シュチェチン(読み)しゅちぇちん(英語表記)Szczecin

デジタル大辞泉 「シュチェチン」の意味・読み・例文・類語

シュチェチン(Szczecin)

 
西1414  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュチェチン」の意味・わかりやすい解説

シュチェチン
しゅちぇちん
Szczecin


西4155762001Stettin西130()

 78112412781518

 

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改訂新版 世界大百科事典 「シュチェチン」の意味・わかりやすい解説

シュチェチン
Szczecin

ポーランド北西部,同名県の県都で,人口41万3294(2004)。ドイツ名はシュテッティンStettin。バルト海に面し,オーデル河口左岸に発達する港湾都市で,貨物取扱量でグダンスクに次ぐ第2の重要港。埠頭など港湾施設は優れているが,前面にシュチェチン湖など浅い湖があり,大型外洋船の入港に難がある。石炭,コークスを最大の輸出品(1176万t,全取扱量の44%。1979)とし,輸入では鉄鉱石が多い。工業では造船業を筆頭に機械工業,化学工業(同県の硫酸は全国生産の40%,リン肥料は41%。1978),金属工業,水産加工,製紙,セメント工業が重要である。10世紀にスラブ人集落として開かれ,1124年にはポモジェ地方最大の都市となった。1360年にハンザ同盟に加入し繁栄したが,15世紀以降,ドイツ人の東漸とともにしだいにプロイセンの影響下に入った。18世紀にはオーデル川とエルベ川を結ぶ運河が開通し,中部ヨーロッパを後背地として繁栄した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュチェチン」の意味・わかりやすい解説

シュチェチン
Szczecin

 
西 Stettin 65km ( ) 1011011貿1360 1637164817201945西41 5399 (2002)   

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百科事典マイペディア 「シュチェチン」の意味・わかりやすい解説

シュチェチン

 
西Stettin西貿164817202411002011  

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世界大百科事典(旧版)内のシュチェチンの言及

【ポモジェ】より

…ポモジェ地方はポーランドとプロイセンの勢力が複雑にかかわりあった歴史をもつが,1945年のポツダム会談でその大部分がポーランド領となった。現在の行政区分ではシュチェチン,コシャリン,スウプスク,グダンスク,エルブロンクの5県にほぼ相当する。ビスワ川とオーデル川の間の地で,北はバルト海,南はバルタ川とその支流のノテチ川で囲まれる範囲である。…

※「シュチェチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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