控訴

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控訴(こうそ)とは、第一審の判決に対して不服がある場合に、上級の裁判所に対してその判決の確定を遮断して新たな判決を求める不服申立てをいう。上訴[注釈 1]の一つ。

日本法など大陸法訴訟法においてみられる概念であり、控訴審判決に不服がある場合にさらになされる不服申立てである上告とは厳密に区別される。

日本の場合[編集]


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実態[編集]


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海外の制度[編集]


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脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 裁判に対する上級裁判所への確定前の不服申立てとしては控訴のほか、上告・抗告があり、これらをまとめて上訴という。
  2. ^ オウム真理教事件で起訴された同教団教祖・麻原彰晃(2006年に死刑確定・2018年に死刑執行)の刑事裁判のように、期限内の控訴趣意書が提出されなかったため高裁の決定により控訴が棄却され、第一審・死刑判決が確定した事例もある。
  3. ^ ただし同事件では結局再開後の控訴審・上告審でも死刑判決が支持され、2004年に確定している(2007年に死刑執行)。
  4. ^ 前者の例として などがある。
  5. ^ 後者については、国際自動車連盟(FIA)の規約の日本自動車連盟(JAF)による日本語訳として などで「控訴」の言葉が使われている。

出典[編集]

  1. ^ 高野隆 (2007年5月14日). “二重の危険”. 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ. 2009年11月14日閲覧。
  2. ^ a b (株)旬報社 発行 今村核 著「冤罪弁護士」

関連項目[編集]