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VyOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
VyOS
開発者 The VyOS Project
(Vyatta Core 6.6 R1のフォーク)
OSの系統 Unix系 ルーティング
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソース
初版 2013年12月22日 (10年前) (2013-12-22)
最新安定版 1.2.6-S1 / 2020年9月28日 (3年前) (2020-09-28)[1]
最新開発版 1.2.0-epa3[2] / 2018年11月27日 (5年前) (2018-11-27)
リポジトリ ウィキデータを編集
対象市場 フリーコンピューティング
使用できる言語 英語
プラットフォーム x86, x86-64
カーネル種別 モノリシック (Linux)
ライセンス フリーソフトウェアライセンス
(主にGPL)
ウェブサイト vyos.io
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VyOS (OS) 

Debian GNU/Linux

概要

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VyOSの前身となるVyattaブロケード コミュニケーションズ システムズに買収され製品化された。その無償版であるVyatta Core Editionの開発が中止されたため、バージョン6.6 R1をフォークし、それをベースに有志により開発が行われている。

リリース

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VyOS 1.0.0 (Hydrogen)20131222[3][4]1.1.0 (Helium)2014109[5]1.01.1Debian 6.0 (Squeeze)3264[4]

2019128VyOS 1.2.0 (Crux)[6]1.2.0Debian 8 (Jessie)

1.01.11.2[7]

バージョン履歴

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リリース名 バージョン リリース日
Hydrogen 1.0.0 2013年12月22日
1.0.1 2014年01月17日
1.0.2 2014年02月03日
1.0.3 2014年05月09日
1.0.4 2014年06月16日
1.0.5 2014年09月26日
Helium 1.1.0 2014年10月09日
1.1.1 2014年12月08日
1.1.3 2015年01月28日
1.1.4 2015年03月09日
1.1.5 2015年03月25日
1.1.6 2015年08月17日
1.1.7 2016年02月17日
1.1.8 2017年11月16日
Crux 1.2.0 2019年01月28日
1.2.1 2019年 4月16日
1.2.2 2019年 7月15日
1.2.3 2019年 9月 5日
1.2.4 2020年 1月 1日
1.2.5 2020年 4月14日
1.2.6 2020年 9月18日
1.2.6-S1 2020年 9月28日

VMwareサポート

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バージョン1.0.2よりVMwareのためのVyOSのOVAイメージでのリリースが存在する。VMware用のツールもすべて含まれており、これにより、VMware環境でのVyOSの簡便なセットアップが可能になる。OVAイメージは標準のダウンロードサイトからダウンロードできるほか、VMwareからもダウンロードできる[8]

Amazon EC2サポート

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バージョン1.0.2よりAmazon EC2利用者はVyOSのAMIイメージが利用可能になっている[9]

システム要件

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  • x86 CPU(1core以上)
  • 512MB以上のメモリー量
  • 2GB以上のストレージ

外部リンク

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脚注

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(一)^ VyOS 1.2.6-S1 security release (2020928). 2021112

(二)^ VyOS 1.2(Crux) EPA3 available to subscribers (2019117). 2019312

(三)^ http://vyos.net/wiki/Hydrogen

(四)^ abVyOS - 1.0.0 release (20131222). 2015124

(五)^ VyOS - 1.1.0 release (2014109). 2015124

(六)^ VyOS 1.2 (Crux) released (2019128). 202143

(七)^ VyOS development news in August and September (2018916). 2019312

(八)^ VMWare - VyOS. 2014119

(九)^ VyOS on AWS Marketplace. 2014119