番所

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江戸城の百人番所。本丸に入る前の検問所で与力同心が詰めていた
二条城の番所

番所(ばんしょ)とは、警備や見張りのために設置された番人が詰めるために設けられた施設。

江戸時代[編集]






宿

1963389[1][2]

琉球王国[編集]

琉球王国においては、近世期に地方機関である間切を統治する役所のことを指した。地頭代以下の間切役人が交代で番所に詰めた。王府及び地頭への貢租上納や夫遣い、地方行政全般にわたって執り行い、首里との人馬網の拠点としても用いられた。ただし、琉球処分沖縄戦などの混乱によって間切関連の文書の多くが失われたために不明な点が多い。

脚注[編集]

  1. ^ 進藤秋輝「仙台藩花山村寒湯番所跡」 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第7巻 近世・近代1』同朋舎出版 1991年 208ページ
  2. ^ 国の重要文化財 指定”. 東京大学. 2021年2月18日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]