海老澤為次郎

海老澤為次郎

海老澤 爲次郎︵海老沢 為次郎、えびさわ ためじろう、1865年10月1日︵慶応元年8月12日︶ - 1944年︵昭和19年︶2月13日︶は、日本の商人︵呉服商︶、会社重役、政治家。衆議院議員︵当選2回︶、茨城県会議員・同副議長・同議長。族籍は茨城県平民。

経歴

茨城県・海老澤七三郎の二男。1888年、家督を相続。呉服商を営む。

境商業銀行頭取、境町会議員、同学務委員、境町外十七箇村組合会議員、同町農会長、猿島郡農会議員、茨城県会議員・同副議長・同議長等に挙げられた。

1917年4月の衆議院議員選挙に立候補したが、落選した。1928年2月の衆議院議員選挙に立候補し、当選した。立憲民政党に所属。また大日本証券信託取締役、上毛モスリン監査役をつとめた。

人物

趣味は談論、読書、政治研究。宗教は真言宗。住所は茨城県猿島郡境町で、東京宅は東京市下谷区上野桜木町。

家族・親族

海老澤家　

• 父・七三郎
• 妹（茨城、岡田勘左衛門の妻）
• 弟
  • 重五郎（茨城、青木貫四郎の養子）
  • 新七郎（茨城、篠塚伊惣次の養子、古河町会議員、肥料商）
• 妻・きん（1866年 - ?、茨城、増田八郎の妹）
• 長男・迪雄（1905年 - ?）
  • 同妻・初子（1911年 - ?、栃木、金井傳三郎の長女）
• 男・秀夫（1908年 - ?、大谷重工社員）
• 四女・馨（1901年 - ?、新潟、古橋才次郎の妻）
• 孫
• 養子
  • もと（1873年 - ?、茨城、海老澤七左衛門の妻）
  • 廉介（1886年 - ?、分家）

参考文献

• 河原井七之助『茨城県案内』河原井七之助、1901年。
• 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
• 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局、1936年。
• 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
• 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
• 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
• 衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。
• 古河市史編さん委員会編『古河市史 通史編』古河市、1988年。
• 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。