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陀羅尼助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フジイ陀羅尼助丸(吉野山)

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概要

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洞川温泉奈良県)の陀羅尼助販売店

[1][2]13007[3][2][4]


成分

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主成分のオウバク

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効能効果

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販売元

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オウバクを主成分とする伝統薬であり、特に製造が特許に保護されていることもないため複数の製造所がある。また製造所によってオウバク以外の成分が少しずつ異なる。これら製造所は各地の特に歴史のある山の近傍に製造元があるが、現在、陀羅尼と名のつくものとしては以下のものがある。

奈良県
フジイ陀羅尼助丸(吉野山
吉野勝造商店陀羅尼助丸(大峰山
銭谷小角堂陀羅尼助丸(大峯山
辻彦平本舗陀羅尼助丸(大峯山
和歌山県
大師陀羅尼助・大師陀羅尼錠(高野山
愛媛県
石鎚山陀羅尼丸(石鎚山

なお、オウバクエキスを主成分とする伝統薬としては百草百草丸などがある。

長野県
御岳百草丸、御嶽山百草(御嶽山
鳥取県
大山煉熊丸(大山

脚注

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  1. ^ a b c d 清水藤太郎『日本薬学史』(1971年復刻)南山堂、1971年(原著1949年)、158頁。 
  2. ^ a b c d e 吉野町史下巻(昭和47年)p.101
  3. ^ 陀羅尼助(だらにすけ)とは”. 銭谷小角堂. 2019年3月22日閲覧。
  4. ^ 吉野山には江戸時代末期には5戸の製造所があったが、現在はフジイ陀羅尼助丸のみ残る(吉野町史より)
  5. ^ フジイ陀羅尼助丸の商品説明より[1]

関連項目

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