咲花温泉
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咲花温泉 | |
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阿賀野川ライン舟下りの観光船と温泉街 | |
温泉情報 | |
所在地 | 新潟県五泉市 |
交通 | 鉄道 : 磐越西線咲花駅下車すぐ |
泉質 | 硫黄泉 |
泉温(摂氏) | 54 °C |
湧出量 | 毎分2,000L |
外部リンク | 咲花温泉旅館協同組合 |
咲花温泉︵さきはなおんせん︶は、新潟県五泉市にある温泉。
泉質[編集]
●硫黄泉 ●源泉温度54℃ ●毎分2,000Lの湧出量がある。 ●硫黄泉でありながら硫酸塩泉の基準も満たしている。 ●源泉は湧出時無色だが空気に触れて反応するとエメラルドグリーンに色づく。 ●現在の井戸は咲花温泉6号井。温泉街[編集]
阿賀野川沿いに温泉街が広がる。旅館、ホテルは10軒存在する︵うち温泉を引いているのは8軒︶。 日本観光地百選に選ばれたこともある阿賀野川ライン下りの観光船が至近を周遊する。 咲花独特のイベントとして﹁水中花火大会﹂が名物となっている[1]。歴史[編集]
開湯は1954年と新しいが阿賀野川の河畔に湯の花が咲いていることから発見された自然湧出の温泉である。また、この湯の花が咲いていることに因み、元々の﹁先鼻﹂の地名を﹁咲花﹂に改名し、温泉地としてPRしていった。 以後、阿賀野川ラインの観光拠点として発展を遂げるようになるが、比較的交通アクセスが悪かったため︵磐越自動車道も阿賀野川を隔てた阿賀野市側を走るがインターチェンジは設置されていない︶、越後湯沢温泉や月岡温泉のように大型資本が流入せず、中小の宿が集まり、ほどよく鄙びた温泉街を形成している。 2011年9月には阿賀野川沿いに高床式ウッドデッキ﹁咲花きなせ堤河床﹂が完成した[2]。災害復旧事業[編集]
平成23年7月新潟・福島豪雨により床上・床下浸水の被害を受けたことを受け、災害復旧事業が行われることとなった[3]。この際、堤防嵩上げによる眺望悪化やコンクリート壁に囲まれた温泉街のあり方が問題視されたため、河川空間利活用を含めたまちづくりの取り組みとして2012年︵平成24年︶に﹁咲花温泉かわまちづくり構想﹂が策定[3]。2016年︵平成28年︶1月には河川空間のオープン化を図る﹁都市・地域再生等利用区域﹂に指定され、同年4月に一連の復旧事業が完了した[4]。- ^ イベント:咲花温泉水中花火大会 - 咲花温泉旅館協同組合.2019年6月22日閲覧。
- ^ 咲花温泉 新聞報道まとめ - 咲花温泉 碧水荘.2019年6月22日閲覧。
- ^ a b ふるさとレポート「阿賀野川咲花(さきはな)温泉地域のかわまちづくり~水害から復興した咲花温泉の取組~」 - 新潟県新潟地域振興局 企画振興部地域振興課.2019年6月22日閲覧。
- ^ 咲花きなせ堤完成記念式典が開催されました - 新潟県新潟地域振興局 新津地域整備部.2019年6月22日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 咲花温泉旅館協同組合
- 新潟県新潟地域振興局 新津地域整備部 各種パンフレット - 「阿賀野川咲花温泉パンフレット」が掲載されている。
- 「平成23年7月新潟・福島豪雨災害」の復旧状況について:咲花だより - ウェイバックマシン(2016年9月11日アーカイブ分)
- 観光パンフレット - 五泉市公式ウェブサイト。「咲花温泉リーフレット」が掲載されている。