善光寺式阿弥陀三尊

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善光寺式阿弥陀三尊(ぜんこうじしきあみださんぞん)は、日本最古の仏像と伝承される、信州善光寺の本尊を模した一光三尊形式の阿弥陀如来像のことで、善光寺式如来とも呼ばれる。中国の南北朝時代の金銅仏を源流に持つ善光寺式阿弥陀三尊像は、鎌倉時代以降に日本各地で盛んに制作された。

特徴[編集]

銅造阿弥陀三尊立像 嘉元2年(1304年)銘 福島県いわき市所有(同市・如来寺旧蔵、東京国立博物館寄託)[1]
銅造阿弥陀三尊立像 文永8年(1271年)銘 円覚寺

彫刻史では「善光寺式阿弥陀三尊像」と称している。


3

1





169212141545cm6324kg130cm1700.6kg

42.4cm30.5cm30.2cm1950

[]


[2]28451455 546

[]


20041[3]

50

参考文献[編集]

  • 長野県立歴史館『開館15周年春季企画展 善光寺信仰 -流転と遍歴の勧化-』
  • 宮本健次『善光寺の謎 今明かされる「怨霊封じ」の真実』 主に第四章 日本最古の本尊

脚注[編集]

  1. ^ 『いわき市の文化財』”. いわき市. 2019年10月7日閲覧。
  2. ^ 水野清一『中国の仏教美術』
  3. ^ 長野県立歴史館(2009, p64)

関連項目[編集]