コンドロイチン硫酸(読み)コンドロイチンリュウサン

デジタル大辞泉 「コンドロイチン硫酸」の意味・読み・例文・類語

コンドロイチン‐りゅうさん〔‐リウサン〕【コンドロイチン硫酸】

chondroitin》軟骨をはじめ動物の結合組織に広く分布する、硫酸ムコ多糖類たんぱく質と結合して細胞間質を構成し、イオン透過などに関与。

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精選版 日本国語大辞典 「コンドロイチン硫酸」の意味・読み・例文・類語

コンドロイチン‐りゅうさん‥リウサン【コンドロイチン硫酸】

 

(一)   ( [] chondroitin sulfate  ) 
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンドロイチン硫酸」の意味・わかりやすい解説

コンドロイチン硫酸
こんどろいちんりゅうさん


N-()4ABCDE198090ABC-4-61001

 

199919992003

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化学辞典 第2版 「コンドロイチン硫酸」の解説

コンドロイチン硫酸
コンドロイチンリュウサン
chondroitin sulfate


ACB(1951)ACD-BL-ACN-1mol A(4-)2040 殿352832°()0.21.0C-O-S928 cm1850 cm1 C(6-)3×1045×1041622°()C-O-S820 cm11000 cm1 D(SO4/GalN  1.31.5)E(SO4/GalN  1.55)K(SO2/GalN  1.6)




Galp(β13)Galp(β14)XylpO-尿[CAS 9007-28-7]

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改訂新版 世界大百科事典 「コンドロイチン硫酸」の意味・わかりやすい解説

コンドロイチン硫酸 (コンドロイチンりゅうさん)
chondroitin sulfate


N-22ABCABAC使O-20100200aging



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食の医学館 「コンドロイチン硫酸」の解説

こんどろいちんりゅうさん【コンドロイチン硫酸】

 
()()()()20
 ()()()
 ()()
 ()()()尿()
 
 
   

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百科事典マイペディア 「コンドロイチン硫酸」の意味・わかりやすい解説

コンドロイチン硫酸【コンドロイチンりゅうさん】

N-アセチルガラクトサミン,ウロン酸(グルクロン酸,イズロン酸など),硫酸からなる酸性ムコ(粘質)多糖類。ウロン酸の種類や硫酸基の結合位置から,コンドロイチン硫酸A,B,C,D,Eなどがある。軟骨の主成分で,また皮膚,臍帯(さいたい),腱(けん),動脈管,心臓弁などにも広くみられる。組織中ではタンパク質と結合したプロテオグリカンの形で存在する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンドロイチン硫酸」の意味・わかりやすい解説

コンドロイチン硫酸
コンドロイチンりゅうさん
chondroitin sulfuric acid

グルクロン酸,硫酸を含む酸性ムコ多糖類の一つ。骨,軟骨,結合組織などに含まれる。組織では蛋白質と結合し,遊離の形では存在しない。コラーゲンとともに細胞間マトリックスの主成分になっている。

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栄養・生化学辞典 「コンドロイチン硫酸」の解説

コンドロイチン硫酸

 デルマタン硫酸ともいう.軟骨,結合組織,粘液などに含まれる糖タンパク質の配合体.A,B,C,D,Eなどの種類がある.ナトリウム塩を食品添加物として用いる.

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世界大百科事典(旧版)内のコンドロイチン硫酸の言及

【ウロン酸】より

…天然にはこれら3種のウロン酸が存在し,多糖類の成分として分布している。たとえば,高等動物の各種の組織にはヒアルロン酸,コンドロイチン硫酸,ヘパリンなどの酸性多糖があって,組織の構築に関与しているが,グルクロン酸はこれらの多糖の重要な構成成分である。また,植物の細胞壁構成成分であるペクチンにはガラクツロン酸が,褐藻の粘質物であるアルギン酸には多量のマンヌロン酸が含まれる。…

※「コンドロイチン硫酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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