木村昌由美
木村 昌由美︵きむら まゆみ︶は、日本の生理学者。専門は睡眠科学。筑波大学教授、元マックス・プランク精神医学研究所研究グループリーダー。岐阜県出身。
来歴・人物[編集]
岐阜県多治見市で生まれる。1983年金沢大学理学部生物学科卒業、1985年金沢大学大学院理学研究科生物学専攻修了、1989年東京医科歯科大学大学院医学研究科機能学系修了、学位論文﹁複数の睡眠物質に基づく睡眠調節機構に関する神経科学的研究﹂で医学博士の学位を取得[1]。 1989年~2003年まで東京医科歯科大学で助手を務め、この間、テネシー大学医学部生理学・生物物理学学教室︵1990年~1993年︶、テキサス大学医学部生理学教室・内科学教室︵1994年~1995年︶、ルイジアナ州立大学ペニントン生物医学研究所︵1995~1996年︶、チューレン大学医学部内科学教室、ミラノ大学医学部生理学教室、マックス・プランク精神医学研究所に留学する。 アメリカ留学時には、感染時に眠気が増加する原因物質が、免疫性サイトカインであることを突き止めた。現在でも睡眠を制御する物質や遺伝子に関する研究を続けている。 2003年からマックスプランク精神医学研究所のグループリーダーを務め、研究に従事する。 2018年に帰国。東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構特任准教授。 2020年度から、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構教授。受賞歴[編集]
著書[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- ^ 博士論文書誌データベース なお旧姓か カッコ内に武内とある