栗葉子
くり ようこ 栗 葉子 | |
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プロフィール | |
本名 |
村田 豊子 (むらた とよこ) |
愛称 | くりちゃん[1] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・東京都[2] |
生年月日 | 1938年9月21日(85歳) |
血液型 | A型[3][4] |
職業 | 声優、女優 |
事務所 | 劇団河 |
公称サイズ(時期不明)[5] | |
身長 / 体重 | 156 cm / 45 kg |
声優活動 | |
活動期間 | 1960年 - |
ジャンル | アニメ、吹き替え |
デビュー作 | 『走れチェス』 |
女優活動 | |
活動期間 | 1960年代 - |
ジャンル | テレビドラマ |
栗 葉子︵くり ようこ、1938年9月21日[4] - ︶は、日本の女優、声優。東京都出身[2]。劇団河所属[2]。本名・旧芸名は村田 豊子︵むらた とよこ︶[2]。
代表作に﹃ど根性ガエル﹄の吉沢京子役、﹃みなしごハッチ﹄のハッチ役、﹃小さなバイキングビッケ﹄のビッケ役などがある[4][6]。
略歴[編集]
子供の頃から芸能が好きだったという[1]。 1958年に東京都立富士高等学校を卒業後、NHK俳優養成所へ入所[5][7][8]。1960年、同養成所卒業生により立ち上げられた劇団三十人会のメンバーの一人に加わり[9]、後に河の会︵劇団河︶に移籍。 1960年、NHK総合テレビで放送されたアメリカドラマ﹃走れチェス﹄の主人公、ベルベット役で声優デビュー[3]。人物[編集]
声種はソプラノ[1][7]。NHKの学校放送や幼児番組、テレビアニメに多く出演し活動[8]。幼女から成人女性、少年役までこなした。 趣味・特技は歌謡、洋舞[7]。出演作品[編集]
※太字はメインキャラクター。テレビドラマ[編集]
●事件記者 ●太陽にほえろ! 第247話﹁家出﹂︵1977年、NTV︶ - 命の電話の声 ●姫だるま 松山 ●文鳥テレビアニメ[編集]
1966年 ●おそ松くん ●遊星仮面︵リンダ[10]︶ 1967年 ●黄金バット︵マリー︿2代目﹀︶ ●かみなり坊やピッカリ・ビー︵雲井チーコ︶ ●スカイヤーズ5︵S3号ユリ︶ ●パーマン︵パー子 / パーマン3号 / 星野スミレ︿初代﹀[11]︶ ●リボンの騎士︵へケート︿4代目﹀︶ 1968年 ●アニマル1︵東ナナ子︶ ●怪物くん︵アニメ第1作︶ ●サイボーグ009 ●サスケ︵カオル、チヨ︶ ●佐武と市捕物控︵お香︶ ●魔法使いサリー︵メリー︶ ●妖怪人間ベム 1969年 ●男一匹ガキ大将︵ぺちゃこ︶ ●紅三四郎 ●忍風カムイ外伝︵サヤカ[12]︶ ●ハクション大魔王︵ヒトミ︶ ●ひみつのアッコちゃん︵第1作︶︵オウム、ポール、寅吉︶ 1970年 ●アタックNo.1︵野沢由紀子、大沼みゆき[13]︶ ●昆虫物語 みなしごハッチ︵ハッチ[2]︶ ●ばくはつ五郎︵荻野ユリ︶ 1971年 ●世界ものしり旅行︵鳥︶ 1972年 ●赤胴鈴之助 ●おんぶおばけ︵おんぶ[2]︶ ●科学忍者隊ガッチャマン︵ナオミ︶ ●樫の木モック︵アンナ︶ ●国松さまのお通りだい︵百合︶ ●ど根性ガエル︵1972年 - 1974年、吉沢京子[14][2]︶ 1973年 ●荒野の少年イサム ●ジャングル黒べえ ●ミラクル少女リミットちゃん︵西山利美 / リミット[15]︶ 1974年 ●昆虫物語 新みなしごハッチ︵ハッチ[2]︶ ●小さなバイキングビッケ︵ビッケ[16]︶ ●てんとう虫の歌︵うらら︶ 1975年 ●タイムボカン︵一寸法師、白雪姫︶ 1976年 ●アラビアンナイト シンドバットの冒険︵マナル︶ ●ドカベン︵賀間の妹︶ ●ポールのミラクル大作戦︵リップ、ポックリ、パピー︶ 1978年 ●家なき子 ●闘将ダイモス︵1978年 - 1979年、和泉ナナ[2]︶ ●星の王子さま プチ・プランス︵アンリ︶ ●無敵鋼人ダイターン3︵ピノ︶ 1980年 ●ザ☆ウルトラマン︵フェデリコ︶ ●ニルスのふしぎな旅︵1980年 - 1981年、セルマ、ソンジャー︶ ●ムーの白鯨︵ミュー[2]︶ 1981年 ●怪物くん︵ピラミッドの王子、サトル、ミルク︶ ●名犬ジョリィ︵セリシア︶ 1982年 ●ゲームセンターあらし︵チルチル︶ ●フクちゃん︵クミちゃん[2]︶ 1986年 ●Mr.ペンペン︵ミカちゃんの母[2]︶劇場アニメ[編集]
1967年 ●少年ジャックと魔法使い 1970年 ●昆虫物語 みなしごハッチ︵ハッチ︶ 1971年 ●忍風カムイ外伝 月日貝の巻︵サヤカ︶ 1981年 ●21エモン 宇宙へいらっしゃい!︵ママ[2]︶ 1982年 ●ドラえもん のび太の大魔境︵姫︶ 1988年 ●ドラえもん のび太のパラレル西遊記︵羅刹女︶吹き替え[編集]
洋画[編集]
●アウター・リミッツ︵マーガレット・オハラ︶ ●青い大きな海︵長女︶ ●悪漢バスコム︵マーガレット・オブライエン︶ ●男の罠︵ステラ・スティーブンス︶ ●恐怖の岬 ※NETテレビ版 ●高校三年︵アンナマリア・サンドリ︶ ●十七才よさようなら︵フランチェスカ︿カトリーヌ・スパーク﹀︶ ●誰が私を殺したか?︵モニカ・ヘンリード︶ ●ニューヨークパパ︵パフィ︶ ●僕は御免だ︵キャロル・ベイカー︶海外ドラマ[編集]
●馬と五人のこどもたち ●ジェニーの冒険 ●0011ナポレオン・ソロ 第65話︵ダーリン・シムズ︶ ●小さい魔女 ●走れチェス︵ベルベット︿ロリー・マーティン﹀︶ ●弁護士ジャッド ●﹁ガラスの迷路﹂︵アイリーン︿キャリー・スノッドグレス﹀︶ ●ミステリー・ゾーン︵ポーラ︶ ●ルート66 ●﹁悪夢の町﹂︵ジナ・ビーサン︶ ●ワイオミングの兄弟 ●#17﹁沈黙の天使﹂︵ローナ︿リサ・ヤック﹀︶ ●忘れな草︵マッシモ・ジュリアーニ︶海外アニメ[編集]
●クマゴロー︵ブーブー 他︶ ●ロッキー君とゆかいな仲間[17]︵ロッキー︶特撮[編集]
1967年 ●ウルトラセブン第7話﹁宇宙囚人303﹂キャシー・ホーラン︵ガソリンスタンドの女性客役︶の声 1968年 ●ウルトラセブン 第19話﹁プロジェクト・ブルー﹂リンダ・マルソン︵グレイス・ミヤベ役︶の声 1970年 ●チビラくん︵動物たちの声︶ 1971年 ●チビラくん︵ユキンボの声、大怪獣の声、アギラの声︶ 1976年 ●恐竜探険隊ボーンフリー︵牧令子の声︶ 1977年 ●恐竜大戦争アイゼンボーグ︵ミユキの声︶ 1979年 ●ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団︵マリサー︶ 1984年 ●アニメちゃん︵友好珍獣ピグモンの声︶ ●ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団︵友好珍獣ピグモンの声︶その他[編集]
●チップとデールのゆかいな仲間︵1963年、レコード、デール[18]︶ ●コロムビア名作童話集︵1965年、レコード、牛若丸[19]︶ ●魔女っ子大作戦︵1999年、CD︶ ●魔女っ子メドレー︵西山理美 / リミット︶ ●完全特捜宣言!あなたに逢いたい! -﹃ど根性ガエル﹄の声優を集める企画に参加。出典[編集]
(一)^ abc﹃アニメーション大百科﹄東京三世社、1981年、227頁。
(二)^ abcdefghijklm﹃声優事典 第二版﹄キネマ旬報社、1996年、394頁。ISBN 4-87376-160-3。
(三)^ abジ・アニメ特別編集﹃声優名鑑 アニメーションから洋画まで…﹄近代映画社、1985年、58頁。
(四)^ abc“栗 葉子”. エキサイトニュース. エキサイト. 2023年12月7日閲覧。
(五)^ ab﹃日本タレント名鑑︵1986年版︶﹄VIPタイムズ社、1986年、332頁。
(六)^ “伊藤沙莉さん﹁素敵な役に出会えたことが全て﹂映画﹃小さなバイキング ビッケ﹄インタビュー”. 映画ログプラス. (2020年10月2日) 2022年3月15日閲覧。
(七)^ abc﹃声優の世界-アニメーションから外国映画まで﹄朝日ソノラマ︿ファンタスティックコレクション別冊﹀、1979年10月30日、80頁。
(八)^ ab“スターフラッシュ”. 静岡新聞. (1972年)
(九)^ “劇団﹃三十人会﹄のひとびと”. NHK (NHKサービスセンター). (1961-06-15).
(十)^ “遊星仮面”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月11日閲覧。
(11)^ “パーマン”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月3日閲覧。
(12)^ “忍風カムイ外伝”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月11日閲覧。
(13)^ “アタックNo.1”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月3日閲覧。
(14)^ “ど根性ガエル”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年2月23日閲覧。
(15)^ “ミラクル少女リミットちゃん”. 東映アニメーション. 2016年6月14日閲覧。
(16)^ “小さなバイキングビッケ”. メディア芸術データベース. 2016年12月7日閲覧。
(17)^ 乾直明﹃外国テレビフィルム盛衰史﹄晶文社、1990年、p.571
(18)^ ﹁12月新譜邦楽レコード﹂﹃Music monthly﹄12月号、月刊ミュジック社、1963年12月、107頁。
(19)^ ﹁1月新譜邦楽レコード﹂﹃Music monthly﹄1月号、月刊ミュジック社、1965年1月、75頁。