスアプローチとなっており、女子校らしい華やかで個性的な空間を演出している。 ●本格的な音楽ホール︵文化ホール︶があり、防音設備のある個室の練習室も完備している。許可を取れば他校の生徒も利用可能。 ●図書室と視聴覚室の設備が優れており、朝夕の自習室として活用する生徒も多い。 ●職員室は無いが、教員室はあり、教員は各教科室に大抵居る。 ●平屋の一軒家を模した松籟会館は、普段は茶室として部活動に使われているが、休日などは同窓会にも使われることがある。 ●校庭のトラックには全面自然芝が張られている。 ●自転車置場に隣接して桜が植えられている。部活動[編集]
一覧[編集]
●文化系 オーケストラ、ミュージカル、マンドリン・ギター、吹奏楽、合唱、演劇、弁論、文学、英語、写真、書道、美術、箏曲、茶華道、コンピュータ、化学、生物、園芸、百人一首 ●体育系 ソフトテニス、ソフトボール、バドミントン、バレーボール、弓道、バスケットボール、水泳、山岳、剣道、テニス、なぎなた、陸上、チアリーディング ●家庭系 手芸、食物、家庭クラブ ●同好会 マンガ研究、地学 ●愛好会 JRC︵青少年赤十字︶著名な卒業生[編集]
●北原亜似子︵作家︶ ●水夏希︵元宝塚歌劇団雪組トップスター︶ ●島田律子︵元客室乗務員、タレント︶ ●山本志保︵NHKアナウンサー︶ ●木場弘子︵元TBSアナウンサー︶ ●柳家花ごめ︵落語家︶ ●篠原聡子︵建築家、住居学者︶ ●近藤綾子︵女優︶ ●日高堯子︵歌人︶ ●杉野芳子︵杉野学園、ドレスメーカー学院創設者︶ ●新保友紀子︵オペラ歌手︶ ●柏澄子︵ライター、ジャーナリスト︶ ●加賀田京子︵料理人︶ ●峰島秀︵陸上競技選手、1936ベルリン五輪円盤投5位[3]︶著名な元教員[編集]
●伊藤公平︵歌人、随筆家、小説家、作詞家︶脚注[編集]
- ^ “地域の人も大いに利用を 千葉女子高の文化ホール完成 490人収容の本格施設”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 22. (1988年1月26日)
- ^ “県立高等学校の学区制の御案内”. 千葉県 県立高校ナビ. 千葉県 (2021年11月29日). 2023年4月17日閲覧。
- ^ 勝場勝子・村山茂代『二階堂を巣立った娘たち―戦前オリンピック選手編―』不昧堂出版、2013年4月18日、149-156頁。ISBN 978-4-8293-0498-3。