印 (姓)

印（いん）は、漢姓の一つ。

中国の姓[編集]

2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っておらず^[1]、台湾の2018年の統計では414番目に多い姓で、253人がいる^[2]。

●印段︵中国語版︶ - 春秋時代の鄭の大夫。 ●印宗 - 唐の高僧。 ●印応飛 - 宋の官吏、戸部侍郎。 ●印宝 - 明の官吏、黄州同知。 ●印青︵中国語版︶ - 中華人民共和国人民解放軍の総政治部歌舞団メンバー、中国音楽家組合員、作曲家。

印︵いん、イン、朝: 인︶は、朝鮮人の姓の一つである。

●印公秀︵朝鮮語版︶ - 高麗の将軍。 ●印侯 - 高麗の宮廷に仕えたモンゴル人の文官。 ●印璫︵朝鮮語版︶ - 高麗の将軍。 ●印海︵朝鮮語版︶ - 高麗の武臣。 ●印原宝︵朝鮮語版︶ - 高麗の文臣。 ●印錫輔︵朝鮮語版︶ - 李氏朝鮮の文臣。 ●印泰植 - 韓国の国会議員。 ●印貞植︵朝鮮語版︶ - 朝鮮民主主義人民共和国の政治家、経済学者、共産主義者。 ●印在謹 - 韓国の国会議員。 ●イン・ギョジン︵朝鮮語版︶︵印喬鎮︶ - 韓国の俳優。 ●イン・ギョドン︵朝鮮語版︶ - 韓国のテコンドー選手。 ●印曜翰︵朝鮮語版︶ - 米国系韓国人の医学者、国会議員。英語名はジョン・リントンで、3世前から全羅南道に定着したリントン一族の末裔である。2012年に特別帰化の際には﹁順天印氏︵朝鮮語版︶﹂という本貫を得た^[3]。

主な本貫は喬桐と延安の2本。

日本では、福岡県福岡市東区箱崎の筥崎宮に仕えていた住民が江戸時代末期に奥姓から改姓したと伝える。福岡県北九州市八幡西区光明では福岡市中央区城内が藩庁の福岡藩士が出家して称したとの伝あり。

(一)^ “︽二〇二〇年全国姓名报告︾发布_部门政务_中国政府网”. www.gov.cn (2021年2月8日). 2023年1月19日閲覧。 (二)^ “全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 285 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。 (三)^ 장덕종 (2023年10月23日). “인요한 국민의힘 혁신위원장, '전라도 인연' 눈길” (朝鮮語). 연합뉴스. 2024年3月9日閲覧。 (四)^ ^a ^b“KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月24日閲覧。

表話編歴韓国の多い姓上位100位
第1～25位	金李朴崔鄭姜趙尹張林韓呉徐申権黄安宋全洪柳* 高文梁孫
第26～50位	裵曺白許劉南沈盧丁河郭成車朱禹具辛任田閔兪柳* 羅* 陳池
第51～75位	厳蔡元千方孔康玄咸卞廉楊辺呂秋魯都蘇慎石宣薛馬吉周
第76～100位	延房魏表明奇潘羅* 王琴玉陸印孟諸牟蔣南宮卓鞠余秦魚殷片
備考	●2015年に韓国国家統計ポータルサイトが公表した統計による︵朝鮮人の姓の一覧に参照︶。本貫は不問。頭音法則により同じ漢字表記でも異なる読みを持つ姓もある。 #第21位の﹁柳﹂は﹁유﹂と読み、第47位の﹁柳﹂は﹁류﹂と読む。 #第48位の﹁羅﹂は﹁나﹂と読み、第83位の﹁羅﹂は﹁라﹂と読む。