連理木
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1f/Shiroyama-Hachimangu-Renriboku.jpg/200px-Shiroyama-Hachimangu-Renriboku.jpg)
連理木︵れんりぼく、れんりぎ︶とは、2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合したもの。自然界においては少なからず見られるが、一つの枝が他の枝と連なって理︵木目︶が通じた様が吉兆とされ、﹁縁結び﹂﹁夫婦和合﹂などの象徴として信仰の対象ともなっている。なお、違う品種同士でも連理となる場合もある。
日本での記録として、﹃続日本紀﹄和銅5年︵715年︶3月19日条に、﹁美濃国が木連理︵表記は原文ママ︶と白雁を︵朝廷に︶献じた﹂と記述があり、早くから︵後述の﹁語源﹂参照︶日本でも献上品とされていた。この他、天平3年︵731年︶美作国から連理の木を献上したことが記され、祥瑞とされた[1]。