小川絵梨子
小川 絵梨子︵おがわ えりこ、1978年10月2日[1] - ︶は日本の演出家、翻訳家である。アメリカで演出を学んだ後、2010年に日本で﹃今は亡きヘンリー・モス﹄を演出し、注目されるようになった。翻訳ものを得意とする演出家である。2018年9月より新国立劇場の演劇部門芸術監督をつとめる。
略歴[編集]
1978年、東京都生まれ[2]。子どもの頃から演劇に関心があり、バックステージものなどを好んでいた[3]。初めて見た記憶にある演劇は美輪明宏の﹃黒蜥蜴﹄であるという[4]。それ以外では子ども時代から宮崎駿やミヒャエル・エンデを愛好し、影響を受けたという[5]。俳優になりたいと考えていたが、高校3年生の時に文化祭で演出を手がけたことにより、演出に関心が向くようになった[6]。聖心女子学院初等科・中等科・高等科を経て[7]、聖心女子大学文学部人間関係学科で心理学を学ぶ。大学卒業後、2001年にニューヨークのアクターズ・スタジオ大学院に留学して現地の劇団で活動をしていた[8][6][9]。2004年にアクターズ・スタジオの大学院課程を卒業した[10]。平成17年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生に選ばれている[11]。 2010年、アメリカより一時帰国し、﹃今は亡きヘンリー・モス﹄を翻訳・演出してから演劇界で注目されるようになった[6][12]。本作の翻訳に対して小田島雄志・翻訳戯曲賞を贈られている[9]。アメリカで教育を受けたフリーの演出家であり、これは学生演劇や劇団演出部出身の演出家が多い日本演劇界では珍しいキャリアの持ち主であった[13][14]。﹃12人﹄﹃夜の来訪者﹄﹃プライド﹄の演出により、2012年に第19回読売演劇大賞杉村春子賞を受賞し、翌年には﹃ピローマン﹄﹃OPUS/作品﹄などを演出して紀伊国屋演劇賞と千田是也賞を受賞している[15][16][17]。新人に与えられる杉村春子賞が演出家に与えられたのははじめてのことであった[18]。2012年には自らシェイクスピアの台詞を訳した著書﹃シェイクスピア 愛の言葉﹄(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を刊行している[19]。2013年よりシアター風姿花伝のレジデント・アーティストをつとめる[20][21]。重厚で明確なストーリーのある戯曲を得意としていたが、2013年の﹃OPUS/作品﹄ではコメディに、2014年の﹃星の数ホド﹄ではト書きがなく構造のはっきりしていない戯曲に挑戦した[22][23]。 2018年9月より新国立劇場演劇部門の芸術監督となるのを控え、2016年から就任までの2年間、同部門の芸術参与をつとめた[6][24]。既に芸術参与となる前から新国立劇場演劇研修所では講師をつとめ、役者養成に協力していた[25]。本人は新国立劇場の芸術監督就任について、﹁演出家とは基本的には違う仕事﹂であるが共通点もあり、どちらも﹁作品や劇場を通して、社会にメッセージを伝え﹂る仕事であるとコメントしている[26]。 2018年9月1日、新国立劇場演劇部門芸術監督に就任した[27]。作風と評価[編集]
2012年の読売演劇大賞ノミネート時には﹁正統、異端双方の芝居をこなせる力[28]﹂、2014年の同賞ノミネート時には﹁微妙に人間関係の変化してゆく過程を克明に描写する力[29]﹂、2015年の同賞ノミネート時には﹁感覚や雰囲気に流されることなく、非常に緻密でタフな演出を行った[30]﹂ことが評価された。 上記の読売演劇大賞のノミネート選評でも触れられているように演出家としては精緻な作風であると言われている[4]。扇田昭彦はその﹁リアルで精緻な舞台作り[31]﹂を高く評価した。﹃今は亡きヘンリー・モス﹄で批評家の絶賛を受け、一躍演出家として注目された[32][12]。多忙になったため、年4本もの芝居を演出するスケジュールに﹁中身がついていってない[33]﹂と悩むこともあったという。しかしながら多忙になった後も﹃OPUS (オーパス)﹄では﹁繊細で感度の高い世界[34]﹂、﹃RED﹄では﹁丁寧に戯曲の行間を掘り起こ[35]﹂していると評された。 テンポ感にも定評があり、﹃スポケーンの左手﹄では﹁原語での上演に近いテンポ[36]﹂、﹃クリプトグラム﹄では難解な戯曲を演出するにあたり﹁スピードの緩急に力点を置いた[37]﹂手法が評価された。 本人は俳優とよく話し合う舞台づくりを心がけていると述べている[38]。事前に詳しい演出ノートを作ることはあまりせず、台本にメモをとる程度で俳優に自由に演技をしてもらいながら芝居を作るほうを好んでいるということである[39]。﹃トップドッグ/アンダードッグ﹄では役者から﹁生々しい演技[40]﹂を引き出したと称賛された。﹃星ノ数ホド﹄に主演した浦井健治は小川のアドバイスにより、事前に準備した演技のプランから離れてより即興的かつ自由に演劇ができるようになったと述べている[41]。﹃RED﹄に主演した小栗旬は、最初は小川から﹁ヘタクソ[42]﹂などと厳しいコメントを受けたものの、役者に対して詳細に解釈の説明を行い、理解を促してくれる演出家だとしてその助言を高く評価している[43]。 2018年より新国立劇場演劇部門の芸術監督に就任するが、30代での就任は珍しく、日本演劇界においては﹁異例の抜擢[6]﹂であると考えられている。新国立劇場には演劇部門の他、オペラ部門と舞踊部門があるが、小川絵梨子は全部門で史上最年少の芸術監督となる[24]。 翻訳ものを得意とする演出家である[44][45]。本人は単なる海外作品の紹介にとどまらず、﹁作品に表れる普遍性[38]﹂や﹁人間の物語[46]﹂を伝えることが目的だと述べている。戯曲翻訳家としても評価されており、翻訳のみを担当した﹃いま、ここにある武器﹄では﹁よく咀嚼された翻訳[47]﹂を称賛された。﹁原文のリズム[48]﹂を生かした翻訳を心がけているという。日本の戯曲もとりあげていないわけではなく、劇団イキウメに初の外部演出家として招聘された際には﹃ミッション﹄及び﹃暗いところからやってくる﹄を演出した[49]。新国立劇場が30代の演出家に日本の戯曲をまかせるシリーズ企画﹁かさなる視点――日本戯曲の力――﹂では田中千禾夫﹃マリアの首――幻に長崎を想う曲――﹄を演出する[44]。主な舞台公演[編集]
●2006年 飯島早苗、鈴木裕美﹃法王庁の避妊法﹄、演劇ユニットPlug-in、アイピット目白、演出[50] ●2008年 ﹃12人﹄、(P・ローズ﹃12人の怒れる男﹄翻案)、演劇ユニットPlug-in、脚色・翻訳・演出[50] ●2009年 エドワード・オールビー﹃Zoo Story﹄、演劇ユニットPlug-in、下北沢・楽園 、翻訳・演出[50] ●2009年 永井愛﹃僕の東京日記﹄、Artist★Artist (トップコート企画公演)、六行会ホール、演出[50] ●2010年 ジョン・パトリック・シャンリィ﹃ダウト 疑いをめぐる寓話﹄、響人、千歳船橋APOCシアター、演出[38] ●2010年 サム・シェパード﹃今は亡きヘンリー・モス﹄、CAT/J.クリップ、赤坂レッドシアター、演出・翻訳[51] ●2010年 ライル・ケスラー﹃オーファンズ~孤児たち~﹄響人、ザムザ阿佐ヶ谷、演出[52] ●2011年 アレクシ・ケイ・キャンベル﹃プライド﹄日暮里d―倉庫、演出[10] ●2011年 J・B・プリーストリー﹃夜の来訪者﹄、響人、翻訳・演出[50] ●2011年 ﹃12人~奇跡の物語﹄(P・ローズ﹃12人の怒れる男﹄翻案)、オフィスコットーネ、スペース早稲田、脚色・翻訳・演出[53] ●2011年 クワン・タワ﹃罠﹄国際演劇協会リーディング公演、演出[50] ●2012年 前川知大﹃ミッション﹄、イキウメ、シアタートラム、演出[54] ●2012年 前川知大﹃暗いところからやってくる﹄神奈川芸術劇場、演出[55] ●2012年 アーサー・ミラー﹃橋からの眺め﹄、響人、中野BONBON、演出・翻訳[50] ●2012年 スーザン・ロリ・パークス﹃トップドッグ/アンダードッグ﹄、シス・カンパニー、シアタートラム、演出[56] ●2013年 マーティン・マクドナー﹃ピローマン﹄、名取事務所、下北沢﹁劇﹂小劇場、演出[57] ●2013年 ハロルド・ピンター﹃帰郷―The Homecoming―﹄RunsFirst、シアター風姿花伝、演出・翻訳[58] ●2013年 マイケル・ホリンガー﹃OPUS︵オーパス︶/作品﹄新国立劇場、演出[59] ●2013年 デヴィッド・マメット﹃クリプトグラム﹄世田谷パブリックシアター、演出・翻訳[37] ●2014年 マーティン・マクドナー﹃ロンサム・ウェスト﹄新国立劇場、演出・翻訳[31] ●2014年 アラン・ベネット﹃ヒストリーボーイズ﹄世田谷パブリックシアター、演出[33] ●2014年 ニック・ペイン﹃星ノ数ホド﹄新国立劇場、演出[60] ●2014年 オーウェン・オニール、デイヴ・ジョーンズ﹃ロンドン版ショーシャンクの空に﹄(スティーヴン・キング原作)、シアタークリエ、翻訳[61] ●2015年 アルフレッド・ジャリ﹃ユビュ王﹄TCアルププロジェクト、まつもと市民芸術館、上演台本[62] ●2015年 テレンス・ラティガン﹃ウィンズロウ・ボーイ﹄新国立劇場、翻訳のみ[63] ●2015年 長田育恵﹃夜想曲集﹄(カズオ・イシグロ原作)、天王洲銀河劇場、演出[64] ●2015年 ジョン・ローガン﹃RED﹄新国立劇場、演出・翻訳[65] ●2015年 マーティン・マクドナー﹃スポケーンの左手﹄シアタートラム、演出・翻訳[66] ●2016年 マイケル・フレイン﹃コペンハーゲン﹄シアタートラム、演出[67] ●2016年 ジョン・ペンホール﹃いま、ここにある武器﹄シアター風姿花伝、翻訳のみ[47] ●2016年 リチャード・グリーンバーグ﹃テイク・ミー・アウト﹄DDD青山クロスシアター、翻訳のみ、2018年再演[68][69] ●2017年 ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ﹃令嬢ジュリー﹄﹃死の舞踏﹄シアターコクーン、演出・台本[70] ●2017年 田中千禾夫﹃マリアの首――幻に長崎を想う曲――﹄新国立劇場、演出[44] ●2017年 トム・ストッパード﹃ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ﹄世田谷パブリックシアター、演出・翻訳[71] ●2017年 マーティン・マクドナー﹃ビューティ・クイーン・オブ・リーナン﹄シアター風姿花伝、演出・翻訳[72] ●2018年 リサン・クロン、ジニーン・テソーリ﹃FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇﹄演出[73] ●2018年 ジョージ・オーウェル原作、ロバート・アイク、ダンカン・マクミラン台本﹃1984年﹄演出[74] ●2018年 マーティン・マクドナー﹃ハングマン﹄世田谷パブリックシアター、翻訳のみ[75] ●2018年 ジャン=ポール・サルトル﹃出口なし﹄新国立劇場、演出・上演台本[76] ●2018年 デヴィッド・ヘアー﹃スカイライト﹄新国立劇場、演出のみ[77] ●2019年 三島由紀夫﹃熱帯樹﹄世田谷パブリックシアター、演出のみ[78] ●2019年 アントン・チェーホフ﹃かもめ﹄、翻訳のみ︵トム・ストッパードによる英語台本が底本︶[79] ●2019年 マイク・バートレット﹃Wild﹄、演出のみ[80] ●2020年 ヤスミナ・レザ﹃ART﹄、演出のみ[81] ●2022年 ジェレミー・O・ハリス﹃ダディ﹄、演出のみ [82] ●2022年 トム・ストッパード﹃レオポルトシュタット﹄、演出のみ[83] ●2022年 ハロルド・ピンター﹃管理人 / THE CARETAKER﹄、紀伊國屋ホール他、演出のみ[84] ●2023年 マーシャ・ノーマン﹃おやすみ、お母さん﹄、シアター風姿花伝、演出・翻訳[85]受賞[編集]
●2010年 小田島雄志・翻訳戯曲賞(サム・シェパード作﹃今は亡きヘンリー・モス﹄)[9] ●2012年 第19回読売演劇大賞杉村春子賞(﹃12人﹄﹃夜の来訪者﹄﹃プライド﹄)[15] ●2013年 紀伊国屋演劇賞(﹃ピローマン﹄及び﹃OPUS/作品﹄の演出)[16] ●2014年 第16回千田是也賞(﹃ピローマン﹄、﹃帰郷―The Homecoming―﹄及び﹃OPUS/作品﹄の演出)[17] ●2014年 第21回読売演劇大賞優秀演出家賞(﹃ピローマン﹄、﹃帰郷―The Homecoming―﹄)[86][87] ●2014年 第22回読売演劇大賞優秀演出家賞[88] ●2016年 第41回菊田一夫演劇賞[89]著書[編集]
●小川絵梨子﹃シェイクスピア 愛の言葉﹄ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012、ISBN 9784799312001。 ●トム・ストッパード﹃ローゼンクランツとギルデンスターン﹄小川絵梨子訳、ハヤカワ演劇文庫、2017、ISBN 978-4151400421。脚注[編集]
(一)^ ﹃読売年鑑 2016年版﹄︵読売新聞東京本社、2016年︶p.536
(二)^ “vol.114 演出家 小川絵梨子 未練が残らない道を選ぶ”. マイナビ. 2016年12月15日閲覧。
(三)^ 濱田元子 (2013年10月24日). “Interview‥小川絵梨子 “暗号”解く面白さ出れば 舞台﹁クリプトグラム﹂を演出”. 毎日新聞
(四)^ ab“新国立劇場 新風吹き込む2人 次期芸術監督 大野和士さん 小川絵梨子さん”. 読売新聞. (2016年8月4日)
(五)^ “小川絵梨子を変えた宮崎駿 新鮮なのに郷愁感じる”. 読売新聞. (2013年3月1日)
(六)^ abcde成川彩 (2016年8月20日). “小川絵梨子さん 新国立劇場の次期芸術監督になる演出家”. 朝日新聞
(七)^ “演劇が﹁唯一の居場所﹂だった少女が、歴代最年少の芸術監督になるまで‥朝日新聞GLOBE+”. 朝日新聞GLOBE+. 2022年7月3日閲覧。
(八)^ 濱田元子 (2011年6月8日). “小川絵梨子‥﹁演出はぜいたくなポジション﹂19日から東京で舞台﹁12人﹂”. 毎日新聞
(九)^ abc“小田島雄志・翻訳戯曲賞”. 朝日新聞. (2010年12月27日)
(十)^ ab小山内伸 (2011-12--8). “歳月隔てた同性愛の物語 気鋭の小川絵梨子が演出 tpt﹁プライド﹂”. 朝日新聞
(11)^ 小川絵梨子、鈴木裕美﹁対談 ラティガン戯曲に魅せられて﹂、プログラム﹃ウィンズロウ・ボーイ﹄(新国立劇場、2015)、pp. 8-11、 p. 11。
(12)^ ab“︵回顧2010︶演劇 井上ひさしら、巨星が去る 中堅・若手の充実頼もしく”. 朝日新聞. (2010年12月20日)
(13)^ 濱田元子 (2014年1月14日). “毎日芸術賞の人々‥/5止 小川絵梨子さん”. 毎日新聞
(14)^ “﹁クリプトグラム﹂訳・演出 小川絵梨子 多くの余白 カラフルに”. 読売新聞. (2013年11月6日)
(15)^ ab“読売演劇大賞に前川知大氏”. 朝日新聞. (2012年2月5日)
(16)^ ab“紀伊国屋演劇賞に草笛光子さんら”. 朝日新聞. (2013年12月18日)
(17)^ ab“社告‥第55回毎日芸術賞”. 毎日新聞. (2014年1月1日)
(18)^ “第19回読売演劇大賞 受賞作・受賞者紹介=特集その2”. 読売新聞. (2012年2月5日)
(19)^ “シェークスピアから愛のせりふ”. 読売新聞. (2012年9月26日)
(20)^ “新進劇団支える小劇場の象徴﹁対岸の永遠﹂︵文化往来︶”. 日経新聞. (2016年3月18日)
(21)^ “シアター風姿花伝10周年プロジェクト”. シアター風姿花伝. 2017年2月25日閲覧。
(22)^ 小川絵梨子﹁演劇﹃OPUS/作品﹄﹂、﹃The Atre﹄198 (2013年5月)、p. 9。
(23)^ 小川絵梨子﹁演劇﹃星の数ホド﹄﹂、﹃The Atre﹄214 (2014年9月)、pp. 10-11、p.10。
(24)^ ab“新国立劇場‥次期芸術監督に大野さんら”. 毎日新聞. (2016年6月22日)
(25)^ “﹇ショウタイム﹈公共劇場が舞台俳優育成 話題作に修了生 ﹁見て盗む﹂推奨”. 読売新聞. (2015年4月3日)
(26)^ 濱田元子 (2016年8月9日). “ひと‥小川絵梨子さん=新国立劇場演劇部門の次期芸術監督”. 毎日新聞
(27)^ “小川絵梨子、三島由紀夫作品に初挑戦 翻訳劇の名手が日本近代劇演出” (日本語). 中日スポーツ・東京中日スポーツ 2018年9月13日閲覧。
(28)^ “第19回読売演劇大賞ノミネート決定 ﹁震災後﹂に向き合う視点”. 読売新聞. (2012年1月13日)
(29)^ “第21回読売演劇大賞ノミネート決定 常連、新顔…幅広い顔ぶれ”. 読売新聞. (2014年1月15日)
(30)^ “第22回読売演劇大賞ノミネート決定 人間の内面 あぶり出す”. 読売新聞. (2015年1月15日)
(31)^ ab扇田昭彦 (2014年5月15日). “︵評・舞台︶シス・カンパニー﹁ロンサム・ウェスト﹂ 人間性と身体性を両立”. 朝日新聞
(32)^ 山口宏子 (2010年8月27日). “︵演劇︶シーエイティプロデュース、ジェイ・クリップ﹁今は亡きヘンリー・モス﹂”. 朝日新聞
(33)^ ab増田愛子 (2014年8月21日). “学ぶ﹂とは何かを問う 小川絵梨子、英国舞台の群像劇”. 朝日新聞
(34)^ “︵回顧2013︶現代演劇・古典 生身の人間、真実問う”. 朝日新聞. (2013年12月19日)
(35)^ 谷岡健彦 (2014年9月24日). “︵評・舞台︶シス・カンパニー﹁RED﹂ 生々しさ、﹁場﹂の共有を演出”. 朝日新聞
(36)^ 谷岡健彦 (2015年11月26日). “︵評・舞台︶シーエイティ﹁スポケーンの左手﹂ 仕返しの展開、一瞬の温かみ”. 朝日新聞
(37)^ ab徳永京子 (2013年11月21日). “世田谷パブリックシアター﹁クリプトグラム﹂ 山積みの疑問符支える演出”. 朝日新聞
(38)^ abc“﹇オンステージ﹈小川絵梨子 俳優と対話 演技引き出す 舞台﹁ダウト﹂を演出”. 読売新聞. (2010年12月8日)
(39)^ 宮田慶子、小川絵梨子﹁不思議な感覚と魅力に満ちた﹃星の数ホド﹄﹂、プログラム﹃二人芝居-対話する力-Vol. 3 星の数ホド﹄(新国立劇場、2014)、pp. 10-13、p. 12。
(40)^ 祐成秀樹 (2012年12月19日). “﹇評﹈トップドッグ/アンダードッグ 兄弟の心の軌跡 丹念に”. 読売新聞
(41)^ “第22回読売演劇大賞 受賞者 喜びの声︵上︶伊賀越道中双六ほか”. 読売新聞. (2015年2月4日)
(42)^ 前田かおり、平島綾子﹁[Interview]小栗旬−この役は、僕が家族を持ったからできた﹂﹃日経エンタテイメント!﹄2016年12号、pp. 96 - 97、p. 97。
(43)^ “共感呼ぶ 画家と助手 田中哲司と小栗旬2人芝居﹁RED﹂”. 読売新聞. (2015年8月19日)
(44)^ abc濱田元子 (2016年12月24日). “トレンド観測‥Theme 昭和30年代の戯曲3本 新国立劇場が来春、連続上演 気鋭の演出家3人が挑戦”. 毎日新聞
(45)^ “﹁ロンサム・ウェスト﹂出演 瑛太 せりふを超えた攻撃性”. 読売新聞. (2014年4月16日)
(46)^ 小川絵梨子﹁人間を見つめる旅をする﹂﹃シス・カンパニー公演 コペンハーゲン﹄(プログラム)、2016、p. 1。
(47)^ ab徳永京子 (2016年8月25日). “︵評・舞台︶シアター風姿花伝﹁いま、ここにある武器﹂ からみあう戦争と平和”. 朝日新聞
(48)^ “人の痛み 分からないのが現実 ﹁スポケーンの左手﹂演出の小川絵梨子”. 読売新聞. (2015年11月11日)
(49)^ “読売演劇大賞・前川知大の劇団イキウメ 初の外部演出で新風”. 読売新聞. (2012年4月25日)
(50)^ abcdefgプログラム﹃Opus/作品﹄(新国立劇場、2013)の略歴より、p. 9。
(51)^ “父の最期と向き合う兄弟﹁今は亡きヘンリー・モス﹂ 小川が翻訳・演出、東京で上演”. 朝日新聞. (2010年8月20日)
(52)^ “Artist Company響人 第三回公演﹃オーファンズ~孤児たち~﹄/ザムザ阿佐谷提携公演”. ラピュタ阿佐ヶ谷. 2017年2月25日閲覧。
(53)^ “気鋭・小川絵梨子、舞台﹁12人﹂演出”. 朝日新聞. (2011年6月16日)
(54)^ 井上秀樹 (2012年5月10日). “設定、俳優と一から議論 劇団イキウメの新作﹁ミッション﹂、使命の意味は?”. 朝日新聞
(55)^ 織井優佳 (2012年5月17日). “本物の演劇、震災後の君へ KAAT﹁キッズプログラム﹂来月開幕 /神奈川県”. 朝日新聞
(56)^ 井上秀樹 (2012年11月29日). “兄弟の葛藤、骨太の応酬 堤と千葉と小川 二人芝居﹁トップドッグ/アンダードッグ﹂”. 朝日新聞
(57)^ “舞台 マリオン”. 朝日新聞. (2013年2月22日)
(58)^ 井上秀樹 (2016年6月20日). “母になって一回り大きく 那須佐代子、女優業も小劇場経営も”. 朝日新聞
(59)^ 扇田昭彦 (2013年9月26日). “新国立劇場﹁OPUS/作品﹂ 知的に弾む四重奏”. 朝日新聞
(60)^ “クリップ‥第8回小田島雄志・翻訳戯曲賞”. 毎日新聞. (2015年12月16日)
(61)^ “﹇イイネ!!!﹈モーツァルト﹁伝説の録音﹂CDコンサートほか”. 読売新聞. (2014年12月12日)
(62)^ “TCアルプ プロジェクト ﹃ユビュ王﹄”. まつもと市民芸術館. 2017年3月26日閲覧。
(63)^ 増田愛子 (2015年4月9日). “息子の無実信じ闘う父親 ﹁ウィンズロウ・ボーイ﹂ 小林隆主演・鈴木裕美演出”. 朝日新聞
(64)^ 山根由起子 (2015年5月11日). “心の夜に思いを抱えて ﹁夜想曲集﹂ カズオ・イシグロの短編集を初舞台化”. 朝日新聞
(65)^ 増田愛子 (2015年8月6日). “赤と黒、濃密二人芝居 ﹁ウーマン・イン・ブラック﹂﹁RED﹂”. 朝日新聞
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(67)^ 濱田元子 (2016年6月2日). “Interview‥浅野和之 人間ドラマを伝えたい 舞台﹁コペンハーゲン﹂で物理学者ボーア役”. 毎日新聞
(68)^ “舞台﹁テイク・ミー・アウト﹂オフィシャルホームページ | チケット情報やキャスト紹介など”. takemeout-stage.com. 2018年9月13日閲覧。
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(82)^ “中山優馬×小川絵梨子でジェレミー・O・ハリスの﹁ダディ﹂日本初演”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年3月20日) 2022年3月25日閲覧。
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(86)^ ﹁第21回読売演劇大賞ノミネート決定 常連、新顔…幅広い顔ぶれ﹂﹃読売新聞﹄2014年1月15日、東京朝刊、p. 22。
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(88)^ “第22回読売演劇大賞 大賞に﹁伊賀越道中双六﹂︵社告)”. 読売新聞. (2015年2月4日)
(89)^ “菊田一夫演劇賞‥受賞者決まる”. 毎日新聞. (2016年4月5日)